普通の男性と結婚したいのに、婚活で普通の人に出会えない理由3つ

普通の男性と結婚したいのに、婚活で普通の人に出会えない理由3つ

「普通の男性と結婚したい」のに、婚活で普通の人に出会えない女性たち

日々、結婚相談所の現場で多くの婚活女性の相談に乗っている私ですが、先日、知人の女性3人と集まった食事の席で、彼女たちもまったく同じことを言ったのです。

「普通の人でいいのに、なんで普通の人がいないんだろう」と。

女性同士の集まりでは、独身であれ既婚であれ、恋バナで盛り上がるものです。

結婚相談所の現場でも、めちゃくちゃよく聞くのが「普通の人に出会いたいだけなのに、普通の人がいない…」というお悩みです。

婚活に限った話ではありませんが、結婚願望のある女性ほど「普通の人に出会えない」と口にする傾向があります。

  • 結婚相談所に入会した女性
  • マッチングアプリを始めた女性
  • 街コンに通っている女性

出会いの場はそれぞれ違うのに、出てくる言葉は不思議と揃うのです。

「普通でいいの。普通の人に出会いたいだけ」と。

でも、その日のテーブルで3人それぞれの「普通」を聞いていって、私、気づいてしまったんです。

  • Aさんの言う普通は、年収500万円以上。
  • Bさんの言う普通は、身長175cm以上。
  • Cさんの言う普通は、長男以外。

話を聞けば聞くほど、普通の男性を探している女性の抱く理想が、実は「普通」ではないということを。

これ、おそらくこの3人だけの話ではありません。

日頃、婚活中の女性と面談していると、形を変えて似たようなフレーズが繰り返し出てきます。

3つの条件で「普通」を分解する

だから今日は、結婚相談所の専門家である岡田の視点から、その「普通」を3つの条件で順番に分解してみたいと思います。

読み終わる頃には、「あれ、私の普通も、普通じゃなかったかも?」となっているはずです。

理由①|年収500万円以上を「普通」だと思っていませんか?

結婚したら自分の生活が一生関わってくるので、結婚相手は定職についていて、安定した収入がある人がいい。

これは本当にその通りです。安心して暮らしたいですもんね。

でも、ここで一度立ち止まって考えてみてください。

「普通の男性がいい」と言っている女性たちは、「年収500万円以上が普通」と思っているのです。

これは、現場でもほぼ100%の確率で出てくる数字です。

「贅沢は言わない、でも500万円くらいは普通でしょ?」と。

でもこの500万円、本当に普通でしょうか?

「平均年収420万円」のトリックに騙されないで

平均年収だけを見て「500万円くらい普通でしょ?」と思うのが、まず落とし穴です。

婚活で見るべきなのは、全年代の平均ではなく、今あなたが出会える独身男性の現実なのです。

「日本の平均年収420万円」という数字がよく引き合いに出されますが、これ実は曲者です。

平均というのは、低所得者も高所得者も全部混ぜた上での数値なので、「420万円の人が一番多い」という意味ではないのです。

たとえば、年収200万円の人が3人、年収1000万円の人が1人いたとします。

(200×3+1000)÷4=400。

平均年収は400万円。

でも実際にこの集団の中で一番多いのは、年収200万円の人ですよね?

1000万円の1人が、平均値をぐいっと引き上げているだけなのです。

年収500万円の30代独身男性は100人中6人

そして肝心の「年収500万円の30代男性」がどのくらい存在するかというと、明治安田総合研究所の調査では、年収500〜600万円の30代男性はわずか6%という結果も出ています。

年収500万の独身男性は普通じゃないんです!

100人中、たったの6人。

学校のクラスに1〜2人いるかどうか、というレベルです。

出会えたら奇跡かも、くらいに思ってください。

「普通でしょ?」と言いながら探していたのは、実は100人に数人出会えるかどうかの相手です。

数字で見ると、これは決して普通ではありません。

「そんなつもりじゃなかったのに…」とショックを受けてしまったかもしれませんが、大丈夫です。多くの方が最初は同じ罠に陥っていますから。まずは現実を知ることが第一歩です。

理由②|身長175cm以上を「普通」だと思っていませんか?

