【嘘!?】婚活女子よ!日本の『平均年収調査』をまだ信じているの?
婚活で「平均年収443万円」を信じると損する理由――そもそも平均年収は判断基準にならない
もしあなたが、なんとなく「年収443万円以上」を条件にしているなら、その一行で、本来出会えたはずの男性を逃しているかもしれません。
結婚相談所で婚活する女性の多くが、お見合いの条件欄に「年収443万円以上」と書きます。

日本の平均年収だから、それが普通だと思って。
でも、はっきり言わせてください。
そもそも平均年収は、婚活の判断基準としてまったく参考になりません。
もちろん、年収を気にすること自体が悪いわけではありません。
結婚後の生活を考えれば、不安になるのは当然です。
ただ、平均年収をそのまま条件にすると、出会いの幅が一気に狭くなります。
その条件を入れた瞬間、申し込める男性は半分以下になることもあります。
同年代に絞れば、さらに減る。
実際、その条件のままお見合い申し込みを続けて、3ヶ月で一通も返事がもらえなかった女性を、私は何人も見てきました。
その女性たちが高望みをしていたわけではありません。不安だからこそ、安心できる数字を条件に入れていたのです。443万円という数字が嘘なわけではありません。ただ、その数字を婚活の判断基準にしてしまうと、本当に合う男性を見落としてしまう。
だからこそ、平均年収をそのまま参考にしてほしくないのです。
その理由を、さらに具体的に解説していきましょう!
「平均年収443万円以上」を条件にすると、申し込める男性が一気に消える
国税庁の『民間給与実態統計調査』で出てくる443万円という数字は、男女も年齢も企業規模も全部まとめて算出した「平均」です。
しかも、パート・アルバイトは含まれていません。

生活水準を測る物差しとしては、かなり粗い数字です。
それを「日本人の標準ライン」と思い込んで、婚活の条件欄にそのまま書き写してしまう。
ここに、最初のすれ違いが生まれます。
たとえば30代女性が、同年代の男性に「年収443万円以上」と条件をつけたとします。
この瞬間、申し込める相手の母数が一気にしぼみます。
20代後半の男性はほぼ消える。
30代前半でも、業種によっては届かない人が多い。
残るのは「30代後半・正社員・大企業勤務」の限られた層――同じ条件をつけている他の女性と取り合うことになる男性たちです。
条件は厳しめにしておかないと不安
と書いたその一行が、申し込み先を大きく減らしている。
そういう女性を、私は本当によく見てきました。
条件を厳しくすると、こういうことが現場では普通に起きるんです。
平均年収は、社会全体の傾向を語る数字としては有効です。でも、婚活の判断基準としてはズレがあります。年収を見るなら、「平均」だけでなく、年齢や働き方、将来の生活までセットで見る必要があります。
まずここを共有させてください。
年収400万円は本当に低い?――20歳と40歳で答えはまったく変わる
私は結婚相談所の現場で、「年収だけを追わないでください」とよくアドバイスしています。
その理由を、年代という切り口で説明させてください。

