結婚相談所の婚活-結婚のこと

結婚相談所の婚活-結婚のこと

結婚相談所に入会したのに、なぜか相手選びで迷い続ける人へ

結婚相談所に入会して3ヶ月。

プロフィールも整えて、毎月何十人もの相手を見ているのに、なぜか誰とも続かない。

この人、条件は合格ラインだけど、なんか違う気がする

お見合いから帰る電車の中でそう思い、その「なんか違う」の正体がわからないまま3日悩む。

そしてまた次のお見合いに進む。

もし今、そんな状態にいるなら、原因は相手側ではないかもしれません。

婚活がうまくいかない本当の理由は、料金でも、成婚率でも、相談所の規模でもなく、「自分はなぜ結婚したいのか」が曖昧なまま動いていること、ではないでしょうか?

もし今、そんな状態にいるなら、まずは自分に問いかけてみませんか?この記事は、料金比較の前に、もう一度自分の本音を掘り下げるためのものです。

入会のときは「これで動き出せる」と気持ちが上がります。

  • 年収
  • 身長
  • 学歴
  • 勤務先
  • 写真

条件で絞り込めば、自分に釣り合う相手が出てくる。

最初の1ヶ月はそれでうまくいったように感じる人が多いです。

ところが2ヶ月目、3ヶ月目に入ると、同じ条件で絞っているのに「いい人」がいなくなってくる。

会っても続かない。どこか物足りない。

条件は満たしているのに、なぜか前に進めない。

私はこれまで多くの結婚相談所を徹底的に分析し、恋愛・婚活・夫婦関係の専門家としてリアルな現場をいくつも見てきましたが、この状態に陥る人にはひとつ共通点があります。

「なぜ結婚したいのか」を, 自分の言葉で説明できない。

入会面談で「結婚したい理由は?」と聞かれて、次のように答える人は多いです。

  • 年齢的に
  • 親が
  • 周りが結婚していて

それは結婚を考えるきっかけであって、理由ではありません。

きっかけだけで動き始めると、相手を見るときの軸が「自分にとっての幸せ」ではなく「世間にとっての合格点」になっていきます。

だから条件は満たしていても決まらないのです。

今回は、あなただけの結婚したい理由を、一段深く解剖していきます。料金や成婚率の比較は、その後で十分間に合います。

では、人はどんな理由で結婚したいと思うのか?代表的な答えを覗きながら、あなたの場合を考えてみてください。

「結婚したい理由」は人によってまったく違う

国立社会保障・人口問題研究所のアンケート「男女別結婚することの利点」では、次のような回答が並びます。

  • 男女ともに1位が「子供や家庭を持てる」
  • 続いて「精神的安らぎ」
  • 「親や周囲の期待」
  • 「愛情を感じる人と暮らせる」

ただ、ここで大事なのは1位が何かではありません。

このアンケートで上位に来た項目が、あなたの結婚理由になるとは限らないのです。

「結婚の利点」を一般論で語ることはできません。

子供を持つことに強くこだわる人もいれば、子供は望まない人もいます。

親の期待が嬉しい人もいれば、それが息苦しい人もいます。

同じ「精神的安らぎ」という言葉でも、毎日同じ人と夕食を食べる安心を指す人もいれば、何かあったときに頼れる人がそばにいる安心を指す人もいる。

中身はまったく違います。

あなたの本音はどこにあるのか

ランキングは平均的な答えであって、あなたの答えではない。

婚活で困っている人ほど、この平均値を自分の答えだと勘違いして相手を探しています。

例えば、次のように勘違いしているかもしれません。

  • 「子供がほしいから結婚したい」と言いながら、本当は子供への気持ちより「ひとりで老いていく不安」のほうが大きいかもしれない。
  • 「親が望むから」と言いながら、本当は誰かと毎晩同じ食卓につきたいだけかもしれない。

