そろそろ結婚をしないと・・・
と考えて結婚相談所を探す時、多くの人は『結婚相談所 京都』と検索し、気になった相談所の無料相談を受けるでしょう。
しかし!!!
『無料』という誘惑につられてしまうと、悪質な結婚相談所の罠にまんまと引っかかります。
私は最初、大阪の結婚相談所の無料相談を47社廻りました。
その後、京都市内の結婚相談所を20社以上廻りました。
『素晴らしい人だなあ・・・』
と感激した結婚相談所もあれば、
『ひどいな、ここ・・・』
と呆れるような結婚相談所もありました。
ここで、京都で結婚相談所を探している方に、私の知っていることを包み隠さずお伝えしたいと思います。
「結婚」は人生の最も大きなイベントです。
真剣にお伝えしたいと思います。
4種類の結婚相談所があります
結婚相談所には大きく分けて4つの種類があります。
(2)大手の結婚相談所
(3)中小規模の結婚相談所
(4)ネット相談所
この4つの種類でどの相談所に入会するのがいいのでしょう?
(1)結婚情報会社とは
結婚情報会社というのは、オーネットやツヴァイ、ノッツェに代表される結婚を希望している人同士をマッチングさせる会社のこと。ほとんどが大企業です。
一般的にはオーネットやツヴァイなども同じ結婚相談所と思われていますが、サービス内容は大きく違います。
オーネットやツヴァイなどの結婚情報会社は、マッチングすることに重点を置き、個別会員へのサポートは少ないです。
(2)大手の結婚相談所
大手の結婚相談所というのは、ラウンジメンバーズ、パートナーエージェント、フィオーレなど、全国に多くの支店を展開している相談所のこと。
結婚を希望する人同士をマッチングした後、お見合いの段取り、交際中のアドバイス、相手仲人との連絡など、カウンセラーがサポートしてくれます。
大手と比べると、会社としての信用度が低くなります。
(3)中小規模の結婚相談所
中小規模の結婚相談所とは、大手の相談所と同じシステムを使いながら個人で経営している結婚相談所のこと。
担当する会員数が少ないことが多く、大手に比べて丁寧なサポートが期待できます。
(4)ネット相談所
ネット相談所とは、ネット内で会員登録、相手への申し込み、サポートなどをすべて行う会社のこと。
会ったことのないカウンセラーからのアドバイスなので事務的になりがちですが、運営経費が抑えられている分、非常に低価格というメリットがあります。
その中でも、私が最もおススメする結婚相談所は・・・
誰が何と言おうと、絶対に中小規模の結婚相談所にするべきです。
その中でもさらに・・・
魅力ある代表者が経営している相談所を探しましょう。
理由を簡単に説明します。
結婚相談所の活動は、サポートするカウンセラーの能力の差が如実に現れます。
結婚相談所を運営する立場からはっきり言ってしまうと、結婚できる人は、
「サポートなんてほとんどしなくてもすんなり結婚していく」
のです。
そういった人はどこの相談所に入会しても大丈夫。
価格の低いところ、家から近いところ、で十分です。
でも、平均的な容姿や条件である、理想の条件にこだわってしまう、恋愛感情を大切にしたい、病気がち、学歴に問題がある、などの方には、必ずカウンセラーの能力が大きく影響してきます。
そしてカウンセラーの能力を比べたなら、圧倒的に中小規模の結婚相談所の方が、大手相談所のカウンセラーよりも優秀です。
中小規模の結婚相談所のカウンセラーは、ほとんどがその会社やお店の代表者であり、
自分のお店や会社のことですから、会員さんの為に全力でサポートしてくれることが多くなります。
もちろん、すべての相談所ではありません。
「熱意があって優秀な代表者」ということは忘れないでください。小さな相談所でもお金儲け主義の代表者も結構いますから。
反対に、大手の結婚情報会社や大手相談所のカウンセラーは、ノルマや営業成績が厳しく、純粋に会員の幸せだけを願っていられません。
会員の幸せよりも売り上げを上げることが目的になっているカウンセラーが多いのです。
また、担当してくれるのがどんなスタッフなのか入会するまで分からないことが多く、一度決まった担当が辞めてしまったり、交代することがよくあります。
こちらが人生を賭けて婚活をしているのに、コロコロと担当が変わると、なんだかやるせない気持ちになってしまいます。
何度も言いますが、結婚相談所での婚活が成功するかどうかは、サポートしてくれる担当者によって大きく変わります。
あなたの人生を任せられるような、信頼できる担当者を探さなくてはいけません。
「では、その信頼できる担当者をどうやって探せばいいのか?」
実際に京都市内の相談所のほとんどを調査した結果とともに、詳しく紹介していきます。
京都の結婚相談所をネットで調べてみると…?
