41歳/会社員/専門卒/170cm男性の結婚相談所の婚活体験談
帽子に半袖半ズボン──41歳男性が結婚相談所にアポなしで飛び込んだ日
もしあなたが今、お見合いで断られ続けて自信を失っているなら、私が全国の相談所を取材する中で出会ったパルティール岡山の難波カウンセラーの事例である、このNさんの5年間の軌跡が必ずヒントになるはずだ。
5年前のある日。

41歳の会社員Nさんは、帽子・半袖・半ズボン姿のまま、電話でアポを取ることもせず、結婚相談所の扉を開けた。
常識知らずの自分は事前に電話でアポも取らず、帽子姿、半袖、半ズボンの姿でそのままの勢いでお伺いした
はっきりと覚えている、と本人は言う。
担当カウンセラーである難波さんが見たのは、明るめの髪色にカラフルなパーカーの男性だった。
見た目だけなら「軽めの印象」。
だが実際に話してみると、こちらの言葉を遮らず、慎重に受け答えし、じっくり耳を傾けてくれる。
「誠実な人かもしれない」と思い直した──これが難波さんの偽らざる第一印象だった。
Nさんのプロフィールと希望条件は以下の通りだ。
- 41歳・会社員・専門卒・170cm
- 年齢は1、2歳上まで可能
- 正社員希望、学歴は問わない
そしてひとつだけ、どうしても譲れないことがあった。
自分の趣味を続けさせてくれること
週末をまるごと使うようなインドア系のその趣味は単なる息抜きではなく、Nさんにとって自分の一部だった。
アポなしで飛び込んってきたNさんを、難波さんは気さくに受け入れた。
説明を聞いたNさんは、その場では入会せず、後日改めて入会。
見た目の軽さとは裏腹に、慎重に動く人なのだ。
入会から1週間後、初めてのお見合いに臨んだ。だが待っていたのは、想像とまったく違う現実だった。
お見合いで断られ続けた理由|趣味を話し終えたら沈黙、その先がなかった
Nさんにとって、お見合いは未知の領域だった。
『お見合い』ってどんなものか良く分からなくて、男友達と普段会話するようなものなのかな?くらいの認識しかなかった

男同士なら趣味の話で盛り上がって終わり。でもお見合いはそうではなかった。
自分の趣味を喋り終えたら、その先が続かない。
沈黙。何を話していいか分からない。
そしてお断りの連続。
趣味を喋り終えたら後は、会話の継続が出来なく沈黙になって……結果は……お断りの連続ばかりでした
言葉の合間に挟まれる「……」に、あの頃の辛さがにじんでいる。
- 肯定
- 否定
- 共感
- 相槌
- 話題の切り替え
会話の基本と呼ばれるものが、当時の彼にはまるでできなかった。
だが、女性と話す機会がそもそも少ない男性にとって、これらが最初からできないのは当然のことだ。
お見合いの場では誰もが緊張して固くなってしまい、同じように戸惑うものなのだ。
幕開け、本人が気づいていない問題があった。
難波さんがお見合い相手から受け取ったフィードバックは厳しいものだった。
頼りない
相手に合わせすぎて自分を出せなかったことで、そう見られていたのだ。
さらに、自分のことをあまり話さないようにしていたことが、逆に不信感を与えていた。
客観的な指摘から生まれた気づき
これは、相手を気遣う優しさがあるからこそ陥りやすい罠である。
良かれと思ってやっていた配慮が、すべて裏目に出ていた。
こういうことは、外部からの客観的な指摘がなければ永遠に気づけない。
当然、ヘコんだ時期もあった。
だがNさんの中で、ある問いが芽生え始める。
ふと、なぜ自分は人との会話が苦手なのか? そしてなぜ出来ないのだろう?
この自分ベクトルへの問いが、Nさんの婚活を変え始める起点になった。
会話が苦手な41歳男性が結婚相談所で変われたきっかけ
精神論ではなく、具体的な行動が始まった。
難波さんはまず、話のつなげ方やお店の選び方を伝えた。

