シングルマザーの恋愛ってぶっちゃけどう?経験者がリアルを語ります。


離婚という困難を乗り越えて、シングルマザーの道を選んだ方は
「もう恋愛なんてコリゴリ」
「子供とだけで生活していきたい」
と思っている人も多いでしょう。

でも、ちょっと1人で頑張ることに疲れてしまった時や、子供が巣立った後のことを想像すると
「もし素敵な男性に出会えたなら、もう一度恋愛をしてみたい」なんて思ったりしませんか?

何を隠そう、私自身がそうでした。

私は過去、元夫のDVから逃れ離婚しシングルマザーになりました。

現在は、縁あって最愛のパートナーと再婚しています。

再婚前は「シングルマザーでも恋愛できるだろうか…」と不安になることもありましたが、再婚したことでシングルマザーだった時とは違う安心した幸せな暮らしをゲットでき、本当によかったと思っています。

そこで今回は、シングルマザーの恋愛について、私の経験をもとに赤裸々にお話します。

シングルマザーでも「恋愛」はできる!

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離婚した直後、もう男性と一緒に暮らすのは絶対にイヤって思ってました。

なぜなら、私は元夫から身体的DV・モラハラを受けて怯える日々を過ごしていたからです。

離婚して、DV夫の恐怖から抜け出し、シングルマザーになることは、幸せな暮らしのスタートでした。

人の顔色を伺わなくていい
気を使った生活はしなくていい
暴力に怯えなくていい
子供にも笑顔で穏やかに接することができる

そう思ったら、1人で子供を育てることに不安なんてなかったし、むしろ男性は邪魔な存在だとさえ思っていました。

ただ、離婚後時間が経つにつれて、異常だったのは元旦那なだけで、優しい男性が多いことに気づいたのです。

友人も男性にDVなんてされたことないという女性が多く、いかに自分の結婚生活が異常な環境であったかを知ることができました。

そう思うと、「もう一度男性とかかわりを持ってもいいのかな」と考えられるようになっていったのです。

初めは「バツイチだし、子供がいる私のことを好きになってくれる男性なんているんだろうか」と不安でした。

そもそも、DV夫との結婚生活で「もう結婚も恋愛もこりごり…」と思っていた私ですから、自分にそんな願望が湧くことすらびっくりだったのです。

しかし幸運にも、その後素敵な男性と出会い、本当の優しさ・愛情を教えてもらい再婚することができました。

シングルマザーの恋愛における注意点3つ

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心の傷が癒えて、もう一度恋愛をしたいと思ったとしても、シングルマザーの恋愛は独身時代のものとはまったく違いました。

子供を育てるため、一家の大黒柱として働き、毎日ワンオペの生活を続けているシングルマザーだからこそ、ぶつかる壁があります。

私が実際に体験したシングルマザーの恋愛における注意点を3つ、ご紹介します。

1.子供が最優先な恋愛となる

シングルマザーの恋愛といえど、やはり生活の最優先は子供にあります。

子供の月齢が低ければ、急な発熱や体調不良でせっかくのデートもキャンセルになるし、子供の預け先がないと夜に2人きりでデートも難しいですよね…。

独身時代は自分だけの体調を管理すれば良かったですが、子供がいるとなかなかそうはいきません。

子供を預けられる身内が近くにいなければ、子供を連れてのデートになることも日常茶飯事です。

そうなると、オシャレなバーやウィンドウショッピングはできないので、子供が楽しめる水族館や公園など子供を優先したデートプランニングが必要となります。

彼氏・彼女というよりは「家族」のような関係に近い交際です…。

2.パートナーからの理解が得られにくい

また、パートナーに結婚経験や子育て経験がなければ、子供との生活をイメージするのは難しいもの。

育児と両立した生活をなかなかパートナーに理解してもらえないこともあるでしょう。

大人が楽しめるようなデートスポットに行けなかったり、オシャレなレストランでコース料理を嗜むなど、独身時代のような恋人関係を求めている人にはがっかりさせてしまうかもしれません。

子連れで行くのか、子供を預けていけるのか考える必要もあり、デートの日程も気軽に決められないですよね。

これらのことから、子供がいることに理解が得られなければ、パートナーと気持ちがすれ違ってしまうでしょう。

シングルマザーが恋愛関係に発展するには、お相手の「愛情」だけでなく「子育てへの理解」も必要不可欠なのです。

3.育児と仕事の両立で時間がない

シングルマザーは、仕事をしながら、子供の保育園の送り迎え、食事の準備に掃除や洗濯と、毎日の生活に追われています。(もちろん、シングルでない子育て中の方も同じように忙しい毎日を送っています)