ネット検索で「結婚相談所 京都」と検索をしました。
すると目を引くのが、『おすすめの結婚相談所ランキング』として数社の結婚相談所が書かれているサイトです。
驚きです。
私が実際に感じた印象と、そのサイトのおススメランキングで書かれている内容がまったく一致していません。
業界内でもあきらかに評判の良くない相談所が、そのサイトではイイことばかり書いてあります。
他にも一括で結婚相談所の資料請求ができるサイトがあったり、無料の占いや無料プレゼントから無料相談に誘導するコンテンツがあったり、。
結婚相談所は、あの手この手で無料相談を促してきます。
まずは自分なりの情報収集をしてから行動することが大切です。
結婚相談所は稼ぎやすい?
結婚相談所は、アフィリエイトの中で報酬が高いことで有名です。
一般的なアフィリエイトサイトでは、そのサイトで宣伝している商品が購入されてはじめて、その商品代金の数パーセントが報酬となります。
結婚相談所の場合、サイトを見た人が資料請求をするだけ、無料相談に行くだけで費用がもらえます。
入会もしていないのに、なんと、なんと、4000円~6000円もの報酬がもらえます。
すごくないですか、これ?
資料請求をするだけ。。。
相談に行くだけ。。。
入会していないのに。。。
当然のこと、資料請求をしたら最後、その後、ジャンジャンと、『無料相談に来ませんか?』という営業の電話がかかってきます。
無料相談に行けば、『その後、お相手は見つかりましたか?』という電話。
悪質な結婚相談所は、高い報酬を支払った分、結婚相談所も元を取るのに必死なのです。
アフィリエイトをしている相談所は大手に多いです。
結婚相談所の無料相談
結婚相談所に電話やメールで問い合わせをすると、
『一度、無料相談に来ませんか?』
『いつ、来れそうですか?』
『実際にどんな会員さんがいるかお見せしますので、一度説明を聞きにいらしてください』
など、できる限り直接会って説明をしようとします。
とくに悪質な結婚相談所ほど、この傾向が強いです。
たしかに直接会って話を聞く方が、相談所やカウンセラーの雰囲気が分かるのでこちら側にもメリットは多いです。
けれど、気を付けてください。
無料相談の際に、そのまま契約をさせようとする相談所がよくありますから。
最初は説明を聞くだけのつもりだったのに、なんとなく契約をしてしまって・・・
入会後に、『しまった・・・。ここじゃなかった。』と後悔をしている人がとても多いんです。
結婚相談所の無料相談ってものすごくその場で契約させられやすいですから。
とくに大手の結婚相談所には、
かなり練り上げられたクロージングのマニュアルがあります。
クロージングの手法は、笑ってしまうくらいほとんど同じですが、実際にやられると断り切れないです。
最後に、大手の相談所が使うクロージングの手法もお伝えします。
結婚相談所は逃げませんし、たくさんあります。
入会を急ぐ必要はありません。
無料相談はどんなことをするの?
