【モテない方が結婚相談所では成婚しやすい説】勘違いは婚活の敵!<結婚相談所の秘密シリーズ>

【モテない方が結婚相談所では成婚しやすい説】勘違いは婚活の敵!<結婚相談所の秘密シリーズ>

「自分はモテないから結婚相談所でも無理」と思っている人へ

自分はモテないから、結婚相談所に行ってもどうせ苦労するんだろうな

——もしあなたが今そう思っているなら、まず安心してほしい。

結婚相談所の現場でカウンセラーとして長年サポートしてきた私、岡田が思うのは、その自覚を持っている人ほど、結婚相談所では成婚に近い場所に立っているということだ。

なぜそんなことが起きるのか? その理由を、現場の本音で話していく。

まず最初にひとつ、はっきりさせておきたい

『モテない人が行くところが結婚相談所』とまでは言わないが、それくらいに思っておいてかまわない。

これは皮肉でも自虐でもなく、恋愛や夫婦関係の専門家として現場で何百人と見てきた上での率直な感覚だ。

いやいや、私の知り合いはモテるけど忙しくて出会いがなくて登録した

そういう声もたまに聞く。

仕事に追われて、本当に出会いの機会がない人もいるだろう。

その大変さはよくわかる。

ただ、現場で何年も見ていると、やはりモテる人が登録するのは相当な少数派だ。

本人の自己説明としてはそう語られるけれど、ほぼ建前だと分かってくる。

登録している人は、モテない・出会いがないということではみんな一緒だ。だから、登録した時点で「自分はモテない側だから不利だ」と落ち込む必要はまったくない。むしろ、その自覚があるあなたは、他の登録者とまったく同じスタートラインに立っている。

さらに言えば、結婚相談所で成功するのはどちらかというと、『モテない人』だということだ。

これが今日いちばん伝えたい逆説だ。

結婚相談所は、カッコいい人、綺麗な人、かわいい人、金のある人を見つける場所ではないという事実を知っておいてほしい。そこを期待して入ってくる人ほど、後から痛い目を見る。

ただし、そもそもこの「モテる」という言葉自体を、相談所の中と外で混同している人が多すぎる。

そこを整理しないと、話が前に進まない。

結婚相談所の「モテる」は、一般社会のモテとはグレードが違う

ここで言葉の整理をしておきたい。

ちなみにこれから話す「モテる」というのは、あくまで結婚相談所の世界での「モテる」だ。

一般社会のモテとはグレードがだいぶ落ちるので、そこは忘れないでほしい。

まあ、だからこそみんな勘違いしてしまうのだが。

街を歩けば振り返られる、会社では誰からも好かれている、合コンで連絡先を聞かれまくる——そういう「一般社会のモテ」と、結婚相談所のシステムが生み出す「申し込みが来る」という現象は、まったくの別物だ。

なぜか? 仕組みを考えれば分かる。

相談所の登録者は全員、「結婚したい」という前提でプロフィールを公開している。

そこには年齢・年収・学歴・身長・写真がすべて並んでいる。つまり、申し込む側は条件で絞り込んでボタンを押しているだけで、人としての魅力に惚れて申し込んでいるわけではない。

もちろん、最初は誰だって申し込みが来れば嬉しいし、少し舞い上がるのも無理はない。

だが、その数字だけで「自分はモテている」と錯覚すると、後で痛い目を見る。

これが第一の罠だ。

男女別の「モテ要素」の罠

しかも、結婚相談所においては男性の場合、学歴や収入(財力)も大きなモテ要素になる。

ここは一般の恋愛とは決定的に違う部分で、年収700万、800万といった数字が並ぶだけで、写真をろくに見ずに申し込みが入ってくることがある。

本人の魅力ではなく、紙の上のスペックが評価されているにすぎない。

女性の場合も同じ構造で、若さや容姿の数値的評価で申し込みが集まる。

一般社会で「モテる」と言われている要素とは、そもそも測られている軸が違うのだ。

このグレードの違いを理解しないまま、申し込みが来ることに舞い上がる人がどうなるか?

次の話で具体的に見ていく。

結婚相談所でモテた人ほど、なぜか苦戦していく

ここからが核心だ。

第一のパターン|上位層の取り合いは永遠に動かない

まずはモテる男性は、いろいろな女性から申し込まれるため余裕がある。

そうすると、その中からどうしても選んでしまうのだ。

そして、いつまでたっても自分のタイプの女性が現れるのを待ってしまう。

ところが、いざ綺麗な女性やイケメンが現れても、その人もいろいろな異性から誘われているため、そう簡単には決まらない。

そう、つまりは永遠にゴールできないわけだ。

そりゃあ、綺麗な人やカッコいい人と結婚したいだろう。

気持ちは分かる。

でも、上位層同士が互いに様子見をしている限り、その輪の中ではほぼ何も決まらない。

第二のパターン|「ちょっと反応があった人」が一番危ない

第二のパターンはもっと深刻だ。

現実世界では、相当モテる人以外は、異性からそれほどアプローチされないはずだ。

しかし、結婚相談所ではそれなりのスペックがあれば申し込みが来る。

そうなると、モテてこなかった人にかぎって勘違いをしはじめる。

「なんで!?」と思うくらい、急に上から目線になってしまうのだ。本当に別人かと思うほどに。

これは女性も男性も一緒だ。

欲が出るのが人間というものだ。

  • それまで普通に挨拶していた人が、急に偉そうな口調になる。
  • プロフィールの返信が雑になる。
  • お見合いで足を組んで査定するように相手を見る。
  • 先週まで「お見合いが組めるだけでありがたい」と言っていた人が、翌週には「あの人は年収がちょっと足りない」と切り捨てている。

