結婚相談所カウンセラーに騙されないためには!カウンセラーの闇を暴く!
同業者として、正直に言わせてください
こんにちは、岡田です。
今日は同業者として、正直に言わせてください。

これから無料相談に行こうとしている方、あるいは最近相談に行って「何かおかしい」と違和感を覚えた方へ。
同じ仕事をしている者から見て、「ん?」と疑問を感じるような結婚相談所カウンセラーが、正直多いのです。
全部うちの言うことを聞いてくれれば、必ず成婚できますから
──32歳の女性が、ある結婚相談所で実際にこう言われたそうです。
髪型、服装、お見合いでの喋り方、すべて従う必要がある。
それがうちのメソッドだ、と。
私のところに相談に来た時、彼女は「本当でしょうか?」と半信半疑の顔をしていました。
いやいや、成婚率100%の相談所なんて聞いたことがないぞ……。
業界に長くいると、自社の話以上に他社の話を聞く機会が増えます。
「他で無料相談を受けたんですけど、どう思いますか?」と持ち込まれる相談です。
本来、同業の批判はしたくありません。
ただ、毎月のように同じ手口の話を聞かされていると、さすがに「これは読者に伝えておかなければまずいな」と感じる事例が積み上がってきます。
とにかく、時代錯誤な営業手法がいまだに多いのです。
これから紹介する3つのケースは、どれも実話です。
「成婚率100%」「4時間拘束」「40万円プラン誘導」──順番に話していきます。
読み終わる頃には、無料相談の場で何を見ればいいか、何を聞けばいいかが、はっきり見えているはずです。
不安を煽りたいのではありません。
質問する勇気と、判断軸を持って帰ってもらえれば、それで十分です。
闇①|「成婚率100%」「絶対に結婚できる」を口にした相談所
最初に紹介するのは、冒頭でも触れた32歳女性のケースです。
彼女が無料相談で言われた言葉を、そのまま引用します。

結婚相談所の言うことを全部聞いてもらいます。髪型、服装、お見合いの喋り方等、すべて従う必要があります。それがうちのメソッドです。必ず成婚できます。
本当でしょうか?
と私に聞いてきました。
プロからすればあり得ない言葉ですが、初めて婚活をする方がすがる思いで信じてしまうのも無理はありません。
しかし私の頭の中は、「いやいや、成婚率100%の相談所なんて聞いたことがないぞ。むしろ、そんな結婚相談所は怪しすぎる。よくそんな嘘がつけるな……」という疑問符でいっぱいでした。
これが、話を聞いた瞬間の、私の正直な感想です。
どんなに美女でもイケメンでも金持ちでも、100%なんてありえません!
私は同業者として何百件と相談を受けてきましたが、「100%成婚」を真顔で言える根拠を持つ相談所に出会ったことは、一度もありません。
これは精神論の話ではなく、構造の話です。
結婚は相手のある話であり、相手の意思は誰にもコントロールできないからです。
スペックが高くても、性格の相性、タイミング、価値観など、無数の変数が絡みます。
100%を言い切れるなら、それはもう婚活ではなく洗脳に近いです。
少なくとも私は、「絶対に成婚させます」と言い切る相談所を信用しません。
そもそも、結婚相談所業界においてこの言葉はコンプライアンス違反になります。
連盟やカウンセラー教育の場でも、断定的な成婚保証は禁じられています。
それを無料相談で平然と口にする時点で、その担当者は業界の基本ルールを知らないか、知っていて使っているか。
どちらにしてもまずいですよね。
軽々しく「絶対」という言葉を言う人は信用してはなりません!
「100%・絶対・必ず」、この3つは無料相談における離脱の合図だと覚えて帰ってください。
業界内で長く活動している誠実な人ほど、「絶対」「100%」「必ず」という言葉を口にしません。
むしろ「うちでも合わない方は当然います」「他社のほうが向いている可能性もあります」と、相手の選択肢を残す話し方をします。
なぜなら、それが現実だからです。
「絶対に成婚させます」なんて言われたら、即その結婚相談所はやめましょう。
これは私から、強くお願いしたい一点です。
闇②|33歳女性が、4時間カウンセリングルームから帰してもらえなかった話
次は、33歳女性のケースです。
他の相談所で、4時間カウンセリングルームに閉じ込められ、契約するまで帰してくれませんでした。なので契約しましたが、後でクーリングオフしてきます。そのカウンセラーさんは私に4時間もかかりっきりで、そんなにノルマがきついんでしょうか?ブラック企業なんかで婚活したくありません。

