【実話】口コミで1000万円請求|結婚相談所の口コミに嘘とやらせが混ざる理由と見分け方

【実話】口コミで1000万円請求|結婚相談所の口コミに嘘とやらせが混ざる理由と見分け方
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ある日、サイト管理人の私に1本の電話がかかってきた

34歳・会社員のAさんは、退会した結婚相談所への不満を、当サイトの口コミ欄に正直に書きました。

その結果、相談所から告げられたのは「1000万円の損害賠償を請求して裁判をします」という言葉です。

口コミを一つ書いただけで、1000万円。普通なら、ありえない話に聞こえますよね。

——ただ、Aさんには、私にも伏せていたことがありました。

これは私が実際に仲裁に入った、完全実話です。

10年以上口コミサイトを運営してきた中で、私自身、損害賠償をちらつかされたことも、脅迫めいた電話を受けたこともあります。

今回はそんな現場の話から始めさせてください。

興奮した声で「助けてください」

ある日、当サイトの管理人である私に一人の女性から電話がありました。

口コミの件で、ぜひお願いしたいことがあります!本当のことを書いたのに、結婚相談所に脅されています!助けて下さい!

声は明らかに興奮していました。

話を聞いていくと、彼女は東京在住の34歳、会社員のAさん。

とある結婚相談所に入会して5ヶ月後、サポート内容に満足できずに退会し、当サイトの口コミ欄にその思いを投稿した、と言います。

書いた内容はこんなものでした。

  • 毎月3名紹介すると言っていたのに、5ヶ月で3人しか紹介されなかった
  • ほとんどカウンセラーとの面談予約が取れなかった
  • カウンセラーのミスでお見合いがキャンセルになったのに、罰金を払わされた
  • 入会後に追加料金が発生した
  • 退会する時は態度が豹変した——最低の相談所でした、と

聞きながら、確かに良くないサポートだなと思いました。

お怒りはごもっともです。

実はその相談所の悪い評判は以前から聞いていたので、Aさんの言葉に違和感はありませんでした。

ただ——ここで一つ、Aさんが私に伏せていたことがあったんです。

名前を変えて6件——明らかになったもう一つの顔

なんと、Aさんは、名前を変えて6件の悪い口コミを投稿していたのです。

酷い文句の嵐、よくここまで書けるなぁ~と思うほどのボロクソの悪評を、ずいぶんと長文で書いていました。

この口コミに激怒した相談所は、思い当たる元会員に電話を掛けて、片っ端からカマを掛けるという作戦に出ました。

そして見事にカマに引っ掛かったAさんは「だ、だって本当のことじゃないですか!」と認めてしまった。

ウチの損失は計り知れません。1000万円の損害賠償を請求して裁判をします!

