【婚活あるある嘘】『本気で願えば結婚できる!』こんな言葉、嘘ですよ!
婚活で「本気で願えば結婚できる」と言う人ほど、信じてはいけない
いついつまでに必ず結婚する、と期限を決めなさい
絶対に結婚すると強く願う人ほど、結婚できますよ

結婚相談所で、こういう言葉を聞いたことはありませんか?
はっきり言います。
バカ野郎!
と、本気で思っています。
こういう言葉に流されて焦って結婚した結果、今あまり幸せじゃない夫婦を、私はこれまで何組も見てきました。
一組や二組ではありません。
しかも、この言葉を口にする相談所の担当者には、悪気がない。
本気であなたの幸せを願って言っている。
だからこそ、タチが悪いんです。
「強く願えば叶う」は、こと結婚については嘘
婚活の世界で、これに似た言葉を聞かなかった人の方が、たぶん少ないと思います。
本やネットでも、相談所のカウンセリングルームでも、お見合いパーティーの司会の口からも、同じような言葉が飛んできます。
決意の強さ自体は、私も否定しません。
諦めたらそこですべてが終わる。
そりゃあそうです。
何でもそうですが、強く思うのは、入口としては悪くない。
でも、こと結婚に関してこの言葉を使うのは、嘘です。
しかもタチの悪いことに、結婚相談所の人がこの言葉を言うとき、それが悪いことだとは全く思っていない。
婚活に悩む人を、なるべく早く結婚させてあげたいから、本気の好意でこう言っているのです。
恐ろしいこと、この上ありません。
悪意で言われる嘘なら、まだ警戒できます。
でも、満面の笑みで、あなたの幸せを心から願いながら、「強く願えば結婚できますよ」と言われる。
これに警戒できる人は、なかなかいません。
「願う」は、紙一重で「焦り」に変わる
私が一番怖いと思うのは、この言葉によって、あなたが「願う」を「焦る」に勝手に翻訳してしまうことです。
期限を切る、強く願う、絶対にする——これらは、紙一重で「焦り」に変わります。
そして焦った瞬間に、人の判断力は静かに落ちていく。
願うこと自体は、悪くありません。
問題は、その願いがあなたの冷静さを食いつぶしていく構造の方にあります。
では、なぜこんな言葉が業界に溢れているのか?
それは、あなたの「目的」がいつの間にかすり替えられているからなんです。
あなたが本当に欲しいのは「結婚」ですか、それとも「幸せ」ですか
ここで、一回立ち止まって、自分に聞いてみてほしいんです。
あなたは、

「何が何でも結婚がしたい」
のかな???
すぐには答えが出ないかもしれません。
でも、よく考えてみると、たぶんそうじゃないと思うんです。
「何が何でも幸せになりたい」
と思っているはず。
そのために結婚をしたほうがいいんじゃないかなあ、って思っているんですよね。
少なくとも、出発点はそこだったはずです。
婚活の現場では、目的のすり替えが本当に起きる
婚活の現場では、これが本当に起きます。
最初は「幸せになりたい」だったはずなのに、いつの間にか「とにかく成婚しなきゃ」に変わっていく。
お見合いの数を数え、断りの数を数え、年齢を数え、周りの結婚を数え、気づいたら「結婚」というゴールテープを切ることだけが頭にある。
ゴールテープを切ったその先に、何があるのか?
誰と、どんな朝を迎えるのか?
それを考える余裕が、なくなっていく。
「何が何でも結婚したい」は、判断力が下がっている合図
もし今、あなたの頭の中が「結婚したい」一色になっているなら、それは判断力が下がっているサインです。
本当に欲しかったのは、結婚という二文字ではなくて、安心して隣にいられる人との毎日のはずです。
その毎日が手に入るなら、極端な話、書類上の結婚はあとからでもいい。
順番を間違えると、書類だけが残ります。
「結婚してもいいかな」くらいの温度がちょうどいい
だからね、大事なことを言うので、よ~く覚えていてくださいね。
幸せになりたいんだったら、
「結婚しても・・・いいかな!」
くらいに思っておきましょう。
熱量を一段下げる。
それだけで、変な相手が「変な相手」に見え続けます。
熱が高すぎると、変な相手が「縁のある相手」に見えてくる。
たったそれだけのことが、人生をけっこう左右します。
ところで、その「成婚」のゴールテープを切った人たちは、その後どうなっているのでしょうか?
結婚相談所で成婚した夫婦の5年後、10年後を誰も語らない
私はこれまで、いろんな夫婦を見てきました。
婚活を必死でがんばった人も見てきた。

