厳選!結婚相談所のからくり- 良い点3つと悪い点5つ
結婚相談所って実際どうなの?取材を続けてきた私が忖度ゼロで書きます
「今月限定キャンペーンなので、今お決めいただければ初期費用が…」
無料相談に行ったはずが、気がつけば入会の話がほぼ決まっていた——。

現場の取材を続けている中で、こうした話を何度も聞いてきました。
これまでに色々な結婚相談所を直接取材してきた私が、結婚相談所での婚活って本当のところ、どうなの?
いいの? 悪いの?
という点を、今日は忖度ゼロで書きます。
逆に言えば、結婚相談所の闇を暴きまくるのが私のライフワークと言っても過言ではありません。
私は結婚相談所はもちろん、アプリのビジネスもやっているし、婚活パーティーもやっているのですが、特別にどこかに誘導しようという考えはありません。
業界を横断的に見ているから、「結婚相談所だけを売りたい人」の文章にはならないと思います。
「結婚したい」と思っている皆さんには、とにかく何かの婚活をしてもらいたい。
積極的に動いていってほしいとは思っています。
だから、結婚相談所のイメージを良くしたい・悪くしたいというバイアスはありません。
良い点は良い、悪い点は悪い、として徹底的に書いていきますね。
この記事を最後まで読めば、結婚相談所の仕組みの「便利な部分」と「会員側が損をしかねない部分」、そして入会前に何を見ておけばいいかが、自分の判断軸として手に入るはずです。
では、結婚相談所が選ばれる「合理的な理由」のほうから先に見ていきましょう。
結婚相談所の良い点3つ|結婚目的に振り切れる「からくり」の効率性
①相談所もカウンセラーも、タイプが多様で選べる
結婚相談所って、大手も地域密着型も、とにかくたくさんあります。

手厚いサポートを売りにしているところ、価格を抑えたところ、専業主婦向け、再婚向け、男性専門……ジャンルが細かく分かれています。
そして、その中にいるカウンセラー(カウンセラー)もひとりひとり「持っている強み」が違うんですよ。
心理学に詳しい人、経験豊富で恋愛面がものすごく強い人、ファッションやメイクについてのセンスがいい人。
話を聞いていると、本当におもしろいです。
たとえば、あるカウンセラーさんは元心理カウンセラーで、価値観のすり合わせが抜群に上手いです。
もう一人は元美容部員で、プロフィール写真や服装のアドバイスが神がかり的でした。
同じ結婚相談所のカウンセラーでも、ここまで得意分野が違うんだなと感じます。
「自分に合うカウンセラーのいる相談所に入る」と考えるだけで、相談所選びの解像度がグッと上がります。
②聞きにくいことを、代わりに確認してもらえる
これは正直、相談所最大の効率性だと思っています。
独身証明書の提出が義務で、年収や学歴も書類で事前に確認済み。
マッチングアプリや街コンだったら、「この人本当に独身?」を確かめるだけで何度もデートを重ねないといけないところを、相談所ならその確認作業がほぼ要りません。
ただ、独身証明書があるから安心、で終わらせるのは少し浅いです。
私が見てきた限り、本当に差が出るのは、書類確認そのものよりも、その後にカウンセラーがどこまで人間性を見ているかです。
書類は「未婚で年収◯◯万円」までしか教えてくれません。けれど、現場で会員と長く接しているカウンセラーは、書類に乗らない人間性や誠実さを知っていることがあります。そこを引き出せるかどうかで、紹介の質が変わるのです。
それから、持病や財産、過去の結婚歴、子どもの希望、義両親との同居の可否——こういう「相手に聞きづらいこと」を、カウンセラーを通して聞き出してもらえます。
直接は聞きにくいですよね?
会話の中で価値観・衛生観念・金銭感覚を探っていく作業を、ほぼスキップできます。
事前に確認できるのは、本気で結婚を考えている人にとって、間違いなくメリットです。
③「恋愛したいか・結婚したいか」で使い分ければいい
ここは取材を重ねた末の結論なんですが——新しい出会いや恋愛が楽しみたいのならアプリやパーティー、自分と相性の合う結婚相手を探したいのなら結婚相談所、というのが現実的な使い分けだと思います。
相談所はそもそも「結婚を前提とした出会いの場」として設計されているシステムなので、ふらっと立ち寄って恋愛だけ楽しむには向いていません。
逆に「3年以内に結婚したい」と腹をくくっている人にとっては、これほど目的に振り切れた仕組みはないんですよ。
ここまで読むと、結婚相談所も悪くないと思うかもしれません。
ただ、ここからが本題です。
必要以上に怖がらせるつもりはありませんが、失敗を避けるためには裏側の仕組みを知っておくことが最強の自衛になります。
相談所には、実際に現場を見ているからこそ言える”かなり嫌な構造”もあるのです。
結婚相談所の悪い点4つ|入会前に知っておきたいからくりと闇
①費用が高いのに、結婚は保証されない
価格設定を抑えた相談所もあるけれど、それでも他の婚活手段に比べたら費用は高めです。

