モテる人モテない人の会話の違いを教えます

モテる人モテない人の会話の違いを教えます

デートには行けるのに彼女ができない男に共通する「俺様情熱大陸」とは

なぜか3回目のデートあたりで、女性の反応が薄くなる男性がいますよね?

その場では会話も盛り上がったはずなのに、LINEも最初はいい感じで続いていたはずなのに。

出会いがないわけではない。

会話も苦手ではない。

デートにも普通に行けている。

それなのに、3回目あたりでLINEの返信が短くなり、

○○くんっていい人だね

で終わってしまう。

実はこういう男性、会話で自分の魅力を出しすぎているのです。

  • 仕事の話
  • 過去の苦労
  • 自分のすごさ
  • ちょっとした下ネタ

本人は盛り上げているつもりでも、女の子からすると”俺様情熱大陸” を見せられている状態になっています。

自分の人生を密着24時間風に語ってしまうクセ。

BGMはあのオープニングテーマ、カメラは自分目線、主役は常に俺。

女の子はただ見せられる側。

これを私は、俺様情熱大陸と呼んでいます。

ここで一つだけ、少し複雑な話をしておきます。

彼女ができない男イコール会話下手、というのは半分ウソです。むしろ逆で、喋れる男、場をもたせられる男、沈黙が怖くないから話題を埋めてしまう男ほど、デートでこれをやっています。本人は会話に自信があるから、原因を出会いの場や「最近の女の子」など、別のところに探しにいってしまうのです。

でも実際は、話せるからこそ余計に喋ってしまい、その喋った中身が全部「俺の話」になっている、というだけのことが多いのです。話題の選び方、たったそれだけの問題なのですが、本人には気づくチャンスがありません。これが一番厄介なのです。

なぜこんなことが分かるかと言うと、私は若い頃、夜の店で接客業をしていた時代があるからです。

そこで仲良くなったホステスのお姉さんたちが、お客さんのいないカウンターでよく本音を漏らしていました。

夜の店で働いていた頃、ホステスのお姉さんたちが本音で言っていた話

私は若い頃、夜の店で接客業をしていた時代があるのですが、そこで仲良くなったホステスのお姉さんたちも毎回これを言っていました。

お客さんは私たちに高いお金を払って武勇伝を話しに来ているんだけど、あれ寒いわ〜

高いお金を払って、わざわざ寒い時間を買いに来ている、という構図です。

これを言っていたお姉さんは、お客さんの前ではちゃんと笑っています。

すごーい
センスありますね

と相槌も打っています。

お客さん本人は、たぶん今日もいい感じに盛り上がったと思って帰ったはずです。

でもバックヤードに戻ってきた瞬間の彼女の顔は、正直しんどそうでした。

笑顔は残っているのに、目だけスッと遠くなる、あの感じです。

これについて、私は最初「お金をもらっているのだから、それくらい聞いてあげればいいのに」と思っていました。

しかし、何回も同じ話を聞かされる側になってみたら分かります。

武勇伝は、聞く方の体力を極端に削るのです。話の中身がどうこうではなく、「俺をすごいと思ってくれ」という圧が、ずっと首根っこを掴んでくるような感覚です。あの圧の前で、女の子の側はずっと「すごい」を演じる仕事をさせられます。

ここで気づいてほしいことが一つあります。

お金を払っているホステス相手ですら、女の子は内心「寒い」と思っている。

ということは、お金も発生していない、デート相手の女の子はどう思っているでしょうか?

お金で買えている「すごーい」を、なんの対価もなしに引き出そうとしているということです。

デートで武勇伝を語る男は、自分が無料で求めている労働の重さを、あまり分かっていません。

仕事は一流のオジサン社長に、ひとつだけ欠落していたもの

私の店には、そのホステスのお姉さんとオジサン社長が一緒にアフターで来ることもありました。

お姉さんたちはオジサン社長に飲み代を払わせようと思って一緒に来るのですが。

お姉さん側からすれば、まあ営業の延長です。

仕事は一流なのに会話が欠落しているオジサンたち

そのオジサンたちというのが、これがまた立派な人たちでして。

銀座や新地の高級クラブに飲みに行けるくらいですから、仕事も一流で、お金もたくさん持っている立派な方なのでしょう。

仕事で一流ということは、頭もいいのでしょうし、人の使い方も上手なのでしょう。

事業の話を横で聞いていると、「なるほどなあ」と私のような若造は普通に勉強になりました。

でも、ひとつ欠落しているものがあるのです。

それは、、、会話です。

正確に言うと、女の子との会話です。

仕事の場では、たぶん非常に的確に喋っているはずの人が、横に女の子が座った瞬間、急に密着24時間モードに切り替わります。

  • 創業何年目で
  • 誰に裏切られて
  • どんな修羅場をくぐって

俺はここまで来たんだ──。

同じ話を、同じ抑揚で、お姉さんが変わるたびに最初から繰り返すのです。

正直、非常に眠たいです。

しかも厄介なのは、本人だけがすっかり気持ちよさそうにしていることです。

聞いているお姉さんはプロだから笑っています。

しかし、相づちは打っているものの、心はもう席を立っているように感じる瞬間が何回かありました。

プロのお姉さんですらそうなるのですから、普通のデート相手がどう感じるかは想像に難くありません。

ただ、悪気があってやっているわけではないことは分かります。

これ、誰も悪くないのです。

真面目に仕事に向き合って頑張ってきた男性ほど、陥りやすい罠なのです。

仕事を真面目にし続けてきたオジサンだからこそ、そういう学びをしてこなかったのでしょう。20代の大事な時期に女の子と試行錯誤する時間を、全部仕事に投下してきた結果、気づいたら銀座に来られる男にはなったけれど、女の子と何を喋ったらいいか分からない男にもなっていた、というだけのことです。