賃金構造基本統計調査では、20代前半と40代前半で平均年収に200万円以上の差があります。
つまり、同じ「400万円」でも、年代が違えばまったく別の意味を持つ数字になる、ということです。
40歳女性が、同年代の男性に年収400万円を求めるのであれば妥当な数字ですが、20歳女性が同年代の男性に年収400万円を求めるのは、母数の上位を狙うかなり厳しい条件と言えます。
20代の女性が同年代の男性に「400万円以上」と書いた瞬間、申し込める相手はぐっと絞られます。
一方で、40代女性が同じ条件を出すなら、ごく標準的なラインです。
同じ数字を書いていても、現場で起きていることはまるで違うんです。
年収は「所得」ではない
それから、見落としがちなのが――年収はあくまで年収であって、所得ではないということです。
プロフィールに書かれている年収は、毎月自由に使えるお金そのものではありません。
たとえば年収1000万円の個人事業主。
経費と税金を引いたあとに手元に残るお金は、思っているほど多くない場合があります。
会社員でも、残業手当や役員手当を含んだ「年収」と、月々の手取りは別物です。
年収が高い男性は、それなりに「手当てが乗っている」場合も多く、基本給そのものが高いとは限りません。
残業や責任の重さの対価として、数字が膨らんでいるだけのことも珍しくないのです。
年収だけ見れば魅力的でも、毎月の手取り、家賃、保険料、仕事に必要な経費まで見ると、実際の生活余力は変わります。
だから、年収の数字だけで「生活が安心」と決めつけるのは危ないんです。
「相手の年収」ではなく「世帯所得」で考える
そしてもう一つ、私がいちばん伝えたいのは「世帯所得」という発想です。
婚活はともに生計を立てるパートナーを探す活動です。できればお相手の年収だけでなく、自分の年収を考慮しながら、条件を決めてほしいのです。
たとえば、こんな2組の夫婦を想像してみてください。
- 年収600万円の夫・専業主婦の妻
- 年収300万円の夫・年収300万円の妻
平均年収443万円を上回っているのは、前の夫婦の夫だけです。
後ろの夫婦は、夫も妻も平均を下回っています。
でも、世帯所得で見るとどうでしょう。
どちらも同じ600万円です。
要するに、お相手の年収だけで考えるのではなく、自分の年収も踏まえて、世帯所得ベースで希望条件を割り出す方が現実的なのです。相談所の現場では、ここを見落としている女性が本当に多いです。
「一人で600万円稼いでくれる男性」ばかり探している人と、「二人で600万円の生活を作っていける相手」を探している人とでは、出会える男性の幅がまるで違います。
条件検索の数字には出てこない、生活力や協力姿勢といった部分まで見えてくると、婚活の景色は変わります。
「条件を下げる」のではなく、「計算式を変える」。それだけのことなんです。条件を見直すことは、自分を安売りすることではありません。見る場所を変えるだけで、出会いの可能性は広がります。
年収が高い夫を持つ奥さんから、私が直接聞いた話
ただ――年収の数字を整えても、それだけで結婚生活がうまくいくわけではありません。
「結婚当初は高収入だったけれど…」という夫を持つ奥さんから、こんな話を聞くことがあります。

景気がいい職種で不安がなかったけれど、時代が変わるとともに需要がなくなり、年収が下がった
体力勝負な職業だったから、50歳を目前として、転職を余儀なくされた
結婚した時点では、たしかに高年収だった。
でも10年経って、20年経って、業界が変わり、体が追いつかなくなり――気づけば、年収は半分。
家のローンと教育費は変わらず重くのしかかる。
もちろん、高収入で安定していて、家庭も大切にする男性はいます。
ただ、高収入の裏には、体への負担や安定しにくいリスクが隠されていることもあるんですよね。
「うらやましい家庭」のはずなのに、奥さんが疲れている
それから、年収が高くても日々の生活が楽になるとは限りません。
これは、別の角度の話です。
夫は年収がいいけれど、転勤が多くて子育てに困っています
残業ばかりで家族と過ごす時間がありません…
数字だけを見れば「うらやましい家庭」のはずなのに、奥さんの声には疲れが滲んでいます。
子供の運動会に夫が来られない。
週末も持ち帰り仕事。転勤のたびに自分のキャリアが途切れる。
そういう日常が、年収700万・800万の裏側で起きているのです。
結婚生活は、結婚した日に完成する契約書ではありません。
3年後に子供が生まれるかもしれない。
10年後に親の介護が始まるかもしれない。
20年後にお互いの体力が落ちているかもしれない。
その全部の場面で、相手の働き方と一緒に暮らしていくことになります。
年収だけでなく、勤務形態も踏まえて婚活しなければ、自分が理想とする生活は実現しません。「今の年収」は、未来を保証してくれない。これは、現場で何度も思い知らされてきた事実です。高年収を見るなら、同時に「時間」「体力」「家庭への関わり方」も見てほしいのです。
結婚相談所の現役スタッフが見ている「年収以外のお金のポイント」をコッソリお教えします
ここからは、婚活中の女性に特に覚えておいてほしい話です。
次に、結婚相談所の現役スタッフたちが婚活女性にアドバイスしている、「年収以外に重視するお金のポイント」をコッソリお教えしましょう。

