アラフォーバツイチ男性の婚活体験談-色々な相談所を転々
離婚して一人になった夜から始まった、42歳バツイチ男性の婚活
再婚したいと思っただけなのに、まさかプロポーズの4日後にすべてが終わるとは思っていなかった。
この話を聞いた時、岡田はまず、その一言に婚活の怖さと現実が詰まっていると感じました。

離婚して一人になってから、彼は寂しさを感じていました。
再びパートナーが欲しい。
ただそれだけの、ありふれた動機でした。
立派な決意でも、前向きな再出発でもありません。夜に帰る家が無言で、週末に予定がなく、誰にも「おかえり」と言われない生活に、ただ耐えられなくなった。それが本当のところです。
真剣に結婚したいと考えていたので、最初から結婚相談所での婚活をメインにしていました。
出会いの質やマッチング率の面でも、真面目に婚活したいなら、男性は結婚相談所の利用が最も理にかなっていると、岡田も今でも思っています。
この記事は、プロポーズ受諾の4日後に破談を経験した42歳バツイチ男性の婚活を、岡田が詳しくヒアリングし、本人の言葉に近い形で再構成した記録です。
綺麗事は書きません。
うまくいかなかった理由も、折れかけた瞬間も、そこから何を変えたかも、できるだけそのまま書きます。
個人が特定されないよう若干の修正はありますが、実際に起きた出来事です。
そもそも、なぜここまで迷走することになったのか。
話は3年前に遡ります。
結婚相談所を転々とした3年間|相談所を変えても何も解決しなかった
正直に書きます。
この男性は、今の相談所に入るまで、いくつかの結婚相談所に入会し活動をしていました。

しかしなかなかうまくいかず、短期間で見切りをつけては、色々な相談所を転々としていました。
岡田が話を聞いていて印象的だったのは、彼がどこかで「相談所を変えれば何かが変わる」と期待していたことです。
- お見合いが組めなければ「この相談所は会員数が合わない」
- 交際が続かなければ「カウンセラーと相性が悪い」
- 毎回、原因を外に置いていた
もちろん、相談所との相性が大事ではないという意味ではありません。
婚活では、どこで活動するか、誰に相談するかで結果が変わることもあります。
ただ、自分の中で何かを変えるより、環境を変えるほうが楽だったのです。
Bridalチューリップを見つけたきっかけはネットでした。
口コミの評判が非常によく、サポートがしっかりした担当カウンセラー制だというところに惹かれたそうです。
また新しい相談所か、という自覚は、正直なところあったと言います。
ただ担当カウンセラー制という点だけは、これまで自分が避けてきた「じっくり向き合う」ことに近い気がして、今回はここで腰を据えてみようと思ったのです。
それでも、最初の数ヶ月は今までと大きく変わりませんでした。
プロフィールを書き直し、お見合いも組んでもらい、セミナーにも参加しました。
けれども結果はすぐには出ません。
相談所を変えたところで、自分自身が抱えている何かは、何も解決していませんでした。
これは「本人が悪い」という話ではありません。
ただ、環境だけを変えても、同じ壁にぶつかることがある。
婚活の現場では、ここに気づけるかどうかが大きな分かれ道になります。
婚活がうまくいかない男の本音|プロポーズ4日後に破談された夜
お見合いを申し込んでは断られる。
お見合いをしても、交際に繋がらない。

