女性が結婚相談所で成婚するためには?心理的に焦りは禁物

女性が結婚相談所で成婚するためには?心理的に焦りは禁物

「条件を下げましょう」と言われたあなたへ|結婚相談所で女性が焦らされる本当の理由

30歳を過ぎた瞬間、結婚相談所のスタッフから、こう言われたことはありませんか?

希望条件をもう少し緩くしましょう
このままでは成婚できなくなりますよ
一日も早く決めないと、歳を取るごとに結婚が難しくなりますよ

——この言葉を聞いて、平然としていられる女性は、まずいません。

「自分にはもう価値がないのではないか」と深く傷つき、焦燥感に駆られたはずです。

私はこのサイトを2013年から運営しています。

47以上の結婚相談所を取材し、たくさんの女性の声を聞いてきて、ひとつだけ確信していることがあります。

焦って選んだ相手で、後悔しなかった女性を、私はほとんど見たことがありません。

『これ以上、歳を取るとヤバイかも・・・』——そう思って相談所のドアを叩く女性の気持ちは、よく分かります。

30歳を超えた女性は皆さん、そう思って入会するのです。

でも、ほんとうにそれでいいのですか? その焦りは、あなたが弱いから生まれたものでしょうか?

違います。

あなたは焦らされているのです。

焦らされる構造の中にいるから、焦るのです。

別に、結婚相談所そのものを悪者にしたいわけではありません。

むしろ私は、結婚相談所は結婚への一番の近道だと思っている人間です。

ただ、腹立たしい限りですが、「焦らせて成婚数を稼ごう」とする一部の業者があることも、10年以上見てきて知っています。だから、ちょっと立ち止まって、この記事を読んでほしいのです。

女性が結婚相談所で成婚しづらくなった現場の変化|20代の参入と40代へのしわ寄せ

最近は婚活のブームです。

特に女性からの入会申し込みが、年々多くなっています。

この記事を最初に書いたのが2013年のこと。

そのころ、結婚相談所に入会する女性の年齢層は、こんな順番でした。

  1. 30代前半(一番多い)
  2. 30代後半
  3. 40代前半(一番焦っている層)
  4. 20代後半
  5. 20代前半
  6. 40代後半(諦めモードの人もチラホラ)

これが、ひと昔前の答えです。

<追記>2023年もあいかわらずこの流れは変わっていません!

——と言いたいところですが、実は、内訳が静かに、でも確実に動いています。

今、最も多く入会する女性の年齢層は、30代前半 ⇒ 20代後半 ⇒ 30代後半 ⇒ 40代前半

20代後半が、30代後半を抜いて2位に上がってきたのです。

20代が増えたなら、若い女性が頑張ってるってことでしょ

表面だけ見れば、そう読めます。でも違うんです。

40代の婚活人口が減ったわけではありません。

20代が増えたのです。

母数は変わらないまま、若い層がどんどん上から流れ込んできたのです。

20代の女性が増えたことで、男性会員の目線がどうしても若い方へ流れ、お見合いの申し込みが20代に集中します。結果、40歳前後の女性は、ご本人の魅力とは関係ないところで、選ばれる前に弾かれるケースが増えています。