──ちょっと、想像してみてください。
予定では1時間の無料相談だったはずです。
30分が過ぎ、1時間が過ぎ、用意された資料の説明が終わり、「いかがですか?」が始まる。
「少し考えさせてください」と言うと、「何が引っかかっていますか?」と新しい資料が出てくる。
窓の外が暗くなり始め、スマホの通知が溜まっていく。
立ち上がろうとすると、「あと一つだけ」とまた紙が一枚追加される。
本人の感覚としては、ほとんど閉じ込められているような状態だったと思います。
最終的に、彼女はその場でハンコを押して、後日クーリングオフをしました。
コンプライアンスがとても厳しく問われるこの時代に、この営業手法。
信じられません! 正直、呆れます。
これはもう、私から見るとブラック企業の強引な営業そのものです。
たしかにまだまだあるんですよ、ブラックな結婚相談所が!
「もうコンプライアンスが厳しい時代だから、そんな相談所は淘汰されたのではないか?」と思う方もいるかもしれません。
残念ながら、淘汰されきっていません。
理由はシンプルで、ノルマがあるからです。
月の入会数が経営に直結する個人経営の相談所では、目の前の見込み客を逃すと月末の数字が崩れます。
そうなると、担当者は「今日中に決めてもらう」一択の動きになります。
このケースの怖さは、「契約させること」がゴールになっている担当者と、1時間の予定で丸腰で来ている本人との間で、勝負が成立していないことです。
気合いと根性で4時間も粘られたら、たいていの人は疲れ果てて折れてしまいます。
だから、無料相談に行く前に、必ずやってほしいことが一つあります。
入る前に、終わる時間を自分で決めて伝える。
「このあと用事があるので、1時間で出ます」と最初に宣言してください。
これだけで、強引な引き留めはかなり防げます。
例えば「この後、友人と食事の約束があるので」「家族と待ち合わせをしているので」など、角が立たない具体的な理由を添えるとさらにスムーズです。
それでも引き留めてくる相談所は、その時点で「契約後も顧客の都合より自社のノルマを優先する」と自己紹介しているようなものです。
入会後にトラブルが起きないわけがありません。
闇③|40歳・年収700万円の男性に「40万円プランじゃないと会えない」と迫った相談所
3つ目は、40歳・年収700万円の男性のケースです。
他の相談所で、高いプランにしないと全然お見合いが組めないから、この40万円のプランにしなさい。うちの15万のプランではお見合い申込数が10件しかないから全く会えないよと言われました。1時間だけのカウンセリングで、そんなお金を出すのは判断出来ないと思いました。

40万円。
1時間の無料相談で、その場で決めろと言われたそうです。
このケース、同業者の目から解剖していきます。
私の見立てによると、そもそもこの男性は、婚活において有利に活動できる側にいます。
婚活市場の構造上、男性会員は女性会員より少ない相談所が多く、女性側からの申込みを受ける機会が一定数あります。
次に、年収700万円。
これは婚活市場において平均より明確に上のラインであり、希望条件として書かれることの多い数字です。
そして40歳という年齢も、婚活男性としては決して高くなく、標準的な年齢です。
つまり、このスペックの男性は、自分からゴリゴリ申込みをしなくても、女性からの申込みが多く集まる状況にあります。
15万円のプランで申込数が月10件しかなくても、その10件で十分に成婚へ至る可能性が高いのです。
私の現場感覚で言えば、15万円のプランでもまったく問題ないと思います。
少なくとも「10件じゃ全く会えない」と不安を煽る根拠は薄いです。
同業者としては、「そもそも全くお見合いが組めないようなプランを、最初からメニューに置くなよ」と呆れてしまいますね。
私から見ると、これは「安いプランを入口にして、あとから高額プランへ誘導する」設計に見えます。
最安プランでも「最低限はちゃんと会える」ように設計するのが筋であり、そうでないなら最初から最安プランを存在させなければいいのです。
「会えないプラン」を商品ラインナップとして用意し、それを比較対象にして高額プランへ誘導する──この設計自体が、顧客本位ではありません。
もちろん、活動の濃度を上げたい人が高額プランを選ぶ自由はあります。
担当者の関わり方、面談頻度、写真撮影や服装アドバイスなど、料金差にきちんとサービス内容が紐づいていれば、それは健全な選択肢です。
問題なのは、「安いプランでは絶対に会えない」と恐怖で押し込む手法のほうです。
無料相談の場で、いきなり高額プランへ誘導された時の対処法は、一つだけです。
他の結婚相談所と比べてから決めます
これを言えば、ゴリ押しも即入会もディフェンスできます。
無料相談で悪質カウンセラーを見抜く|まず絶対に見るべき3つ
ここまでが3つの闇でした。
料金、時間、成果──いずれも無料相談の場で押し込まれる要素です。

