[67歳幸子さんのシニア婚活のブログ]
2019/12/12
「私は夫の愛の奴隷」…幸子の最初の結婚について(1) by幸子娘
こんにちは、幸子娘です。
今日は幸子と元夫、
（つまり私の父ですね）
この2人の関係についてお話ししていきます。
遡ること、幸子が18歳の時、
2人はお見合い結婚をしました。
（この結婚自体も色々あったのですが……詳しくはこの記事を読んでください～～）
お見合いの席で
父は幸子に一目惚れしたらしいんだけど
幸子側としては可もなく不可もなく……
って感じだったそう。
まぁ、婚活してる人ならわかると思うけど
「初対面は可もなく不可もなく」
ってパターンは“お見合いあるある”だと思う。
でも、結婚するってことは
「可もなく不可もなく」から
「可」になってるはずだし
むしろ「可」どころか
「最良」になってるべきでしょう？！
でも、残念ながら幸子の気持ちは
結婚までに「可」に転じることはなかったみたい。
では、なぜ幸子は結婚したのか？
その理由は、、、
結婚は幸子にとって、
まま母による奴隷生活から
逃れる手段だったから！！
結婚の目的がこれだけだったので
それを実現できるなら
相手は誰でも良かったそう(苦笑)
（まま母による奴隷生活についてはコチラをどうぞ）
そして、幸子は
結婚前は「可」でないけれど
結婚したら「最良」に転じる、
苦楽を共にすることによって愛が芽生える、
そう信じて結婚を決意しました。
結婚をなめてますよね……(汗)
幸子よ、だからバツ2なんだよ～～～
そう、皆さんのご想像通りです。
結婚しても幸子にとって父は
「可でもなく不可でもなく」の人であり続け、
そこから全く進展することはなく……
幸子は父を全く愛せなかったそうです。チーン
でも！それでも！
まま母から解放してくれた！！
愛してはないけれど、
まま母の奴隷地獄から救ってくれただけで
幸子は感謝の気持ちで一杯だったのです。
そう、結婚当初は。。。
というのも、
幸子は徐々に気づいていったのです。
「私は夫の愛の奴隷だ」
と。
あ、もしかして「愛の奴隷」って聞いて、
エッチな事を想像してない？(笑)
残念ながら？！、幸子ブログでは
エッチネタはないですからね～。
「愛の奴隷」と意味深な表現をしたけど、
今風で言うと父は「モラ夫」だったのです(泣)
一口にモラ夫と言っても
生活費を渡さなかったり、
暴言などで精神的虐待をしたり等
その特徴は様々だけど、、、
父は束縛タイプ。
つまり、
父は幸子が自分の目の届かない所に行くことを
極度に嫌がっていた、ということ。
いえ、厳密に言うと
他の男性の目に触れることを嫌がったのです。
さて、ここで疑問が。
幸子は通りすがりの男性の心を
一瞬で奪う程の絶世の美女なのか？
そこまでしなければ、
幸子は別の男に奪われるリスクがあるのか？
勿論答えはＮＯ！です。
これ、ファイナルアンサー。
そーれーでーもー。
一人での外出は禁止。
日々の買い物は許可されてたけど
前日までに父の許可を得なければいけないという条件つき(汗)
「やっとまま母から解放されたのに
今度は夫の愛の奴隷にされるなんて……」
と思った幸子は
父に不満を訴えた日もあったそう。
でも、
当時はモラハラなんて言葉は存在しないし
いかんせん幸子の恋愛偏差値はゼロ。
父に
「結婚したら女はそれが当然」
「お前は世間知らずだから一人は危ない」
と、意味不明のモラ夫の常套文句を言われ
素直に「こんなもの」と従っていたそうです。←大バカ(笑)
だから
支配者がまま母からモラ夫に代わっただけ
という悲しい結果に……。
そんなある日、
幸子はとうとう約束を破ってしまったのです。
キッカケは食材の買い忘れ。
もちろんダッシュで目的の食材を買い、
どこにも立ち寄ることなく
ダッシュで帰宅した幸子ですが、、、
「夫を裏切ってしまった」
（それは浮気した人のセリフよ、幸子）
「悪事に手を染めてしまった」
（全然悪事じゃないのに～～～）
という罪悪感とは裏腹に
「一人外出って最高。
私だって外出くらいできるんだから！」
（そんな大したことしてないのに……笑）
という爽快感や自信が湧き出てきたそう。
とは言え、
父にバレないかヒヤヒヤ。
ところが、
これがまったくバレることがなかった！
それが良かったのか悪かったのか、、、
味をしめた幸子は
その後も頻繁に無断で外出するようになり
挙句の果てには
喫茶店にまで行くようになってしまい(汗)
「約束を破って申し訳なかったかったけど
一人外出は結婚生活を続けるのに必要不可欠だった」
と振り返る幸子には心底同情しちゃうけど
悪いことをすればいつか必ず捕まる運命なのです。
（あれ？！ 一人外出って悪いことだったっけ？笑）
→つづく
