アラフォー女性の婚活体験談-39歳・年収900万円バリキャリ女性②

アラフォー女性の婚活体験談-39歳・年収900万円バリキャリ女性②

「この人苦手」「合わない」が止まらなかった39歳・年収900万円女性の本音

お見合いやデートでお相手の方と過ごすと、”この人苦手だわ~” だったり “合わないわ~” となってしまいます。どうしても減点方式になってしまって。。。惹かれるところが見つけられません。疲労感ばかりが残ります…

婚活で会えば会うほど、なぜか相手の欠点ばかりが目につく。

帰り道に残るのは、ときめきではなく疲労感ばかり。

そんな経験はありませんか?

39歳・年収900万円のYさんが、面談でこう打ち明けてくれたのは、活動を始めて少し経った頃でした。

お見合いの成立率は決して低くなく、仮交際に進んだお相手も数名いらっしゃいました。

それなのに、面談に来るたびに出てくるのは「苦手」「合わない」「疲れた」の三語。

会えば会うほど、選択肢が増えるどころか、消耗だけが積み上がっていく状態でした。

仕事では結果を出し、自分の判断力にも自信を持ってきた女性が、婚活の場では「惹かれるところが見つからない」と言葉を絞り出している。これは、能力の問題でも、出会いの数の問題でもありません。お見合いも仮交際も、数字だけ見ればちゃんと回っているのですから。

問題はYさんの性格でも条件でもなく、”見る順番”のクセでした。

つまり、相手を見る前に、無意識の判定が先に走っていたのです。

彼女自身、その「何か」が掴めずにいました。

だからこそ「減点方式になってしまって」という、自分でもうっすら自覚している言葉が出てきたのだと思います。

では、Yさんが無意識に持ち込んでいた”見る順番”とは、どういうものだったのか?

理想はディーン・フジオカ・佐藤健・向井理|お見合い席で数秒で下りる”タイプ判定”

Yさんには、はっきりした好みのイメージがありました。

お見合いやデートが進展しない、その一番大きな引っかかりは、お相手の見た目。

ルックスが自分の好みのタイプかどうか。

そこで判断してしまう傾向が、とても強かったのです。

もちろん、好みがあること自体は悪いことではありません。誰にだって、惹かれるタイプはあります。見た目で何かを感じるのも、自然なことです。

ちなみに彼女の好みのタイプとは──

ディーン・フジオカ。佐藤健。向井理。

共通点は、全員、イケメンであること。

…笑ってしまいますよね。

私も面談で聞いた瞬間、内心「それは…なかなかの三本柱だな」と思いました。

ただ、笑い話で終わらせてはいけない部分が、ここから始まります。

減点フィルターが反応する瞬間

Yさんの場合、減点フィルターが反応する場面はとても具体的でした。

  • お見合い前のプロフィール写真を見た瞬間。
  • ラウンジに現れたお相手が席に近づいてくる、その数秒間。
  • 第一声を聞いて、顔と声のセットが決まる、その瞬間。

──このどこかで、本人も気づかないうちに、ディーン・フジオカ級じゃないと「ない」に近い判定が下りてしまう。

会話の中身に入る前に、評価がほぼ終わっていました。

これはYさんが厳しい人だからではありません。

仕事で素早く判断する訓練を積んできた人ほど、無意識に同じ”切り方”を婚活に持ち込んでしまう。

減点方式の正体は、ここでした。

ディーン・フジオカじゃないから、ない。会話の前に、もう終わっている。

弊社Dear Bride Tokyoで男性も女性もプロフィール写真にとことん注力しているのは、まさにここに対応するためです。

第一印象が数秒で固まる以上、その数秒の入口を整えること自体は、戦略として正しい。

ただ、長年多くの会員さんを見てきた私の立場から申し上げると、見た目を重視すること自体が悪いわけではありません。問題は、そこだけで早く結論を出しすぎてしまうことです。見た目にこだわり過ぎる会員さんは、活動が難航することが多いのも現実です。Yさんの場合、その傾向がとても強く出ていました。

