結婚に妥協はしても我慢はするな!結婚相手の条件を見直す3つのポイント
婚活で「年収800万・身長170以上」にこだわって3ヶ月会えなかったら、あなたはどうしますか
条件は間違っていないはずなのに、なぜか誰とも会えない。
そんな状態が3ヶ月続いたら、あなたはどうしますか?

たとえば婚活で「年収800万以上」「身長170cm以上」という条件にこだわって、3ヶ月間お見合いが1件も成立しなかったとします。
条件を下げる? それとも、このまま貫く?
下げたら負けな気がする
――そう感じる気持ち、すごくよくわかります。
真剣に考えてきたからこそ設定した条件なんですよね。
それを削るのは、自分の将来を値引きするみたいで苦しい。
でも、ちょっとだけ岡田の話を聞いてください。
以前、結婚生活を語ってくれた女性がいました。
独身時代は、朝起きると好きな人が隣で眠っていて、一緒にごはんを食べて、一緒に通勤する毎日って幸せだなぁ――結婚に対して、そんな幻想を抱いていたそうです。
結婚願望がものすごく高かったわけでもありません。
けれど、いざ結婚してみると、毎日続いていく結婚生活だからこその悩みも絶えないことに気が付いたと話してくれました。
明るい家庭どころか、まず目の前にあったのは裏返しの洗濯物だったんです。
日常の小さなズレは、結婚後に必ず見えてきます。
そのズレを笑えるかどうかが、相性の大事な部分なんです。
それでも一緒に過ごせているのは、「相性」みたいな部分が合っていたからだと思います。
今のところですけどねw。
何が言いたいかというと、結婚生活って、年収でも身長でもなくて、裏返しの靴下や、子供より先に寝てしまう相手との日常の中で続いていくものだということです。
条件表の数字だけでは、この日常の相性までは測れない。
だから私は、婚活中のあなたにこれだけは伝えたいんです。
結婚に妥協はしても、我慢はするな。
ただ、この一言だけだと「じゃあ何を妥協して、何を我慢しちゃダメなの?」ってなりますよね。
そこを今日、一緒に整理していきます。
最初にやるのは、あなたがいま握りしめている条件を、ちょっとだけ疑ってみることです。
結婚相手の条件を見直す前に、その条件が「毎日のあなた」を苦しめないか考える
婚活業界に携わるようになってから、婚活中の人は結婚に対して本当に真剣に考えていらっしゃるんだなぁと痛感するようになりました。
本気だからこそ、条件も細かくなる。それは当然のことです。

ただ、現場にいると、ときどきこう思うことがあります。
ちょっとその条件は無謀かも……
そんな条件を設定されている会員さんも、珍しくはないのです。
たとえば「年収800万以上・高身長・安定職」。
典型ですよね。
でも、この条件の裏側まで想像できていますか?
私の知り合いに、公務員、特に警察官のご主人をもつ女性がいるのですが、その方は、息子さんの学校生活で何か問題が起きないか心配だとおっしゃっていました。
田舎町だと、何か起きたときに「あそこの息子さんはやんちゃだけど、お父さんは交番に勤めてらっしゃるんですって」なんて噂されてしまうわけです。
安定した職業の裏側って、こういう「近所の目」まで含めての話なんですよね。
高収入の男性だって、同じです。
残業、出張、転勤、付き合い――結婚前なら「忙しくても頑張ってる人、素敵」で済んだ話が、結婚後は「夜、一緒にごはんを食べる相手がいない」という話に変わります。
だから条件表を見るときは、年収の数字の横に、もう一行書き足してみてください。
- この人、平日の夜、家にいる?
- 土日、一緒にごはん食べられる?
- 転勤になったとき、私は今の仕事を続けられる?
- 家事育児、ワンオペでも笑っていられる?
年収という一つの数字の裏に、あなたの暮らしを左右する条件が何個もぶら下がっている
――ここが見えているかどうか。
もちろん、お金は大事です。
物価もこれだけ上がっていて、「愛があれば」なんて簡単に言える時代じゃありません。
ただ、収入の不足は共働きという選択肢で埋められる家庭も多い。
一方で、ワンオペの孤独とか、転勤でキャリアを諦める日々は、あとから別の何かで埋め合わせるのが本当に難しい。
問い直したいのは、「理想を下げるか貫くか」ではありません。
その条件は、結婚後の毎日で、本当にあなたを苦しめないものですか?
ここが見えたら、条件は自然と整理されていきます。
大事なのは、条件を捨てることではなく、その条件があなたの暮らしにどう効いてくるのかを見直すことなんです。
婚活で妥協していい条件と、我慢してはいけない条件の分け方
ここ、一番大事なところです。
私自身も結婚生活の中で日々学ぶことがありますし、相談所の現場でも何度も見てきました。