大手の結婚相談所の無料相談では、結婚相談所と結婚情報会社の違いを説明してくれます。
現在のような全国システムの結婚相談所が増える以前は、結婚情報会社が主流でした。
結婚を希望する人が結婚情報会社に登録していて、入会すると毎月5名ずつくらい写真付きプロフィールが郵送されて来ました。
自分から申し込みたい時は、会報誌などに掲載されている会員情報を見て気になる人を探します。
よく雑誌の裏などに掲載されていたやつですね。
結婚を希望している人の情報を伝えるサービス、というものです。
デートする時や会う時などは、全てをセッティングしてくれるわけではありません。
デートに誘ったり、告白したり、プロポーズしたり、など、自分から行動する必要があります。
結婚情報会社には手厚いサポートがないので、結婚相談所はそこを「ダメ出し」してくるというわけです。
結婚相談所のシステムを教えてくれます
結婚相談所が結婚情報会社の「ダメ出し」をした後は、自社のメリットを教えてくれます。
結婚相談所に入会すると、その相談所が加盟している全国の結婚相談所の会員データを見ることができます。
ひとつの結婚相談所の会員では人数が少ないですが、全国の会員を集めると何万人にもなるというカラクリです。
だから、たとえ小さな相談所でも、『会員数3万人』とか『会員数5万人』が在籍しているのです。
オーネットツヴァイやサンマリエ、ノッツェなど、たった一つの会社内の会員データで相手を探す会社もありますが、それはごくまれで、ほとんどの結婚相談所はどこかの連盟に所属し、会員情報を共有しています。
ということで・・・
たとえその結婚相談所の規模が小さくても、全国の会員をインターネットで共有できるシステムがある限り、大手だろが中規模だろうが、小規模の相談所だろうが、ほとんど問題はありません。ここが最近の結婚相談所のシステムの素晴らしいところ。
どんなに小さな相談所でも大手の相談所と同じサービスを受けることができるのです。
結婚情報会社のメリットは?
「サポートが少ない」と言われてる結婚情報会社も負けてはいません。
結婚情報会社の無料相談では、結婚情報会社ならではのメリットを大きく伝えます。
その一つは、価格が安いこと。
カウンセラー1人の担当する人数が200名など、人の手を掛けていない分、価格を低く設定しています。
そして、もう一つのポイントを主張してきます。
それは、「サポートも丁寧にやります」ということ。
昔は情報を伝えること、マッチングしていることに特化していましたが、今はカウンセラーからのサポートも充実しているんですよ~。
とか、なんとか、かんとか。。。
これ、完全に営業用のトークですからね。
実際には手厚いサポートはほとんどありません。
どこの連盟に加盟しているのがいいのでしょうか?
結婚相談所の会員を共有する連盟で現在最も大きいのは、日本結婚相談所連盟、通称IBJという東証2部に上場している会社です。
平成30年の全国の総会員は約6万人。
ちなみに、結婚相談所がIBJに加盟するためには、約150万円の加盟金が必要です。
他の連盟にくらべてもダントツで高額です。
IBJに加盟しているのなら、システム的にも、会員数的にも、信用的にも問題はないでしょう。
IBJ以外にも、連盟はたくさんあります。
IBJにこだわる必要はありませんが、質の悪い連盟があることも事実です。
現在、たくさんの連盟同士がしのぎを削っていますので、そのうちにもっといい連盟が出てくる可能性もあります。
ですが、現在はIBJがダントツで結婚の可能性が高い連盟です。
その後、自社のアピールが始まります
たいていの結婚相談所は、結婚情報会社のシステムをけなしたあとに自社のアピールを、結婚情報会社は、結婚相談所をけなしたあとに、自社のアピールをしてきます。
また、大手の会社は中小規模の相談所はダメですよ、と主張してきます。