ここで私がYさんに伝えたのは、「見た目を諦めろ」ではありませんでした。

「我慢までしなくていい」と伝えた上での”良いところ3つ探し”

私がYさんに伝えたのは、こういう言葉です。

お見合いやデートで、お相手の苦手や合わない部分に意識がいき、減点方式になってしまう気持ちはわかります。どうしても受け入れられない場合、生理的に無理ってこともあると思いますので、我慢までする必要はありません。ただ、正直、完璧な人はいないので、加点方式を意識していくことは大事ですね!まずは “お相手の良いところを3つ探す” を意識してみましょうか!?

最初に置いたのは「我慢までする必要はありません」という言葉でした。

これは、私のカウンセリングで譲らない部分です。

生理的に無理なものを、無理やり好きになろうとする努力は、誰のためにもならない。

違和感を全部なかったことにしろ、という話でもありません。

婚活が辛くなるのは、本来なら「無理しなくていい部分」まで自分に課してしまうからです。

その上で、「良いところを3つ探す」ことをお願いしました。

ここで誤解されたくないのは、これはポジティブ思考の押し売りではないということです。

「良いところを見つけて好きになりましょう」という精神論ではありません。

減点方式で人を見ているとき、人間は相手の情報の半分以下しか拾えていないんです。

「タイプじゃない」というラベルが先に貼られた瞬間、その人の話し方も、気遣いも、価値観も、視界に入ってこなくなる。

感覚としては、相手の情報の半分も拾えていないような状態になります。

「良いところを3つ探す」というのは、相手を無理に持ち上げる訓練ではなく、相手をちゃんと見るための訓練です。減点フィルターを一旦外して、目の前の人の解像度を上げる。それだけのことなんです。

Yさんはこの話を聞いて、こう答えてくれました。

“良いところ3つ探す”…意識してやってみます‼😄

この素直さが、後で効いてきます。

素直に試したYさんと、難航しすぎて遭難する人の決定的な違い

減点方式の婚活は、相手探しというより”遭難”に近い。

長く現場を見てきて、私はそう感じています。

なぜなら、本人は一生懸命探しているつもりでも、会えば会うほど現在地が分からなくなっていくからです。

地図を持たず、自分の歩幅だけで山に入って、目印を見つけるたびに「これは違う」と切り捨てていく。

気づけば、どこにいるかも分からない。

これが、難航しすぎて遭難してしまう会員さんの姿です。

Yさんがそうならなかった分かれ目は、たった一つでした。

次の面談で、Yさんから出てきた言葉は、それまでとは少し違っていました。

あまりタイプでは無いなと思っても、実際に会ってお話すると楽しい方がたくさんいらっしゃいます。

「苦手」「合わない」「疲れた」しか出てこなかった人が、「楽しい方がたくさん」と言うようになった。

たった数週間での変化です。これは大きいです。

相手が急に全員変わったわけではなく、Yさんの受け取り方が変わり始めたということですから。

正直に言うと、これは誰にでも起きる変化ではありません。

会員さんの中には、同じアドバイスをしても「でも、やっぱりタイプじゃないと無理で」と、元の場所に戻ってきてしまう方がいます。

そうなる人とそうならない人の違いは、能力でも条件でもありません。

素直に試せるかどうか。それだけです。

厳しく聞こえるかもしれません。

でも、現場ではここが大きな分かれ目になります。

Yさんは「やってみます」と言って、本当にやってみた。

違和感があっても、すぐに「やっぱり違う」と結論を出さずに、もう一度会う席に座ってみた。

このお人柄の部分が、遭難してしまう会員さんとの大きな違いでした。アドバイスを「自分のやり方」にいったん組み込んでみる柔らかさがある人は、少なくとも見えるものが確実に増えていきます。仕事のスキルとも、容姿とも、年齢とも関係ない。ただ、それだけの差なんです。