では、行く側はどう自衛すればいいのでしょうか?
私が実際に相談を受けてきた中で、「これは効果が高かった」と感じる順にお伝えします。
悪質な手法に騙されないための防具として、ぜひ覚えておいてください。
まずは絶対に押さえてほしい3つからです。
①時間を、最初に区切る
「今日はあとで用事があるので、1時間で終わりますか?」と、相談ルームに入った直後に伝えてください。
これは本当に先に言ってください。
これをすればさすがに相手も強引には引き留めませんし、いざとなれば逃げることができます。
当然、無理矢理引き留めてくるカウンセラーもいると思いますが、「大事な用事があるので」と言って立ち上がり、帰ってしまって構いません。
即決を強いる相談所のほうが、業界ルール上おかしいのです。
②「絶対」「100%」「必ず」を聞いた瞬間、信用を引く
「絶対成婚」「成婚率100%」「必ず会えます」と聞いたなら、その時点で離脱を検討してください。
これだけはブレないでほしいポイントです。
繰り返しになりますが、結婚相談所業界において「絶対」はありません。
軽々しくこの言葉を口にする人は信用してはなりません。
同業の私から見ても、これは現場ルールを知らないか、知っていて使っているか、どちらにしても危ない兆候です。
③カウンセラーの「余裕」を見る
何を見てほしいかと言えば、カウンセラーの余裕です。
慣れているカウンセラー、優秀なカウンセラーには、当然ながら余裕があります。
会員数の質問にも、料金の質問にも、他社との違いにも、淡々と答えます。
「決まらないと困る」という空気が一切出ません。
逆に、ノルマに追われているカウンセラーには独特の焦りがあります。
焦りは身体から滲み出てきますので、雰囲気を見ればすぐに分かります。
話の食い気味さ、書類を出すタイミング、目線の落ち着かなさなどです。
ちなみに結婚相談所は、出入りの激しい業界なので、ベテランもいますが、新人も山ほどいます。
若くなくても、脱サラや転職で年齢を重ねた新人もいるのです。
年齢ではなく、余裕の有無で判断してください。
焦っている人から契約するのは、無難ではありません。私の経験上、その後の紹介でも、とんでもない相手が出てきがちです。
余裕があれば見てほしい2つ
ここからは、先の3つに加えて余裕があれば押さえてほしい項目です。
④即決しない旨を、最初に宣言する

「一生のことなので、この1時間では決断できません」と、入室直後に伝えてしまう。
これだけで場の空気が変わります。
もっと強く言える人は、「他の結婚相談所と比べてから決めます」と言うのが最強です。
誠実な相談所であれば、むしろ「ぜひ比較してから決めてください」と返してきます。
即座に比較を嫌がる相談所は、自社の優位性を語る言葉を持っていないということです。
⑤会員数を、複数の角度で聞く
全体の会員数。自分が住んでいるエリアの会員数。
自分の希望条件に合う会員の概算。
そういう数字をすぐに答えられない時点で、もうアウトです!
せめて、全体数くらいはすぐに言えないとダメですね。
ごまかしや嘘は、こういったところからはじまります。
連盟加盟の相談所であれば、システム上で即座にエリア別・条件別の会員数を確認できるはずなのです。
それを「あとで調べてご連絡します」と引き取る相談所は、その場で見せたくない数字があるということです。
無料相談で、こちらから聞くべき質問例
見抜くだけでなく、こちらから攻める質問もしてください。
ここで相手の顔色が変わるなら、かなり注意が必要です。