自社のアピールというと、例えば当社の担当者は親身になりますよ、とか、何度も電話や手紙をしますよ、とか、今まで何人が結婚しました、とか、お見合い率は何パーセントです、とか、何人の会員さんがいます、とか、あまり意味のないことを言ってきます。
こういうの、自社に都合よくでっち上げられたデータが多いということを分かったうえで見てください。
他のアピールでは、婚活セミナーがあります、とか、パーティーを数多く開催しています、とか、メイクレッスンやファッションレッスンがあります、とか、毎月何名まで紹介します、とかです。
大手の結婚相談所では、そういったイベントやセミナーを開催していることが多く、自分のブランドを前面に出して宣伝してくるわけです。
ですが、費用も掛かりますし、相談所以外で参加するセミナーやレッスンの方が質が高いことも多く、これもそれほど大手が有利というわけではありません。
中小規模の結婚相談所の説明
中小規模の結婚相談所で受ける無料相談は、大手とまったく違います。
結婚相談所と結婚情報会社の違い、などの説明をするところはほとんどありません。
良くも悪くも、小さな結婚相談所の魅力は、経営者の人柄に尽きます。
個人経営の結婚相談所での説明は、経営者の結婚に対する想い、会員さんをどれだけ丁寧にサポートするか、など、結婚や婚活に関する持論や方針を説明します。
中小規模の結婚相談所は、スタッフの人数は多くありません。
そのため、誰が担当になるのか?
という不安はありません。
ですが、担当者が気に入らなかった時に変更がほとんどできない、というデメリットもあります。
支店が3~4店舗ある中規模の結婚相談所は、大手と小規模の間のメリットとデメリットが共存している、と考えてください。
結局、どこに入会すればいいの?
で・・・
私が実際に京都市内の結婚相談所を20ヶ所以上廻った経験から・・・
大手の相談所と中小の相談所、どちらが良かったのか?
結論を言うと・・・
絶対に小規模の結婚相談所に入会するべきです。
もちろん、小規模の相談所ならどこでもいいのかっていうとそうではありません。
小規模の相談所にも、質の悪いところもあります。
電話やメールをしても返事がない、とか、やたらと上から目線でアドバイスしてくる、とか、昔の感覚を変えようとしない、とか、お金儲けのことばかり考えている、とか・・・
反対に、本当に会員のためを思って一生懸命に頑張っている中規模、小規模の相談所もあります。
時間を掛けてでも、そんな相談所を探して入会してください。
なぜ小規模の結婚相談所がいいのか?
私は今まで、実際の結婚相談所の業務も経験し、大手から中規模や小規模の結婚相談所の無料相談をたくさん見てきました。
今では、全国の結婚相談所や婚活パーティーの運営者からの情報が日々寄せられるようになりました。
『結婚したい』と思った時に、結婚相談所を利用することはとてもイイことだと確信しています。
結婚相談所には、間違いなく結婚願望の強い男女が何万人と集まっています。
私は今まで実際に結婚相談所を利用して幸せな結婚をした人をたくさん見てきましたし、お世話もしてきました。
しかし反対に、結婚相談所に高いお金だけ払わされて、サポートやフォローがほとんどなく、結婚相談所のお金儲けのために騙されたような方もたくさん知っています。
では、結婚相談所に入会して、『よかった』と思っている人と『最悪だった』と後悔している人、そこの差はどこにあるのか?
それは、ほとんど・・・
『サポートをしてくれる担当者の差』
なのです。
もしあなたがすごくモテる人で、【登録するとすぐにお見合いが決まり、トントン拍子に成婚する】というのなら、そんなこと気にしなくても大丈夫です。
ですが、ほとんどの会員さんは、活動中、何度か立ち止まり、躓きます。
その時こそ、優秀で、温かいカウンセラーのサポートが必要となります。
会員さんと相性の合う担当者なら、あなたが急ぎ過ぎている時はブレーキを掛けてくれます。
前に進めなくなったら背中を押してくれます。
イイ担当者か悪い担当者かを見極めるのにはどうすればいい?
