京都府の結婚相談所・28歳女性の体験談

入会を決める際はとにかくたくさん調べ、即決は避けることをおすすめします

結婚相談所 体験談
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★
【自分の婚活の点数】★★★
【都道府県】京都府 【年齢】28歳 【職業】会社員
【活動期間】平成24年3月~平成25年2月
【結婚相談所をどうやって知りましたか?】
インターネットでの検索
【無料カウンセリング時の印象】
何人も相談に乗っているんだろうなという雰囲気の、ベテランの女性の方が丁寧に説明してくれました。仕切りがあって他の人からは顔が見えないような工夫がされている施設でした。雰囲気も明るく、緊張しないような雰囲気作りをされていました。
【入会を決めた理由】
結婚適齢期であったことと、周りの友達か素敵な結婚式をあげたのを見て、自分も早く結婚して素敵な式をあげたいと思ったことがきっかけでした。検索では口コミもよく、実際に会うのは専用のツールを使って気に入った人に連絡を取る、会う約束をする、困ったら相談員に話ができるというもので、使いやすそうだと思ったからです。
【退会した理由】
中途退会
【これから婚活をする人へのアドバイス】
入会を決める際はとにかくたくさん調べ、即決は避けることをおすすめします。相談所ごとに色々なサービスがあります。気になったところを比較して決めたほうがよいです。
【体験談】

意を決して「結婚相談所に登録して婚活をするぞ!」と●●のドアを叩いたものの、入会する際はやはり不安も大きかったです。

●●の方から料金システムなどわかりやすく説明をしてもらいましたが、成果が出るか出ないかは運次第というところもあり、安い料金ではないため入会するには覚悟が必要でした。

勇気を振り絞って活動を開始した私が、●●を介して実際にお会いしたのは1人です。

向こうから連絡がきました。

彼は私より5歳上で、年が離れていたのが気になりましたが、でも、専用のツールで相手の趣味・年収・求めるものなどがわかるので、全く何も知らないわけではないし、なんとか話を繋ぐことができるかなと思い彼とお会いしました。

彼と初めて会った時はランチをしました。

食事の時は、お互い緊張してあまり弾んだ話はなく…。

「婚活ってこんなものなのかなかな」とは思いましたが、あまりにも彼と私の間に会話がなかったので、普段の仕事の会食などで話題になる天気や交通状況、お互いの出身地の話など、何か話題を用意しておくべきだったと思いました。

でも、そこからちょくちょく彼と連絡を取るようになり、お付き合いをするまでに至りました。

こんなふうに始まった彼と私。

最初のほうは宣伝のようにスムーズにいっていて良い感触を得ていましたが、後半はうまく進まなくなってしまったのです。

これは経験するまでわからなかったことなのですが…

ネット上で出会った、元々は全然知らないお相手。

結婚するために好きになろうとしているのか、自然と好きになっていっているのか、自分でも自分の気持ちがよくわからないということがずっと続きました。

このことは、彼との付き合いが続けば続くほど私を苦しめました。

でも、私はそんな気持ちに蓋をしながら、彼と付き合っていました。

ドライブへ行ったり、食事に行ったり…。

彼が先にネットで予約を入れてくれていて、スムーズにエスコートしてくれたのはさすが大人というか、素敵だなと思いました。

でも、そこからチラチラと「もしかしたら向こうも、結婚するために私を捕まえようとしてるだけで、好きにはなってくれていないのかも…」と感じることが増えてきたのです。

素敵な結婚式ができても、その後の生活が幸せでないと意味がありません。

友達のような結婚式に憧れて婚活を始めたけど、本来の目的は何か?をもう一度頭に入れ直しました。

おかしいなと思い始めたのは、まだ数ヶ月しかたっていないのに、彼が「君の親に会いたい」と言い出したことです。

私達はプチ遠距離恋愛でした。

実家から両親が遊びに来るタイミングで自分も会いたいから紹介してくれ、と言われた時は違和感がありました。

私達の将来についてまだ全然話し合っていないのに? もう両親に紹介? と。

とても悩みました。

なので、私は親にこのことを話してみたのです。

そのときの私の様子に違和感を抱いたのか、父親からこう聞かれました。

「紹介されるのはいいけど、2人は愛し合っているのか」と。

もう、一生忘れない言葉です。

私はそのとき、「そうだ、大事なことを忘れていた」と、まるでトンカチで頭を殴られた気分になりました。

結婚相談所に入会して活動をする目的は、誰しもが結婚するためだと思います。

私はその「結婚する」ということばかりに目がいっていたのです。

「好きな人との幸せな結婚」ではなく、ただ「結婚する」ということだけに。

そこから、私は彼の気持ちから出る行動に注目し始めました。

本当に私は愛されているのか、私もまた愛しているのか、と。

すると、色々見え始めたのです。

それは、たとえば
・先にネットで予約してエスコートしていたと思っていたけど、本当は自分の勤める会社のサービスを自分で使い、成績を伸ばしていたこと
・私が転んでも、振り返りはするけれど、駆け寄ってきてはくれなかったこと
などです。

流石に「違う」ということがわかりました。

愛する恋人に対して取る行動ではないな、と。

そこで、私は本当にこのままでよいのかということを彼と話しました。

すると彼は、「付き合いをやめるの? 君、もう28歳でしょ?」と言ったのです。

その言い方は、まるで「今付き合いをやめるともう結婚できないよ」と脅すかのようでした。

この時点で、私は一気に「もうダメだ」と思ったのです。

周りの人にも相談をすると、付き合っている間の私はとてもしんどそうだと言われたこともあり、彼とのお付き合いを考え直そうと思いました。

そして、それから少し時間はかかりましたが、父が言ったことを基準に、自分が見たこと・されたことを考慮して、彼とのお付き合いはやめました。

結果としては別れという残念なものになりましたが、今の幸せのためには彼とのお付き合いをやめてよかったと思っています。

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