セックスレスを解消する方法。失われた愛を取り戻せ!

セックスレスを解消する方法。失われた愛を取り戻せ!

10年のセックスレス地獄を抜けて、私がたどり着いた「たった一つの質問」

私の家庭には、10年間、セックスがありませんでした。

自分で言うのもなんですが、セックスレスのレジェンドのような時期を生きていました。

同じベッドにいるのに、肩の触れる距離まで近づけない。

手を伸ばそうとして、やめる。

「今日は疲れているから」と先回りして言われる前に、自分から目を閉じる。

誘い方を忘れ、断られるのが怖くなり、やがて誘うことすらしなくなる。

まさに地獄です。

今でこそ笑って言えますが、当時は本気で苦しかったです。

そこから抜け出すまで、3年かかりました。

一週間で劇的に変わった、というような魔法の話ではありません。

地味な努力を積み重ねて、ようやく戻ってきたのです。

私は以前、動画でセックスレスについて発信したことがあります。

本も読み、専門家の話も聞きました。

家事も増やし、デートも増やし、おやすみのキスもしました。

それでもすべて、何かが決定的に足りませんでした。

最後に効いたのは、テクニックでも頻度でもなく、ある夜、思い切って妻に投げかけた

たった一つの質問

でした。

婚活や夫婦関係の専門家として現場を見てきた私、岡田の視点から言えば、原因はたった一つなのです。

この記事では、その原因の正体と、そこにたどり着くための質問についてお話しします。

この記事のスタンス

* 3か月で関係が変わるような方法ではない* もっと地味で、もっと根本的な話* しかし、これ以外に私に効いたものはなかった

セックスレスが苦しいのは、回数の問題じゃない

セックスレスが苦しいのは、性欲が満たされないからではありません。

少なくとも、それが一番の理由ではありません。

夫婦でありながら、いちばん深い部分で繋がれていない。

一緒に暮らして、ご飯も食べて、子どものことも普通に話せる。

なのに、抱き合うことだけができない。

これが、地味に、でも確実に、人としての尊厳を削っていくのです。

一度断られると、次のキッカケが非常に掴みにくくなるものです。

これは経験した人にしかわからない感覚かもしれません。

「あの夜の沈黙」を一度味わうと、次に手を伸ばす勇気が、自分でも驚くほど湧いてこなくなります。

誘うたびに、自分の存在価値を賭けているような感覚に陥るからです。

ここでひとつ、言葉の定義を広げておきます。

私が「セックス」と言うとき、それは行為そのものだけでなく、抱き合うこと、キスをすること、ベッドの中で背中に手を回すことなど、スキンシップ全般を含めています。

愛し合っている二人なら、こうした触れ合いは間違いなく心地よいはずです。

人間の本能ですから。

それがなくなっているなら、そこには必ず理由があります。

「理由がある」というのは「悪い」という意味ではなく、「目を向けるべき何かがある」という意味です。

「うちはレスですが愛し合っています」と言う人へ

実際に、このようなコメントをもらうことがあります。

私と夫はセックスはありませんが愛し合っています。身体の関係がなくても愛し合っている夫婦やカップルはいると思います。

それを否定するつもりはありません。

お互いが納得しているのなら、それはそれで構いません。

ただ、その「愛し合っている」という状態が、片方だけの願望ではなく、二人の合意の上にあるかどうか。

そこだけは、自分に正直に確認してほしいのです。

一方が我慢して、もう一方が「うちは大丈夫」と思っているなら、それは合意ではなく、ただのすれ違いです。

あなたを責めたいわけではありません。

私自身、長い間、片方だけの願望を「うちは大丈夫」とごまかしてきた張本人だからこそ、お伝えしています。

セックスレスの原因リストは、ほとんど「こじつけ」になっていく

世間で挙げられるセックスレスの原因は、本当にさまざまです。

  • 疲れている
  • 子どもが気になる
  • 睡眠不足
  • 仕事が忙しい
  • 出産後そういう気持ちになれない
  • EDが心配
  • 一度断られたことがトラウマで自分から誘わないと決めた
  • 生活時間帯が合わない