一回目のデートのあとで交際終了になることもあり、
自分に足りないものは一体何なのか
、とネガティブになってしまうこともありました。
40代で、バツイチで、特別華やかな経歴があるわけでもない。
相手にされないのは当然なのかもしれない。
そう自分に言い聞かせて、また次のお見合いに臨む。
その繰り返しでした。
実際には、40代だから、バツイチだから、それだけで可能性がなくなるわけではありません。
ただ、うまくいかない時間が続くと、人はどうしても自分の属性ごと否定したくなってしまうものです。
そして、一番落ち込んだ出来事が起きます。
真剣交際まで進んだお相手に、些細なすれ違いでプロポーズから4日後に交際終了されてしまったのです。
プロポーズは受諾されていました。
あとは両家への挨拶や、結婚式場の下見の話まで進めようとしていた矢先でした。
何があったかと言えば、本当に些細な、後から振り返っても「そんなことで?」と思うようなすれ違いでした。
それでも、一度こじれてしまった気持ちは戻りませんでした。
4日間です。
プロポーズを受け入れてくれた彼女と、これから家族になるはずだった彼女が、4日後には他人になりました。
もう、婚活をやめてしまおう。
それを乗り越えて今があるわけですが、その時は本気でそう考えていました。
本当に今だから言えることです。
相談所に通うのをやめて、仕事だけして、休日は家にいて、誰にも期待せず、誰にも期待されない生活に戻れば、少なくともこれ以上傷つくことはない。
3年間かけて、結局こうなるのか。
自分の何が悪くて、何が足りないのか、もう分からなくなっていました。
この章で、綺麗な教訓を書くつもりはありません。
谷の底にいた時の彼は、本当にただ谷の底にいました。
スマホを開くのも怖い。
相談所からの連絡を見るのもつらい。
それでも、そこで完全に終わらせなかったことが、後の出会いに繋がっていきます。
迷走していた婚活が変わった、たった3つの改善行動
そんな彼に、カウンセラーの波多野さんが言ったのは、綺麗事ではなく、ただの一言でした。
また、新たな出会いを頑張りましょう。

正直に書くと、この言葉をその場ですぐ受け入れられたわけではありません。
「頑張りましょう」と言われても、何を頑張ればいいのか。
同じことを続けても、また同じ結果になるだけじゃないのか。
半信半疑でした。
ただ、家で一人でいても状況は1ミリも動かない、ということだけは分かっていました。
本人にとっては、すぐに前を向ける状態ではありません。
それでも婚活では、止まっている時間が長くなるほど、再開する一歩が重くなることがあります。
だから、とりあえず動こうと。
気持ちの整理がついたから動いたのではなく、整理がつかないまま動いた、というのが正しいと思います。
その中で、実際に変えた行動が3つあります。
①お見合いの会話そのものを見直した
Bridalチューリップのお見合い練習サービス「おみれん」を利用して、自分の話し方にフィードバックをもらいました。
自分では普通に話しているつもりでした。
質問もしているし、相槌も打っている。悪くないはずだと思っていました。
ところが他人から見ると、質問が一方的だったり、相槌が浅かったりする。
質問をしているつもりでも、相手の答えを拾えていない。
相槌を打っているつもりでも、会話が深まっていない。
自分では普通にやれていると思っていたのに、実際は相手に届いていなかったと知ったとき、正直かなり落ち込んだそうです。3年間、同じ土俵にすら立てていなかったのかもしれない、と。
②デート服を自分で選ぶのをやめた
デート服のコーディネートサービスも利用しました。
それまでは、自分なりに「清潔感のある格好」を選んでいるつもりでした。
ところが客観視してもらうと、サイズ感、色味、組み合わせの、どれもが微妙にズレていたのです。
婚活では、おしゃれすぎる必要はありません。
ただ、サイズ感が合っているか、色味が重く見えすぎないか、相手に安心感を与える服装になっているかは、想像以上に見られています。
「清潔感があるつもり」と「清潔感がある」は違う。
40代の男性が自分の鏡の中だけで判断することの限界を、他人の目を通して初めて教えてもらいました。
③デートの場所選びを研究した
場所選びも常に研究していました。
会話が弾まない時、原因が自分の話術だと思い込んでいました。
でも、そもそも場所の設計がまずい場合も多かったのです。
- 騒がしい店
- 間が持たない店
- 初対面には距離が近すぎる店
静かすぎて緊張する店もあれば、周りがうるさくて会話が途切れる店もあります。
自分の話し方を直す前に、場を整えるだけで会話が変わる。
初回や序盤のデートでは、これだけでも空気がかなり変わります。
そのことに、彼は3年目でやっと気づきました。
ただ、正直に書きますが、これをやったから一気に結果が出たわけではありません。
それでもうまくいかない時はありましたが、落ち込んだ時には波多野さんから励ましをもらい、また頑張ろうと思うことができました。
「頑張ろう」と思えた日と、「もうダメだ」と思った日が、両方混ざっていました。
努力したからといって、結果が比例するわけではない。
これが、当時の実感です。
でも、努力が無駄になるわけではありません。
結果が出るタイミングが、自分の期待通りではないだけです。
婚活は、改善した翌日にすぐ報われるほど単純ではありません。
それでも、改善を重ねた人だけが、次の出会いを受け止める準備を少しずつ整えていきます。
そんな最中、一人の女性から彼にお見合いの申込みが来ました。
正直、その時は全く期待していませんでした。
ただ、この「期待していなかった出会い」が、後に彼の人生を変えることになります。
まさか成婚相手になるとは思わなかった、寡黙な彼女との出会い
彼女からお見合いの申し込みがあり、プロフィールを見た時に、真面目で誠実そうな印象を受けたそうです。
真剣交際が終了になったばかりの頃で、新しい出会いのチャンスを大切にしたいと思っていたので、基本的にお見合いの申し受けは可能な限り受けるようにしていました。

