見た目、職業以外の結婚向きな人の見極め方とは?
「年収800万、身長175cm以上、職業安定」――婚活アプリでつい絞り込んでしまう条件です。
でも、その条件を全部満たした人と会って、なぜか「この人とは無理かも」と感じた経験はありませんか?
結婚相手を見極めるとき、外見とスペック(年収など)に目が向くのは自然なことです。

ただ、その2つだけで決めてしまうのは、結構リスキー。
なぜなら、結婚後に毎日効いてくるのは、年収でも身長でもなく、相手の「態度」だからです。
そして、その態度のほころびは、婚活中の小さな違和感の中にもう出ています。
その先に、DVやモラハラ、金銭トラブルといった深刻な話につながることも珍しくありません。
この記事では、外見と年収以外で「結婚向きな人」を見抜く7つの観察ポイントを、数回のデートで実践できる形でまとめました。
婚活で外見と年収を見ても、結婚後の生活までは見えない
結婚できる相手かどうかを見極めるポイントって、だいたい2つに集約されがちです。
ズバリ、外見とスペック(年収など)。

婚活アプリのフィルター項目もほぼこの2軸で組まれているので、自然とそこに目が行きます。
ただ、この2つに重点を置きがちですが、それだけで結婚相手をすぐ決めてしまうのは結構リスキーです。
なぜかというと、年収も外見も、結婚後の毎日にはあまり影響しないからです。
年収800万の人と一緒にいても、毎晩会話が一方通行だったら息が詰まります。
身長180cmの人でも、店員さんに怒鳴る人なら家庭の空気は重くなります。
結婚後に毎日効いてくるのは、相手の態度です。
そしてその態度の延長線上に、DVやモラハラ、金銭トラブルといった話も出てきます。
これはおおげさな話ではなくて、デート中の「ちょっとした違和感」の中に、もうその芽は出ています。
逆に言えば、数回のデートをきちんと観察すれば、結婚向きかどうかの輪郭はかなり見えるということ。
完璧な見極めは無理でも、「これは無理かも」というラインだけは引けます。
これから見ていく7つは、会話・他人への態度・注意への反応・ダメ出し・感謝と謝罪・お金・素直さの順に並びます。
まずは、会話のしかたから。
結婚相手の見極め方①|会話がキャッチボールになる人かどうか
会話で見るべきは「楽しいかどうか」ではありません。
「自分の話を受け取ってもらえるか」です。

ここを取り違えると、盛り上がる=相性がいい、と勘違いしてしまいます。
でも実際は、相手が一方的に喋っていて、自分は聞き役に回って笑っているだけ、というパターンがかなりあります。
自分の話ばかりで会話のキャッチボールができない人や、いつの間にか武勇伝が始まる人は要注意。
結婚後もずっと、一方的な相手の話を聞き続けることになりかねません。
「昔こんな仕事で成果を出した」「学生時代こんなことをやっていた」
最初は感心して聞けても、3回目のデートで同じ話の派生形が出てきたら、それはもう癖です。
また、そういう人は「自分をわかってほしい」欲が強く、パートナーの意見を尊重するのが下手です。
会話は上塗りするものではなく、互いに渡し合うもの。
それができない人と暮らすと、自分の話す番がいつまでも来ません。
ぐいぐい引っ張ってほしいタイプの人には合うかもしれませんが、対等に関係を築いていくのには向いていません。
逆に、こちらの話を「それでどうなったの?」と一段深く聞いてくれる人は、結婚後も話し合いができる相手です。
自分が話している時間と相手が話している時間、ざっくり半々になっているか――次のデートで一度、意識して見てみてください。
会話の一方通行は、もっと深刻なサインの入り口でもあります。
次は、相手の本性が出やすい場面の話です。
結婚相手の見極め方②|店員さんへの態度に「見下し」が出ないか
これは個人的に、一番見ておいてほしいポイントです。
お店で店員さんに怒鳴ったり、怒ったり、文句を言いまくる男性だったら要注意。