慌ただしく時間がすぎていき、気付いたら疲れて子供と一緒に寝落ちしてしまうなんてこともあるでしょう。

「子供が寝てから、ゆっくり彼と電話やLINEでお話したい!」と思っても、体力的に余裕がないなんてことは日常茶飯事です。

もしパートナーがたくさん連絡を取り合っていたい、何をしているのか報告し合いたいと考える相手ならば、子育て中は息つく暇ない日々を送っていることを理解してもらう必要があります。

シングルマザーが幸せな恋愛をするための心得

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素敵な男性に出会い、両想いになれた嬉しさのあまり恋愛に溺れてしまいそうになることもあるかもしれません。

ただし、シングルマザーが幸せな恋愛をするためには、子供も一緒に幸せになる必要があります。

恋愛に夢中になり、子供のことをないがしろにしてしまっては幸せには絶対なれません。

そうならない為に、自分にとって大切なものがなにかしっかりと見極め、優先順位を明確にしておくことが大切です。

あくまで優先すべきは、子供の幸せです。

それこそが、あなたの幸せ、家族の幸せにつながるはずです。

では、最後にシングルマザーが幸せな恋愛をするための心得についてお話しましょう。

再婚を視野に入れて恋愛する方が良い場合もある!?

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シングルマザーである私の友人に、「交際相手には子供の存在を感じさせないよう配慮している」と言う人もいます。

将来結婚するかもわからないし、母としてではなく、恋人としての喜びを味わうためデートの時は祖父母に子守を頼んでいるとのことです。

将来のことがハッキリしないから、子供に気まずい思いをさせないようにと考えた結果、母である自分と、恋人である自分を切り離しています。

でも、このやり方だと、いざ再婚することになってから、パートナーと子供を会わせたとして、もし子供がまったく懐かなかったら…再婚自体が難しくなってしまいますよね。

もちろん、考え方は人それぞなので、母としての顔を切り分けた恋愛も否定しません。

しかし、私としては、シングルマザーで恋人をつくるのであれば、再婚を視野にいれて恋愛をすることをおすすめします。

未来を見据えた行動がベスト!

再婚は相手も同じ気持ちになってこそ実現するものですが、どうなるかわからないからこそ子供も含めて一緒に過ごす未来を想像しておいて欲しいのです。

そして、お付き合いしている時から子供とパートナーを会わせておけば、再婚時に子供が嫌がる可能性も少なくなるのではないかと思っています。

私の場合は、デートに子供も一緒に連れて行っていました。

公園や動物園に遊びに行き、子供が疲れたら彼が抱っこしてくれ、人混みでは娘を肩車して遠くの景色が見れるようにと楽しませてくれたんです。

そんな彼の姿を見て、「この人となら結婚してもいいかもしれない」という気持ちになりました。

シングルマザーの場合、独身時代のような軽いお付き合いはなかなかできません。

なので、恋人が出来た場合は余計な心配と思わずに、ちょっと先の再婚まで視野を広げて相手の本質を見極めてくださいね。

まずは『再婚しても良い』と思うことから!

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私がシングルマザー時代のことや再婚した時の体験談を発信していると、

「私も再婚したいと思っています!」
「再婚したいけど、出会いがない…現在の旦那との出会いはどこですか?」

と反応をもらうことがたくさんあります。

このように発信するまで、こんなに再婚を望むシングルマザーが多いとは思っていなかったのでびっくりしました。

今までの世間体って、「シングルマザーは一人で子供を立派に育てていくべき」という風潮がありましたよね。

でも、私はシングルマザーだって恋愛はしたっていいし、素敵な人に出会えたのなら再婚したっていいと思っています。

子供のことはもちろん最優先ですが、お母さんである自分自身の幸せもとても大事ですからね。

まずは「シングルマザーが再婚することは問題ない」
「シングルマザーも再婚して良い」

と思うことからでもいいので、前を向いていきましょう!

まとめ

今は3人に1人が離婚する時代だと言われています。

シングルマザーの再婚も珍しくなくなりました。

この記事を読んでくれたあなたが、素敵な人と巡り合い幸せな道を歩んでいけますように…。

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ごっちんが執筆

結婚相談所のカウンセラー。たまに別のカウンセラーが執筆することもあります。

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