結婚のなれそめで最も可能性の高かったものが、職場での恋愛でした。
しかし、昨今は異性に対してのパワハラやセクハラのリスクもあって、男女の関係へ発展しにくくなっています。
実際に職場結婚の割合が1991~1995年は35%だったのに対し、2016~2020年は15%まで落ちています。
職場での出会いはあれど、恋愛に発展しにくい時代になってしまいました。
また、学歴や収入でプライドをへし折られた東京の男性は「女性からこれ以上傷つけられたくない」という思いもあると言います。
それを表す面白い都市調査(東京を含めた世界32ヶ国対象)があります。
独身男女へのアンケートで、「あなたが最近、デートしたのはいつですか?」という質問に、
「ここ1週間以内」と答えた東京の人は43%で世界最高(他都市の平均は25%)。
しかし、
「直近でセックスをしたのはいつですか?」という質問に、
「1週間以内」と回答した人は、東京はたった28%。
つまり、東京の人は、デートはよく行くけど、ベッドインまではいかないということ。
あと一歩が踏み込めないのです。
そう、東京の婚活には、「出会っているけど発展せず」という一面があります。
時代は変われど、さすがに、この一歩は女性からは踏み込みにくいもの。
東京では出会いはあるけど発展せず、その結果、結婚になりにくいのです。
東京の婚活の特徴
全国と比較した場合の東京の婚活の特徴を調べてみると・・・
男性は、結婚相手に共働きを望むことが多く、女性は経済力のある男性を理想としています。
男女とも金銭的価値観をしっかり持っているのが東京の婚活の特徴と言えます。
また、納得した相手が見つかった場合は結婚への決断が早く、形式にこだわらないで生活を共にするカップルも多いです。
東京の婚活スタイルは、婚活最先端地域ということもあり、多種多彩の中から選ぶことが可能です。
ですが、
「高学歴&高収入の女性が多いから」という以外にも、その「婚活ツールの多さ」という理由が結婚を困難にもしています。
婚活パーティー、婚活アプリ、婚活クルージング、婚活ゴルフ・・・
少し検索すれば山のように出てきます。
ここでひとつ、心に留めて置くべき婚活の最重要ポイントをお伝えしたいと思います。
東京に限らず、婚活中の男女に、常に頭に入れておいてほしいこと。
それは・・・
どんな人であれ・・・
選択肢が増えれば増えるほど、判断できなくなる
ということ。
これは人間が本来から持っている、変えようがない習性です。
現在の婚活ツールは、登録している何万人もの人から相手を探すことができます。
対象が増えて、一人に決められなくて、あれもいい、これもいい、と思ってしまって、結局結婚に結び付かない恋愛が増えています。
東京では、たとえ相性の良い男女が出会えたとしても、結婚まで発展するのは至難の業なのです。
東京の結婚相談所の特徴
選択肢が多いからこそ、自分に合った婚活方法を的確に選ぶことがカギとなります。
何よりも「結婚したい!」という強い意志を持った方と出会うことが必須です。
東京での婚活で迷った場合はまず、結婚相談所をオススメします。
東京は結婚相談所の数が日本一多い街。
結婚相談所での出会いは本気で結婚を考えている婚活者ばかりなので、「結婚にならない恋愛に何年も費やした」というリスクがありません。
東京は結婚相談所に登録している人数も日本一多く、幅広い年齢層や様々な地域の異性と出会うことができます。
また、東京のカウンセラーは、平均年齢が若い傾向にあります。
そのためか、おせっかいオバサン、親切オジサン的な感じではなく、邪魔にならない距離感でサポートしてくれる相談所も多いです。
仲人というと、地域の中に溶け込み、人脈が広く世話好きなキャラを想像すると思いますが、
東京では、そういう感じの仲人は少なくなり、ビジネスライクなキャラや「お兄さん・お姉さん」的な感じの人が増えました。
押し付けサポートにならないほうが、東京の気質にあっているのかもしれません。
お見合い時も、東京以外の地域ではカウンセラーが立ち会いをすることも多いですが、東京ではほとんどありません。
一見、気楽そうだということで、メリットにも思えます。
けれど、カウンセラーに同席してもらうことで第三者目線で相手を評価でき、自分一人では見逃してしまう相手の魅力や欠点に気付くこともあります。
おせっかいなサポートが全く不要だとは限りません。
距離感を持ったサポートをする相談所は、
「放置されています」
「会員から相談をしなければ何も動いてくれない」
「婚活アプリと一緒」
というクレームもよく出ているので注意してください。