たぶん、あなたの家庭にも当てはまるものがあるはずです。

これらは事実として存在しますし、当事者からすればどれも切実な悩みであることは間違いありません。

しかし、結婚相談所の現場やカウンセリングで多くのカップルを見てきた経験、そして私自身の10年間を振り返って思うのは、これです。

さまざまな理由をつけていますが、その多くは根本的な「気持ちのズレ」から目をそらすための、無意識の言い訳になってしまっていることが多いのです。

昔のように二人に強い恋愛感情があれば、このような理由はほとんど乗り越えられます。

疲れていても、子どもが寝た後の30分を惜しまないはずです。

生活時間帯が合わなくても、合わせる工夫をします。

現状を変えようと動かないということは、動くだけの感情が、すでに薄れかけている可能性があるということです。

これは厳しい話で、書いている私自身も辛くなります。

決して読者を責めたいわけではありません。

私自身がまさにそうだったからこそ、お伝えしているのです。

ここから目をそらしたまま「原因」だけを眺め続けても、おそらく何も変わりません。

気持ちが少し離れている可能性。

これは、絶対に無視しないほうがいいのです。

夫婦関係の専門家である私に言わせれば、レスの奥にあるのはテクニック不足ではありません。

愛を感じられていないこと

なのです。

ただし、ここで「じゃあもう終わりだ」と決めつけるのも違います。

離れかけた気持ちを、もう一度こちらに向けてもらう方法はあります。

それが、この記事の本題です。

一般的な解消法は、ひと通り試した。でも全部ズレていた

世の中で言われるセックスレスの解消法を、私は本当にひと通り試しました。

家事分担、日常のスキンシップ、夫婦だけで過ごす時間、旅行、おやすみのキス。

代表的なものは大体やりました。

どれもまっとうなアドバイスであり、間違っていません。

やった方がいいことです。

しかし、私の場合、これだけでは足りませんでした。

家事を増やしても、旅行に行っても、ベッドの中の距離は縮まりません。

「いいことをしている自分」と「報われない自分」の落差で、むしろ苦しくなった時期さえありました。

そんなこともやりました。でも、核心はそこではなかったのです。

何が足りなかったのか?