そして、お見合いになかなか発展しない40代女性に対して、相談所のスタッフは言うのです。

希望条件を緩くしましょう

20代が押し寄せてきたことの「しわ寄せ」を、40代の女性が個人の責任として引き受けさせられている——私には、そう見えてしかたありません。

婚活女性に「結婚したい理由は何ですか?」と聞くと、次のような答えが返ってきます。

  1. 年齢を意識して……(一番多い答え)
  2. 寂しさを感じて……
  3. 老後が心配になって……
  4. 親に心配されて……

その「年齢を意識して」が、現場の構造によって、必要以上に煽られている。

これが今、結婚相談所で起きていることです。

結婚相談所は成婚への近道|それでも女性に「焦り」が生まれる構造

じゃあ結婚相談所なんて使わない方がいいんですね

ここまで読んで、そう思った方がいたら、それは違います。

結婚への一番の近道が、結婚相談所を利用することなのは、間違いありません。

結婚をしたい男女が、お互いのプロフィールを見ながらお見合い相手を探し、恋愛し、その後結婚する——このシステムは、結婚相手を探すのにとても良いシステムです。

マッチングアプリや街コンとは、参加している人の本気度が違います。

入会金や会費が高価であることも、「真剣に結婚を考えている男女を集める」という点では、良い面でもあるのです。

安くしてしまったら、冷やかしの男性が増えるだけです。

女性側に「焦り」が生まれる構造

ただ、その上で、女性の側に焦りが生まれる構造があります。

これは隠さずに書きます。

2016年の全国の結婚相談所の男女比は、男性36%、女性64%。

2020年もほぼ一緒です。

会員数の段階で、女性の方が圧倒的に多く、案の定あぶれています。

人気のある男性に申し込みが集中し、女性は好みの男性と出会うことすらできない。

外見もキャリアも魅力的な女性が、条件面では少し見劣りする男性と結ばれる——現場では、このような一見釣り合わないように見えるカップルが普通に成立しています。

そして、なかなかお見合いや交際に発展しない女性に対して、結婚相談所のスタッフは決まって冒頭のセリフを口にします。

希望条件をもう少し緩くしましょう
このままでは成婚できなくなりますよ

スタッフの中には、本気で女性のために言ってくれている方もいます。

それは事実です。

ですが、そう言われて平然としていられる女性が、いるでしょうか?

ほとんどの女性は焦ってしまいます。

そして、タイプじゃない男性とお見合いをして、妥協した結婚へ流されていく。

「成婚」という看板の数字だけが、淡々と積み上がっていくのです。

——でも、ちょっと立ち止まってください。

ほんとうにそれでいいのですか?
妥協して、幸せになれますか?
その相手を選んだのは、自分の意志ですか?

結婚相談所で成婚したい女性ほど、妥協してはいけない理由

そこで私から、女性の皆さんへ、絶対に心に留めて欲しい大事な忠告があります。

それは、結婚を焦らないでください、ということです。

出産のことを考えたり、男性からの人気がなくなる現実、寂しさや不安が付きまとう気持ちは、分かります。

痛いほど分かります。

この世の中で、焦って何かをやって成功することなど、ほとんどないのではないでしょうか?

しかも、結婚というのは、今後の人生を左右する、とても大事な出来事です。

じっくり考えなくて、どうしますか?

ここで、私が言う「妥協」について、ハッキリさせておきます。私が「妥協するな」と言うとき、それは「条件を一切下げるな」という意味ではありません。年齢や年収の希望を現実に合わせて見直すこと自体は、決して悪いことではないのです。問題は、そこではありません。

問題は、焦りで自分の意志を手放してしまうこと。「この人でいいや」ではなく、「この人しかもう選べないと言われたから、この人にする」になっていないか? 条件を下げているのではなく、自分の心を下げてしまっていないか? 私が言う妥協とは、そういうことです。

妥協して結婚なんてしては、絶対にダメです

私はみんなに、そう言いたいのです。

結婚相談所の仕事というのは、結婚を希望している男女に、妥協をさせるのではなく、理想の結婚に近付くよう手助けをすることです。

条件を下げる方向にひたすら背中を押してくる相談所があるなら、それは仕事の方向を間違えています。

厚生労働省発表の日本の離婚率は、約38%あります。

離婚に踏み切れていない予備軍も含めると、結婚したあとに苦しんでいる夫婦は、決して少なくありません。

妥協の結婚なんかしてしまったら、その『苦しいとき』に耐えられないじゃないですか

結婚生活には、幸せなこともたくさんあるけど、苦しいことも同じくらいたくさんある。

これは、結婚を経験した人ならみんな知っていることです。

「この人を選んだのは自分だ」という納得が一片もないのに、何で踏ん張れるというのでしょうか?

