【婚活体験談】44歳独身女性が結婚相談所で1歳年下の男性と結ばれた成功秘話
40歳で焦り、44歳まで動けなかった相談者が、結婚相談所のドアを開けた日
40歳を過ぎてから、婚活の話題を見るたびに胸が重くなる。
そんな女性は少なくありません。

今回紹介するのは、40歳で焦りながらも、44歳まで4年間「もう若くないし」と動けなかった相談者の話です。
近所の結婚相談所に資料請求した日――それが、彼女の人生を変えました。
44歳、年収300万円、会社員。
1年後、彼女は1歳年下の夫と結婚していました。
焦りだけが胃の底に溜まる日々
40歳の誕生日を過ぎたあたりから、ふと夜中にスマホを見て、思うことが増えたそうです。
私、このまま誰とも結婚しないで終わるのかな
職場と家の往復、たまの女子会、年末年始の実家。
生活はまわっているのに、「出会いがない」という焦りだけが胃の底に溜まっていく感じ。
それでも、彼女は動きませんでした。
「もう若くないし」「年収300万円の私が、何を望めるんだろう」
そう自分に言い訳して、気づけば4年が過ぎていました。
結局、彼女が婚活をはじめたのは、それから4年経ったとき。もう若くないし…と婚活をためらっていましたが、それは彼女の勘違いだったんです。
44歳になった年の春、ある朝、洗面台の鏡を見ながら、ものすごく当たり前のことを考えたそうです。
このまま50歳になったら、私はもっと動けなくなるな
きっかけらしいきっかけはなくて、ただそう思っただけ。
その日のうちに近所の結婚相談所に資料請求をして、週末に説明を聞きに行きました。
ドアを開けるとき、足が止まったそうです。
44歳の私が、ここに入っていくところを誰かに見られたら
と一瞬考えて、自分でその考えを笑った。
誰も自分のことなんて見ていない。
4年間ためらっていた一番の理由は、結局、彼女自身が一番、自分の年齢に厳しかったからなのだと思います。
もちろん、それは彼女だけの問題ではありません。40代の婚活では、周囲の目よりも、自分の中にある「もう遅い」という思い込みのほうが強くなることがあります。岡田の立場から見ても、ここを越えられるかどうかが、最初の大きな分かれ道になります。
女性のお見合い料金は無料だった。だから彼女は、断られる前提で動いた
入会した相談所のシステムは、ざっくり言えばこうでした。
- 毎月送られてくる男性の写真の中から会いたい人を指名する
- 男性側が了承すれば、お見合い成立
- お見合い料金は男性が支払う(女性は無料)

お見合い料が無料だったので、彼女は最初から「一人に断られたら終わり」ではなく、「断られる前提で次を見る」と決めていました。だから落ち込んでも、翌日にはまたプロフィールを開けたんです。
これが、44歳の彼女がした「たった一つの割り切り」でした。
つまり彼女は、「選ばれなかったら終わり」ではなく、「合う人に近づくための通過点」として、お断りを見るようにしたんです。
きれいごとではありません。
そう思わないと、心がもたなかったのだと思います。
傷ついても次に動ける方法
最初の頃は、断られるたびに、ちゃんと落ち込んでいました。
申し込みを送って、3日後に「お断り」の通知。
また送って、2日後に「お断り」。
連続で5人くらい断られた週があって、金曜の夜、コンビニの冷凍ピザを食べながら泣いたそうです。
私、何やってるんだろう
44歳の女性が、ピザの油でベタベタの指で泣いている。
我ながら絵にならない夜だった、と彼女は話していました。
でも、婚活の現場には、こういう夜が普通にあります。明るく前向きに見える人でも、家に帰ればちゃんと傷ついている。だからこそ、傷つかない方法ではなく、傷ついても次に動ける方法を持っておく必要があるんです。
その翌週も、また断られました。
ある日、布団の中で天井を見ながら考えたそうです。
断られるのが嫌で動かないか、断られながらでも動くか、どっちかしかないな
4年間動かなかった結果、彼女は44歳になっていた。
これ以上、断られるのが怖くて動かない時間を増やすほうが、よっぽど怖い。
そう思ったら、覚悟が決まりました。
ちょっとでも気になればお見合いの要望を伝える、いわゆる「数当たれば一人に出会える」戦法です。断られるのって悲しいんですが、そんなこと言っている暇もないと思ったので(笑)
これは根性論ではなく、痛みの処理の話なんです。
一人に深く期待して断られて立ち直れなくなるのと、複数の可能性に分散して一人に断られても次があるのと、どちらが自分の心臓にやさしいか。
その結果、彼女に合っていたのが後者だっただけです。
女性は申し込みが無料。
だから、彼女は「断られる前提」で、一人に期待を集中させすぎず、可能性を広げる動き方ができた。
お金がかかっていたら、たぶん彼女は1人ずつしか申し込めず、そのたびに深く傷ついていたと思います。
制度のおかげで、痛みを薄く広げることができた。
それだけのことです。
そして3回目のお見合いで、彼女は夫となる人と会うことになります。
3回目のお見合いで、夫は自分の弱点を先に話した
会社の一室で約1時間、隣のブースの笑い声やグラスが置かれる音が聞こえ、お菓子と飲み物が置かれた落ち着いた雰囲気の中で話しました。
最初の頃は思っていたそうです。