相談所は超強気になり、そう告げてきたのです。

口コミ一つで1000万円。

ドラマチックに聞こえるかもしれませんが、結婚相談所にとって悪評はそれくらい死活問題なんです。

会員一人の生涯利益、入会率の低下、ブランドへの長期ダメージ——揉めるときはこれくらいの金額が普通に飛び交います。

実はこの構図、Aさんに限った話ではありません。

10年以上サイトを運営してきて、こうした投稿の裏側を私は何度も見てきました。

なぜ結婚相談所の口コミは、普通の商品レビューと違うのか

口コミの真偽を語る前に、まず知っておいてほしいことがあります。

結婚相談所の口コミは、そもそも投稿される心理が、Amazonのレビューや飲食店の口コミとはまったく違うんです。

そもそも、書き込む人がほとんどいない

結婚相談所に入会している人にとっては、自分が結婚相談所を利用していることを知られたくないんです。

まだまだネガティブなイメージが強いんですね、結婚相談所は。

結婚式の馴れ初め紹介でも、結婚相談所での出会いを隠す人がほとんどです。

私もよく結婚式に呼ばれますが、そこでは結婚相談所の関係者であることはいつも隠しています。

それくらい、利用していること自体を表に出したがらない人が多い。

それでも書き込むというのは、よっぽど、よっぽど——

「よっぽど感謝している時」か、反対に「メチャメチャ怒っている時」

に、人は口コミを書きます。

だから、比率は良い口コミ2:悪い口コミ8になる

結婚相談所の口コミって、圧倒的に、感謝のお礼よりも、怒りや文句の方が多いんです。

良い口コミ2 対 悪い口コミ8、くらいの比率が本当のところです。

しかも、結婚相談所から素晴らしいサポートを受けた人は、サイトには書かずに直接お礼を言ってしまう。

そもそも、満足している人は口コミサイトを探すことすらありません。

サポートに満足していない人が、ネットで「もっとイイ相談所はないかな?」「今の相談所は大丈夫なのか?」と探すのです。

つまり、ネット上の口コミは構造的に「怒っている人」と「特定の意図を持って書く人」に偏ります。

この前提を頭に入れた上で、これから先の話を読んでください。

なぜ結婚相談所の口コミには嘘とやらせが混ざるのか

ここまでは、口コミが「自然に偏ってしまう」話でした。

でも、口コミにはもっと意図的なものも混ざってきます。

私も自分で口コミサイトを運営して初めて分かったことなんですが、自作自演の宣伝口コミがよ~く投稿されるんです。

最初に見たときは、ちょっと信じられませんでした。

一番多い人なんか、一人で10社以上の「ここは最悪でした~」という口コミを書いてくる。

おかしいでしょ?

10社も入会して、全部最悪だったって、そんなことありえますか?

そしてその人は、たった一つの相談所だけは良いことを書きまくって、おススメしてくる。

明らかに、特定の相談所のために動いている書き手なんです。

なぜ分かるのか?

IPアドレスやら、クッキーやら、いろいろなWeb情報を集めたら分かるのですが、同一人物からの書き込みが多い、多い。

普通に投稿フォームから入ってくる文章を、ただ並べているわけじゃないんです。

サイトを運営していると、こういう技術的な裏側が全部見えてしまう。

それから、もう一つ多いパターンがあります。

相談所のカウンセラーが、ライバル相談所の悪口を書いていることもよくあります。

会員のフリをして、「ここは最低の相談所です!」と書き込むんです。

同業者から見て本当に問題のある相談所なら、その情報自体は伝えた方がいい情報かもしれない。

でも、会員のフリをして嘘を書くのは違うじゃないですか?

そして読者の皆さんに正直に伝えておきたいのですが、当サイトも、もちろん真実の口コミが中心ですが、本当ではない口コミが一部あるのも事実です。

完璧に弾くのは、運営者でも難しい。

だから私は、自分のサイトの口コミでさえ「全部信じてください」とは言えないんです。

だからこそ、これからお話しする「見分け方」が大事になってきます。

「良い口コミばかり」のサイトを、私が信用しない理由

答えから言います。

良い口コミばかり並んでいるサイトの方が、むしろ怪しい。

理由はシンプルで、婚活の現実と合わないからです。

みなさんも婚活をしていれば分かると思いますが、多くの人が苦しんでいます。

半分くらいの人はかなり苦しみますし、悩みます。

ごく稀に楽勝で突破するイケメンや美女もいますが、それは例外中の例外。

失敗したら誰だって嫌な口コミを書きたくなる。

それが普通の感情です。

それなのに、ある相談所だけ良い口コミ一色で並んでいるとしたら、構造的におかしい。

どんなに良い結婚相談所だって、悪い口コミを書かれているはずです。

会員数が増えれば増えるほど、合わなかった人、被害妄想やクレーマー的な人も一定数出てくる——これはどんな業界でも避けようがない。

むしろ、悪い口コミがゼロのサイトを見たら「ああ、誰かが消しているか、最初から載せていないんだな」と考えた方が現実に近い。

業界の裏事情——癒着は珍しくない

そしてもう一つ、お伝えしておきたい裏事情があります。

残念ながら、口コミサイトと結婚相談所が癒着していることは日常茶飯事です。

広告料を払って良い口コミだけを残してもらう、悪い口コミは削除してもらう——そういう関係が、業界の一部にはあります。

なぜ多くの口コミサイトがこうなるのか?

口コミサイトやランキングサイトを運営している人は、多かれ少なかれビジネスとしてやっています。

そして彼らの多くは、もめごとや脅しをいちばん嫌う、普通の運営者です。

だから業界に逆らわず、当たり障りのない、良いことばかりを書いて宣伝するサイトを作る。

そりゃそうなりますよね、その方が楽ですもん。

少なくとも誠実な口コミサイトは買収されませんし、真実の口コミを心がけています(このサイトのように)。

1サイトで絶賛、複数サイトで沈黙——どちらを信じるか

そこで一つ、判断基準を共有します。

とある口コミサイトで大絶賛で、他の複数(2つ以上)の口コミサイトでめちゃくちゃに叩かれていたとしたら、どっちを信じるべきか?