冗談みたいな話だが、本当にそうなる。

そうなると、美人やイケメンには連戦連敗となり、いつかは現実を知ることになる。

しかし、なかなか現実に辿り着かないのが、急にモテた人たちだ。

申し込みが減らなければ、永遠に勘違いしてしまうのだ。

第三のパターン|スペックを「チラつかせた瞬間」終わる

第三のパターンは、お金やスペックだけで戦おうとする人だ。

それだけを狙っている人もいるが、外見や中身もそれなりでなければ、とりあえず会ってはくれても、速攻でボロが出て終わる。

お金をチラつかせたら、終わりだ。

一回目のお見合いで「年収」「持ち家」「車」を会話のネタにした瞬間、相手の表情が変わる。あの空気は何度見ても変わらない。

ちなみにこのパターンは、女性側にも存在する。

女性の場合、家柄などを自慢すると同じパターンにハマってしまう。

お嬢様は避けられがちだ。

実家が太い、父親が役職持ち、そういう情報を出した瞬間に、相手の男性が一歩引く。

男性が年収自慢するのと、女性がお嬢様自慢するのとでは、相手が引く構造は完全に同じだ。

そして、稀にこの「お金」「スペック」「外見」がすべて揃っているケースもある。

そんな人たちはそもそも一般社会でもモテているので、それ以上の何かを求めてきている。

ある意味、結婚相談所に来ている真にモテる人たちは、外見やスペック以外のものを求めているのだ。

問題は、そこに該当しないのに「お金」「スペック」だけで押し切ろうとする層だ。

場合によっては、内面が磨かれていなくてもゴールインしてしまうことも往々にしてある。

しかし、その場合は結婚後に闇が訪れる。条件では勝てても、日々の生活の中で人間性は必ず出るからだ。最悪の場合、離婚に至る。だったら、その前にダメになった方がいいのではないだろうか?

スペック頼みで結婚まで突っ走ったカップルが、その後どうなっているか。

現場で見ていると、合わない部分は婚活段階で見えてしまった方が、本人にとってもむしろ救いだと思っている。

「期待されていない」というモテない人だけの武器

ここまで読んで、上位層も上位層で大変なんだな、と感じた人。

その感覚、合っている。

そして、ここからが本題だ。

モテない人は『期待されていない』。ここが大事だ。「カッコいいのに〇〇」「かわいいのに●●」。そんなマイナスギャップはない。最初から何も期待されていないのだ。

これ、何を意味するか分かるだろうか?

  • 「カッコいいのに、話してみたら退屈」——これは減点だ。期待値10からのスタートで、会った瞬間に5まで落ちる。
  • 「かわいいのに、性格がきつい」——同じく減点。最初に持ち上がっていた分、落ちたときの幅が大きい。

ところが、最初から期待されていない人は、ここがまったく逆になる。

「あ、思ってたより話しやすい」「あ、ちゃんと気を遣える人なんだ」「あ、笑うとけっこう感じいいな」

こうやって、会ってからのひとつひとつが全部、加点になる。

スタート地点が低いということは、上に積み上がるしかないということだ。これはマイナスからのスタートではなく、無意識のゼロからのスタートなのだ。

だからこそ、ほんの少しの気遣いや笑顔を見せるだけで、相手の中での評価が「爆上がり」する。

これは戦略でも何でもなく、ただの構造の話だ。

会ってからの「逆転のしろ」

だから、プロフィールが弱いからといって落ち込まなくていい。

プロフィールで負けている人ほど、会ってからの逆転のしろが残っている。

これが、自覚を持っているあなたが密かに握っている武器だ。

ただし、この武器を活かすためには、ひとつだけ手放してほしいものがある。

それは「相談所内でモテること」への幻想だ。

相談所内のモテは幻|申し込み数で舞い上がる人ほど出戻る

はっきり言ってしまう。

結婚相談所に入ってからの『モテる』は、そもそも幻だ。

申し込み件数、いいね数、お見合い成立数——どれも数字としては気持ちがいい。

男性なら一週間で十数件入ることもあるし、女性ならもっと多いこともある。

スマホを見るたびに通知が入って、自尊心がちょっと上がる。

気持ちは分かる。

でも、それは「あなたが選ばれている」のではなく、「あなたの紙のスペックが条件にマッチしている人を、システムが拾っている」だけなのだ。

現に、相談所でモテたからといって、現実世界でもモテると勘違いして退会していく人もいるが、彼らはすぐに戻ってくる。

このパターンは、本当にしばしば見る。

「相談所の外でも自分はやっていける」と判断して退会する。

半年後、一年後、ふと姿を見せる。表情はだいぶ変わっている。

やっぱり外じゃ全然ダメでした

と苦笑いする人もいれば、何も言わずにこっそり再登録する人もいる。

相談所の中で動いていた数字が、外の世界ではいっさい動かないことを、身をもって知って戻ってくるのだ。

なぜそうなるのか?