それは、『結婚相談所に無料相談に行く』しか方法はありません。
相談所に行って直接話を聞き、質問をして、相談所の雰囲気と担当者の人柄を見極める以外、方法はありません。
あなたが直接、無料相談や説明を聞きに行き、
『この人なら、私の人生を任せてもいい』
と思える人に出会って初めて、結婚相談所への入会を考えるべきです。
ここで注意!!
しかし、むやみにそれぞれの結婚相談所に無料相談に行くことには、私は賛成しません。
なぜなら・・・
先ほども言いましたが、とくに大手の結婚相談所に言えることなのですが、相手は百戦錬磨の営利企業です。
無料相談に来る結婚を希望する男女を、その場で契約させることなんて、朝飯前です。
なぜ結婚相談所の無料相談は恐いのか?
結婚相談所の無料相談っていうのは、時間が掛かります。
過去の恋愛のこと、現在の仕事や生活状況や健康のことなど、多くのことを話し合います。
最低でも1時間、場合によっては3時間以上も時間を取る会社もあるくらいです。
これって、なぜだかわかりますか?
悪質な結婚相談所の無料相談や入会の説明はほとんどの場合、会社内の密室やブース内で行われます。
契約は・・・
密室で・・・
相手を一人にして・・・
時間を掛ければ掛けるほど・・・
成約率が上がるからなんです。
契約したことを後悔している人に聞くと、
『説明が長時間になり・・・意識がはっきりしなくなって・・・断る元気がなくなりました』
っていう人がとても多いです。
結婚相談所がよく使う、悪質な契約方法です。
クーリングオフはできますが、クーリングオフができる期間は書面を交付した日から8日間だけ。
8日間なんてあっという間に過ぎてしまいますし、8日間ではその結婚相談所がイイか悪いかはわかりません。
会社側の考えには、「無料相談に来させれば入会したも同然」という誠に恐ろしい考え方があります。
「絶対に断るぞ!」と決意していても入会させられた人を、私はたくさん知っています。
悪質!クーリングオフを回避する相談所
もう一つ、悪質な相談所がよくやる、契約をした人からのクーリングオフを回避する手法があります。
クーリングオフは契約書面を交付した日から8日間。だから契約した日から数日間、システムなどを使用させないようにする相談所があります。
活動を遅らせる理由は、プロフィール作成期間だとか写真を用意する期間だとか、、、何だって理由付けをします。
活動を開始してから、「ぜんぜん良くない!」と思っても既にクーリングオフの期間は過ぎている、ということに。
頭の片隅にでも入れて置いてください。
クーリングオフのこと
結婚相談所の契約は、クーリングオフが通用します。
契約に関する書面をもらってから8日以内に手続きをすれば、契約は無効となり、それまでに支払ったお金は返金してもらえます。
クーリング・オフは通常、訪問販売や電話勧誘販売などの契約に限ってのみ適用される法律です。
しかし、結婚相談所の契約方法に関しては、消費者センターなどに苦情が多く寄せられるようになったため、2004年1月1日より、結婚相談所の契約方法が「特定商取引に関する法律」の『特定継続的役務提供』に追加指定されました。
これはどういうことかというと、
結婚相談所の契約には問題のある悪質な会社が多いので、マルチ商法やエステの勧誘などと同じく、普通の契約よりも少し有利にクーリングオフや中途解約ができる、ということです。
これって、経済産業省が結婚相談所はそれだけ問題の多い会社が多いと注意を呼び掛けている、ということ。
ですが、そういう悪質な契約方法を行っているのは、ごく一部の相談所です。
熱心で、丁寧で、良心的で、心優しい相談所は、たくさんあります。
もう一つ注意すること
大手の結婚相談所の無料相談で、もう一つ注意することは・・・・
良い担当者に当たった時なんです。
良い担当者に当たったのなら、良かったじゃない?