ここで、これを読んでくれているあなたが、将来そんなモテないオジサンにならないためにも、一つだけ自分ごととして考えてほしいのです。

仕事を頑張っているあなたほど、20年後あの席に座っている確率は、決して低くありません。

では、その壊滅的な会話の中身を分解してみるとどうなるか。

実は、共通するパターンが4つあるのです。

自慢・自虐・モテ自慢・下ネタ|女性が一瞬で冷める4つの話題

①求愛武勇伝(俺すごいでしょ劇場)

今は落ち着いているんだけど、昔はそりゃ悪かったんだよ
俺、すごく儲けていた時があって、当時の年収は1000万円ぐらいあったかな

本人は「いやいや、俺は自慢話はしないよ」と思っています。

でも、好きな子からカッコよく見られたい気持ちが1ミリでもあるなら注意した方がいいです。

なぜなら、周りより凄いということをアピールするのは男の本能だからです。

注意しておかないと、無意識でやってしまうのです。

そもそも、自慢話というのは、自分を大きく見せたい自己顕示欲と、心の穴を埋めたい欠乏欲求を満たすためにしてしまうものです。しかし、同時に求愛の意味も大きいので、気を付けていないと自然と好きな子の前でやってしまいがちになります。

夜の店で見ていて、「すごいですね」が出た瞬間に、お姉さんの会話エンジンが切れていることがよくありました。

本人は勝ったつもりで喋り続けていますが、相手はもう、相づちを「作業」に切り替えています。

聞いている女の子はただただ、疲れている。楽しいのは喋っている本人だけです。

②自虐自慢(そんなことないですよ待ち)

仕事が忙しくて2時間しか寝ていないんだよね〜
勉強ぜんぜんしていないよ〜

表面はネガティブに見えますが、中身は「こんなにがんばっている俺を認めて」というメッセージを、わざわざ自虐の皮で包んで差し出している、ということになります。

自分は特別な人間だと思い込んでいるのですが、本当のところは劣等感が見え隠れしているとバレています。

本当に自信のある人や、ごく普通の人は、自虐を自慢げに言いません。

これも夜の店時代に何回か見ました。

明らかに上位の社長よりも、二番手三番手の人ほど「いやー俺なんか全然ですよ」を強めに言っていました。

「俺なんて全然」と言いながら、実は褒められる場所を探している話し方は、聞く側に気を遣わせます。

女の子は聞いた瞬間、「ここで褒めないといけないやつだ」と察して、笑顔の角度を一段上げます。

あの“気を遣わせた感”は、けっこう正確に伝わっているものです。

③モテ自慢・経験人数トーク(昔の俺、見てくれ上映会)

軽く昔の恋愛の話になったとき、唐突に、

俺の今までの経験人数知りたい?え〜っとな〜

と自分から始めてしまう男性もいますね。

これ、不思議なことですが、男性って小さいうちから「ママ、見て!」といった承認欲求が強かったりするのです。

少しでも自分を良く見せたい、すごい男だと思われたい焦りからやってしまう気持ちは分かりますが、女性からすると実は全く逆効果になっています。

いずれにしても、経験人数なんて正直に言う女性がいるのでしょうか?

結局のところ、あてにもならないし、どうでもいいし、つまらない話だということです。

本人は人生の名場面を話しているつもりでも、相手からすると再放送を見せられている感覚になります。

しかも、出てくる女の子は全員、自分ではありません。

④過度な下ネタ(距離を縮めたつもりの地雷)

飲み会でお酒が入って、場を温める軽い下ネタくらいなら、ひとまず置いておきます。

問題は、二人きりや少人数で、だんだん話が過激になっていくケースです。

話している下ネタがだんだん過激になり、これ以上ないような話にまでもつれ込めば、女性は「カラダ」が狙われていると思って、警戒しはじめます。

ここで大事なのは、下ネタを使う男性側の動機の方です。女性に慣れていなくて、距離の縮め方が分からないから、照れ隠しで下ネタを使ってしまう男性もいます。これがまた、本人だけは「壁を壊している」つもりだから余計に厄介なのです。

女の子からすると、壁が壊れたのではなく、警戒ラインを踏まれただけになっていることが多いです。

「この人、ここでそれ言うんだ」と一歩引いて見ています。

下ネタから「ノリが良くて素敵〜」と発展する恋など、ほぼないと思って間違いありません。

①求愛武勇伝 俺をすごいと思ってくれ②自虐自慢 俺を頑張ってると認めてくれ③モテ自慢 俺をモテる男と見てくれ④過度な下ネタ 俺と早く距離を縮めてくれ

主語が全部、俺。

この4つ、全部に共通するものがもう分かるでしょうか?