それから、もうひとつ。

「子供が欲しいから、急がないと」という女性に、どうしても考えてほしいことがあります。

「一日も早く子供を授かりたい」と願うお気持ちは、痛いほどわかります。

それでも、あえて厳しいことを言わせてください。

「もし結婚して、子供ができなかったら、どうするのですか?」

いまや7組に1組の夫婦が、不妊で悩んでいます。

どの夫婦にも、その可能性はあります。

子供が欲しいから理想を下げて結婚して、それで子供ができなくて——そんな不幸な選択は、絶対にしてはいけません。

よーく見比べて欲しいんです。

家に帰るとほっとして、家族で笑える毎日。ため息が増え、ケンカが絶えない毎日。

同じ「結婚」という二文字でも、中身は天と地ほど違います。

間違った結婚をすると、人生がこの先、ずっと不幸になってしまうのです。

女性の皆さん、勇気を持ってください。結婚しない人生も、ありです。

子供のいない人生も、ありです。

妥協で選んだ相手と、ため息の多い毎日を送るくらいなら、その方がずっといい。

婚活で焦らない女性ができる現実的な行動|休む・別の場所・コツの扱い

精神論だけで終わらせたくないので、行動を変える話をします。

3つだけ提案します。

ひとつ目は、休むこと

いったん婚活を休む——これも、立派な選択肢です。

私の現場感で言うと、一度ちゃんと休んだ女性は、戻ってきたときに目が落ち着いていることが多い。

プロフィールの送り方や男性の見方が、休む前とは別人のように変わっているのです。

もう誰でもいい気がしてきた

逆に、焦ったまま走り続けた女性ほど、半年後にもっと疲れた顔で、そう言いに来るのです。

『休む』は、『焦る』より100倍意味のあることだと、私は思います。「いったん休む」、素晴らしいことだと思います。

業界を紹介する立場の私が言うのも変ですが、休むことは逃げではありません。

「休んでいる間にまた歳を取ってしまう」と思った方、その思考そのものが、焦らされている証拠です。

ふたつ目は、息抜きの場を別に持つこと

私はこのサイトで、たびたびマッチングアプリの危険性をお伝えしてきました。

それは今でも変わりません。

ただ、今はちゃんとしたマッチングアプリも、それなりに増えてきました。

メインは結婚相談所だとしても、男性とのコミュニケーションの練習として、息抜き感覚で覗いてみるくらいなら、悪くない選択です。

ちゃんと自分に好意を持ってくれる男性はいるんだ

相談所の厳しい条件フィルターから離れることで、そう自信を取り戻すきっかけになることもあります。

ただし、ひとつだけ。

焦って別の場所に逃げても、心が下がっている状態のままでは、結局そこでも同じことが起きます。

場所を変えれば焦りが消えるわけではないのです。

3つ目は、コツに飛びつかないこと

婚活にコツはありません!

多くの人が、簡単に成功するためにコツを求めますが、相手を好きになるかどうかは人それぞれで、絶対の方法なんてないのです。

もしも、あえて言うとすれば、コツは「焦らない」ということ。

それだけです。

焦ったまま婚活のコツに安易に手を出すと、後悔します。

婚活で焦ったら、必ず、後悔するような相手を選んでしまうのです。

コツを何個も並行して中途半端にこなすくらいなら、1つだけ完璧にやり切ったほうが、全然マシ。今日からひとつだけ。それでいいのです。

まとめ|結婚相談所で女性が成婚するための本当のコツは、焦らないこと

ここまで散々書いてきましたが、結婚そのものを否定したいわけでは、決してありません。

どうしても、独身女性よりも、家庭を持っている女性の方が、そう答えることが多いんです。

毎日が充実していて幸せだ

私が長年話を聞いてきた中での、率直な実感です。

やっぱり「家庭を持つ」ということが、女性の幸せに直結している面があるのも、事実だと思います。

だから、結婚へ向けて突き進むこと自体は、素晴らしいことなのです。

ただ、そのタイミングは、誰かに決められるものじゃありません。

結婚を意識したその時が、その人の結婚適齢期です。

この男性となら一生を共にしたいな

そういう気持ちになって初めて、結婚を本気で意識しましょう。

逆に言えば、その気持ちが持てない相手と、年齢を理由に契約のような結婚をするのは、自分の人生に対して失礼です。

自分の意志で選択することの大切さ

たとえ子供が産みにくい年齢になったとしても、幸せになる方法なんていくらでもあります。

結婚をしなくても、幸せになる方法もいくらでもあります。

ただ、自分の意志で選択をした方がいい、と私は思うのです。

結婚相談所にすすめられた言葉を信じて、急いで結婚するのは、間違っています。

もし、ゆっくり休んで、そう思えたときは、無理に元の環境に戻る必要はありません。

また自分のペースで頑張ってみようかな

あなたの話をじっくり聞いてくれる、小さなカウンセラー主導の相談所を訪ねてみてください。

自分の幸せのことです。ご自身で、じっくりと考え、ご自身の道を選んでください。何はともあれ、焦らないこと! それだけは、忘れないでほしいのです。

-------PR-------