だからこそ、これだけは身にしみてわかっています。
条件って「これがいい!」「あれも欲しい!」と足していくと、キリがないんですよ。
優しくて、背が高くて、収入があって、清潔感があって、趣味が合って、家族仲がよくて……。
望めば望むほど、候補者はどんどん減っていく。
当たり前ですよね。
だから発想を逆にしてみてほしいんです。
足すんじゃなくて、
一つだけ引く。
数年前、やりたいことを書き出す『やりたいことリスト』が流行りましたが、私は「やりたくないことを、やらない人生」の方が素晴らしいじゃないか!
と思っています。(笑)
結婚相手選びも同じです。
「これはいい」を10個並べるより、「これは絶対イヤ」を1個決めるほうが、圧倒的に楽だし、圧倒的にブレません。
妥協していい条件(笑い話になるやつ)
- 洗濯物を裏返しのまま洗濯機に入れる
- 子供より先に寝る
- 家事のやり方が自分と違う
- 休日の過ごし方の趣味が合わない
- 食べ方や片付け方がちょっと雑
こういうの、結婚した友人とお茶すると全員が持っています。
全員です。
「うちもそうー!」で終わる話。
日常のスパイスです。
我慢してはいけない条件(笑えなくなるやつ)
- 話し合いができない、すぐ黙る・怒る
- あなたを見下す、馬鹿にする
- 浮気を繰り返す
- ギャンブルや金遣いが荒い
- あなたの大事な希望(仕事・家族・住む場所)を最初から無視する
これは、我慢して結婚すると、数年後に大きな不満として爆発しやすい部分です。
最初に「まあいっか」と飲み込んだ瞬間、そこからの結婚生活は、我慢の積み重ねになっていきます。
洗濯物が裏返しなのは、まあ飲み込める。
飲み込めていないけど。
でも、見下される関係は無理です。
これを飲み込んだら、自分がなくなります。
もし今まで我慢してきたとしても、それはあなたが弱いからではありません。
ただ、これからの結婚では、そこを飲み込まなくていいんです。
妥協は、ちょっと不満だけど笑い話にできるレベル。我慢は、毎晩一人で天井を見つめるレベル。
この違いが「妥協」と「我慢」の境目です。
そして、ここが大事なんですが、最低ラインを1つに絞ると、それ以外は全部「とりあえず会ってみる」に回せるんです。
「条件から外れてはいるけど、とりあえず会ってみようかな?」という直感的な行動力も欠かせません。
身長が3cm足りない、年収が100万低い、住んでいるエリアが違う――もちろん、無理に会う必要はありません。
ただ、最低ラインを守れているなら、数字だけで切る前に一度会ってみる価値はあります。
絶対にこれはイヤ!という最低ラインを一つ設けてみましょう。それさえ守れば、あとは行動力で勝負できます。
結婚の条件が思い浮かばないときの、二つの考え方
ここまで読んで、「そもそも自分の『絶対イヤ』がわからない」という人もいると思います。
これ、恥ずかしいことではありません。

むしろ、真面目に考えてきた人ほど陥る状態です。
情報を集めすぎて、自分の感覚が迷子になっているんです。
そういうとき、方法は二つあります。
一つ目:結婚相談所のカウンセラーに相談する
赤の他人や、結婚に興味のない友人に聞いても、正直あまり意味がないんですよね。
「いい人いたらいいね〜」で終わってしまうからです。
その道のスペシャリストといえば、やっぱり結婚相談所のカウンセラーです。
岡田も、結婚相談所の現場でまさにそういう相談を受けています。
……もちろん、岡田でなくても大丈夫です(笑)
大事なのは、条件の奥にある本音を一緒に整理してくれる人に相談することです。
カウンセラーと話していると、本人が「高収入がいい」と言っているのに、話を聞いていくと本当に欲しかったのは「夜、一緒にごはんを食べてくれる人」だった、なんてことが本当によくあります。
条件表の文字と、本音の温度は、けっこう違うんです。
二つ目:「毎日の生活で効いてくる条件」を想像する
もう一つは、派手な条件リストを作るより、
毎日の生活で効いてくる条件
を考えてみることです。
カウンセラーとして現場で見ていると、最後に残るのはスペックではありません。
「この人と生活のイライラを笑えるか」なんです。
実際、相談所の現場でもよく聞く話です。
- 「綺麗好きだったから結婚した」
- 「好きな食べ物が一緒だった」
- 年収でも身長でもなく、トイレをちゃんと掃除する人だったから。
- カレーのルーの好みが同じだったから。
そんな理由で、人は結婚を決めている。
派手じゃない。
プロフィールにも書けない。
でも、毎朝向かい合ってコーヒーを飲むときに効いてくる。
小さく見えるけれど、毎日続く生活では、こういう部分が想像以上に効いてくるんです。
そう、結婚はイベントではなく、裏返しの洗濯物との長期戦なんです。
逆に言えば、あなたにとっての「決め手」も、条件表には書いていないところにあるかもしれません。
「この人とだったら、毎日のちょっとしたズレを笑えそう」。
そう思える瞬間のほうが、年収の桁より強い決め手になります。
結婚相手の譲れない条件は、白黒ではなく「範囲」で決める
最低ラインが決まって、決め手の方向も見えてきた。
じゃあ、それ以外の条件はどう書けばいいのか?