プロフィールの数字を眺めているだけでは絶対に見えてこない、現場のスタッフが実際に見ている4つの視点です。
①金銭感覚――ここが一番大事
4つの中で、ここが一番大事です。金銭感覚は年収より大事!
私はそう言い切っています。
もちろん年収も大事です。
でも、結婚生活では金銭感覚の方が後から効いてくることが多いんです。
年収600万円でも、家賃30万・生活費50万の人は、ほとんど貯蓄ができません。
一方で年収400万円でも、家賃と生活費を抑えて生活できる人は、毎月コツコツ残せます。
10年後の貯金額で逆転していることなんて、ざらにあります。
ただ、私が現場で見ていて本当に怖いと思うのは、「節約できるかどうか」より、その先のところ――
お金の話を二人で話し合えるかどうか
です。
相談所で離婚経験のある女性に話を聞くと、「家計の話をすると不機嫌になる人だった」「自分のお金の使い方を絶対に変えない人だった」という声が驚くほど多いです。金銭感覚そのものより、自分の感覚を相手に押しつけずに話し合える人かどうか。ここが結婚生活の体力を決めます。
独身の時は豪快な生活をしていてもいいかもしれません。
でも、結婚したら変わってもらわないと困る場面もありますよね。
だから、お見合いやデートのときに、お金の使い方を観察してみてください。
- コンビニで何を買うか
- 割り勘の感覚はどうか
- 「いいものを長く使う」のか、「気分でポンと買う」のか
年収の数字より、ここに人間性が出ます。
②勤務形態――残業・転勤・休日
年収500万でも、家にいない人なら結婚生活は厳しいですよ
と、私は普通に伝えています。
平均残業時間、転勤の有無、土日の出勤頻度、深夜帯の業務。
プロフィールには載らないこの部分を、お見合いの会話で必ず聞いてほしいんです。
お休みは何をしていますか?
と聞けば、自然に出てきます。
もちろん、仕事を頑張っている男性が悪いわけではありません。
大事なのは、その働き方を理解したうえで、自分が望む結婚生活と合うかどうかです。
③年収の「嘘」を見抜く
年収に限らず、嘘は絶対に見過ごしてはいけません。
特に、婚活相手の不安につけ込むような年収の嘘は危険です。
結婚相談所では、基本的に嘘はつけないようになっています。
とはいえ、偽造の可能性はゼロではないので、100%とは思わないでください。
それでも、言葉たくみに
今は起業したばかりだから年収は少ないけど、以前は1000万円を超えていた
という嘘はつけます。
婚活パーティーやマッチングアプリなら、もっと簡単です。
年収関係で少しでも怪しいと思ったら、すぐに前向きに進めるのは一度止めた方がいいです。
きっと年収以外にも怪しいところが出てくるので、注意深く行動をチェックしてみてください。
④結婚後に変われる人かどうか
これがいちばん難しい項目です。
今の年収・今の生活ぶりではなく、「家族のために生活を変えられる柔軟さがあるか」。
たとえば豪快にお金を使う男性でも、
結婚したら、子供のために節約も考えてみたい
と素直に言える人がいます。
逆に、年収が安定していても
俺の稼いだ金だから、俺の使い方は変えない
と無意識ににじませる人もいます。
後者は、3年後の家計簿の中で、必ず火種になります。
結婚したら、お金の管理ってどうしていきたいですか?
これを聞いてみてください。答えの内容そのものより、
考えたことありますか?
と問いかけたときの表情が、ヒントになります。
年収だけで選んだ結婚には地獄が待っています――現場で何度も見てきた話
そして、年収が高い男性を選ぶときには、もう一つだけ気をつけてほしいことがあります。
収入が多い人の中には、収入が少ない人を見下している場合があります。