世間のランキングのどこにも、あなたの本音は書かれていません。

書けるのは自分だけです。

婚活で苦しくなる人の多くは、努力が足りないのではありません。見る場所が、少し外側に寄りすぎているのです。

理由を明確にすればするほど、自分に何が足りないのか、どこを伸ばせばいいのか、どんな相手が合っているのか、努力の方向が見えてきます。

逆に、理由が曖昧なままだと、どれだけ頑張っても空回りします。

ランキングで決められないなら、何が結婚の答えになるのか?それは、本人たちが幸せかどうかだけです。

他人から見て変な夫婦でも、本人たちが幸せならそれが答え

他人から見れば、

「なんだ、あの酒癖の悪い最低の旦那は!」とか「あの嫁は, 毎日パチンコに行って最低だな!」

とか思われたとしても、当人同士が幸せなら何も問題はありません。

当人同士が幸せなら、二人には「結婚する利点」があったのです。

これは婚活の話に直結します。

たとえばお見合いで会った相手が、次のような条件だったとします。

  • 年収はあなたの希望より100万低い
  • 学歴も少し下
  • 背も少し低い

でも、なぜか一緒にいると話が止まらない。沈黙も気まずくない。

次に会いたいと思える。

やっぱり違うかも

このとき、条件表を見てそう切ってしまう人と、その違和感のなさを大事にする人とで、3年後の景色は変わります。

私がこれまでにサポートしてきた成婚者たちは、後者でした。

条件で7割合格、でも一緒にいて疲れない人を選んだ人。

逆に、条件はほぼ満点なのにお見合いから3日経っても顔が思い出せない人を切れずに引きずっていた人は、たいてい1年経っても決まりません。

なぜ条件で切ってしまうのかというと、「他人に説明したときに納得される結婚」を無意識に選んでいるからです。

  • 親に紹介したとき
  • 友人に話したとき
  • 同僚に伝えたとき

「あの人と結婚した」と言って恥ずかしくない条件を揃えたい。

その気持ちは自然なものです。

ただ、それは他人の人生を生きる選択でもある。

条件は、幸せの形を確認する道具です。たとえば、次のように考えられます。

  • 年収が高い人と一緒にいたいのは、お金で安心したいからかもしれない。
  • 背が高い人がいいのは、隣を歩く感覚が好きだからかもしれない。

条件の奥にある「自分にとっての幸せ」が見えていれば、条件を少し外れた相手でも判断できます。

見えていないと、表面の数字だけで人を切ることになる。

年収・見た目・学歴で切る前に、本当に幸せになれる組み合わせを見落としていないか?

一度立ち止まって考える価値があります。

自分の幸せの形が見えてくると、結婚相談所での動き方そのものが変わります。

恋愛ではなく、なぜ結婚を選ぶのか

ここまで読んで「じゃあ恋愛でいいのでは?」と思った方もいるはずです。

確かに、新鮮な恋愛を繰り返すほうが、ひとりの相手と長くいるより楽しい瞬間はあるかもしれません。

それでも結婚を選ぶ理由を、私の言葉で書きます。

  • 一人で食事をするよりも、二人で今日あったことを語り合いながら食事をする方が楽しい、と私は思います。
  • また例えば、映画を見て感動したら、そのことを誰かに伝えたい。その人が同じように感じてくれたら、私はもっと嬉しくなります。

これは恋愛でも味わえる楽しさです。

ただ、3ヶ月後にいなくなるかもしれない相手と感動を分け合うのと、これからの何十年も同じ食卓につく相手と分け合うのとでは、感動の重さが違ってきます。

同じ映画を10年後にもう一度二人で観られる関係。

あの頃はこう感じたね、と振り返れる相手。

それは恋愛の更新では作れないものです。

人生は、幸せを一人で味わうより、より多くの人と味わう方が楽しい。

自分が楽しむのと同じくらい、好きな人を楽しくさせることは、自分自身がとても楽しいのです。

そう思える人は結婚をするのではないでしょうか?

