婚活で『結婚してもいい相手かな?』と思った時にイメージしてほしいこと


結婚相手の見極め方、結婚のタイミング…。。。

ありとあらゆる結婚のテーマをブログでお伝えしてきた私ですが、最近、気づいたことがあったんです。

「この人と結婚してもいいのかな?」
「好きだけど、結婚相手としてふさわしい?」

そんなことをモヤモヤと悩んでしまったとき、たった1つのことを考えてほしいんです。

それは、最悪の状況をイメージすること。

私自身、結婚の決め手はここに注目しろ!とか、この●つのポイントが……とか。

そんなハウツー?を発信してきましたが、

結婚相手を見極める方法って、めっちゃシンプルでした。

結婚相手を見極めるためには何をするべきか?

私が結婚に悩んだときに考えてほしい「たった1つのこと」。

それは最悪の状況です。

結婚するんだから、『ポジティブなことを考えるべき!』と思うかもしれません。

しかし、逆にこれこそが大切だなと気が付いたんです。

結婚式の誓いの言葉で「病めるときも、健やかなときも愛しあえるか」と確認されますが、

ここで重要となるのは、病めるときなんです。

どうしてかって?理由は明確です。

人間って悪い時こそ、人が離れていく。
本性が現れるものだから。

うまくいっていないときこそ、本性が現れる

たとえば自分がうまくいっているときは、人が集まってきます。

しかし、借金をたくさん抱えてしまったとき、
トラブルに巻き込まれてしまったとき、
あなたの周りの人は、あなたの側でずっと味方をしてくれるでしょうか?

きっと、10人中、何名かは手のひらを返したように離れていくでしょう。

これは結婚生活でも同じです。

結婚当初は誰もが羨むラブラブ夫婦だったのに、
夫の事業失敗を機に家庭環境が悪化する……。

どちらかの両親に介護が必要となった瞬間、
家族の関係がギクシャクしはじめる……。

こういう話を耳にしませんか?

「いやいや、そんなことがあったら、そりゃギクシャクするだろう」

と、いうのが本音の部分でしょう。

しかし、結婚式でよくある誓いの言葉を思い出してみてください。

その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、 悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、 これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、 真心を尽くすことを誓いますか?

いいときだけでなく、病める時も貧しいときも、命ある限り真心を尽くすと誓ったはずです。

そう、これが結婚なのです。

いいことも悪いことも、ともに励まし、助け合える関係こそ、夫婦なのです。

【結婚相手を見極める方法】最悪をイメージしてみよう

「今の彼(彼女)と結婚してもいいのかわからないんです」

こんな悩みで話題にあがるのが……

  • 年収や職業のこと
  • 義実家との関係
  • 自分のキャリアと家族計画

などなど。

とくに経済的な不安を抱いている人が多いですね。

「夫の会社が安月給で、生活できるか不安」「これから独立を考えているみたいで、大丈夫かしら?」

たしかに生活をするうえでお金の問題は軽視できません。

そりゃ、余裕があればあるほどいいでしょう。

しかし、職業や収入って、永久に保証されるものではありません。

結婚当時は高年収だったのに、会社が倒産したら……?

逆に結婚当時は貧しかったけれど、どちらかが一発逆転を決めることもあるでしょう。

そういうふうに考えると、やはり注目すべきは『悪い時』。

いろいろな困難をまずはイメージ


結婚後の人生では、あらゆるステージで困難が待っています。

その困難で、辛くなるからおかしくなる。

一人でかかえて孤独になるから辛くなるんです。

まずはあらゆる困難をイメージしましょう。

・夫が病気になって働けなくなったとき
・自分が病で倒れたとき
・お互いの両親が倒れて看病しなくちゃいけないとき
・子供ができなくて悩んだとき
・子供が非行に走ったり、引きこもりになったとき
・どちらかが浮気したとき(でもやり直したいとき)

このように困難を想定して、イメージしてみましょう。

あなたが結婚しようか悩んでいる人は、あなたを助けてくれますか?

パートナーがピンチなとき、あなたは支えてあげよう!と思えますか?

「いや、無理……」と思うのであれば、どんなに経済的安定があるお相手でも、いつかボロが出ます。

「それでも2人で乗り越えるんだ!」とお互いが思えるなら、2人で人生をあゆむことで、きっといい方向へ進めるでしょう。

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イメージする前に相手のことも良く知るべし


最悪な状況を設定するのは、とても簡単です。

でも、最悪な状況で相手がどう行動するかどうかを、イメージするのは結構むずかしいですよね。

そうなんですよ、そのためには、相手のことをよく知る必要があるのです。

なので日頃から、相手の行動はしっかりと観察しておきましょう。

一緒にいるときの行動も大事ですが、結構おすすめなのは、過去の話を聞くことです。

最悪な状況とまでは言いませんが、例えばこんなケース⬇︎⬇︎⬇︎

  • 自分がピンチ(お金や仕事)になった時の話
  • 友達にお金を貸してと言われた時の話
  • 友人が終電を逃した時の話
  • 人の恋愛相談にのった話
  • 親族が亡くなった時の話

これらのケースで、相手がどんな感情になり、どんな行動をとったのかを聞いておくと、だいたい相手の性格などは分かるものです。

その情報を最悪な状況に変換してみれば、最悪な状況をイメージすることができます。

相手のことを良く知るのは、最悪な状況をイメージするため以外にも、婚活ではとても大事なことだから、ぜひおすすめします。

最悪な状況をイメージするのって難しい!?

最悪をイメージするのって難しくないですか?

そりゃそうですよね。

そこで、今回は最後に、最悪をイメージする上でとても参考になる本をご紹介します。

そちらが、こちらです。

長谷部誠『心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣』

この本は、元日本代表キャプテンの長谷部選手が書いた本です。

数々の名言が書かれているのですが、その中に「最悪なケースを常に想定する」という考えが刻み込まれています。

その中で長谷部選手は「最悪なケースを想定する」のは怯えたり、失敗したりすることをイメージするというよりは、
何が起きてもそれを受け止める!

受け止める覚悟があるから、決心を固められる!

(画像出典:amazon)

という信念をもっていると言っています。

これは今回の結婚における最悪をイメージすることとつながっています。

むしろ、少し進化しており、

「最悪なケースがもしあることが分かっていても、この人だったら大丈夫と思えるなら、その人でいいんじゃないか」という考えにすら、発展できるかもしれません。

めったにすることのないことですが、この機会にあなたも最悪を想定してみてはいかがでしょうか。

<最悪な結果になってしまった理由も知っておくのが大事!>

まとめ

結婚相手に求める条件って、人それぞれあると思うんです。

性格だったり、ルックスだったり、年収だったり、価値観の一致であったり。

しかし、離婚原因をみると、多くのご夫婦が「価値観の不一致」が原因で離婚しています。

となると、いちばん重要なのは価値観なんですよね……。

私はこの価値観の不一致のなかに「助け合える関係になれなかった」「支えられなくなってしまった」というニュアンスも含まれていると思います。

だからこそ、結婚相手を見極めるときは、最悪の状況を2人でシミュレーションしてみましょう。

お互いが支え合えると思うなら、私はそのお相手と結婚することをおすすめします。

人生は山あり谷ありとうまくいったものです。

その山や谷を乗り越えられるお相手と幸せを目指して歩んでくださいね。

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ごっちんが執筆

結婚相談所のカウンセラー。たまに別のカウンセラーが執筆することもあります。

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