そして、女性に対して偉そうな態度に出る人もいます。
もちろん全員ではありません。
高年収でも、誰に対してもフラットで穏やかな男性はたくさんいます。
それでも――会話の節々に、ふっと出てくる瞬間があるんです。
- お店のスタッフへの口調
- 料理が遅れたときの一言
- 相手の仕事を軽く見るような言い方
お見合いの最中に
君の仕事って、要は誰でもできる感じだよね
と無自覚に放つ言葉。
本人は悪気がなく、むしろ場を盛り上げているつもりだったりする。
でも、聞いている側の胸には、小さな違和感が刺さります。
会話の節々に偉そうな態度があれば、それはモラハラの予兆かもしれません。
年収だけで選んだ結婚が、後から苦しい結婚生活に変わってしまうことがあります。私は現場で、何度もその相談を受けてきました。
結婚前から、サインはあったんです。お見合いのとき、店員さんへの言い方が冷たいなって、ちょっと思ったんです。でも年収がよかったから、気のせいだって自分に言い聞かせて
涙ながらにそう話してくれた女性のことを、私は今も忘れられません。
年収の高さに目を奪われると、その瞬間が見えなくなる。
だからこそ、お見合いの場では、年収欄ではなく相手の口調と表情を見てほしいんです。
違和感を「条件がいいから」で押し込めないこと。それも、婚活では大事な判断力です。
数字の先にある、一緒にいて落ち着くかどうか
ここまで条件の話をしてきましたが、最後に一つだけ伝えさせてください。
年収より大事なものを、最後にお伝えします。

数字は変わります。でも、一緒にいるときの安心感や、話し合える感覚は、結婚生活の土台になります。
そんな中で、唯一自分の気持ちを裏切らないのは、内面です。
性格のようなものですが、少し違う感覚です。
これは難しいです。
内面に正解はありませんし、少し嫌なことがあったからといって、その人がすぐにダメなわけでもありません。
でも、なんとなく分かるはずです。
一緒にいて、落ち着いたり、安心したりするという感覚です。
- カフェで向かい合って2時間話したあと、疲れているのか、軽くなっているのか
- 家に帰ってから、その人のことを思い出して胸がざらつくのか、ふっと笑えるのか
条件表には書けない、その感覚です。
顔でもなく、お金でもなく、スタイルでもなく、性格ですらなく、相手を好きになっているかどうか、かもしれません。
もちろん、そこに年収や顔が入っていてもいいんです。
でも、そうではない決め手があるかどうかです。
優しいかどうかだけではなく、話し合えるか、安心して弱音を吐けるか、無理をしなくても一緒にいられるか。
そういう感覚は、数字よりもずっと結婚生活に響きます。
おそらく、あなたにもその決め手を叶えてくれる男性が現れるはずです。
それまで、少し待ちましょう。
焦って、お金になびかないようにしましょう!
そして次のお見合いでは、「この人と話し合えるか」「一緒にいて安心できるか」を一つだけ意識して見てください。
まとめ|婚活の現場を見てきた岡田が、婚活女性に伝えたいこと
結婚相談所の現場で相談を受けていると、年収の数字で安心しようとして、逆に苦しくなっている女性に何度も出会います。
そして、夫婦関係に悩む方や、結婚後の生活に不安を感じる方の話を聞く中で、よく出てくる言葉があります。

夫は平均年収より稼いでいたけれど、平均残業時間も多い
平均年収より低いから転職したいけれど、いい転職先がない
人生の分岐点に立った女性が口にしがちなワードこそ「平均」という2文字です。
もちろん、平均を知りたくなる気持ちはわかります。
誰だって、失敗したくないし、安心できる基準がほしいからです。
どうして平均がそれほど大切なのでしょうか?
と、私はいつも不思議に思うんです。
平均年収以上に稼いでいても、お金使いが荒ければ貯蓄はできません。
平均年収より低くても、二人で工夫すれば、家計は回ります。
安心する要素にもなり、ときに人を縛る言葉でもある「平均」。
あなたはどう捉えますか?
私は婚活女性にあえて言いたい。「平均だけでは、物事を測れないよ」と。
年収の数字を見るな、という話ではありません。
数字だけで決めないでほしい、という話です。
次にプロフィールを見るときは、年収だけでなく、働き方、金銭感覚、話し合える姿勢、そして一緒にいて落ち着くかどうかまで見てください。平均ではなく、二人でどんな生活を作れるか。その視点を持てたとき、婚活の条件はもっと現実的で、もっとあなたを幸せに近づけるものになります。





