30代男性の再婚率は?数字で知るバツイチ婚活調査
「バツイチ男性はモテる」——そう言われるようになって、もうずいぶん経ちます。
昔は、バツイチといえば初婚女性に敬遠されるイメージがありました。
ところが最近では、むしろ「年上のバツイチ男性が素敵!」と若い女性に好まれる傾向があるとまで言われるようになっています。

でも、実際のところはどうなんでしょうか?
30代でバツイチになったとき、ふとした瞬間に「自分はもう、結婚市場から外されているんじゃないか」と感じる方は少なくありません。
雰囲気や慰めではなく、数字で確認しておきたい——そう考えるのは当然のことです。
結論から言えば、
30代前半のバツイチ男性は5年以内に約36%、30代後半でも約29%が再婚しています
これは全年齢平均より約10ポイント高い数字です。
ただし、ここで見落としてほしくない事実があります。
裏を返せば、残りの7割は5年以内に再婚できていない、ということです。
同じ「30代バツイチ男性」でありながら、再婚できる3割と、できない7割に分かれている。
では、その分かれ目はどこにあるのか?
この記事では、厚生労働省のデータをもとに、30代バツイチ男性の再婚率の実態と、「いま動かないと7割側に入ってしまう」現実的な分かれ目までを整理していきます。
「バツイチ男性はモテる」と言われるけれど、実際の数字はどうなのか
「バツイチ男性がモテる!」ともてはやされて、早数年。
業界を眺めていると、この言葉が出始めたころは半信半疑で語られていたのに、今では当たり前のように使われています。

テレビでも雑誌でも、「離婚歴があるほうが渋い」「むしろ初婚の30代男性より落ち着いていて魅力的」といった話を見かけることが増えました。
でも、自分自身が30代でバツイチになった当事者からすると、その言葉はどこか他人事のように響くものです。
世間ではそう言われているらしいけど、自分はどうなんだろう
そう慰めとして処理して終わりにしたくなる。
この記事ではあえて、雰囲気の話を一度脇に置きます。
30代バツイチ男性の再婚率は、現実の数字としてどう出ているのか?
「モテる」という言葉は、データの裏付けを持っているのか、それとも気休めなのか?
そこを正面から見ていきます。
ではまず、結婚全体のうち再婚カップルがどれくらいを占めているのかから確認していきましょう。
そもそも、いまの結婚は「再婚カップル」が珍しくない
参考にするのは、厚生労働省「平成28年度 人口動態統計特殊報告『婚姻に関する統計』」です。
このデータによると、平成27年に結婚したカップルのうち、夫婦のどちらか、もしくは両方が再婚というカップルの割合は26.8%。

実に4分の1以上が再婚絡みのカップルです。
内訳はこうなっています。
- 男性が再婚で女性が初婚:10%
- 女性が再婚で男性が初婚:7.1%
- 両方再婚:9.7%
つまり、結婚したカップルのうち「男性に離婚歴あり」のカップルが19.7%。
人数にすると12万4913人にのぼります。
さらに、平成28年に結婚したカップルが62万組に対し、離婚したカップルは22万組。
数だけで言えば、結婚するカップルの3分の1ほどが離婚していることになります。
まさに、大離婚時代と言えますね。
この人数を見ると、再婚が決して難しいものではないとわかると思います。
「バツイチであること」は、もう特殊な経歴ではありません。
同じ立場の男性が、毎年12万人以上、新しいパートナーと結婚しているわけです。
もちろん、最近では人口の減少・少子化・晩婚化も進んでいますし、離婚自体にも前向きなものがあるので、暗いイメージを持ちすぎなくてもいいかなと思います。
離婚を経験したからこそ見えるものがある——これは、現場で再婚していく男性たちを見ていても感じるところです。
では、その中で30代バツイチ男性に絞ると、再婚率はどれくらいになるのか?
ここからが本題です。
30代バツイチ男性の再婚率は、5年以内で約3割
実は、30代の離婚歴がある男性が再婚した割合をズバリ調べた最新の単年調査は存在しません。
そこで、先ほどの「平成28年度 人口動態統計特殊報告」の中の、年齢別5年以内再婚率のデータから読み取っていきます。

