夫に死ぬまで愛される女性の秘密は何?

夫に死ぬまで愛される女性の秘密は何?

夫に死ぬまで愛される女性って、どんな人だと思いますか?

  • 完璧な妻?
  • いつも笑顔で尽くす女性?
  • 夫を立てるのがうまい人?

違うんですよ。

私が恋愛や夫婦関係のカウンセラーとして、そして一人の男として、それを知ったのは、自分自身が大失敗をしてからでした。

夫婦の関係を作り直す力

23歳で結婚して、知らないことだらけでした。

教えたいですよ、何も知らなかった昔の私に。

もっと彼女を幸せにしてあげられたのにって、今でも後悔しているんです。

どうせだったら、一生この人と愛し合うんだって決めた人と、最後まで深い愛情で結ばれていたい。

でもね、「会うは別れのはじめ」という諺(ことわざ)があるでしょう。

人と人が出会うということは、本当は別れのはじまりでもあるんです。

だからこそ、夫婦は放っておいたら続きません。

続けるには、二人の関係を何度も作り直す力がいる。

夫に死ぬまで愛される女性は、人生の途中で必ず変わっていくお互いの価値観を、壊さず、見捨てず、話し合い続けられる女性なんですよ。

夫に死ぬまで愛される女性は「完璧な妻」じゃない

世の中には「愛され妻になる方法」みたいな話があふれています。

  • いつもニコニコしている人
  • 料理が上手な人
  • 夫を立てるのがうまい人

でもね、私がこれまで多くの夫婦を見てきて、本当に死ぬまで愛し合っているカップルって、別にそういう「完璧な妻」じゃないんです。

むしろ、不器用だったり、たまに夫とぶつかったり、泣いたりしている女性のほうが、ずっと愛され続けています。

なぜだと思いますか?

ここ、最初にちゃんと言っておきますね。

離婚って、本当にものすごいパワーがいるのよ。

紙一枚の話じゃない。

心も、生活も、周りとの関係も、全部持っていかれる。

子供がいたらなおさらです。

住む場所も、お金も、人間関係も全部組み直して、それでも一人で立つと決める。

あれは並のエネルギーではできません。

私はそれを、自分自身の苦い経験でも、周りの相談を見ていても、嫌というほど実感してきました。

だから言えます。できるなら、壊れる前に作り直した方がいい。

本当にしんどいのは「すり減ったまま一緒にいる」こと

今や3組に1組が離婚すると言われる時代ですが、私が本当に言いたいのはそこじゃなくて——離婚するパワーすら出ないくらい、心がすり減っている夫婦が、その何倍もいるということ。

同じ屋根の下で、もう愛情がないのに、それでも一緒にいる。

これが一番しんどい。

ただね、ここで諦めてほしくないんです。

離婚の原因というのは、ちょっとしたきっかけだったり、ちょっとした心の持ちようだったりする。男性と女性が少し意識を変えてたら、学んでたら、勉強してたら、お互いを思いやってたら、これがガラッと変わるというか、幸せになることってあるのよ。

少しのコツを知ってさえいれば、ちょっとだけ気づいてさえいれば、長く幸せが続いたのに——という夫婦を、本当にたくさん見てきました。

最後まで深い愛情で結ばれていく夫婦って、特別な才能を持っているわけじゃない。

ただ、ある一つのことに気づいているだけなんですよ。

それが何か、私自身の失敗から話させてください。

23歳で結婚した私が、後悔して気づいたこと

私、最初に結婚したのは23歳の時でした。若かった。

今思えば、何にも知らなかった。

彼女のことも、夫婦というものも、女性の心も。

教えたいよ、何も知らなかった昔の僕に。もっと彼女を幸せにしてあげれたのにって、今でも後悔してるんよな。

何を知らなかったのか。

それは——人は、結婚した後にも、ずっと変わっていくということです。

23歳の私は、結婚した時の彼女と、5年後の彼女と、10年後の彼女が、みんな同じ人だと思っていました。

性格も、欲しいものも、大事にしたいものも、ずっと変わらないと思っていたんです。

人はガラッと変わる瞬間がある

違うんですよ。全然違う。人は変わる。

それも、自分の意思とは関係なく、ガラッと変わる瞬間があります。

  • 出産した女性は変わる
  • 仕事で大きな挫折をした男性も変わる
  • 親の介護が始まったら変わる
  • 子供が独立したらまた変わる
  • 病気をしても変わる