入会金、月会費、お見合い料、そして成婚料——トータルで数十万単位になるのが普通です。
ただ、問題は、保証がないこと自体ではありません。
問題は、無料相談の段階ではまるで成婚までの道筋が見えているように感じさせるのに、実際には入会後に会員本人の行動量と担当者の力量にかなり左右されることです。
「お金を払えば結婚できる」のではなく「お金を払って、結婚するための環境を借りているだけ」。
この前提を取り違えると、入会後にしんどくなります。
②無料相談のスタッフが、エグイくらい営業上手い
「話を聞くだけ」と思って無料相談へ行ったとしても、相談所のスタッフの巧みな話術の果てに、いつの間にか入会させられてしまった——というケース、本当にあります。
エグいくらい営業が上手い人がいます
「今月限定」「あなたなら3ヶ月以内に成婚できる」「迷っているうちに同年代がどんどん成婚していきますよ」——こういうトーク、慣れている人は本当に慣れています。
だから無料相談に行くときは、その場で契約しないことだけ決めて行ってください。
一度持ち帰って、家で冷静に考える。
退会・返金のルールやクーリングオフが書面で確認できるかもチェックしておく。
それだけで、場の空気に流される事故は防げます。
③質の悪いカウンセラーに当たると、婚活そのものが壊れる
ここは記事の山場として、ちゃんと書きます。
相談所の数だけカウンセラーもいるから、質の悪い人に当たることもあります。
「担当カウンセラーを変えてほしい」と頼むことでクリアできる可能性もあるけれど、小さい相談所の場合はそもそもカウンセラーが複数いないから難しいことが多いです。
万一、質の悪いカウンセラーに当たってしまった場合、お金だけでなく、婚活に向ける気力そのものが削れていきます。
取材で実際に耳にした「最悪なカウンセラー」の例だけに絞って挙げますね。
- 会員を口説く
- カウンセラー自身の気分次第でサポート内容を変える
- 連絡が遅い・こない
- 個人情報を気にしない
- 説教する
- 結婚相談所の運営がカウンセラー自身の老後の楽しみになっている
- 何のアドバイスもしてくれない
たとえばある女性会員さんは、入会後3ヶ月のあいだ、担当カウンセラーから「あなたはまだお見合いできるレベルじゃない」と言われ続けて、紹介をほとんど受けられなかったそうです。
別の相談所に移籍したら、移籍後1ヶ月で5件のお見合いが組まれました。
同じ会員、同じプロフィール、変わったのはカウンセラーだけです。
カウンセラーが変わるだけで、婚活の景色は本当に変わります。
だから「相談所を選ぶ」より「カウンセラーを選ぶ」という意識のほうが、結果的に正しいのです。
④サポートが要らない人も、必要な人も同じ料金
そして料金構造の話。
私は個人的にここが一番理不尽だと思います。
現場を見ていても、自立型の男性会員は月会費だけを払いながら、ほとんど自分で動いて3ヶ月で成婚していくことがあります。
一方で、相談やプロフィール修正、交際中の確認を何度も必要とする女性会員は、同じ料金を払いながら半年以上かかるケースも目立ちます。
でも料金表の上では、そこにほとんど差が出ません。
ここに、私は相談所ビジネスのかなり理不尽な部分があると思っています。
カウンセラーに頼らない分の割引があれば良いのにと思ったりもします(難しいでしょうけどね)。
そして、ここが「動きが見えない」という別の悪い点ともつながってきます。
結婚相談所での婚活の場合、カウンセラーを介して相手方と連絡することも増えるから、よく分からない部分が出てくるんです。
自分の担当カウンセラーが相手側のカウンセラーとどんな話をしているのか、いま婚活がどう進んでいるのか——マッチングアプリと違って、すべて把握できるわけではありません。
担当カウンセラーに「いまどんな状態なのか教えてほしい」と聞くこともできるけれど、ここで効いてくるのが信頼関係です。
信頼関係が築けていないカウンセラーの話は信じられないことがあります。
——そして、料金構造には、もう一つ知っておいてほしい「からくり」があります。
成婚料の話です。
成婚料というからくり|会員の希望と相談所の利益がズレる構造
成婚料は、成婚退会するときに相談所へ支払うお金。
10万〜30万円台が多い印象です。