少し前のデータですが、再婚を取り巻く市場の構造そのものは大きく変わっていないので、いまの30代にとっても十分に参考になる数字です。
| 離婚した年 | 30〜34歳 | 35〜39歳 |
|---|---|---|
| 平成19年 | 36.4% | 29.4% |
| 平成20年 | 36.2% | 29.4% |
平成19年・20年ともに、30〜34歳は36%前後、35〜39歳は29%台と、ほぼ同じ水準でした。
つまり、30代後半でも「5年以内に再婚している人が約3割いる」という、かなり強い数字が出ているのです。
30代後半でも30%弱という驚異的な数字を叩き出しています
参考までに、全年齢平均の5年以内再婚率は平成19年で28.4%、平成20年で27.7%。
30代男性は、平均を約10ポイント上回っているわけです。
しかもこれは「5年以内」しか調べていない上に、「結婚したくない」と考えている人まで母数に入っている調査です。
ここが大事なところで、再婚を望んでいない人や、まだ気持ちの整理がついていない人まで全部ひっくるめての3割超え。
「再婚したい」と本気で動いた人だけに絞れば、実感としての再婚率はもっと上がるはずです。
再婚までの年数を無制限にすれば、30代バツイチ男性の再婚率はさらに上昇するでしょう。
つまり、「バツイチ男性がモテる」というのは、本当だったのです。
少なくとも30代男性に関しては、データがそれを裏付けています。
ただし、手放しで安心できる話ではありません。
3割が再婚しているということは、7割は5年以内に再婚していないということでもある。
この事実には、後半でしっかり向き合うことになります。
離婚から何年で再婚しているのか|30代バツイチ男性の再婚スピード
5年以内の数字だけ見ても、再婚までのリアルな時間感覚はつかみにくいものです。
「自分はあと何年くらいで再婚できる可能性があるのか」を考えるために、もう少し細かいデータを見てみましょう。

| 離婚からの年数 | 30〜34歳 | 35〜39歳 |
|---|---|---|
| 1年以内(平成27年離婚) | 4.4% | 4.6% |
| 2年以内(平成26年離婚) | 13.4% | 12.5% |
| 3年以内(平成25年離婚) | 22.9% | 19.8% |
| 4年以内(平成24年離婚) | 30.9% | 25.2% |
注目したいのは、1年以内の再婚率がわずか4%台だということ。
離婚した直後にすぐ次が決まる人は、ごく一握りです。
でも、ここで「自分はもう1年経ったのに、まだ動けていない」と焦る必要はありません。
むしろ、2年目から3年目にかけて数字が一気に跳ね上がっています。
30代前半で言えば、1年以内が4.4%だったのが、2年以内で13.4%、3年以内で22.9%。
1年を超えてから動きが大きく出る、というのが実態です。
離婚直後は、どうしても気持ちの整理や生活の立て直しに時間がかかります。
それを終えて、次に向けて動き始めるのが2年目あたり。
そこから少しずつ結果が積み上がっていく——これが30代バツイチ男性の現実的な再婚スピードです。
ですから、「離婚から1年で何も決まらなかった」と落ち込む必要はありません。
ただし、何もしないまま2年、3年と過ぎていけば、そのまま7割側に流れ込んでしまう。
動き始めるかどうかで、ここから先の数字は変わります。
ただ、ここで一つ疑問が出てきます。
データだけ見れば「動けば3割に入れる」と読めるのに、なぜ7割もの男性が動けないまま終わってしまうのか。
その答えは、再婚市場で30代バツイチ男性がどう見られているのか、その「見られ方」を理解しているかどうかにあります。
まずは、なぜ30代バツイチ男性がこれだけの再婚率を出せるのか、市場での見られ方を整理しておきましょう。
30代バツイチ男性が再婚市場で「不利とは限らない」理由と、そこを潰す行動
30代バツイチ男性は、結婚生活の現実を一度くぐり抜けてきた分、落ち着きと包容力を備えた相手として見られることが少なくありません。
家事や生活設計の感覚がある、誰かと暮らすことの重みを知っている、ひと通りの修羅場を経て角が取れている——こうした要素は、初婚の30代男性にはなかなか備わらないものです。

これは事実として、市場で評価されています。
ただし、ここで大事なのは「だから自動的に有利」ではないということ。
離婚歴は、伝え方ひとつで評価が一気に逆転します。
たとえば、離婚理由を聞かれたときに前妻の悪口を並べてしまう男性。
本人は「自分は被害者だった」と説明しているつもりでも、聞いている女性の側は「この人と結婚したら、私もいつか同じように悪く言われるのか」と感じます。
その瞬間、評価は離婚歴ありの男性の中でも下位に落ちます。
子どもがいる場合の説明も同じです。
養育費の話、面会交流の話、これからの関わり方の話——こうした現実的な部分を曖昧にして、女性側に不安を残したまま関係を進めようとすると、お相手は途中で静かに離れていきます。
30代バツイチ男性が市場で持っている「離婚を経験した分の深み」というアドバンテージは、伝え方を間違えた瞬間に消えるどころか、マイナスに転ぶ性質のものです。「離婚歴は武器にもなる」のは本当ですが、それは何もしなくても武器になる、という意味ではありません。武器として使うには、自分の離婚をどう語るかを言語化しておく必要があります。
ここを準備していない男性は、せっかくの30代という年齢的なアドバンテージを、自分で削っていくことになります。
逆に、30代バツイチ男性が自分から再婚率を下げてしまう動き方もあります。
30代バツイチ男性が再婚率を下げてしまう典型的なNG行動
ここからは、見ていて「これをやるとほぼ確実に7割側に入るな」というパターンを4つ挙げます。
先に言っておくと、これは誰かを責めるための話ではありません。