確かに、恋愛を繰り返すことは楽しいと思いますが私なら、これからの人生を一緒に歩んでいきたいと思える相手を見つけて、その人と長く一緒にいるほうが幸せだと思います。

これからの私の一生は、あなたと共に歩んでいきます

相手にそう思ってもらえる関係を、自分も相手にも持てたなら、それは恋愛の高揚とは別の、深く静かな幸せです。

恋愛と結婚のどちらかが正しいという話ではありません。

あなたが選びたいのはどちらか、それだけです。

婚活を始めた以上、あなたはすでに後者を選びかけている。

あとはその選択を、自分の言葉で言い切れるかどうかです。

ただ、結婚は綺麗な感情だけでは続きません。続ける覚悟もまた、結婚の中身です。

結婚はいいことばかりではない。それを知った上で進む人が成婚する

結婚をすれば、楽しいことや幸せなことばかりではありません。

嫌なことや腹が立つこともたくさんあります。

お互いに育ちが違うのですから、忍耐も、我慢も、妥協も、必要になるでしょう。

夫にも、妻にも、父になっても、母になっても、責任や義務が課せられます。

一度結婚すると、それらから簡単に逃げることはできません。

苦しくとも、辛くとも、家族のために立ち向かわなくてはならない場面が必ず来ます。

たとえば、次のようなことです。

  • 義実家との関係
  • 子育ての方針
  • お金の使い方
  • 相手の親の介護

独身の頃には想像もしなかった種類のしんどさが、毎年違う形で現れます。

ただ、誤解しないでください。

脅かしたいわけではないのです。

私が見てきた成婚した人たちは、このしんどさをしっかりと直視できる人でした。

結婚しても大変なことは続く。でも、その大変さを一緒に引き受けたい人を探している

「結婚すれば幸せになれる」ではなく、そういう言い方ができる人。

逆に「結婚すれば寂しさが消える」「結婚すれば不安がなくなる」と思って入会した人は、お見合いで相手の欠点が見えると一気に冷めていきます。

結婚に救いを求めすぎていると、現実の相手は誰も合格点に届かないからです。

けれど、苦しく、辛い、立ち向かう経験をするその分、人として成長もするのです。そして、人として成長すればするほど、【人生を楽しむ力】がもっと身に付くのだと思うのです。

結婚はしんどい。

でも、そのしんどさを一緒に引き受けたい、この人と一緒なら乗り越えられる、そう思える人を探すのが婚活です。

この順番で考えられるようになると、お見合いの場で相手を見る目が変わります。

「楽させてくれる人」ではなく「一緒に苦労しても嫌いにならない人」を探し始める。これが決まる人の目線です。

ここまで読んで、自分の結婚理由が少し見えてきた人へ。

最後に、入会前に書き出してほしい問いを並べます。

結婚相談所に入る前に書き出してほしい、5つの問い

紙を一枚用意してください。

次の5つを、自分の言葉で解剖してみてください。

きれいにまとまらなくていい。

半分書きかけで止まっても、そこに本音があります。

1. 私はなぜ結婚したいのか

「年齢的に」「周りが」ではなく、もう一段深く。

誰と、どんな朝を迎えたいか、まで降りていけると本音が出ます。

2. 誰かにどう見られる結婚ではなく、自分はどんな結婚なら幸せなのか

親が喜ぶ結婚、友人に自慢できる結婚、SNSに書ける結婚を一度全部消したとき、何が残るか?

そこにしか、あなたの答えはありません。

3. 相手に求める条件は、その幸せにつながっているのか

年収600万を求める理由は何か?

身長170cm以上を求める理由は何か?

例えば、条件が少し違っていても、あなたの理想の生活を支え合える人ならいいはずです。

条件の奥にある気持ちまで言葉にしてみる。

理由が出てこない条件は、たぶん他人の声です。

4. 世間体だけで求めている条件はないか

「正直、自分にはあまり関係ないけど、人に説明しやすいから入れている条件」を一つでも見つけられれば、選択肢は一気に広がります。

ここを暴けるかどうかで、半年後の景色が変わります。

5. 結婚後、どんな苦しさなら一緒に乗り越えたいと思えるか

これは聞き慣れない問いかもしれません。

でも、ここに答えられる人が成婚していきます。

「楽させてくれる人」を探すのをやめて、「一緒に立ち向かえる人」を探し始めた瞬間、お見合いの景色が変わります。

5つの答えが書けたら、それを持って相談所選びに進んでください。

条件比較表より、この紙のほうが、あなたの婚活を前に進めます。

そして、この紙を一緒に読み込んでくれる相談所を選んでください。

条件入力だけで相手をマッチングしてくる仕組みではなく、あなたの本音を聞いて、そこに合う相手を一緒に考えてくれる小規模・伴走型のカウンセラーがいる相談所です。

あなたの5つの答えは、その人にとって何より大事な情報になります。

まとめ|婚活は、相手探しの前に自分の本音を知ることから始まる

結婚相談所に入る前にやることは、料金比較でも成婚率の確認でもありません。自分はなぜ結婚したいのか、自分にとっての幸せはどんな形なのか、それを自分の言葉にすることです。

そこが定まると、条件は道具に戻ります。お見合いで相手を見る目も変わります。3日悩んでいた「なんか違う」の正体も、はっきりしてきます。

結婚して、家族になって、辛く苦しい経験をも二人で乗り越えていくと、一人のときには感じられなかった種類の、揺るぎない幸せが少しずつ積み重なっていきます。

だから私は、皆さんに【結婚】を勧めるのです。

最後に一つだけお願いがあります。

今夜、紙を一枚出して、「私が結婚したい理由」を一文だけ書いてみてください。

きれいな文章でなくていい。自分にしか読めない字で構いません。

さあ、ペンを持って、あなたの本当の婚活をここから始めましょう。

-------PR-------