何か大きな出来事があるたびに、人の中の優先順位は組み変わるんです。

そして、ここが大事なのですが、

自分の中で変わってしまった価値観は、自分でも止められへん。

奥さんが変わった、旦那さんが変わった。

「前と違う」と思ったとき、多くの人は「元に戻ってほしい」と願います。

でもそれ、無理なんですよ。本人にも戻せませんから。

23歳の私は、それが分かっていなかった。

彼女が少しずつ変わっていくのを、責める側に回っていました。

「なんで変わったの?」「前はそんなこと言わなかったやん」

彼女のせいにしていたんです。

本当にごめん、と今でも思います。

夫に死ぬまで愛される女性って、相手を変えない人なんですよ。自分が変わるのも、相手が変わるのも、当たり前のこととして受け入れられる人。

でも一個だけ、「変わる」というのを甘く見たらあかん場面があります。

それが、出産です。

産後に夫婦が冷める本当の理由|本能と父性の、埋まらない時間差

念のために言うておきますが、女性が全員出産した方がいいと言いたいわけじゃないですよ。

出産しない女性がいてもいいし、結婚しない女性がいても全然いい。

それぞれの人生の選択です。一個の例として聞いてください。

女性の中で起きている大転換

女性が妊娠して、身ごもって、出産する。

これね、男には本当に分からない規模のことが、女性の中で起きているんです。

男性でいうと、人生のすべてをかけた大勝負を経験するくらいの、生きるか死ぬかの大転換。

いや、命を生み出すわけですから、それどころじゃない、もっと大きな衝撃が女性の中で起こるわけです。

価値観が、ガラッと変わる。えげつなく変わる。男が想像してる10倍は変わる。

赤ちゃんに対して、無償の愛が体の中から沸き起こってくる。存在しているだけで愛しい。この子の命を守ることが、自分の人生の最大の使命になります。

これは性格の問題じゃない、本能の話です。

生き物として、そうプログラムされている。

だから、自分でも止められません。

そして、夫は突然「二番目」になります。話しかけても上の空。

夜は赤ちゃんと一緒に寝てしまう。

前まで自分に向けてくれていた笑顔が、赤ちゃんにだけ向けられている。

俺はもう必要ないんか?

これね、口に出さへんけど、多くの夫が一度は思っています。

寂しい。

でも「赤ちゃん優先で当たり前でしょ」と言われたら、何も言い返せない。

だから飲み込む。

飲み込んで、少しずつ、家から心が離れていくんです。

ここで男が分かっていないのは、

小さな赤ちゃんって… 結構ね… 男から見ると、長いスパンで見ないと可愛くないねん。

という現実。

冷たい言葉に聞こえるかもしれませんが、男の父性は、妻の母性と違って出産でいきなりスイッチが入りません。

赤ちゃんと関わった時間の長さでしか育たないんです。

最初は正直、どう扱っていいか分からない恐怖のほうが勝ってしまう。

一緒に過ごす時間が積み重なって、ようやく「俺の子だ」と実感が湧いてくるものなんです。

つまり、出産後の夫婦って、最初から不公平なスタートを切ってる。妻は本能で一気に親になる。夫はゆっくりしか親になられへん。

このズレに、どちらも気づかないまま、何年もすれ違っていく。

それが、産後に冷める夫婦の正体です。

理解するんじゃない、合わせるんですよ

ここが、今日一番言いたいところです。

旦那さんは、変わってしまった奥さんの価値観を、なんとかして戻そうとしたらあきません。

「もうちょっと私のことも見てよ」と引き戻そうとしてもダメです。

この価値観をちゃんと尊重して、男性はその女性に……これはな……合わせるしかない。わかる? 理解するじゃないんだ。合わせないといけないんだ。

いいですか?