どれも、まじめな人ほど自然に陥ってしまうものばかりです。
だからこそ、知っているだけで避けられます。
ひとつめ:「自然な出会い待ち」
職場や友人関係の中で、いずれ良い相手と出会えるだろう——と考える男性は今でも多いです。
でも、30代になると周囲はすでに結婚しているか、結婚を真剣に考えているフェーズの相手ばかり。
「自然に出会って、自然に発展して、自然に再婚」という流れは、30代バツイチ男性には現実的に回ってきません。
しかも怖いのは、「いつか出会うはず」と思っている1年も、何も動かなかった2年目も、表面的には穏やかに過ぎていくということ。
気づいたときには、3年が経っています。
動かない人のところには、何も起きないまま時間だけが過ぎていきます。
ふたつめ:「バツイチでもモテると調子に乗ってしまう」
最初に書いた通り、30代バツイチ男性は数字の上では確かに有利です。
「自分には需要がある」と感じること自体は、自信の表れで悪いことではありません。
問題は、それが態度に出てしまったとき。
お相手選びが急に強気になり、条件を吊り上げ、若い女性ばかり狙って空振りを繰り返す——こういう男性を、業界では何人も見てきました。
特に多いのが、「若い子なら誰でもいい」と20代前半ばかり狙って全滅し、最後に「自分はまだ需要があるはずなのに……」と肩を落とすパターンです。
市場の評価は、本人の自信ではなく、目の前のお相手にどう接するかで決まります。
そのため、調子に乗ってられるのも30代まで。
みっつめ:「結婚願望の薄い相手と長く付き合う」
晩婚化が進み、誰もが結婚を望むわけではなくなったこの時代では、「結婚という形にこだわらなくてもいい」というタイプの女性も少なからず存在します。
このタイプの女性と楽しく付き合っているうちは、本人も幸せです。
でも、結婚の話になると、ふわっとはぐらかされる。
最初は楽しくても、相手が「いつかは結婚したい」くらいの温度なら、30代男性の一年はあっという間に削られます。
運悪くそういう女性と付き合ってしまうと、結婚できないのに時間ばかりが無駄に過ぎていき、貴重な「30代ブランド」が消えてしまうのです。
気づいたときには、すでに40代の入り口に立っている。
これが一番もったいないパターンです。
よっつめ:「無料媒体だけに頼る」
無料のマッチングアプリは入りやすい反面、お相手も「とりあえず登録しておこう」という温度の人が多く混ざります。
ここで誤解してほしくないのは、無料媒体そのものが悪いわけではない、ということ。
危ないのは、そこで「結婚する気があるかどうか」を確認しないまま、半年、一年と使い続けてしまうことです。
本気で結婚を考えていない女性とのやり取りに、貴重な30代の時間を溶かしてしまう。
「付き合ったけど結婚してもらえない」というジレンマに陥るリスクが、無料媒体ほど高くなります。
この4つに心当たりがあるなら、落ち込む必要はありません。
動き方を変えるだけで、結果は変わります。
30代男性が再婚を目指すなら、婚活市場をどう使うべきか
「なるべく早く再婚したい」「絶対にもう一度幸せになりたい」と考えるのであれば、自ら積極的に再婚に向けて動き出すのが賢明です。
媒体選びの判断軸はシンプルで、