全部、「相手」ではなく「自分」を見ている会話なのです。

正直に白状すると、私も若い頃、③をやらかして女の子の顔が一気に曇ったのを、いまだに覚えています。

あれは本当に恥ずかしいです。

話す前にひと呼吸|俺様情熱大陸を抜けるたった一つの習慣

ここまで読んで、「俺、わりとやっていたかも」と思った人ほど、次に来る感情はだいたい決まっています。

じゃあ何を話せばいいんだ。

それが正しい反応です。

でも先に、解決策の方をお渡ししておきます。

「聞き上手になれ」「話す3:聞く7」といった一般論は語りません。

あれは武勇伝の自覚がない人にはどうせ刺さらないからです。

そもそも、武勇伝を語っている本人には、武勇伝を語っている自覚なんてありません。ここが厄介なのです。自覚がないものを「やめろ」と言われても、本人にはやめるべきものが見えていません。

そこで、たった一つでいいから取り入れてほしい習慣があります。

喋りたい話題が頭に浮かんだ瞬間、口に出す前にひと呼吸置く。

そして自分にこう問いかけてください。

「これって自慢話じゃね?」

「これ言ったら、相手は『すごーい』と言わなきゃいけない話じゃないか?」

それだけです。

ひと呼吸置くというのは、すごい男枠から降りる動作のことです。

降りた瞬間に、初めて相手の顔がちゃんと見えるようになります。

じゃあ、女の子と何を話せばいいの?という話

ひと呼吸置いて武勇伝モードを降りた後、空いたスペースに何を入れるか。

ここでようやく、ポジティブな話の出番です。

①相手の今に目を向ける一言

今週忙しかった?ちゃんと食べてる?
今日、来るまで疲れてなかった?

こんな一言を自然に言えるだけで、夜の店で自分語りをしていたオジサンたちとは完全に差がつきます。

あのオジサンたちの中で、お姉さんに「最近どう?疲れてない?」と聞いている人は、ほとんどいませんでした。逆に、それが言えているオジサンは、はっきり言ってモテていました。お金目的ではなく、お姉さん側からシフトを合わせて会いに行きたくなるオジサンになっていたのです。

女の子は、すごい話を聞きたいのではなく、自分も人として見られている感覚がほしいのです。

②自分の弱さや迷いを「素」で話す

これ、自虐自慢と紙一重なので注意してください。

違いはひとつ、「すごいでしょ」を期待しているかどうか、それだけです。

例えば食事が落ち着いたタイミングでふふと、

最近、新しい部署で何をすればいいか、正直まだ掴めていないんだよね

みたいな話を、オチもつけずに、笑いも取りにいかずに、ただ話すのです。

これは弱みを見せる行為なので、相手は「この人は自分を盛らなくていい場所として、私を扱ってくれている」と感じます。盛らない男性に、女の子は安心するのです。

③相手の話を一段だけ深く聞く

最近ハマってるものある?
最後に行って良かったお店どこ?

このあたりは検索すればいくらでも出てきます。

大事なのは質問そのものではなく、その後です。

返ってきた答えに対して、

で、それの何が良かったの?

と一段だけ深く聞き返せるかどうか。

一段深く聞くと、相手の話が「事実」から「感情」に変わります。

感情を話してもらえた相手のことは、人間は自然と好きになるものです。

夜の店でも、長く女の子に好かれるお客さんは、自分の話を一切しない人ではありませんでした。ただ、話す前に相手の顔色を見ていたのです。相手が笑っているのか、それとも笑わされているのかを見ていました。それが見える男性と見えない男性で、お姉さんたちの本気の好意は、はっきりと分かれていました。

まとめ|モテる会話は、女性を疲れさせない会話

最後に大事なことを言います。

自慢、自虐、モテ自慢、下ネタ。

あんなに違って見える4つの話題は、根っこのところでは全部一緒です。

「相手」ではなく「自分」を見ている会話、それだけのことだったのです。

かっこいい俺を見せたくなる気持ちは、正直わかります。

男なら、自分の頑張ってきたことを認めてほしい瞬間もあるでしょう。

それ自体は別に悪いものではありません。

でもデートで本当に強いのは、すごい俺を見せつける男性ではなく、一緒にいて疲れない男性です。

俺様情熱大陸を少し止めるだけで、女の子の反応はかなり変わります。

3回目のデートを続けたいなら、まずは「俺の話」よりも「二人の空気」を見ることです。明日のLINEの一通目から、送信する前にひと呼吸置いてみてください。「これ自慢話じゃない?」と問いかけてブレーキをかけたあと、代わりに「今日疲れてない?」と相手へのねぎらいを1文足してみてください。それだけで、3回目で消えていた女の子が、4回目に進む確率は確実に変わります。

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