ぜんぜん身長高くなくていいけど、わたしヒール履くし175cm以上なら十分

なんてトークが、女性たちの集まりで普通に聞こえてきます。

これ、専門家の私からすると、聞いた瞬間に「ん?」となる発言です。

「高くなくていい」と言いながら、175cmを基準に置いている。

本人の中では矛盾していなくて、「だって高身長を求めているわけじゃないし」という感覚なのですよね。

先に言っておきたいのですが、ヒールを履いたとしても身長差があるカップルに憧れる女性の気持ちはよくわかります。

並んだときに「絵になる」感じや、好きな男性を見上げる感じに憧れるのは自然なことです。好みとして高身長が好き、というのは全然否定しません。ただ、それを「普通」と呼ぶかどうかは別の話です。

日本人男性の平均身長は170.7cm

日本人男性の平均身長をご存知ですか? ずばり170.7cmです。

170.7cm。これが「真ん中」なのです。

つまり、175cm以上の男性は、平均より頭ひとつ抜けている部類に入ります。

身長175cm以上の男性は普通ではありません。

むしろ、しっかりと身長が高い人なのです。

よく考えてみてください。

結婚して一緒に暮らす日常で、ヒールを履いて並んで歩く機会はどれくらいあるでしょうか?

普段はスニーカーやぺたんこ靴の方が多いはずです。「高身長じゃなくていい」と言いながら、ヒールを履いた自分とのバランスまで考えた瞬間、それはもう立派な「条件」なのです。

本人は条件を下げているつもり。でも、横から見るとちゃんと条件になっています。

理由③|「長男以外」という条件で、普通の男性を狭めていませんか?

最後は「長男と結婚すると、将来は義両親の介護になるから無理!」と言っている独身女性のお話です。

これは私としても、決して軽く扱いたくないテーマです。

親の介護は、自分の仕事や子育て、体力と全部重なってくる問題です。

「無理」と感じる気持ちにはきちんとした理由があり、現実的な不安として受け止めるべきだと思っています。

その上で、聞いてほしいのです。

結婚するなら将来の不安が少ない人がいいという気持ちはわかりますが、「長男は絶対に無理!」というのはハードルが高すぎませんか?

少子化で「長男以外」自体が減っている

少子化が進んで一人っ子家庭も増え、若い男性になればなるほど長男である確率も上がってきます。

次男・三男を狙おうにも、そもそも次男・三男という存在自体が減っているのです。

皆さんの周りを見渡しても、男兄弟を育てているご家庭は結構少なかったりしませんか?

一人っ子の男の子か、上にお姉ちゃんがいる男の子。

これが今のリアルな子育て世代の景色です。

10年後、20年後に婚活市場に出てくる男性は、ますます「長男または一人息子」が多数派になっていきます。

「長男だから即NG」で削りすぎていませんか

もちろん、長男だから何も心配いらない、とは言いません。

でも、長男というだけで即NGにしていたら、当然ながら出会える人は激減します。

しかも、年収も身長も性格も求めて、その上で長男は不安だから避けたいと。

いや、それ、とてつもなくハードルが高い条件ですからね!

長男が悪いのではありません。

条件を重ねすぎると、結果的に誰も残らなくなってしまうのです。

普通の男性がいないのではなく、「普通の条件」を盛りすぎている

ここまで、年収・身長・長男という3つの条件を見てきました。

ひとつずつ見ると、「まあ言うほど厳しくないでしょ?」と感じるのですよね。

年収500万円、身長175cm、長男以外。

それぞれ単体なら、無茶を言っているつもりはないでしょう。

問題は、この3つが「掛け算」で効いてくるところなのです。

1,000人連れてきて、残るのはたったの7人

たとえば、ざっくり計算してみましょう。

30代の独身男性が1,000人いたとして。

  1. 年収500万円以上で絞ると、6%なので残るのは60人
  2. そこから身長175cm以上で絞る(25%として)残るのは15人
  3. さらに「長男以外」で絞ると、半減して残るのは7〜8人

1,000人の中で、ようやく7人です。

「普通でいい」と言いながら、実際には1,000人中7人を探していたわけです。女性たちが抱く「普通の男性」の定義は、現実にはまったく普通ではない、というお話なのです。

しかも、その7人もすでにパートナーがいたりする

そして、もう一つ残酷な現実があります。

そもそも、「普通」以上の条件を満たしていて結婚願望がある男性は、とっくに結婚しているか、すでにパートナーがいることが多いのです。

20代後半から30代前半の段階で、「年収もそこそこ・身長もある・家族構成も身軽」というカードが揃っている男性は、本人がよほど結婚したくないか、もしくはすでにパートナーがいるというケースが非常に多いです。