理解しようとして「ふーん、そういうもんなんやな」と頭で分かったつもりになるんじゃないんです。

自分の生活と意識を、奥さんと子供の側に物理的に寄せていく。

行動を変えていく。

それが「合わせる」ということです。

夫婦って、理解し合うことより先に、合わせにいくことなんですよ。理解はあとからでいい。まず、相手の変化に自分の足を一歩寄せる。

ただね——これ、男が自分一人で勝手に気づくのは、正直、相当難しいです。

私も気づくのに何年もかかりました。

たぶん、放っておいたら一生気づかない男もいます。

ここが男性のすごく弱いところです。

じゃあ妻の側はどうしたらいい? ただ待っていればいい?

ここで、女性の側にもできることがあります。

それが、会話なんですよ。

夫婦を救うのは「上辺の会話」じゃない|深い会話の作り方

「会話が大事」って、もう聞き飽きましたよね。

分かっています。

でもね、ここで言いたいのはそういう話じゃありません。

よく話すカップルって言うけども、それは、上辺の話ではダメなのよ。本当の心の悩みとかを話し合えるカップルじゃないといけないの。

  • 「今日何食べる?」
  • 「ゴミ出しといて」
  • 「明日何時に帰る?」

これ、何時間話していても夫婦の絆にはなりません。

事務連絡ですから。

夫婦を救う会話というのは、自分の中の、ちょっと言いにくい本音を出す会話なんです。

大事なのは、正論でどちらかが勝つことじゃない。

相手がまだ話してくれているうちに、受け止めること。

本音を出す会話の例

たとえば、出産後の妻が、夫に向かってこう言えたら。

今、私あなたを嫌いになったんじゃないねん。ただ、赤ちゃんを守ることで頭がいっぱいになってて、あなたに気持ちを向ける余裕がない。これ、放っておいたら冷めるって自分でも分かってる。だから、しんどいけど話したかった。

これ、言うのに勇気がいるでしょう?

でもこの一言があるかないかで、夫の中の「俺はもう必要ないんか」が、「あ、必要とされているんだ」に変わります。

夫の側も、ようやく自分の本音を返せる。

正直、寂しかった。でも子供のこと優先で当たり前やと思って言えんかった。俺、何したらええ?

こういう返しが出てきたら、夫婦は次のステージに進めます。

仕事の話でも同じ。

あなたが新しい挑戦をしたいの、応援したい。でも、家族の生活が不安定になる形だったら、私は不安。だから一緒に考えたい

応援する気持ちと不安を両方出す。

どっちかだけじゃダメなんですよ。

価値観のズレも同じ。

私ね、最近こういうことが大事に思えてきた。前は違ったけど、今はこうなっているの

変わったことを隠さず、ちゃんと言言葉にする。

これな、会話でしかない。会話でしかできない。

ただし、もう一つ大事なことを言っておきます。

会話したからって、相手の価値観を全部応援しなければいけないわけじゃありません。

無条件にすべてを受け入れるなんて、神様じゃないんだから無理ですよね。

あまりにも現実離れしたことや、二人の生活を壊すようなことまで認めろとは言いません。

それでいいんですよ。

全部受け入れる必要なんかありません。

傷つくのを恐れず、自分の中で「これだけは譲れない」という線は、ちゃんと言葉にして共有しておくことです。

「あなたの挑戦は応援する。でも浮気だけはあかんで。」「私と子供の最低限の生活が守られる範囲でやってね。」——こういう線引きは、冷たいんちゃう。むしろ、関係を続けるための土台やねん。

「ないな」でシャッターが下りた瞬間、夫婦は静かに終わる

ここで、女性に一個、注意してほしいことがあります。

特に男は、プライドが邪魔をして本当の自分の深層心理や恐怖を喋りません。

だからこそ、女性がまだ本音を話してくれている間は、夫婦はやり直せる側にいます。

でも、

女性も最初はしゃべるけれども、この人ないな、と思った瞬間からは、呆れてからは、もう自分の深層心理を喋れなくなっちゃうやろ?