隣に声が聞こえるなんて気が散るな
しかし3回目ともなると、その「人の気配」がむしろ落ち着くんです。
閉ざされた密室で二人きりではないことが、安心感になる。
これは実際に行ってみないと分からない感覚でした。
「実物のほうがいい」という小さな好印象
お見合いの一室では、先に夫となる男性が待っていました。
ドアを開けたら、もう座っている人がいる。
立ち上がって、軽く頭を下げてくれたそうです。
プロフィールの写真より健康的な印象を受けました。
写真というのは、たいてい「盛って」いるか「実物より硬い」かのどちらかですが、彼は実物のほうが顔色がよかった。
それが、最初の小さな好印象でした。
カウンセラーが立ち会ってくれていたし、彼も気さくな感じだったので、終始リラックスした状態で会話できました。
仕事の話、休みの日の過ごし方、家族のこと。
当たり障りのない会話が15分か20分くらい続いたあとだったと思います。
お茶を一口飲んで、彼がふっと顔を上げて、こう言ったんです。
アレルギーで食べられない物が多いのですが、そんな僕でも大丈夫でしょうか?
彼が自分の弱点を先に話してくれた瞬間、彼女は少しだけ肩の力が抜けるのを感じたそうです。
緊張で膝の上の手を握りしめていたんだと、そのとき初めて気づいたくらい。
44年生きてくると、初対面で自分を大きく見せようとする男性をたくさん見てきます。
- 年収を匂わせる人
- 会社の規模を匂わせる人
- 過去の実績を匂わせる人
そういう人たちと向き合うとき、彼女はいつも心の中で構えてしまっていました。
で、本当のところはどうなんですか
彼は逆だったんです。
会って20分くらいの女性に、自分のマイナスとなることを先に言ってくれた。
そこに、彼女はとても好感を持ちました。
「アレルギーで食べられないものが多い」というのは、結婚生活を考えれば、女性にとって地味に大きな情報です。
- 外食の選択肢
- 家のごはん
- 旅行先での食事
それを、後出しにせず、最初に出してくれた。
こういう僕ですが、どうですか
と、判断材料を全部こちらに渡してくれたのです。
彼女は、この人の前で自分を大きく見せる必要がないんだ、と思いました。
年収300万円も、44歳という年齢も、4年間ためらっていた弱さも、たぶんこの人の前では、ちゃんと「そのまま」でいられる。
そう感じてから、彼女もぽつぽつと自分のことを話し始めていました。
そこから先は、あっという間に時間が過ぎたことを覚えているそうです。
お時間です
カウンセラーがそう声をかけてくれなかったら、二人はたぶんもう30分話していたと思います。
お見合いの場って、たいてい時間が長く感じるものなんです。15分が30分に感じる。それが逆だった、という事実だけで、彼女の中ではもう答えが出ていました。
3回目で結婚相手に出会えたのは、運がよかったからだけではないと私は思います。
岡田の立場から見ても、これは単なる偶然だけではありません。
1回目も2回目も、彼女はちゃんと申し込んで、ちゃんと会って、ちゃんと「違うな」と判断してきた。
その積み重ねの上に、3回目があったのです。
- 「無料制度を使って数を出せた」
- 「断られる前提で動けた」
- 「条件の良さだけではなく、不利な情報を誠実に出せる人を信頼できた」
それだけのことです。
ただ、彼女が夫の言葉をきちんと受け取れたのは、そばで支えてくれたカウンセラーの存在も大きかったんです。
年上女性のカウンセラーだから、40代の不安をそのまま預けられた
担当してくださったカウンセラーは、彼女よりも年上の女性です。
本当に丁寧に相談にのってくれました。