後から振り返ってわかったのは、

順番

でした。

これらの方法はどれも、「相手が今、自分に対して何を感じているか」を知ったうえで実行しなければ、方向違いの努力になりやすいのです。

相手は家事を手伝ってほしいのではなく、ただちゃんと話を聞いてほしいだけかもしれません。

旅行よりも、平日の夜に一緒にコーヒーを飲む15分を求めているかもしれません。

それを知らないまま「正しいとされる解消法」を積み上げても、相手の心には届きません。

20代、30代前半の人にだけ、先にお伝えしたいこと

少し脱線しますが、若いカップルに先にお伝えしておきたいことがあります。

「その気になればいつでも解消できる」と思っているうちに、ズルズルと時間が過ぎて取り返しのつかなくなるケースは、結婚相談所の現場でも本当に多く見てきました。

一度失ってしまった愛情を元に戻すのは、非常に難しいのです。

私の場合は3年かかりました。3年というのは、途方もなく長い時間です。

だからこそ、解消法を考えるよりも、レスにならない努力のほうが、本当はずっと大切なのです。

その上で、すでにレスになってしまった方に向けて、関係修復の「順番の最初」にあたる質問を、次にご紹介します。

「なんでしてくれないの?」じゃない。聞くべきはこれだ

ここからが、この記事で一番伝えたいところです。

愛を取り戻したいとき、多くの人がやってしまう質問があります。

  • 「なんで私としてくれないの?」
  • 「私に魅力がなくなった?」
  • 「他に誰かいるの?」

気持ちは痛いほどわかります。

私もすべて、頭をよぎりました。

しかし、これらを口に出した瞬間、相手は防御に入ります。

原因を聞かれた相手は、無難な言い訳を探すか、黙り込むか、逆ギレするかのどれかです。

そして、二人の関係はもう一段階冷え込みます。

セックスレスになった原因を聞いてはいけません。

聞くべきはこれです。

深刻な顔をして改まって聞く必要はありません。

テレビを見ている時やお茶を飲んでいる時などに、ふと聞いてみるくらいがちょうどいいのです。

「あなたが、私から愛されてるなって感じるのは、どんな時?」

ここで大事なのは、「好き」でも「幸せ」でも「充実」でもなく、

「愛」

であるという点です。

ここは絶対に譲れません。

「好き」だと、好きな食べ物の話のようになりがちです。

「幸せ」だと、生活全般の話に逃げられてしまいます。

「愛」と聞かれて初めて、人は二人の関係そのものに目を向けるのです。

人の感じ方には、その人それぞれの特性があります。

決まりはありません。千差万別です。

だからこそ、自分の想像で動いても失敗しますし、誰かの成功体験を真似ても効果がありません。

目の前にいるその人に、直接聞くしかないのです。

相手が答えてくれなかったときの返し方

質問しても、すぐには答えてくれないかもしれません。

そのときの返し方を、いくつか用意しておいてください。

  • 「わからない」と返ってきたら:「すぐに出てこなくてもいい。今度、ふと思いついた時に教えてくれたら嬉しい」
  • 皮肉や反発で返されたら:「責めたいわけじゃない。私が、あなたに愛情をちゃんと届けられるようになりたいから聞いているんだ」
  • 黙ってしまったら:急かさない。その夜は引き下がっていい。「考えてみてくれるだけで嬉しい」と一言だけ残す

ここでどれだけ正直に、本当のことを話してもらえるかが最も重要なのです。

だからこそ、聞くのです。

真摯に、真面目に、誠実に、聞いてみましょう。

相手に教えてもらうのです。

妻の答えは、想像と全然違った

ちなみに、私が妻にあの質問をしたとき、返ってきた答えはこうでした。

私が病気の時に、優しく気遣ってくれる時

私の家族のことを、自分の家族のように考えてくれる時

正直、自分が想像していた答え(外見を褒めるとか、記念日を覚えているとか、誕生日にプレゼントするとか)とは、まったく違いました。

え、そこなの?

心底驚きました。

しかし、これが妻の答えでした。だからこそ、私はその部分を

愚直に

実行することにしたのです。

愚直に実行するとは、どういうことか?

「もらった答えのうち、自分にできそうなものから手をつける」のではありません。

相手が言ったそのものを、そのままやるのです。

絶対にアレンジしてはいけません。これが意外と難しいのです。

人は無意識に、自分のやりやすい形に変換してしまうからです。

私がやったのは、次のようなことです。

  • 妻が体調を崩したときは、いつもより一段丁寧に気遣う。仕事を早めに切り上げて、おかゆを作る。薬を買いに行く。文句を言わない。
  • 妻の実家から電話があったら、自分の親の話と同じ温度で聞く。「お義母さん元気?」と自分から聞く。
  • 妻の家族の誕生日や記念日を、自分の家族のそれと同じレベルで覚える。