逆に、ちゃんとした相談所なら、嫌な顔をしません。
むしろ、質問してくれる人のほうが安心します。
- 私の年齢・地域・希望条件で、紹介可能な人数は何人ですか?
- 最安プランと最高プランの違いを、機能ベースで教えてください
- 担当者の交代は可能ですか?相性が合わなかった場合の対応は?
- 成婚率の分母と定義を教えてください
- 入会後3ヶ月で全く会えなかった場合、どんな改善提案をしてくれますか?
それぞれ、私の現場感覚で一言ずつ補足します。
1つ目:あなたの条件で具体的な数字が出てこないなら、契約後の紹介数も期待できません。
「お申込みいただいてから検索します」では、判断材料を渡さないまま契約させようとしているのと同じです。
2つ目:「最高プランのほうがお見合いが組めます」は答えになっていません。
担当者の面談回数、紹介ロジック、写真撮影、服装アドバイス、お見合い後のフィードバック頻度など、機能差としてしっかり説明できる相談所は健全です。
3つ目:これは、私が実際に相談を受けていて、一番トラブル回避につながった質問です。
良い相談所ほど、ここを正直に答えます。
「うちは皆優秀なので交代の必要はありません」と返ってきたら、ご注意ください。
4つ目:成婚率の数字そのものより、その数字をどう説明するかを見たほうがいいです。
退会者を分母にするのか、在籍会員全体にするのか、活動中の会員にするのか。
同じ実績でも、計算方法で数字は2〜3倍変わります。
ここで言葉を濁す相談所は、私はかなり警戒します。
5つ目:これに具体的に答えられない相談所は、入会後のサポートが薄い可能性が高いです。
プロフィール写真の見直し、申込み戦略の変更、お見合い時の振る舞いのフィードバックなど、明確な手順を持っている相談所は、即座に答えが出てきます。
即答できない相談所は、その時点で危ない。ごまかしや嘘は、こういったところからはじまっています。
それでも、結婚相談所カウンセラーは敵ではない
ここまで読むと「全部疑え」という記事に見えるかもしれません。
しかし、そうではありません。

業界には経験差や教育格差が大きいという、構造的な事情があります。
先ほども書いた通り、出入りの激しい業界で、ベテランもいれば新人も山ほどいます。
悪意のある悪質カウンセラーは確かに存在しますが、悪意ではなく経験不足ゆえに雑な対応になっている人もいるのです。
そして、本当に誠実なベテランもちゃんといます。
誠実なカウンセラーには共通点があります。
- 即決を迫らない
- 数字を正直に答える
- 自社が合わないと判断したら、他社を勧めることもある
- 比較されることを嫌がらない
- 質問への回答が早く、わからないことは「わからない」と素直に言う
優秀なカウンセラーほど、余裕があります。
無料相談の段階で「あ、この人は余裕があるな」と感じる相談所に当たったら、それはかなり有力な候補です。
逆に「なんとなく焦っているな」「即決を促されているな」と感じたら、その違和感を信じてください。
違和感は、長く現場を見てきた私の経験上、ほぼ正解です。
まとめ|本当に必要なのは、この業界の浄化です
最後に、私の本音を書いておきます。
本当に必要なのは、この業界の浄化ですね。

今回は結婚相談所の闇について、少し赤裸々に語ってみました。
同業者として書きにくいことも書きました。
それでも書いたのは、まじめに婚活している人が、まじめにやっていない相談所に当たって時間とお金を失うのを、これ以上見たくないからです。
少しでも安心して婚活できるように、結婚相談所業界はがんばっていかなくてはなりません。
それは業界側の宿題であり、読者の皆さんが背負うものではありません。
だからこそ、皆さんには質問することを遠慮しないでほしいのです。
違和感を持ったら、その場で決めなくていい。
それだけで、かなりのトラブルは避けられます。
質問する勇気を持てる人は、騙されない。
その一歩を、無料相談の場に持っていってください。それで十分です。
無料相談に行く際は、ぜひこの記事の「こちらから聞くべき質問例5つ」をスマホで表示して、お守り代わりに持っていってくださいね。