何気なく婚活をしてきた人も見てきた。婚活なんかしない人も見てきた。
結婚相談所やお見合いパーティーで、ガムシャラに婚活して、めでたく結婚できた人もたくさん見てきました。
そして、その人たちは今、どうなっているのか?
成婚率は語られるが、5年後の幸福度は語られない
たとえば、結婚相談所で結婚した夫婦の5年後、10年後ってどうなっているんだろう?
って、考えたことありますか?
幸せなのか? そうじゃないのか?
正確な統計は、誰も持っていません。
誰も追跡調査をしていないからです。
相談所の広告に出てくるのは「成婚率」までで、その先は語られない。
当然と言えば当然です。
成婚させたら、そこで業務は終わるので。
でも、成婚はゴールじゃありません。本来は、スタートのはずなんです。
それなのに、業界はゴールしか語らない。
「離婚はしていないけれど、幸せではない」夫婦がいる現実
私が今までたくさんの成婚した夫婦を見てきた、現場感覚として言わせてもらうと、
「離婚はしてないけれど・・・たいして幸せではない」
人も多いんです。
休日は別行動、会話はLINEの業務連絡、夜はリビングで別々の画面を見ている。
離婚届は出さない。でも、笑っていない。
そういう家庭が、私の見てきた範囲には、確かに存在します。
もちろん、これは見てきた者の証言であって、統計ではありません。
それから誤解しないでほしいのは、結婚相談所で出会って心から幸せになった夫婦も、たくさんいるということ。
本当にたくさんいます。
ただ、その陰で「離婚はしていないけど、幸せではない」夫婦が静かに生まれていることも、知っておいてほしいんです。
成婚した瞬間に物語が終わるのは、パンフレットの中だけです。
では、なぜ素敵な人たちが「冷静なら絶対に選ばない相手」と結婚していくのか?
ここが、この記事で一番伝えたいところです。
婚活で焦ると、なぜ「冷静なら選ばない人」を選んでしまうのか
現在婚活中の人を見ていて、私が一番心配になるのは、これなんです。
とっても素敵な女性が・・・

「え~~~!! こんな人でいいの~?」
って思うような男性と夫婦になってしまうこと。
私の周りでだけ起きているのなら、まだいいんです。
でも、これはしょっちゅう起きている。
それが怖い。
冷静なら絶対に選ばない男性が、なぜ「いい人」に見えてくるのか
「こんな人」というのを、あくまで一例として、ちょっと極端に書きますね。
たとえば、
- 口元がだらしなくて
- 1500円の散髪屋を利用してて
- お母さんのことが大好きで
- 人の話の途中ですぐ自分の話を始めて
- 食べ方が汚くて
- デザートを食べようとする思いやりがなくて
- すぐムキになって
- ケチで、・・・
って感じの人。
念のため言っておきますが、これは男性批判じゃありません。
あなたの判断力が下がった結果として「こういう選択」が起きてしまう、という話をしています。
そして、これを読んで笑えているうちは、まだ大丈夫です。
本気で「あれ、いい人かもしれない」と思った瞬間、あなたの負けです。
こんな男性となんて、その彼女が冷静な状態なら絶対に付き合わないですよ。
でも、こういうカップルが婚活界では、しょっちゅう誕生している。
しょっちゅう、です。たまに、ではない。
「あの人はいい人よ」——担当者の言葉に違和感が削られていく
なぜそうなるのか?
彼女が冷静ではいられない仕組みが、まわりに用意されているからです。
相談所の担当者からは、こんな言葉が次々と飛んできます。
「あの人はいい人よ~」「高望みしたらダメ」「あなたが変身させればいいのよ」
そんな優しい顔をした言葉が、次々とあなたの違和感を削ってきます。
一つひとつは、あなたを思っての言葉のフリをしています。
「あなたのために言っているの」という顔をしています。
でも全部つなげて読むと、これはあなたの違和感を黙らせるための言葉です。
そして担当者には、悪気がない。彼らは本気で、あなたを早く結婚させたい。
だから、優しい顔で、あなたの違和感をひとつずつ削っていく。
何度かこれを浴びると、男性とちょっと普通の会話ができただけで、
あー、やっとステキな人と出会えたわ~
という気持ちになってしまう。これが、いわゆる感覚の麻痺です。
もちろん、本当に誰かが悪意を持っているわけではありません。
でも、全員が善意で同じ方向を向いたとき、人の感覚は簡単にズレます。
言葉は強いですが、私はこれを、洗脳に近い構造だと思っています。
集団で一人の感覚をズラしにかかっているんですから。
ただ、判断力を奪うのは「相手選び」だけじゃありません。
婚活そのものが、あなたの自信を毎日少しずつ削ってきます。
「変な人に断られる」経験が、あなたの自信と判断力を壊す
婚活の現場には、こちらが想像していないダメージがあります。
高いお金を払って、1時間目を合わせない男性と向き合う日々