これだけです。これだけのことを、毎日繰り返しました。

派手なことは何もしていません。

サプライズもしていません。

ただ、妻が教えてくれた二つのことを、ひたすら続けたのです。

一週間後に劇的に変わった、というような魔法の話ではありません。

半年経っても、特に何も変わらない時期もありました。

「これ、本当に意味があるのだろうか?」と心が折れそうになった夜もありました。

それでもやりました。続けました。

人間には必ず、もらった愛情を返そうとする心理が働きます。

自分が愛されていると感じたら、相手のことも愛してあげようと思う生き物なのです。

すると、自然とベッドの中の距離も少しずつ縮まってきます。

私の場合は、そこから何年もかけて、地味に、ゆっくりと関係が戻っていきました。

3年かかりました。

これは話を盛っているわけではなく、むしろ、それくらいかかるのが現実だというお話です。

ただし、聞くだけでは届かないケースもある

ここまで「質問してください」「愚直に実行してください」とお伝えしてきましたが、これだけでは思いが届かないケースも、現実には存在します。

3つだけ、記しておきます。

(1) 身体や医療の問題が背景にあるとき

ED、産後の身体の変化、更年期、性嫌悪、過去の性的トラウマ、メンタル不調による性欲低下。

これらは「愛がないから」という理由では片づきません。

むしろ、愛情があっても触れ合えない時期というのは、実際にあります。

こういうときは、二人だけの話し合いで抱え込まず、専門家の助けを借りる選択肢を持っておいてください。

  • 男性の身体のこと:泌尿器科、男性更年期外来
  • 女性の身体のこと:婦人科
  • 心のほうに重さがあるとき:心療内科、心理カウンセリング
  • 二人の関係そのものに踏み込みたいとき:夫婦・カップルカウンセリング

費用や保険適用の有無は地域や医療機関によって異なりますから、まずは近くで相談できる場所を一つ調べてみるところからで十分です。

「これは専門家に相談していい問題なのだ」と認識するだけで、ずいぶん肩の荷が下りることがあります。

(2) 相手のことは好きだけど、行為のやり方が合わないとき

これも、結婚相談所やカウンセリングの現場でよく耳にする話です。

相手のことは大好き。

でも、セックスのやり方や雰囲気が、自分には合わない。

これを言い出せないまま、だんだんと距離が開いていくパターンです。

カウンセラーである私、岡田の立場で言わせてもらえば、

相手を大切に思っていて、これからも一緒にいたいからこそ、勇気を出してすり合わせていく価値がある

と思うのです。

それが非常に難しいことだとはわかっています。

でも、手遅れにならないうちに、チャレンジしてほしいのです。

伝えるなら、次のような言い方を一つ覚えておいてください。

あなたとのセックスで、もう少しこうしてもらえたら嬉しい部分があるんだ。あなたとこれからもちゃんと続けていきたいから言うんだけど、聞いてもらえるかな?

ポイントは、相手の何かを否定する形にしないことです。

「こういうのは嫌だ」ではなく「こうしてもらえたら嬉しい」と伝えるのです。

男性も女性も、この問題に関してはデリケートで傷つきやすいものです。

細心の注意を払いながら、それでも、改善できるうちに伝えたほうがいいでしょう。

(3) 片方だけが努力し続けて、何も変わらないとき

ここは正直に書きます。

質問もした。

答えられた要望も実行した。

半年、一年と続けた。

それでも相手が一切応じず、こちらの存在を空気のように扱う。

そういう状態が長く続くのであれば、それはすでに別の段階に入っています。

愛を取り戻す努力は素晴らしいことです。しかし、

一人だけが心身を壊すまで頑張り続けるべきではありません。

別居を視野に入れる、夫婦カウンセリングを受ける、関係の続け方そのものを見直す。

これは決して「諦めろ」という話ではなく、自分を守るために必要なステップとして、選択肢に入れていいということです。

一人で抱え込みすぎないでください。

最後に|今夜じゃなくていい、来週でもいい

あなたのパートナーの答えは、私の妻とは違うはずです。

だからこそ、直接聞いてみてください。

今夜でなくて構いません。来週でもいいのです。

心の準備が整ったときに、一度だけ。

今日は、原因を問い詰めるのではなく、相手が愛を感じる瞬間を一つだけ聞いてみてください。

それだけが、10年の地獄から抜け出した私が、あなたに渡せる唯一の手札です。

あなたの勇気ある一言が、二人の関係を温め直す、最初の小さな火種になることを願っています。

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