それは間違いなく、悪い口コミサイトの方を信じましょう。

私が10年口コミサイトを運営してきた中で、1サイトだけ絶賛、他の複数サイトではボロクソというケースは、後者の方が実態に近かった確率が圧倒的に高かったです。

一つのサイトを買収するのは簡単でも、複数のサイトと癒着するのはそう簡単なことではないからです。

少し常識と逆の話になりますが、悪い口コミが大量に書かれているサイトは信用できます。

悪い口コミの投稿数が多ければ多いほど「そのサイトには本当の感想が多く届いている」と判断してください。

業界から「殺すぞ」と言われ続けた10年

なぜここまで踏み込んで書けるのか? 少し、私自身の話をさせてください。

それは、私自身がそういう運営をしてきたからです。

このサイトは10年以上前に作ったサイトなのですが、作成した頃は、結婚相談所業界からはケチョンケチョンに文句を言われました。

オカダ~~、殺すぞ~~、とか。オカダ~~、つぶすぞ~、とか。

本当に大変だったんです。

「なんでワシとこの悪い口コミを載せるんじゃ~」とか、「早く消せ~~」とか、「お前が書いとるんやろ~!」とかも言われましたよ。

今でこそ「このサイトが出てくれたおかげで業界が良くなりました」と感謝されますが、本当に最初の頃は毎週のように脅しの電話がありました。

冒頭のAさんの「1000万円損害賠償」もそうですが、口コミ一つにこれだけの圧力がかかる。

それは結局、口コミがそれだけ売上を左右するからです。

1人の入会者が生涯で支払う金額、紹介経由の集客、ブランドの寿命——口コミは、そのすべてに直結している。

だから揉める時はとことん揉めるし、削除依頼も脅しも飛んでくる。

真実の口コミを掲載していると、業界から嫌われてしまうんです。

それでも私は、口コミサイトを運営しているなら、業界から嫌われるのを承知でも、真実の声を掲載しなければならないと思っています。

本物の口コミと、ヤラセの口コミを分ける境界線

10年以上、毎日のように口コミを読んできて、本物と偽物には明確な「気配の違い」があると分かるようになりました。

境界線は、思っているよりはっきりしています。

まず、自作自演の誉め口コミは、とにかく抽象的です。

「優しかった」「良いサポートだった」「たくさんアドバイスしてくれた」——そればかり。

日付もない、担当者の動きも描かれていない、何をされて何が嬉しかったのかも書かれていない。

読み終わっても、担当者の顔も、相談所の雰囲気も、何一つ浮かんでこない。

一方、本物の口コミには、感情が乗っています。

「なぜ嬉しかったのか」「どんな言葉で励まされたのか」「あの一言で心が折れた」——そこまで具体的に書かれている。

いくら文章の上手い人でも、魂の入った話を書くのは難しいんです。

経験のない出来事を、まるで体験したかのように書くのは、プロの作家でも難しい仕事ですから。

例えば「カウンセラーの○○さんが、活動3ヶ月目に『この条件なら絶対にいい方いますよ』と具体的な会員を3名紹介してくれた」のように、担当者名・時期・行動が書かれているものは、本物率が高い。

逆に「優しかった」「良かった」が並ぶだけの数行は、参考にはしにくい。

そんな感情が伝わる怒りの口コミも、ほとんどが本当だと思っていいんです。

ただし、被害妄想型には要注意

ここが難しい所なんですけど、一方的な、被害妄想的な考えの口コミを書く人がいるのもまた事実です。

「全部相談所が悪い」「自分は何も悪くない」と全部他責で書かれているもの。

具体性はあるのに、どこか自分の側の事情がすっぽり抜けている文章。

こういうものは、感情が乗っていても話半分で読んだ方がいい。

Aさんの投稿が、まさにそうでした。

サポートに不満があったのは事実。しかし、名前を変えて6件も連投したり、「最低の相談所」と断定的に書いたりした部分は、明らかに感情の制御を超えて暴走していました。

つまり、事実に基づく正当な不満と、怒りによって過剰に膨れ上がった脚色が、同じ一つの投稿の中に同居していたのです。口コミは「全部本当」でも「全部嘘」でもありません。一つの投稿の中でさえ、事実の部分と暴走の部分を切り分けて読む必要があります。


口コミサイトを開いたら、まずここを見てほしい

実際に口コミサイトを開いたとき、何を、どの順番で見るか?