注文の段階で声のトーンが変わる、料理が遅いと舌打ちする、店員さんの目を見ずに横柄に伝える――こういう小さな仕草に、その人の素が出ます。
なぜ相手によって態度を変えるのか?
男性が、自分を大きく、立場が上かのように見せようとするのは「自分は優遇されて当たり前だ」という潜在意識があるからです。
デート相手の女性には丁寧でも、店員さんには違う顔を見せる。
それは、相手を「自分より下」と判定した瞬間にスイッチが入っている証拠です。
そんな「俺様」傾向は、高確率で家庭でも出てきます。
結婚したら、その見下す対象が自分になります。
俺様の思い通りにならないと、怒鳴られ、怒られ、文句を言われる。
毎日です。ぞっとしますよね。
最初は丁寧だった夫が、入籍した瞬間から「身内」と判定して態度を変える、というのはよく聞く話です。
デート中に他人へ向けている顔のほうが、結婚後の自分への顔に近いと考えたほうが現実的です。
ただ、正面から「店員さんへの態度どうかと思う」と指摘しても、たいてい「あの店員の態度が悪かった」と返ってきます。
ここで議論しても消耗するだけ。
早めに距離を取る判断のほうが、現実的です。
逆に、店員さんに「ありがとう」と自然に言える人や、料理が遅れても「忙しそうだもんね」と流せる人。
家庭の未来までは保証できませんが、少なくとも相手によって態度をコロコロ変える人ではない、ということは見えます。
ちなみにこれは、自分側も問われる話でもあります。
自分は店員さんに丁寧に接しているか――一緒にチェックしておきたいところです。
店員さんへの態度は「他人への顔」。
では、自分が直接注意したときには、どんな顔が出るのか?
結婚相手の見極め方③|軽く注意したときの反応で本性が出る
第一印象じゃわからない地雷ってありますよね。
ちょっとしたことがきっかけで、いきなり機嫌が悪くなったり、逆切れされたりしてびっくりしてしまいます。

この「地雷」を見つける方法はわりとシンプルです。
相手がなにか注意されたときの態度をチェックしましょう。
たとえば、「ここ禁煙だよ」とか、「ポイ捨てをしないで」と注意したとき。
逆切れしたり、舌打ちをするような人は、素直に受け入れることができず、他人を攻撃してきます。
(成功例)
「あ、ほんとだ。ごめん、気づかなかった」
(失敗例)
「うるさいな」「(舌打ち)」「ここ吸っていいって書いてあるだろ」
たった一言の差ですが、ここで見えるのは「指摘を受け取れる人かどうか」です。
結婚生活は、お互い注意したり注意されたりの繰り返し。
家事の分担、お金の使い方、子育ての方針――何かしら摩擦は必ず起きます。
そのときに、舌打ちで返してくる人とは話し合いになりません。
こちらは我慢するしかなくなってしまいます。
テスト方法は簡単で、デート中にサラッと一つ注意してみるだけ。
「そこ段差あるよ」でも「お皿、もう少し奥に置こう」でもなんでも構いません。
素直に「ありがとう」「ごめん」と返ってきたら、結婚後も話し合える相手です。
逆切れタイプはわかりやすい地雷ですが、次はもう少しやっかいな、悪気のない地雷の話をします。
結婚相手の見極め方④|「親切のつもりのダメ出し」をしてこないか
逆切れする人より、実はやっかいなタイプがいます。
やたらダメ出しをしてきたり、文句を言う人は、悪気があるわけではありません。

むしろ、親切だと思って言っています。
だから、そこを指摘してもなかなか治りません。
その服、似合ってないよ。こっちのほうがいいんじゃない?
もっとこういう食べ方したほうがいいよ
その仕事、向いてないと思う
本人は親切のつもりで言っている。アドバイスのつもり。
だから、こちらが「やめてほしい」と伝えても、「え、なんで? 君のためを思って言ってるのに」で終わります。
これが治らない理由です。
結婚して生活を共にする中で、毎日小さなダメ出しを受け続けることを想像してみてください。
一つひとつは小さくても、積み上がると自己肯定感がじわじわ削れます。
ここで正面衝突してもエネルギーの無駄なので、「耐えられない」と思ったら、その場は笑って受け流し、そっと距離を置いていくのがおすすめです。
逆に、こちらが何かしたときに「いいね」「それいいじゃん」と乗ってくれる人は、結婚後も自分を否定せずにいてくれます。
否定が多いか、肯定が多いか――数回のデートでだいたい比率が見えます。
ダメ出しの逆、つまり「ありがとう」と「ごめんなさい」が自然に出るかどうか。
次はそこを見ます。
結婚向きな人の特徴|「ありがとう」「ごめんなさい」が自然に出る
毎日お弁当を作っても、一度も「ありがとう」と言われない。
最初は気にしなくても、半年、1年と続くと、じわじわ効いてきます。

意外と、この一言が言えない大人は多いんです。
ありがとうとごめんなさい。
子供のころに教わったはずの2つが、大人になるとなぜか言えなくなる。
プライドなのか習慣なのかわかりませんが、これが言えない人と暮らすのは、思っているよりずっとしんどいです。
掃除もご飯も弁当も子育ても、ありがとうと言われない日々は、想像以上に削られます。
一つひとつが「特別なこと」ではなくなって、やって当たり前になっていく。
そして、やる側だけが疲弊していきます。
注意してもごめんと言われず、不貞腐れる態度をとられる――それが結婚前に分かっていれば、相手に選びたくないですよね。
謝るのが苦手な人は、デート中でも兆候があります。
待ち合わせに遅れたとき、約束を忘れていたとき、何かこぼしたとき――その瞬間の反応です。
「ごめん」より先に「電車が遅れて」「忘れてた、ま、いっか」「これ滑りやすいんだよ」と言い訳が出る人は、結婚後も同じです。
逆に、毎日「ありがとう」を言葉にできる人は、家事や育児を当たり前にしません。
同じ家事量でも、感謝のあるなしで重さが全然違います。
感謝と謝罪は言葉の習慣。
次は、もう一つ生活を左右する習慣の話です。
お金との付き合い方。
結婚相手の金銭感覚|割り勘より見るべきは「やりくり感覚」
お金の話に入ると、すぐ「割り勘男性は地雷」みたいな単純な話になりがちです。
でも、ちょっと待ってほしい。