たとえば、ですよ。
もっと変な男性とお見合いをしても、こちらからじゃなく、向こうから断られたりするんです。
これが、効きます。
高いお金を払って、変な人とお見合いをして、1時間以上、全く話が弾まないこともあるんです。
なかには、お見合い中、一度も目を合わせてくれない男性もいます。
写真を見れば、メッチャいい感じなのに、会ってみたら、「詐欺で告訴しようか」と思うくらいのダサダサのヨレヨレがやって来たりします。
まあ、あなたが告訴すれば、あなたの写真も告訴されるかもしれませんが・・・(笑)
——なんて笑い話みたいに書きましたが、これを毎週末、半年、一年と続けていると、本当に笑えなくなってきます。
お茶代を払い、休日を使い、化粧をして、美容院に行って、その先に座っているのが目を合わせない男性で、しかも次の日に「お断り」の連絡が来る。
私のどこがダメだったんだろう
普通、思います。
「私は流されない」と思う人ほど、流されてしまう
そういう経験を重ねていくと、何が起きるか?
判断のバーが、下がるんです。
最初は「ちゃんと目を見て話してくれる人がいい」だったのが、「目さえ見てくれたらいい」に下がる。
「価値観が合う人がいい」だったのが、「とりあえずバカにしてこない人ならいい」に下がる。
気づかないうちに、足元の地面ごと下がっていく。
ここで一番怖いのは、「私は流されないタイプだから大丈夫」と思っている人ほど、流されることです。
振り込め詐欺と同じかもしれません。
「私は引っかからない」
っていくら思っていても、人は大きな流れに巻き込まれたら、簡単に流されちゃいますからね。
これは、あなたが弱いという話じゃありません。
人間というのはそういう仕組みでできている、というだけの話です。
冷静さを削られる環境に長く置かれて、なお冷静でいられる人なんて、ほとんどいません。
だからこそ、自分の意志の強さを過信しないでほしい。
「私は大丈夫」と思った瞬間が、一番危ないんです。
だから、婚活で本当に大切なのは、強く願うことではないんです。
たった一つです。
婚活で本当に大切なのは、強く願うことではなく「焦らない」こと
ここまで、いろんな話をしてきました。
最後に、覚えて帰ってもらいたいことを、できるだけシンプルに言います。

願うだけでは何も変わらない。手と足を動かしながら、なら、いい
「願っても無理」とまでは言いません。
願っても何も変わりません。
でも、手を動かしながら願う。足を動かしながら願う。
会いに行き、断り、考え、また動く。
その上で願うのなら、それはいい。
ここは大事なところで、私は「願うな」と言っているんじゃない。
「願うだけでは動かない」と言っているんです。
動いている人の願いだけが、意味を持つ。
動かないで願うのは、ただの祈りです。祈りで人生は変わりません。
問題は、願いが焦りに化けるときです。
願いと焦りは、はたから見ると区別がつきません。
本人にも、けっこう区別がつかない。
だから、まず「焦っていないか」を疑うところから始めてほしい。
焦って決めた結婚の先に、後悔と離婚が残るケースを、私は見てきた
焦って、慣れていない行動をして、良い結果が生まれることは・・・
まあ、ありません。
特に婚活は沼にハマっちゃいます。
結婚だけは沼ると最悪です。
そして、焦って決めた結婚の先に、後悔と離婚と不幸だけが残るケースを、私は実際に見てきました。
これは脅しじゃありません。
私が見てきた範囲で、現実にそうなった夫婦が、いる。
もちろん、焦らずに幸せになった夫婦もたくさん見てきました。
慎重に選んで、納得して結婚して、十年経っても穏やかに笑っている夫婦も、ちゃんといます。
だから、希望を捨てないでほしい。
ただ、その「ちゃんといる」側に行きたいなら、たった一つ守ってほしいことがあります。
今日1日だけ、頭の中で「焦らない」を繰り返してください
今回は、恋愛や婚活のスペシャルテクニックをお伝えしたいわけじゃありません。
プロフィールの直し方も、写真の撮り方も、今日は言いません。
大事な心得だけ、知っておいてもらいたいんです。
焦るな!
これだけです。
今日知ってもらいたいこと、覚えて帰ってもらいたいことは、
「焦らない」
ということ。たったこれだけです。
複雑なことは、しなくていいんです。
プロフィールを書き直す必要も、新しい相談所を探す必要も、今日はありません。
ただ、頭の中で「焦らない、焦らない」と繰り返す。
それだけで、明日のあなたの判断は、今日のあなたの判断より、ほんの少しまっすぐになります。
もしどうしても焦りそうになったら、今週、あえて何も予定を入れない休みを一日つくってみてください。
立ち止まる時間を持つだけで、足元の地面が下がるのを、少しだけ止められます。
そのほんの少しの差が、5年後、10年後に、あなたの隣で笑っている人を変えます。