「年上の女性」というのが、彼女にとっては大きかった。
- 同年代の女性だと、なんとなく張り合ってしまう自分がいる
- 年下の男性スタッフだと、「44歳の私が婚活で焦っている」という前提を、説明するところから始めないといけない
もちろん、年齢や性別だけで相談員の良し悪しが決まるわけではありません。
大事なのは、40代の不安を軽く扱わず、現実的に受け止めてくれる担当者かどうかです。
彼女の場合は、それが年上の女性カウンセラーだったのだと思います。
3回目のお見合いの前、彼女は正直、夫のプロフィール写真を見て少し期待していました。
この人、いいかも
期待しすぎて断られたら立ち直れない、と弱音を吐いた彼女に、カウンセラーは静かにこう言ったんです。
ご自分の体験談を基に「期待していいんですよ。だめだったら次を考えましょう」と言ってくれた距離感が、彼女の不安にぴったり合いました。
励まさず、過剰に寄り添わず、ただ「次がある」と事実だけを置いてくれる。
彼女にとっては、同年代以上の女性だからこそ受け取りやすい温度だったのだと思います。
カウンセラーからは、こんな具体的な話ばかりでした。
「私もこのくらいの年齢でこういうことがあって」「こういう男性は、最初こう見えても、実はこうだったりするのよ」
抽象的な励ましは一度もありませんでした。
こうして44歳から始めた彼女の婚活は、約1年で結婚という形に着地しました。
ここで最後に、お金と時間の話をさせてください。
婚活で意外と大事なのは、「出会いの数」だけではなく、断られたあとに戻れる場所があるかどうかだからです。
40万円で買ったのは、断られても翌日また動ける環境だった
婚活費用はトータルで40万円程度でした。
40万円は安くありません。

でも彼女にとっては、ただ紹介してもらう費用ではなく、断られても翌日にまた動ける環境を買った感覚に近かったのです。
申し込みは無料で何度でも出せて、断られても次のプロフィールが翌週には届く。
年上女性のカウンセラーがそばにいて、こう言ってくれる。
だめだったら次を考えましょう
その仕組みごと買ったと思えば、少なくとも彼女にとって40万円は、4年分の停滞を動かすための現実的な投資でした。
止まっていた時間を動かす小さな行動
お見合いの回数は、正確には数えていません。
3回目で夫に出会いましたが、それまでに送って断られた申し込みは、たぶん20件以上ありました。
冷凍ピザを食べて泣いた夜も、何度かありました。
それでも、翌週には新しいプロフィールを開いて、申し込みボタンを押していた。
要因は、間違いなく「諦めないこと」――と書くと精神論っぽくなるんですが、彼女がしていたのは、もっと地味なことです。
冷凍ピザで泣いた夜の翌朝に、新しいプロフィールを開いて、申し込むボタンを押す。それだけ。
「お見合い申し込みを断られてしまうと、落ち込んで立ち直れない…」とおっしゃる方もいますが、とにかく数を当たって、可能性を広げよう、という心がけが成婚の秘訣だったようです。
立ち直ってから出すんじゃなくて、立ち直る前に出す。その順番が、たぶん大事です。
もちろん、心が本当に限界のときは休んでいい。
婚活は、倒れるまで頑張るものではありません。
ただ、少しだけ指が動く日なら、一人だけプロフィールを見てみる。
そのくらいの小さな動きが、止まっていた時間を少しずつ動かしてくれます。
明日からできることがあるとしたら、大きな決意ではありません。
- 落ち込んだ翌朝に、プロフィールを一人だけ開くこと
- 申し込めそうなら、一回だけボタンを押すこと
彼女の婚活は、その小さな繰り返しでした。
44歳で年収300万円の、4年間動けなかった女性でも、ちゃんと結婚できました。
とても素敵な出会いをくれた相談所に、彼女は本当に感謝しています。
だから、今動けていない人も、いきなり人生を変えようとしなくていい。まずは一人のプロフィールを見る。それだけでも、止まっていた時間は少し動き出します。