「顔→違和感」から「会話→居心地→誠実さ→条件」へ|見る順番の組み替え

ここでYさんに起きていたのは、好みの変更ではなく、見る順番の組み替えでした。

これまでは「顔→条件→違和感」の順番。

最初の数秒で顔のタイプ判定が終わり、次にプロフィールの条件で答え合わせをして、3つ目に出てきた小さな違和感で「やっぱりナシ」と結論が出る。

この順番だと、人柄が視界に入る場所が一つもないんです。

たとえば、笑い方が少し気になる。

服装が好みではない。会話の間が少し合わない。

そうした小さな違和感が、最初のタイプ判定と結びつくと、一気に「やっぱりナシ」になってしまう。

これでは、相手の良さが見える前に試合終了です。

Yさんが切り替えたのは、ざっくり言えばこういう順番でした。

  1. 会話のテンポ──話しやすいか、こちらの話を待ってくれるか
  2. 居心地──黙っても気まずくないか、無理して笑っていないか
  3. 誠実さ──小さな約束やマナーをどう扱う人か
  4. 条件──ここで初めて、年収・年齢・職業の意味を考える

もちろん、Yさんが面談でこの順番をそのまま口にしたわけではありません。

私が後から振り返って整理した順番です。

そしてこれは、条件を軽く見るという意味ではありません。

年収も、年齢も、職業も、婚活では大切な判断材料です。

ただ、人柄や関係性の中でその条件が自分にとってどういう意味を持つのかを考えないと、条件だけが独り歩きしてしまうのです。

多くの成婚者からも「最初はタイプじゃなかったけれど、話しやすくて居心地が良かった」という声を聞きます。これは婚活あるあるです。第一印象だけで切ってしまう婚活では、そもそも話しやすさや居心地が視界に入る前に勝負が終わっている。だから「決め手」になる材料が手に入らない。これが、アラフォー婚活で多くの人がハマる落とし穴です。

Yさんは、この見る順番を入れ替えたことで、初めて目の前の人の輪郭が立ち上がるようになったのだと思います。

「最初は本当に目立った印象がなかった」人と、4ヶ月の交際で見えてきたもの

Yさんから、ご成婚のお相手について最初に聞いた感想は、こうでした。

最初の頃は本当に目立った印象はありませんでした

ご成婚エピソードとしては、ドラマのような派手さはありません。

でも、現場ではこういう始まり方のご縁が本当に多いです。

胸が高鳴ったわけでもない、運命を感じたわけでもない。

ただ、減点する理由もなかった。最初は、それくらいの距離感でした。

ところが、3回会い、4回会い、デートを重ねていくうちに、Yさんの語り口が変わってきました。

「あの人、ああいうところがあるんですよ」と、エピソードが具体的になっていく。

仕事で疲れている日に、無理に元気を出させようとせず、ただ静かに話を聞いてくれた。

気の利いた言葉を並べるのではなく、Yさんのペースを乱さずに隣にいてくれた。

自分の意見を押し付けない。

決めるべきところでは、ちゃんと決めてくれる。

そういう積み重ねの中で、Yさんは、他のご成婚されていった皆さんと同じように、お相手様とは出会ってから交際を重ねていく中で、徐々に優しさ、心の器、頼れる人間性、自分にはない魅力に惹かれていったのです。言葉よりも行動で安心させてくれる人だと、少しずつ見えてきたのだと思います。

「良いところ3つ探す」を続けた先で、抽象的な”心の器”が、具体的な行動の積み重ねとして見えてきた。

これが、見る順番を変えることの本当の意味だったのだと、私は思っています。

39歳・活動7ヶ月・お見合い24件・21回目の相手と成婚した記録

Yさんが人柄から見るようになって出会い、ご成婚に至ったお相手のデータです。

項目 内容
ご成婚のお相手🤣 41歳・会社員・年収900万・大卒
活動期間 7ヶ月
交際期間 4ヶ月
お見合い件数 24件
成婚のお相手 21回目のお見合いのお相手