と思いますが、要注意です。
悪質な結婚相談所では、最初の無料相談をするスタッフが、入会した後も担当してくれるとは限りません。
無料相談の時はもの凄く感じのイイ人だったのに、入会して紹介された担当者はぜんぜん頼りなくて、ましてや人生の相談なんてしたいとも思わない。。。
これ、とてもよくある話です。
大手では、最も有能なスタッフが無料相談専門のスタッフになっていることが多いです。
なぜなら、その会社がもっとも会員数を増やせる方法だからです。
無料相談に行ったときは、必ず聞いてください。
『●●さんがずっと私を担当してくれるのですか?』って。
悪質な結婚相談所のクロージングテクニック
クロージングとは、契約とまとめること。
結婚相談所も営利企業ですから、入会させるためのテクニックを使います。
ここでは、無料相談から入会させるまでのクロージングテクニックの一例をお伝えします。
悪質な結婚相談所が無料相談で契約を取る秘訣は・・・何だと思いますか?
まず一番に、長時間話し込んで、疲れさせること、なんです。
疲れてしまったら断るパワーが湧いてこないんですね。
そして長時間になればなるほど、説明してくれている人との関係が強化されて、断りにくくなります。
無料相談中、現状のままでは結婚できない、という恐怖心を与えます。
人間は幸福を求めるよりも、不幸を逃れる方が行動しやすい、という特性を利用するんですね。
統計では、40代の女性が結婚できる可能性が低い、とか、独居老人の現状、とか、「入会しないとヤバいかも・・・」と思わせます。
そして、キレイな女性会員やカッコいい男性会員を見せます。
これは分かりやすい方法ですね。
そりゃあ、何万人もの会員がいるのですから、イイ人はいっぱいいます。
まだまだ帰してくれません
そして、期限のある入会を勧めます。
人は、期限を決められた方が行動を起こすんです。
それでも入会を断ったら・・・ 説明する人が増えて、2対1や3対1で契約を迫られることがあります。
それでも入会を断ったら・・・ なぜ入会しないのか? を聞いてきます。
入会をためらう理由は何ですか? って聞かれると、ほとんどの方は『金額』と答えるんです。
そして、それがお金の問題だったら、今月中なら割引がありますよ、と、急に割引き制度を教えてくれます。
『先に言えよ!』って思います。
それでも入会を断ったら・・・ 無料登録を勧めてきます。
とりあえず無料で始めませんか? 無料でやってみて、やってみよう!って思ったら入会してください。って勧めてきます。
『お金の問題でためらっている』って、さっき言ってしまっているのでね・・・ そこで、とりあえずの『無料登録』を勧められると・・・
ここで断れる人は、ほとんどいません。
それでも入会を断ったら・・・ じゃあ割引きするので、パーティーに参加しませんか? って勧めてきます。
パーティーで運よく誰かとカップルになれたら、
入会をしないと相手と付き合うことができないシステムです。
気を付けてくださいね。
代表者の人柄を見ることが大事です
優秀で温かいサポートの結婚相談所では、そういった悪質なクロージングはしません。
大手との決定的な差は、
自分を担当してくれる人がどんな人かはっきりとわかることです。
自分の担当者が途中で辞めることも少ないです。
そして何より、小規模の結婚相談所の経営者は、自身で独立するくらいの人ですから、有能でパワーのある方が多いです。
何気なくアルバイト感覚で会社勤めをしている人や、社会に出たばかりの新入社員、趣味の延長で働いている人、ではなく、自身の一生の仕事として情熱を持って仕事に取り組んでいる人なのです。
何度も言いますが、会員数や会員のレベルなどは、大手の相談所でも小規模の相談所でも差はありません。
反対に、大手結婚相談所の利点と言えば、
小規模の相談所よりも、会社自体が潰れる可能性が少ない
ということ。
利点はそれくらいしか思い当たりません。