ここで大事なのが、
白黒じゃなくて範囲で書く
ということです。
条件を「OK」と「NG」の二択で切ると、自分で自分の出会いを狭めてしまいます。
一番わかりやすい例が、専業主婦希望の書き方です。
| NG例 | OK例 |
|---|---|
| 専業主婦希望 | 子どもが小さいうちは家庭を優先したい。将来的には働き方を相談したい |
「専業主婦希望」と一言で書いた瞬間、共働きを望む男性の多くは、その時点で候補から外してしまいます。
でも下のように書けば、長期で考えてくれる男性と話が進みます。
同じ希望なのに、書き方一つで出会える相手の数がまるで違うんです。
条件を範囲で書くと、プロフィールやお見合いの場で、相手とすり合わせができます。
間口が広がって、結婚候補者との出会いが増える。
そしてもう一つ大事なのが、範囲で書くと、
自分の中で「どこまでなら我慢じゃなく妥協か」の線引きが自然にできる
ことです。
「同居は嫌だけど、近居ならOK」と書くとき、あなたは「徒歩1分はきついけど、車で30分ならいける」くらいの感覚で線を引いているはずです。
それが、あなた自身の妥協ラインです。
そのラインの内側なら、日常で笑っていられる。
外側に出たら、毎日が我慢になる。
結局、条件とは数字そのものではなく、あなたが穏やかに暮らせる境目なんですよね。条件を範囲で書くというのは、相性で続いていける余白を、自分で用意するということなんです。
まとめ|本当にほしいのは、完璧な夫ではなく、笑いの絶えない家庭
最後に、結婚生活を少しだけ現実的に見ておきましょう。
どんなに条件を整えて、どんなに相性のいい相手と結婚しても、結婚後に不満は必ず出ます。

出ることがある……ではなく、必ずあります。
言い切りましょう。
これは脅したいわけではありません。
むしろ、不満が出ることを前提にした方が、相手選びはずっと現実的になります。
どんなに相思相愛な夫婦でも、必ず大なり小なり不満が出てきて、ぶつかり合うことがあるのです。
洗濯物は裏返しになるし、相手は子供より先に寝るし、心の中で叫びたくなる人もいる。
これ、結婚生活を語ってくれた女性の話です。
そして、多くの家庭の話です。
その女性が本当にほしかったのは、完璧な相手ではありませんでした。
もちろん生活できるだけの収入は大切です。ただ、明るく笑いの絶えない家庭を望むなら、収入の高さだけよりも、日常を一緒に支え合える相性の方がずっと効いてきます。
だから条件を下げるんじゃありません。
笑えなくなる条件だけは、手放してはいけない。
それだけです。
・我慢して、性格が合わない高収入男性と結婚するより、妥協して、条件は完璧ではなくても性格が合い、安心して暮らせる男性と結婚する方が、本当の幸せ。・条件を下げるんじゃない。あなたが笑って暮らせる条件を、ちゃんと残すんです。・洗濯物が裏返しでも笑えるなら、それは妥協ではなく相性です。・でも、あなたの心まで裏返しになる結婚なら、それは選ばなくていい。
今日もきっと、どこかの家で洗濯物が裏返しで戻ってきています。
そして誰かが心の中で叫んでいます。
日常の小さな不満を、そのあとで笑えるかどうかです。
でも、そのあとで笑えるなら、大丈夫。
その結婚は、きっと続いていきます。
だから今日、条件を一つだけ見直してみてください。
それは「笑える不満」なのか、「心が削られる我慢」なのか。
その線引きが、あなたの結婚を守ってくれます。