これ、めちゃくちゃ大事なポイントです。

心のシャッターが下りる前兆

すごい微妙なところなんですよね。

一度でも「あ、この人ないな」と思ったら、もうなんか……話す気力すらなくなっちゃうじゃないですか。

たとえば、

「家事分担が全然変わらんし、話しても聞いてくれない」「私ばっかり我慢している気がする」

こういうちょっと言いにくい本音や違和感。

口に出しているうちは、まだ夫婦は終わっていません。

言っているうちは、まだ関係を良くしたいという期待があるということですから。

でも、言わなくなった時。

もうこの人に何言ってもムダだ

と静かに諦めた時。

表面上は普通でも、心の中のシャッターが下りています。

夫婦が壊れる時って、派手なケンカで壊れるんじゃないんです。

妻が静かに諦めた瞬間に、もう壊れ始めてる。

夫からしたら「最近、嫁さん優しいな」「最近、ケンカが減ったな」くらいにのんきに思っている頃には、もう手遅れだったりします。

「もう話すのも疲れた」と思う気持ちは痛いほど分かります。

でも、本当に手遅れになって完全に壊れてしまう前に、最後の警告のつもりで、その「しんどさ」を言葉にして相手に渡してほしいんです。

最近、こういうところが私は限界に近い

って。

完璧な会話なんてできませんよ、最初は。

それでいい。

伝えたいことは、なんとなくでもわかってほしい——そういう気持ちで、ぼちぼち始めたらいいんですよ。

まとめ|夫に愛され続ける女性は、変わり続ける夫婦を諦めない

ちょっと抽象的な話になってしまったかもしれません。

でも、伝えたい本質は、なんとなくでもわかってほしい。

夫に死ぬまで愛される女性って、特別な才能がある人じゃない。

完璧な妻でもない。

料理が上手いとか、いつもニコニコしてるとか、そういうことでもないんです。

ただ、夫婦はお互いに変わっていくという事実を、諦めない人なんですよ。

結婚って別々の人格である男と女が一緒に人生を歩んでいくわけさ。それぞれで経験することも変わってくるし、成長のスピードは変わってくるし、価値観がどんどんどんどん変わっていくわけ。お互いに、これを、この違いを受け入れ続けていくことが大事なのな.

そして、もう一回言っておきます。

夫婦は、理解し合うことより先に、合わせにいくこと。

理解はあとでいい。

先に、足を一歩、相手の側に寄せる。

これは私が23歳の結婚で気づけなかった大切なことです。

変わった自分を諦めない。変わった相手を諦めない。

変わっていく二人のあいだで、上辺じゃない会話を、何度でも何度でもやり直す。

それを続けている女性が、最後の最後まで、愛されています。

小さな一言から時間を動かす

「もう遅いかも」と思っている人もいると思います。

長年すれ違って、もう何を話したらいいか分からない夫婦もいるでしょう。

でもね、今夜、一個だけでいいです。

まずは深く考えすぎず、あなたの心にある言葉をそのまま届けてみてください。

「最近、こんなこと考えててん」って、上辺じゃない一言を、夫に渡してみてほしい。

返事がぎこちなくてもいい。

最初はかみ合わなくてもいい。

その小さな一言が、止まっていた二人の時間を、もう一回動かし始めます。

私は23歳の自分に教えてあげたかったことを、今、あなたに話しました。

諦めないでください。

夫婦は、何回でも作り直せます。

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