「お相手の本気度」を基準にしてください。
一昔前は、結婚相談所やマッチングサイトは「モテない人が結婚するために使うもの」というイメージがありました。
でも今や、結婚相談所は幸せな結婚生活を手に入れるためのマストアイテムです。
初婚男性・初婚女性でも当然のように婚活サービスを使う時代で、むしろ使っていないほうが珍しいくらいです。
ただし、無料のマッチングサイトなど「登録ハードルが低い媒体」でお相手を探すと、お相手の本気度が低く、再婚できる確率も下がってしまいます。
本気で再婚したいのであれば、「きちんとした結婚相談所」に登録することをおすすめします。
無料媒体は、登録のハードルが低い分、温度差のあるお相手が混ざります。
「いい人がいたら考える」「結婚はまだ先でいい」というスタンスの女性と、「1年以内に再婚したい」というあなたが、同じ場所にいる。
お互いのゴールがズレたまま、時間が過ぎていきます。
その点、結婚相談所やマッチングサイトなら「本気で結婚したい女性」ばかりが登録しているので、「付き合ったけど結婚してもらえない」というジレンマに陥ることがありません。
月会費を払ってまで登録している女性は、それだけで本気度のフィルターを通過しているのです。
さきほどのデータを思い出してください。
動いた人だけが3割に入っていく一方で、自然な出会いを待っているだけの人は、穏やかに時間を溶かしながら7割側へ流れていきます。
30代の再婚で、ただ待つだけというのは、正直、生ぬるいです。
だからこそ、30代のうちに一度プロの力を借りてみる価値は十分にあります。
「身近な女性にアプローチ」と言っているうちに過ぎていくのが、30代の数年間です。
動き方を変えれば、ここから先の数字は変わります。
40代になる前に動くべき理由|「30代ブランド」はいつまで持つのか
ここまでは「どこで戦うか」という話でした。
ここからは「いつまでに動くか」という話です。

30代の再婚率が3割なのに対し、40代になると約20%、50代になれば10%台にまで落ちていきます。
これはデータだけでなく、現場で見ていてもかなり実感があります。
しかもこの落ち方は、徐々にではなく、ある時点で段差のように起こります。
30代であれば、30歳でも32歳でもそれほど変わりませんが、40代になると急に落ちてくるイメージです。
何が変わるのか?
年齢そのものというより、「30代男性という枠」で見られていた頃の選択肢が、40代に入ると一気に狭くなるのです。
結婚相談所では、女性が希望条件として相手の年齢に上限を設定します。
20代後半から30代前半の女性は、子どもを希望するなら男性側の年齢も意識しますから、「39歳まで」と区切る人が多い。
だから、30代後半までならまだ検索に引っかかっていた相手が、40歳になった瞬間、相手の検索結果からそっくり外されていく。
これが市場の現実です。
業界を見ていて何度も繰り返し起きているのは、こういう構図です。
30代後半で「まだ大丈夫だろう」と動かなかった男性が、40歳を超えた瞬間に「急にお見合いが組めなくなった」と相談に来る。
そのときには、紹介できる相手の質も量も、3年前とは別物になっています。
「30代ブランド」が効いているうちに動くか、ぼーっとしていてそれを失墜させるか。
今この瞬間にどちらを選ぶかで、3年後、5年後の結果は大きく変わります。
最後に、ここまでの内容を整理します。
まとめ|再婚できる30代から、動いた30代へ
- 30代バツイチ男性の5年以内再婚率は、前半が約36%、後半で約29%。全年齢平均より約10ポイント高い。
- 1年以内に再婚するのは4%台。動きが出るのは2〜3年目から。
- 離婚を乗り越えた経験は、伝え方次第で武器にも、減点要素にもなる。
- 動かなかった人、無料媒体だけで様子を見ていた人、結婚願望の薄い相手と惰性で付き合っていた人——その人たちが、5年以内に再婚していない7割を構成している。
- 「30代ブランド」は40代に入ると段差のように落ちる。動くなら30代のうち。
30代バツイチ男性の再婚率は、5年以内で前半が約36%、後半で約29%。

全年齢平均より約10ポイント高く、データの上では確かに「バツイチ男性はモテる」が成立しています。
離婚を乗り越えた経験は、見られ方次第で武器にもなります。
ただし、伝え方を間違えれば一瞬で逆転する性質のものです。
離婚歴がある時点で減点される、という発想ではなく、「どう語れば加点に変わるか」を準備している人だけが、その武器を使えます。
そして、何より重い事実は、5年以内に再婚していない7割が確かに存在するということ。
動かなかった人、無料媒体だけで様子を見ていた人、結婚願望の薄い相手と惰性で付き合っていた人——その人たちが、この7割を構成しています。
ぼやぼやしていると、気づかないうちに7割の「再婚失敗組」に入ってしまうということです。
ただ、なにもせずに過ごしていると時間だけが経過して「30代ブランド」が失墜してしまいますので、早く再婚したいのであれば積極的に「再婚活」に乗り出しましょう。
30代ブランドは、ある日突然なくなるわけではありません。
でも、ぼーっとしていると、気づいたときには確実に目減りしています。
だから、焦る必要はない。
ただ、今日少しだけ動く——たとえば、近くの結婚相談所の資料を一つ取り寄せてみる、無料相談を一度予約してみる。
その小さな一歩だけで、3年後の景色は変わります。
再婚できる30代から、動いた30代へ。