そしてひとつ核心的なアドバイスをした。
お相手のことばかり聞かずに、ご自身の趣味や興味のあること、得意なことも話すように
相手に合わせすぎて「頼りない」と見られていたNさんにとって、これは発想の転換だった。
サポートはそこで終わらなかった。
2回、3回、4回とお見合いを重ねるたびに、仲良くなりやすい時間帯や場所など、アドバイスの粒度はどんどん上がっていった。
抽象的な心構えではなく、「何時に」「どこで」「どう振る舞えばいいか」まで踏み込む。ここがパルティール岡山の伴走型サポートの真骨頂だった。
Nさん自身も動いた。
相談所のホームページにある「恋愛How Toブログ・恋愛必勝法」を何度も読み返し、自分なりに考えて実行に移した。
今日のお見合いでは『恋愛必勝法』に書いてあった”この項目の・これ!”をやってみよう!
ブログを教科書にして、お見合いを実験の場にする。受け身ではなく、自分で仮説を立てて試す。この姿勢が、Nさんの変化を加速させた。
外見も変えた。
難波さんのアドバイスでパーソナルカラー診断を受け、自分に合う色を見つけてもらった。
帽子にカラフルパーカーで飛び込んできたあの日からは想像もつかない。
サポートを通じて生まれた「心の拠り所」
だが最も独特な変化は、別のところで起きていた。
いつの頃からか、事務所を訪れて難波さんや山中さんと話すのがとても楽しくなってきたという。
お見合いの相談だけでなく、世間話や雑談をするのが楽しみになった。
断られて気持ちが沈んだ日も、事務所を訪れて難波さんたちと話せば気持ちが整う。
Nさんはこう表現している。
本当に来社して難波さん、山中さんとお話しをするのが楽しみで、いつしか『心の拠り所』のようにさえ感じていました
5年間の婚活の中で、相談所は単に相手を探す場所ではなくなっていた。
お見合いに断られた翌日にも足を運べる場所。
うまくいかなくても、ここに来れば立て直せる。
Nさんにとって難波さんや山中さんは、婚活のサポーターであると同時に、精神的な支えそのものになっていたのだ。
そしてここから、Nさん独自の学習法が生まれる。
難波さんたちの話し方を参考にして、それをお見合いに取り入れて実践しようと考えたのだ。
テキストから学ぶだけでなく、目の前にいる「会話のうまい人」の話し方を盗む。これは誰かに教わったわけではなく、Nさんが自分で編み出した方法だった。
すぐに結果は出なかった。
だが少しずつ、確かな変化の兆しが見え始めた。
婚活の転機──「頼りない」と言われた男が、自分を出したら反応が変わった
すぐに効果があったわけではない。
でも続けていくうちに、少しずつ、心なしか、お見合いでのお断りの件数が減ってきた──Nさんはそう感じていた。

「心なしか」という控えめな表現が、変化がどれほどゆっくりだったかを物語っている。
何が変わったのか?
以前のNさんは、お見合い相手から「頼りない」と思われていた。
相手に合わせようとするあまり、自分を出せなかった。
自分のことを話さないようにしていたことが、逆に「何を考えているか分からない」という不信感を与えていた。
本人は好印象を与えているつもりだったが、難波さんを通じてフィードバックを受けるまで、それが裏目に出ていることにまったく気づいていなかった。
その気づきから、Nさんは少しずつ行動を変えていった。
- 自分の趣味を話す
- 自分が行きたい店を選ぶ
- 自分の意見を持って、相手に伝える
例えば、「何が食べたい?」と相手にすべて委ねるのをやめ、「美味しいイタリアンを見つけたから一緒に行きませんか?」と自ら提案するようにしたのだ。
「合わせる」のをやめて、「自分を見せる」ことに切り替えた瞬間だった。
難波さんの目には、その変化がはっきり見えていた。
相手中心のデートや話題から、少しずつ自分を軸としたデートや話題に変わっていった
かつて「頼りない」と評された男が、自分の軸で動けるようになった。
すると、彼に興味を持つ女性が増えてきたのだ。
面白い逆転現象が起きた。女性から好意を持たれることが多くなった頃には、Nさん自身が冷静に相手を見極められるようになっていた。追いかける側だった人間が、選ぶ側にもなれる。この余裕が、さらに好循環を生んだ。
帽子に半ズボンで飛び込んってきたあの日。
趣味を喋り終えたら沈黙するしかなかったあの頃。
「頼りない」と見られていることにすら気づけなかったあの時期。
そこから自分の趣味を堂々と話し、行きたい店を自分で選び、意見を持って伝えられるようになるまで──難波さんはその道のりを全部見てきた上で、こう断定している。
自分軸でデートを出来るようになったこと。これが成功の秘訣だったと思います
そんな変化の中で、Nさんは今のパートナーと出会った。
結婚相談所で出会った彼女と成婚|朝から晩まで一緒にいても疲れない関係
出会った当初、お互いに隠していた。
自分たちの趣味も、本当の自分も。