答えはシンプルだ。

プロフィールだけで申し込みをする世界でモテるなんて、関係ないのだ。

外の世界では、誰もあなたの年収を最初に知らない。

学歴も、年齢も、身長も、最初の会話の中では出てこない。

そこにあるのは、あなたという人間そのものだけ。相談所の数字は、そこには持ち出せない通貨なのだ。

だから、申し込み件数で天狗になっている人を見ると、心配になる。

その数字、外に出たら一円にもならないですよ、と。

では、何を変えればいいのか?

それは「別の人間になる」ことではない。

内面を磨くとは、好きなものを捨てることじゃない

「内面を磨きましょう」——婚活の世界で、これほど雑に使われている言葉もない。

何度も書くつもりはないが、現場感覚として一つだけ言わせてほしい。

結局のところ、内面が磨かれていなければ婚活は失敗する。

これは一般論として言っているのではなく、何百人もの男女を見てきた末に、毎回同じところに着地するから言っているのだ。

ただし、ここで多くの人が間違える。

みなさん、内面を磨くということを難しく考えすぎている。

いろいろな趣味に手を出したり、自慢できる特技を身につけたりすることでもなければ、お金を稼ぐことでもない。

まずは、自分の良い面も悪い面も認めることだ。やりたくもないことをやる必要はない。

「婚活のために」と言って、興味もない料理教室に通ったり、ジムでウェイトを上げたり、読みたくもないビジネス書を買ったり——その努力は、悪いとは言わない。

でも、その努力で身についたものは、たぶんあなたの本体ではない。

ゲームが好きならゲームが好きでいい

もしも「ゲームは婚活市場で人気がないから、もうやめよう」と考えている人がいたら、それは違う。

好きなものは続けてほしい。

ゲームを通して異性との関係がうまくいくかもしれないし、それこそが理想のはずだ。

ゲームが好きならゲームが好きでいい。アニメが好きならアニメでいい。婚活のために自分を殺す必要なんてないのだ。

釣りでも、車いじりでも、推しの追っかけでも、なんだっていい。

それを「婚活では不利だから」と言って捨てた瞬間、あなたはあなたじゃなくなる。

あなたじゃない人間と結婚した相手は、結婚後に「思っていた人と違う」と感じる。

これが一番こじれるパターンだ。

捨てるのではなく「足していく」

なんだっていいので、自分に素直に行動すればいい。

その代わり、その他の部分にも少し目を向けることが必要になる。

  • 好きなものは捨てない。ただし、その趣味を相手に押しつけたり、会話を独占したりはしない。
  • 例えば、自分の好きなゲームの話を5分したら、次は相手の好きなものの話を5分聞く。
  • お見合いの席で、相手の目を見て相槌を打つ。

そういった「コミュニケーションの基礎」を足していくのだ。

ちゃんと相手の話を聴いて、ちゃんと人と関われる自分に整える。

捨てるのではなく、足していく。これが、ここで言っている「内面を磨く」の中身だ。

冒頭の問いに戻ろう。

モテない自覚がある人ほど成婚しやすいのは、ここまで読んでくれたあなたなら、もう感覚として分かっているはずだ。

まとめ|成婚する人は、プロフィールの外側で勝っている

  • 結婚相談所で成功するのはどちらかというと、『モテない人』である
  • 相談所内のモテは幻。申し込み件数は外の世界では一円にもならない
  • 期待値ゼロからのスタートは、会ってからの加点で逆転できる構造的な武器
  • 好きなものを捨てない。婚活のために自分を殺さない
  • その上で、人と関われる自分に整える

申し込みの数字に振り回されず、自分の素のままを大事にして、会ってからの加点で勝負できる人。

これが、最後に静かに残っていく人たちだ。

結婚相談所に入ってからの『モテる』はそもそも幻だ。プロフィールだけで申し込みをする世界でモテるなんて、何の関係もない。あなたには、プロフィールでは見えない自分の魅力を見せていってほしい。

そして、その「見えない魅力」をきちんと拾い上げてくれる場所を選ぶことだ。

あなたのような自覚を持った人は、プロフィールマッチング中心のシステムよりも、担当カウンセラーがしっかり橋渡しをしてくれるタイプの相談所の方が、自分の良さを伝えやすいはずだ。

どんな環境なら自分の素のままが届くのか——そこだけは、一度立ち止まって考えてみてほしい。

モテない自覚は、不利ではない。あなたが思っているより、ずっと有利な立ち位置だ。あとは、その武器を磨かずに、活かすだけだ。

もし今の婚活環境に違和感があるなら、まずは自分の現在地と、自分の良さを活かせる場所を改めて見直すことから始めてみてはどうだろうか。

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