その時は、まさか彼女が成婚のお相手になるとは全く想像していませんでした。
それほど、期待はしていなかったのです。
実際にお会いした時の印象も、決して「運命を感じた」ようなものではありませんでした。
とても大人しく、寡黙な方だな、と思ったそうです。
こちらから話しかけないと話されない方だったので、自分から話題を作らないと、と会話を頑張った記憶があります。
あまり笑顔を見ることができなかったので、楽しんでもらえなかったのではと不安がありましたが、お見合いが終わった後にお相手から
楽しかった
と交際希望の連絡をいただいて、とても嬉しくなりました。
この「楽しかった」の一言に、自分でも意外なほど救われました。
笑顔が見えないから伝わっていないと思っていた。
でも、彼女なりに楽しんでくれていたのです。
彼女が「楽しかった」と言ってくれなければ、彼はきっと「失敗した」と思い込んだままだったはずです。
言わなくても分かってくれるはず、と思ってしまいがちですが、実は気持ちって、言わないと伝わりません。
自分の感覚と、相手の感覚は違う。
当たり前のことですが、3年間の婚活で何度も忘れていたことでした。
ただ、この時点でも「この人と結婚するかもしれない」とは全く思っていませんでした。
真剣交際を終了されたばかりで、正直、心のどこかで次の交際にも怖さがありました。
また同じように、ある日突然終わるんじゃないか。
その不安は、消えていませんでした。
彼が彼女に本当に心を動かされたのは、その後に起きた2つの出来事でした。
1時間の大遅刻と嵐の日|彼女が結婚を決めた本当の理由
真剣交際のきっかけとなったのは、恥ずかしい話ですが、彼の失敗でした。
一度、デートの時間を間違え、彼が1時間の大遅刻をしてしまいました。