Nさんにとって趣味は「譲れない希望」に挙げるほど大事なものなのに、最初はそれすら見せられなかった。
相手も同じだった。
でも少しずつ変わっていった。
お互い堂々と自分たちの趣味を話し、疑問に思ったことはオープンに伝え合い、雑談やジョークを交えながら楽しくデートをするようになった。
隠していたものを出し合えるようになるまでに、時間はかかった。
でもその過程を経たからこそ、今の関係がある。
Nさんはこの感覚をこう語っている。
朝から晩までのデートでも疲れず、感覚的にデート時間もすぐ終わってしまうように感じています
「朝から晩まで疲れない」。この言葉がどれほどの重みを持つか。
かつてのNさんはお見合いで1時間もたない男だった。
趣味を話し終えたら沈黙、そしてお断り。
会話の基本ができず、相手に合わせることしかできず、それすら裏目に出ていた。そこから5年かけてたどり着いたのが、一日中一緒にいても時間が足りないと感じる関係だった。
自分を隠さずに済む相手がいること。
趣味を堂々と話しても、沈黙にならないこと。
Nさんが5年間かけて手に入れたのは、そういう関係だった。
Nさんは結婚をゴールとは捉えていない。
これから初めて新しい世界のスタートラインからスタートを切り進みますが、迷った時はお互いに二人三脚で支、考え合って乗り越えていこうと思います
5年間、断られ続けても歩みを止めなかった人間の言葉は、決して軽くはない。
5年間の婚活を終えた41歳男性が、これから婚活する人に伝えたいこと
5年。これを「長い」と感じる人は多いだろう。
だが、Nさん自身はこう語っている。

自分にとって婚活に費やしたこの5年間という時間は、とても価値があり本当に充実していた
お断りの連続でヘコんだ日も、沈黙しか返せなかったお見合いも、「頼りない」と言われた時期も、全部含めての5年間だ。
しんどくなかったわけがない。それでも「価値があった」と言い切れるのは、その過程で自分が変わったことをNさん自身が一番よく知っているからだ。
5年間で得たものは成婚だけではなかった。
精神的に落ち込んだ時のリカバリー術を、いくつものパターンで身につけた。
- お断りが続いた時期、事務所を訪れて難波さんたちと雑談し気持ちを立て直す
- ブログを読み返して「次はこれを試そう」と自分を奮い立たせる
結果として、お見合いに断られた翌日にも、前を向いて動ける人間になっていた。
これから先、どんな苦難が待っているのかは分かりませんが、そんな時こそ! この婚活で培った経験を思い出し、切り抜けていこうと思います
この「そんな時こそ!」の「!」に、Nさんの確かな覚悟が詰まっている。
5年間、困った時にはいつも親身にアドバイスとサポートをし、陰ながら励まし支えてくれた難波さんや山中さんへの感謝を、Nさんは最後にこう結んでいる。
難波さん、山中さん、5年間本当にありがとうございました
本当に数ある結婚相談所の中から選んで正解でした
本心からそう言えるだけの関係性を、5年間かけてここで築き上げたのだ。
趣味を喋り終えたら沈黙していた男が、朝から晩まで一緒にいても疲れない相手と出会えた。お断りの理由から目を背けず、一つずつ直し続けた人間だけが、たどり着ける場所がある。
次は、あなたの番だ。
もし今、婚活で行き詰まっているなら、まずは一度、相談に来てみてほしい。
あなたが前に進めない理由を、私と一緒に見つけていこう。