割り勘が悪いわけではありません。
デートが割り勘でも、きちんと貯金していたり、大事なところにはバン!
とお金を使う男性もいます。割り勘自体は判断材料になりません。
逆に、割り勘がどうしても気になってしまう相手なら……それは、相手選びの段階で気持ちが少し冷めているサインなのかもしれません。
割り勘かどうかで愛情は測れない、ということです。
そこは深追いせず、次の観点へいきましょう。
最近では貯金0円の20代、30代前半の男性も増えています。
結婚するときにまとまったお金があるのが当たり前、という前提は、もう外したほうが現実的です。
本当に見るべきは、お金との付き合い方に出る人間性のほうです。
リボ払いを平気で使う人、借金を隠している人。
これは、お金の現実から目を逸らすタイプです。
「今月足りない」を直視せず来月に回す癖がついている人と、借金を「言わなくていいこと」に分類している人。
どちらも、結婚後に大事なお金の話をオープンにしません。
そういう人と家庭を持つと、「ある中でやりくりしよう」という金銭感覚がないので、借金が増えたり、マネートラブルが乱発します。
収入が高くても破綻するのは、たいていこのパターンです。
ただし、奨学金や住宅、車のローンなど、使うしかないローンもあります。
ローンがすべて悪いわけではありませんが、金銭感覚がずれているとやりくりするのが大変です。
借金の有無より「その借金とどう付き合っているか」のほうが、その人の人間性を映します。
お金で見るべきは「割り勘かどうか」ではなく、・リボ払いを平気で使っていないか・借金やローンの内容をオープンに話せるか・「ある中でやりくりする」感覚があるかの3点。
デートで「最近大きな買い物した?」と軽く振ると、お金の使い方の癖が出ます。
一括で買ったのか、リボにしたのか、なぜそれを選んだのか。
会話の中の金銭感覚は、貯金額より雄弁です。
結婚していい人を見分ける最後の鍵は「素直さ」
ここまで会話、店員への態度、注意への反応、ダメ出し、感謝と謝罪、金銭感覚と、6つの観点を見てきました。
覚えきれない、と感じた人もいるかもしれません。

でも、これ全部、結局ひとつの問いに集約できます。「この人、素直か?」
夫婦は、毎日長い時間をかけて関係を積み重ねていきます。
注意をしたときに、素直に聞き入れられるか、直してくれるか。
それで、ストレスのかかり具合がまるで変わります。
婚活中に、あれ?
と思う男性と出会うかもしれません。
そんな人は、悪い癖がなおらないか、悪い癖を誰にも指摘されたことがないかのどちらかです。
前者なら難しいですが、後者なら変わる余地があります。
見分け方はシンプルです。
一度サラッと注意してみましょう。すぐ直してくれた人は、素直な人。
変わる可能性があります。
逆に、注意しても変わらない人は、結婚しても変わりません。
婚活中に人の話を聞けない人が、結婚した瞬間に聞ける人になることはありません。
「結婚したら落ち着くかも」「子どもができたら変わるかも」という期待は、ほぼ裏切られます。
もちろん、自分が「教育役」を引き受ける覚悟があるなら、それも一つの選択です。
ただし、その覚悟は別の話。
そしてこれは、自分側にも向けたい問いです。
自分は、相手に何か指摘されたときに素直に受け取れているか。
素直さは、お互いに必要な土台です。
まとめ|結婚向きな人は、数回のデートの違和感に出ている
ここまで7つの観察ポイントを見てきましたが、正直なところ、結婚しても、相手のすべてを知ることはできません。
婚活中に相手を見極められる部分なんて、ほんの一部です。

それでも、デート中に感じる小さな違和感には、たいてい意味があります。
会話の一方通行、店員さんへの態度、舌打ち、悪気のないダメ出し、ありがとうの不在、お金の使い方――どれも、結婚後の毎日に効いてくる要素です。
だからこそ、違和感があるときは「一緒に生活していけるか」の視点で考えて見極めてみてくださいね。
相手を裁くためではなく、自分の生活を守るために。
次のデートでは、7つ全部は無理でも、ひとつだけでいいので意識して観察してみてください。
その一つが、あなたの結婚生活を守る最初の一歩になります。