婚活市場に「フリーの状態で残っている」可能性は、皆さんが思っている以上に低いのです。

女性側は無意識のうちに「普通」の条件を細かく作り上げてしまっていることがありますからね。

ひとつひとつは小さなチェックでも、積み重なると、出会える人がほぼいなくなる。

つまり、「普通の人がいない」のではなく、「自分が設定した『普通』のハードルが高すぎて、誰も普通に見えなくなっている」状態なのです。

最近は男性側からも「減点方式で見られて疲れてしまう」という声が上がっており、お互いに条件のチェック合戦になってしまっているのが、今の婚活のしんどさなのかもしれません。

普通の男性と結婚したい女性が、今日から見直せる3つのこと

では、明日から具体的にどうすればいいのか?

抽象的な話で終わらせたくないので、ポイントを3つに絞ってお伝えします。

1. 思い描く「普通の男性像」という思い込みを一度手放してみる

なかなか普通の男性に出会えないと悩んでいる方は、一度、自分の思い描く「普通の男性像」という思い込みを思い切って手放してみてください。

その上で、紙でもスマホのメモでも構いませんので、相手に求める条件を全部書き出してみてください。

書き出したら、それを2つの箱に仕分けします。

  • 「これがないと結婚生活が成立しない」=絶対条件
  • 「あったら嬉しいけど、なくても困らない」=希望条件

書き出した条件を見てください。それらは本当にすべて「絶対」でしょうか?

「あったら嬉しい」レベルのものまで必須条件に入れていたら、当然、普通の男性は見つかりません。「絶対」に残すべきなのは、価値観や生活リズム、お金の使い方の感覚など、毎日の暮らしに直結するものくらいです。年収・身長・家族構成は、ほぼすべて「希望」側に分類されるはずです。

2. 年収・身長は検索条件から外して、会ったときの居心地で判断する

これは少し勇気がいる行動ですが、非常に効果的です。

検索条件で絞り込んでいる限り、最初の母数で7人レベルしか見つけることができません。

しかし条件を外して幅広く会ってみると、「数字上は希望と違うけれど、一緒にいて呼吸が楽だ」と感じる男性に必ず出会えます。

  • 最初のお見合いやデートで、自分が無理に話を作っていないか?
  • 沈黙が気まずくないか?
  • お会計や注文のときの所作が、自分の感覚とズレていないか?

この「居心地の良さ」は、年収や身長といったスコアには絶対に出てこない情報なのです。

ステータスや年収、見た目ではなく、中身を見ましょうというのは、まさにこういう意味なのです。

3. 「長男かどうか」ではなく、「親との関係を話せるか」をプロフィールから読む

家族構成の欄ではなく、自己紹介文や趣味の欄に注目してください。

  • 実家との距離感がにじむ文章を書いている人。
  • 親のことを自然に書ける人。
  • 逆に、家族の話を一切書かない人。

これだけでも、結婚後に「親との付き合い方」をきちんと話し合える相手かどうか、なんとなく見えてくるものです。

「長男だから無理」「次男だからOK」ではなく、「介護やお金の話を一緒に考えられそうな人かどうか」。判断の軸をここに置き換えるだけで、出会いの母数の縮み方はぐっと緩やかになります。

まとめ|そもそも「普通」って一体何なんだ

ここまで真面目に書いてきましたが、最後に岡田からひとことだけ言わせてください。

そもそも「普通」って、一体誰が決めた基準なのでしょうか!

この事実に気づけるかどうかで、婚活の見え方は劇的に変わります。3人集まれば3つの「普通」が出てきて、しかも全部少しずつズレている。「普通の男性」という実体は、実は世の中にあるわけではなく、私たち一人ひとりの頭の中で勝手に作り上げられているだけなのです。

条件を下げるのではなく、見る場所を変える

ですから、理想を抱くあなたを誰も責めてはいません。

相手に条件を求めること自体は当たり前のことですし、安心して暮らしたいからこそ条件が積み上がっていくのも、ごく自然な感情です。

ただ、今日からひとつだけお伝えしたいことがあります。

それは「条件を下げる」のではなく、「見る場所を変える」と意識してみてほしいのです。

自分が思っていた「普通の男性」は、決して普通ではなかったという現実を受け入れて、ぜひあなたにとっての素敵な男性を見つけてください。

結婚相談所の現場から、岡田はいつでも応援しています。

まずは今日の夜、ご自身の条件を紙に書き出して仕分けすることから、小さな一歩を踏み出してみませんか?

ステータスや年収、見た目じゃない!中身を見ましょう!

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