長い時間待たせてしまったにもかかわらず、彼女は怒らずにいてくれました。
交際終了にされてもおかしくなかったのに、その後も変わらず彼とずっとお付き合いを続けてくれ、なんて心の広い方だろう、と感動したそうです。
1時間です。
普通なら、ここで終わってもおかしくありませんでした。
むしろ彼自身も、終わったと思っていました。
プロポーズの4日後に関係が終わった経験をした人間が、今度は1時間も相手を待たせた。
また終わる。
そう覚悟しました。
彼女のLINEを開くのが怖かったのを覚えています。
それなのに、彼女は怒りませんでした。
この時、彼の中で何かが少しだけ動きました。
完璧にやらなければ終わる、という強迫観念のようなものが、彼の中にはずっとありました。
前の真剣交際が些細なすれ違いで終わった経験が、それを強めていました。
でも彼女は、彼の失敗を責めずに、次のデートの話をしてくれたのです。
交際中は、自分なりにできることをやろうと思いました。
- 彼女の最寄り駅まで通う
- 嵐の日も会いに行く
- 時期的に密を避ける必要があったので、二人で登山をする
ただ、美談として書くつもりはありません。
嵐の日に会いに行ったのも、「こんな日に来なくていい」と言われて引き下がったら、また距離ができてしまうんじゃないか、という不安の裏返しでした。
登山を選んだのも、話すのが得意でない彼女と、長時間向かい合って食事をするより、並んで歩く時間のほうがお互い楽だろうという計算もありました。
純粋な情熱だけで動いていたわけではありません。
ただ、それでも約束を守ろうとしたことは事実です。
怖くても行った。
不安でも会いに行った。
婚活では、そういう小さな行動の積み重ねが、相手にとっては大きな安心になることがあります。
むしろ、デートの度に「今回でまた終わるんじゃないか」という不安を、ずっと抱えていました。
プロポーズ4日後に終了された経験は、そう簡単には消えてくれません。
成婚まで約三ヶ月程度でしたが、10回以上デートを重ね、穏やかで可愛らしいところ、実は強運な持ち主なところなど、少しずつ彼女の魅力に触れ、プロポーズを決断しました。
後から波多野さんに聞いた話があります。
彼女に結婚の決め手について聞いたところ、
嵐のなか会いに来てくれた気持ち
とおっしゃっていたそうです。
この言葉を聞いた時、彼は少し黙りました。
あの日、彼がやったことは特別なことではありません。
ただ、約束したから行っただけです。
うまく話せるかも、デートが楽しいものになるかも、分かっていませんでした。
それでも、彼女にとってはそれが決め手だったのです。
完璧な人間である必要は、なかったのです。婚活では、完璧な人が選ばれるのではなく、不完全でも向き合い続ける人が信頼されることがあります。
1時間遅刻するような、情けない男性でも、約束を守り続けることはできる。
プロポーズの4日後に関係が終わった経験をした人間でも、次の縁に辿り着くことはできる。
そのことを、彼女が教えてくれました。
結婚相談所を転々とした男性が、アラフォーバツイチ男性に伝えたいこと
最後に、今同じように迷っているアラフォーバツイチ男性に伝えたいことを書きます。
綺麗事で終わらせるつもりはありません。

交際終了になったら、やはり落ち込むものです。
それは当然です。
真剣だった人ほど傷つきますし、年齢や離婚歴を理由に、自分にはもう無理なのではないかと考えてしまうこともあります。
それでも、そんな時こそお見合いでも交際でも、新たな出会いを作ることが大事だと思います。
もちろん、すぐに前向きになれという意味ではありません。
傷ついたままでいい。落ち込んだままでいい。
ただ、完全に止まらないことです。
新しいお相手ができれば意識がそちらに向かうので、必要以上にネガティブなことを考えなくなりますし、気持ちが切り替わります。
少なくとも婚活では、「完全に立ち直ってから次に進む」を待っていると、次の一歩がどんどん重くなることがあります。
立ち直る前に、足だけ動かす。
気持ちが追いつくのは、後からでいい。
プロポーズの4日後に関係が終わった直後の彼が、それでも次のお見合いを受け続けたことが、結果的に今の彼女との出会いに繋がりました。
そして、嵐の日に会いに行ったことが、あとで彼女の結婚の決め手になりました。
あの日の彼は、名言も、特別な努力もしていません。
ただ、約束したから行っただけです。
それだけのことが、人生を変えることもある。
伝えたいのは、それだけです。
- 会話を見直す
- 服装を客観視する
- 場所選びを工夫する
- 落ち込んだ時ほど、次の予定を一つだけ入れてみる
大きく変わらなくていいので、まず一つ、止まらないための行動を選んでください。
何回お見合い不成立、交際終了を経験しても、原因を見直しながら続けることです。プロポーズ受諾後に交際終了されてまもなく、今の彼女と出会い、成婚退会できました。最悪なことがあっても、心が折れそうな日があっても、それで終わりにしないでください。プロポーズ4日後に終了された人でも、再婚できました。それが、伝えたいことのすべてです。





