東京の女性の婚活の現状をお伝えします。
最初に言っておきますが、東京の婚活は女性の人数が多いので苦労する覚悟が必要です。
東京の男性は地方の女性からも人気があるので、周りの女性たちに負けていられません。
「自分から動く」という、能動的、積極的な婚活が必要です。
また東京は全国で1番晩婚化が進んでいる都市。
男性に求める年齢を1歳でも2歳でも幅を持たせると間口が広がります。同年代に拘っている女性は成婚が難しくなるでしょう。
いつの時代も、男性は見た目などの第一印象でお相手を選ぶ傾向があります。
結婚相談所で婚活をする場合は、検索システムでふるい落とされないようにするため、プロフィール写真がとても重要。
ここで一番のポイントは・・・
ほとんどの女性が勘違いしているのですが・・・
それは・・・
盛り写真を辞めること。
(太田房江元知事、ごめんなさい。)
最近、日に日に増えていますね。
「本人と全く別人に見えるような修正写真」
「照明で本来の顔をトバシている写真」
「プロのメイクでお化粧塗り塗りの写真」
こういうの、絶対にやめましょう。
なぜなら・・・
そんなことをしても成婚にならないから。
もっと言えば・・・
時間の無駄だから。
こんなことを言えば、また全国の相談所から嫌われてしまいますが、私は言います。
能力のない結婚相談所は、会員さんが別人のように生まれ変わった修正写真を持って来てくれたら助かるんです。
理由は・・・
お見合いが組めるから。
能力のない相談所にとって最も大変なクレームは、
「おいおい、お見合いが全然組めないじゃないかー!」
というものなんです。
でも、修正写真でも、盛り盛り写真でも、塗り塗り写真でも、お見合いが組めたらこっちのもの。
たとえ会員さんがお見合いで断られても、
「それはあなたの問題です。私たちの最低限の仕事はやっています。」
って言えます。
だから、お見合いがなかなか組めない会員さんには、画像修正を思いっきりやってくれるフォトスタジオを紹介したりします。
でもこれ、相談所にとっても、会員にとっても禁断の果実。
やるのは簡単ですが、辞めることが難しい。
お見合いさえしていれば、会員は婚活をしている気分、結婚相談所は婚活を提供している気分になりますからね。
しか~しっ!!!
あなたの目的は「お見合い」ではありませ~ん!!!
望んでいるのは「幸せな結婚」でしょ?
幸せな結婚がしたいなら、盛り写真は即刻止めてください。
なぜなら・・・
写真で期待値を高めておいて・・・
会ったとたんに期待値よりも印象が下がってしまうお見合いは・・・
結婚まで発展する確率がグッと下がってしまうから。
こんなこと、相談所の人なら全員知っています。
知らない人は大したカウンセラーではありません。
「でも、イイ写真をアップしないとお見合いにならないじゃないですか!」
って言う人がいます。
はぁ???
何度も言っているでしょう。
盛り写真を使ってたくさんお見合いをしても、結果、成婚にはなりません。
成婚になる相手だったなら、本来の写真であってもお見合いになっているんです。
盛り写真をアップしたお見合いで、断られる時間や労力は他のことに使いましょう。
婚活の話に戻します。
経済的にも精神的にも自立している東京の女性は、プライドが高い傾向にあります。
●友人の旦那より上でなければならない
●自分より高収入でなければならない
こんな固定概念を持っている女性が多いです。
こう思って結婚相手探しをしています。
これこそ、まさしくレッドオーシャンに飛び込んでます。
これに対して、競争相手のいない(少ない)穏やかな市場をブルーオーシャン(Blue Ocean)という。
レッドオーシャンとはビジネス用語なのですが、ビジネスであれ、婚活であれ、ライバルたちの中で良い結果を出すには、やみくもに動き回るより勝ちやすい方法を選択しましょう。
良い結果を出すには、
現在の周りの状況を正確に把握すること。
そこで自分の力を冷静に見極めること。
そして戦略を立てて努力し、実行していくこと。
良いですか?
大事なことを言いますから、耳の穴を優しく掃除して聞いてくださいね。
婚活で成功するためには・・・
自分がライバル達から抜け出るか、ライバル達と違う場所で戦うことが重要です。
出た、出た====!
相談所得意の、定番アドバイス、
「目標を下げろ~~~」が出た==!
とか思わないでください。
妥協や我慢ではなくて、本気で相手のことをステキと思えたなら、問題なんて何一つなくなります。
まあ、そう言ってはみても、
私の言っていることも、妥協と我慢なのですが・・・
大切なことは、なぜ妥協しなきゃいけないのか?
なぜ目標を下げるのか?
「理由」と「目的」を明確にすることなんです。
目的に合わない条件をがむしゃらに追いかけるのではなく「軌道修正」する。
なぜ、あなたは結婚したいと思っているのですか?
を、今一度、よーく考えて下さい。
そして、独身のまま生きていく不安や寂しさ、デメリットの部分を見つめ直してみてください。
今のあなたの状況を、真面目に考えてみて、「我慢できない」と思ったら婚活を諦めていいし、「やっぱり結婚したい」と思ったらもう少し頑張ってみましょう。
イイ男、イイ女、になる努力、相手から求められるようになる努力も、もちろん必要です。
目に見えるものは、いつかなくなる可能性もあります。
仕事、収入、地位、財産、そういったもの全てが無くなったとしても、お相手を生涯の伴侶として選べるか? という視点で相手を見て下さい。
とことん性格のイイ人、とんでもなく優しい人、何よりも家族を第一に考えてくれる人。
こんな男性と共に人生を歩んでいくことは、目に見えるどんな好条件よりも、何倍も、何倍も素敵なことかもしれません。
どのような困難も二人で立ち向かい、ゼロからやり直せる「愛情・信頼・絆」が芽生えるかどうか?
等身大の自分と向き合い、相応のお相手探しをしていきましょう。