私が10年運営してきた中で、危ないと感じる相談所には共通点があります。

それは、

1サイトだけで絶賛され、他のサイトでは沈黙している、あるいは悪評が集中している

相談所です。

だからまず、複数サイトを横断して印象がどう一致するか、どこがズレているかを見てください。

GoogleレビューやSNSも含めて、です。

その上で、各サイトの中身を見るときに使ってほしい視点が3つ。

  1. 良い口コミと悪い口コミの比率は2:8に近いか(良いばかりは構造的におかしい)
  2. 担当カウンセラー名・面談頻度・活動期間・連盟など、具体情報が書かれているか
  3. 被害妄想・他責で固まっていないか(具体的でも一方通行な文章は話半分で)

そして無料相談に行ったとき、必ず聞いてほしい一言があります。

「あなたが私の担当をしてくれるのですか?」

なぜこの一言が効くのか。

口コミの良し悪しよりも、目の前の担当者が誰なのかの方が、あなたの結果をはるかに左右するからです。

同じ相談所でも、担当が違えば結果はまるで変わります。

良い口コミが書かれていたとしても、その担当者が自分につかないなら、その口コミの再現性はありません。

良い口コミも悪い口コミも、結局のところ「その人と、その担当者の組み合わせ」の話なんです。

Aさんが書いた不満も、別の担当者なら起きなかったかもしれない。

逆に、絶賛されていた相談所でも、自分につく担当が変われば全然違う活動になる。

こればっかりは出会いです。

誰とでもうまくいくカウンセラーというのはいません。

あなたに合ったカウンセラーが最高のカウンセラーです。

文章の口コミは、最後の決定打にはなりません。

それでも、良い結婚相談所はちゃんと存在している

ここまで読むと、「結婚相談所って悪いところばかりなんですね」と思われたかもしれません。

でも、そうではありません。

正直に書きますが、私が運営しているこのサイトには大きな問題点があります。

それは先ほども言いましたが、

「悪い口コミが多過ぎて、良い口コミが圧倒的に少ない」

こと。

このサイトを作ったのは、「悪い結婚相談所に入ったらダメだよ」「いい相談所はたくさんあるから、ちゃんと調べてね」という目的だったのに、今、悪い口コミが想像以上に増えてしまいました。

読者からしたら、「結婚相談所って悪いところばかりで、入らない方がいいのかな…」と思ってしまう。

違うんです。

悪い人も多いのですが、良いカウンセラーもめっちゃたくさんいるんです。

悪い口コミが目立つのは、先ほど書いた仕組み上の偏りです。

素晴らしいサポートを受けた人は直接お礼を言って終わる。

満足している人は、そもそも口コミサイトを探さない。

だから、ネット上の口コミは「怒っている人」と「意図のある書き手」に寄る。

これは口コミサイトの仕組みそのものの限界です。

私が運営しているサイトの口コミは、他のどんなサイトと比べても、真実の口コミや感想が掲載されています。

それこそ自画自賛の褒め言葉ですが、「最高に信憑性があるサイト」です。

読み方さえ分かれば、その偏りに飲み込まれずに、本当に合う相談所を選ぶことはできます。

まとめ|口コミは、次の被害者を減らすための記録である

最後に、Aさんの件がどうなったかをお伝えします。

1000万円の請求は法外であること、サポートに問題があったことは相談所が認めること、名前を変えて投稿を繰り返したことはAさんが認めること、投稿は取り下げること——これを互いに認め合うことを条件に、私が間に入って、結果として和解しました。

賠償金はゼロ

でした。

ただ、こういうケースばかりではありません。

悪評口コミを書いたということで、実際に相談所に数百万円のお金を支払った人もいます。

本当は支払う必要のないお金なのに、もったいない。

誰でも「裁判」と言われると怖いですからね。

その前に、一度私に相談してもらえたら、と思います。

そしてもう一つ。

もしあのとき、Aさんの口コミが完全に消されていたら——次に同じ相談所の門を叩いた人は、何も知らずに入会していたかもしれません。

Aさんの書き方には行き過ぎがあったし、6件投稿は明らかにやり過ぎでした。

それでも、サポートに問題があったという核の部分は事実だった。

だから相談所も非を認めたんです。

口コミ投稿は、たくさんの思惑や、嘘や、思い込みや、正直な気持ちや、怒りなどが、入り込んだ結果です。

純粋な意見もありますが、そうではないことが多いのも結婚相談所の口コミの特徴です。

だからこそ、鵜呑みにするのではなく、複数のサイトを見比べ、具体性のある声を拾い、最後は無料相談で「担当は誰か」を確かめる——その一手間が、あなた自身を守ります。

口コミは「あなたが相談所を選ぶための採点表」ではなく、「次に同じ相談所で苦しむ人を、一人でも減らすための記録」です。だから読み手にも書き手にも、覚悟がいる。信じる/信じないの二択ではなく、「読み解く」ものなんです。

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