数字だけ取り出すと、7ヶ月・24件のお見合いのうち21回目で、ようやく納得できる相手と出会った、ということになります。

一見すると、効率の良い数字には見えないかもしれません。

20回はピンと来ない時間を過ごしてきたとも言える。

この数字を多いと感じる方もいると思います。

でも、Yさんにとっては、ただ数をこなした時間ではありませんでした。

21回目で立ち止まれたのは、それまでの20回で「人柄から見る」目を育てた時間があったからだと、私は思っています。

ここで一つ、興味深い事実があります。

Yさんが人柄から見て選んだその方は、Yさんが活動初期に紙の上で希望していた条件と、実は大きく外れていない方でした。

ただ、これは「条件を手放したから理想の人が来た」という奇跡の話ではありません。

むしろ逆です。

減点フィルターをかけていた頃のYさんは、目の前の人の条件すら、ちゃんと読み取れていなかった。

条件を見ているつもりでも、「タイプじゃない」のラベルが貼られた時点で、年収も学歴も「だから何?」になっていた。

その条件が自分にとってどんな意味を持つのかまで、受け取る余裕がなかったのです。

人柄から見るようになって初めて、相手の輪郭全体が視界に入るようになり、条件もその一部としてようやく正しく見えるようになった。

──そういうことだと、私は思っています。

条件を捨てたら理想が来た、ではなく、見る順番が変わったから、条件の意味が初めて整理された。同じ人と会っても、見る側の順番が違えば、見える情報の量がまるで変わるのです。

プロポーズの翌朝、Yさんから歓喜のメールが届きました。

文面の細かい引用は控えますが、彼女の想像を超える形だったとのことで、短い文章にも嬉しさがしっかり滲んでいました。

最初に「苦手」「合わない」と疲れ切っていたYさんから届いたとは思えないほど、前向きで幸せな温度のあるメールでした。

それ以上の演出は、ここでは要らないと思います。

婚活で変えるべきは相手ではなく、自分の”見る順番”

Yさんが7ヶ月の活動で変えたのは、たった一つだけでした。

最初に減点項目を探すのを、後回しにする。

それだけです。

条件を捨てたわけでも、理想を諦めたわけでも、ディーン・フジオカが好きじゃなくなったわけでもない。

ただ、初対面の数十秒で結論を出すのをやめて、「良いところを3つ探す」までは判定を保留する、という習慣を持っただけです。

婚活がうまくいかない原因が何なのかを知ることは、とても大事だと思います。Yさんの場合、それは「お相手」の問題ではなく、減点フィルター越しに人を見ていた、自分の見る順番の問題でした。相手が悪いのではなく、自分が悪いのでもない。ただ、見る順番が少し苦しくなる形になっていただけです。原因がそこにあると分かれば、変えるべきものは外側ではなく、内側の小さな手順だけになります。

もし今、お見合いや仮交際で「苦手」「合わない」しか残らないと感じている方がいたら、次のお見合いで一つだけ試してみてほしいことがあります。

席に着いた瞬間に「ない」と判定しそうになる、その手を一度止める。

心の中で「今日は結論を急がない」と一度だけ決めて、会話中に一つ、帰り道に一つ、翌日に一つ、お相手の良いところを探してみる。

それだけでいいんです。

Yさんは、お相手ではなく、自分自身にベクトルを向けて、見る順番を少しだけ入れ替えた。

その小さな組み替えの先で、納得のいく成婚にたどり着きました。

派手な大逆転ではありません。

ただ、出会いの受け取り方が変わると、同じ婚活市場が、まったく違う場所に見えてくる。

──Yさんが変えたのは、本当にそれだけでした。

だから次のお見合いでは、相手を変えようとする前に、まず見る順番を一つだけ変えてみてください。

その一つが、出会いの景色を変える入口になります。

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