一見、カウンセラーへの「ありがとう代」のように見えるんですが、構造的に見ると、ここに会員と相談所の利益のズレが生まれます。
相談所側からすると、会員には早く成婚してほしい。
当然です、成婚しないと成婚料が入らないし、成婚しないまま退会されるとビジネスとして痛いのです。
だから、人によっては「条件を下げてはどうですか?」「もう少し妥協してもいいんじゃないですか?」というアドバイスが、必要以上に早いタイミングで出てくることがあります。
会員からすれば、本当は「自分の理想に近い人と結婚したい」から相談所に入ったはずなのに、いつの間にか「3〜6ヶ月で成婚させたい相談所側のスケジュール」に乗せられている——というズレが起きうるのです。
これがからくりです。
取材していると、「これはさすがに会員のためじゃなくて、完全に相談所側の都合だな」と感じるカウンセラーにも出会います。
具体的に挙げるとこんなタイプです。
- 金儲けオンリー(会員の人生より、月の成約数しか見ていない)
- 婚活している人の気持ちを無視した成婚をさせたがる
- 「あなたはまだお見合いできるレベルじゃない」と言って、紹介を絞る
- 会員の不安より、自分たちの成婚実績を優先する
- ウソつき・優柔不断・話に説得力がない
特に「あなたはまだお見合いできるレベルじゃない」と言って紹介を絞るタイプは、けっこう厄介です。
会員の自己肯定感を削りながら、相談所の都合で動いているのです。
それから、会員数の数字。
「会員〇万人」と謳う連盟系の相談所は多いですが、私が現場で聞く限り、その中には休止会員や、ほとんど活動していない会員もそれなりに含まれています。
公表値と現場の実態に差があるケースは普通にあります。
ここまで知っておけば、もう「いい相談所マークがついてるから安心」みたいな選び方はしなくなるはずです。
では、こうした構造を踏まえて、入会前に何を見ておけば失敗を避けられるのか?
無料相談の場で、その日のうちに判断できる軸を3つに絞ります。
失敗しない結婚相談所の選び方|無料相談で見るべき3つのチェックポイント
①公式サイトの言葉より、無料相談での「違和感」を信じる
私は相談所選びのアドバイスでよく言っているのですが、これ、大事です。

「自分の都合の良いように操ろうとしている」「なんだか言葉に説得力がない」——こんなふうに感じたら、直感を大事にして判断していくことをお勧めします。
婚活って、条件表だけで判断するとかなりズレます。
特にカウンセラー選びは、説明のうまさよりも、話したあとに自分が少し前向きになっているかを見たほうがいいです。
30分話して帰り道に「やる気が出てきた」と感じるカウンセラーと、「なんか疲れたな…」と感じるカウンセラーがいる。
後者だと、たとえ条件が良くても婚活が続きません。
公式サイトはお金をかければいくらでもキレイに作れます。
でも、目の前のカウンセラーと30分話したときの空気感は、絶対にウソをつけません。
不安を煽ってくる、質問をはぐらかす、退会・返金のルールを書面で見せたがらない——そういうサインがひとつでもあったら、その日は契約せずに帰る。
これだけで、悪い相談所の9割は避けられます。
②「全てのカウンセラーが、私の幸せを願ってくれている」とは思わない
ここは大事なポイントなので、あえて少し強めに書きます。
全てのカウンセラーは良い人で、私の幸せを心から願ってくれていて、私のために一生懸命仕事をしてくれる、とは思わないこと。
期待しすぎないでほしい、という話です。
もちろん本気で会員のことを考えているカウンセラーはたくさんいます。
でも、そうでない人もいる。
結婚相談所もビジネスである以上、自社の利益や成婚率を優先してしまう構造上の問題があるのは、ある意味で仕方のないことでもあります。
だからこそ、カウンセラーの言葉を全部鵜呑みにせず、「これは自分のための助言か、相談所のための助言か?」を冷静に見分ける姿勢が大切になります。
③良い「相談所」を探すのではなく、良い「カウンセラー」を探す
結婚相談所って本当にたくさんあるから、その分、カウンセラーもいろいろな人がいます。
その点を注意深く観察しないといけません。
ブランド名が大きいから安心、ということはありません。
むしろ大手であっても担当ガチャがあるし、小規模でも、たった一人の素晴らしいカウンセラーがいることだってあります。
だから、無料相談で会うのは「相談所」ではなく「これから自分の婚活を一緒に走ってくれる、その人」だと思って臨んでください。
その視点で見るだけで、何を質問すべきかが自然に変わってきます。
まとめ|結婚相談所のからくりは、知れば怖くなくなる
結婚相談所って、仕組みを理解すれば、本当に効率的な婚活手段です。
聞きにくいことを代わりに確認してくれて、結婚を前提とした人としか会わない。

これだけで時間の節約効果はとんでもなく大きいです。
だ・け・ど、任せきりにしてはいけません。
相談所もカウンセラーもいろいろな人がいるから、注意深く観察して、良い相談所と心強い味方になってくれるカウンセラーを探してください。
悪い点を知って怖くなったとしても、動かなければ何も始まりません。
怖がるより、見極めて、使う。
それだけです。
もちろん、大手にも優良カウンセラーはいます。
担当者ガチャに当たりさえすれば、サポート体制も情報量も大手の強みは大きいです。
ただ、大手より、カウンセラーの顔と名前がはっきり見える小規模な相談所のほうが、相性のいい人に出会える確率は高いと、私は取材を通して感じています。
誰が自分を担当してくれるのか、入会前に分かるからです。
まずは気になる相談所をいくつかリストアップして、それぞれの特徴や客観的な比較情報を見比べてみてください。
その上で、無料相談を1〜2件はしごしてみることをお勧めします。
実際に足を運んで比較すれば、自分に合うかどうかの違和感は一発で分かりますから、ぜひ第一歩を踏み出してみてください。





