今さら聞けないIBJとは?日本結婚相談所連盟のメリットと注意点

今さら聞けないIBJとは?日本結婚相談所連盟のメリットと注意点

「IBJ加盟店なら安心」――ほんとに?岡田が現場目線で正直に話します

今まさに「どこの相談所がいいんだろう?」とスマホで検索し疲れているあなたへ。

「IBJ加盟店なら安心」――婚活を調べているとどこかで必ず目にするこのフレーズですが、実際のところはどうなのか?

正直に言うと、私も婚活業界に入った当初、こう説明されても意味がわかりませんでした。

IBJ加盟店が選ばれる理由や、IBJの役割がピンとこなかったんです。

「会員6万人」「全国2,000社」と数字だけ並べられても、自分が結婚できるかどうかとは別の話に思えました。

今日は、当時の自分に説明するつもりで、メリットだけでなく加盟店選びで失敗するポイントまで、現場の視点からできるだけ正直にお話しします。

わかりにくかったらコメントをください(笑)

書き直しますので。

IBJとは日本結婚相談所連盟のこと。最初は私もよくわからなかった

IBJというのは、結婚相談所そのものではありません。

全国2,000社近くの結婚相談所と、その先にいる約6万人の会員さんをつないでいる「連盟」のことです。

最初に聞いたとき、私はここがいちばん引っかかったんですよね。

連盟って何のために必要なの?

でも、仕組みを知るとすぐに腑に落ちます。

たとえば、中規模の結婚相談所でも、自社に入会している会員数はせいぜい50名ほどです。

その中から希望条件にマッチする異性がいるとは限りません。

50人の中に、自分の年齢・年収・地域・価値観のすべてに合致する人が都合よくいる確率なんて、ほぼゼロです。

じゃあ知っている結婚相談所のカウンセラーに聞くとか?

たしかにそのケースもありますが、ものすごい労力と手間がかかり非効率ですよね。

一人の相手を探すために何件も電話して回るなんて、現実的ではありません。

だからこそ、連盟という仕組みが必要なのです。

IBJのシステムを通せば、加盟相談所同士で会員のプロフィールを共有できます。

地方の小さな相談所に入会しても、北海道から沖縄までの会員から相手を探せる。

これが「IBJ加盟店」のいちばん土台にある話です。

ちなみにややこしいのですが、「IBJメンバーズ」というIBJ直営の結婚相談所も存在します。今日お話ししているのは、IBJの仕組みを使って活動している全国2,000社近くの「加盟店」の話です。直営と加盟店は混同しやすいので、頭の片隅に置いておいてください。

では、加盟店で婚活を始めると、具体的に何が起こるのか?

IBJ加盟店の最大のメリットは「出会いの母数」が桁違いに広がること

加盟店に入ると、IBJの検索システムにアクセスできます。

年齢、性別、居住地はもちろん、お酒やタバコを嗜むか、婚姻歴や離婚理由、身長、血液型、家族との同居の有無、さらには宗教の有無まで、細かい項目で検索できるんですよ。

月10,000組以上のお見合いが、この仕組みの上で成立しています。

ただ、ここで母数の話だけをして終わると半分しか伝わりません。

私はこの検索機能に、もう一つ別の使い方をしています。

私はIBJの検索機能を「婚活難易度の定規」として使っている

私もIBJの検索画面を閲覧する機会がありますが、ほんとうに様々な婚活者さんがいます。

そして私は、お相手探しのとき以外にもこの検索機能を使っているんです。

たとえば、相談所に入会して間もない婚活初心者さんが「それは高望みすぎるな……」という希望条件を提示したとき、その条件でどれくらいの婚活者さんがいるのかを実際に検索してみます。

「35歳以下・年収700万以上・身長175cm以上・東京在住・初婚」のような条件をすべて入れて検索ボタンを押すと、画面に出てくる人数がそのまま「あなたの婚活難易度」になるんです。

母集団6万人の中で何人ヒットするか、さらにその中で自分とのお見合いを承諾してくれそうな人がどれくらいいるか。

数字で見ると、自分が今どこにいるのかが一発でわかります。

最初は現実の数字を見るのが少し怖いかもしれません。

でも、これは自分を否定するためではなく、無駄に傷つかないための戦略を立てる第一歩なんです。

条件を減らせとか、それはやめておけなどと頭ごなしに言うつもりはありません。

ただ、自分の婚活の難易度を客観的に把握することは大切ですからね。

条件を譲るかどうかの判断は、現実の数字を見てからでも遅くありません。

つまり、IBJの母数というのは、相手を探すためだけの数字ではなく、自分の現在地を知るための定規でもあるのです。これは6万人という規模があるからこそできること。50人の自社会員だけでは、定規にすらなりません。

ただ、IBJの強みは母数だけではありません。

実は「断りやすさ」のほうが、毎日の婚活では効いてくる場面が多いのです。

IBJの本当の強みは、会員数より「断りやすさ」と「安全性」にある

婚活をスタートさせると、自分の気持ちと相手の気持ちがすれ違う場面が必ず出てきます。

自分は好意を寄せているけれど相手は微妙だったり、逆に相手は自分のことを好いてくれているけれど自分はその気になれなかったり。

そして、お互いに「別れを告げる場面」が必ずやってきます。

「ごめんなさい」を自分の口で言わなくていい仕組み

想像してみてください。

マッチングアプリで会った相手に、自分の口で直接「ごめんなさい」を言う場面を。

LINEで送るのか、最後にもう一度会って伝えるのか、それともブロックしていいのか。

考えるだけで気が重くなりませんか?

こんな言い方をしてしまうとお断りされる側の方には申し訳ないのですが、IBJ加盟店なら、お断りするときも気が楽です。

カウンセラーを通じて伝えてもらえるからです。

直接相手と顔を合わせる必要も、感情的なメッセージをぶつけられる心配もありません。

これがなぜ仕組みとして重要かというと、交際をお断りしたり別れを告げたりしたとき、逆上してしまう人もゼロではないからです。

断ったらストーカー化された

婚活アプリでたまに聞くそんな話と同じ事態は、結婚相談所でも起こり得ます。

それを構造的に防ぐ仕組みが、カウンセラー経由のお断りシステムなのです。

成婚退会まで「性交渉NG」――最初は本気でびっくりしました

そしてもう一つ、初めて聞いたときに私もびっくりしたルールがあります。

IBJには、成婚退会するまで「性交渉NG」というルールがあるのです。

最初は「いや、そこまで縛る?」と思ったんです。成婚を決めるまで、エッチできないのか!?と私も本気でびっくりしました(笑)

でも、現場で何年か見ていると、これは会員さんを――特に女性会員さんを――守るための装置なのだとわかってきます。

このルールがあるからこそ、遊び目的で近づいてくる人や、関係を曖昧なままズルズル引き延ばす人で、女性が消耗しにくくなります。

入会金など10万円以上の高い初期費用を払ってまで、性交渉禁止の場所にヤリモク目的の人がわざわざ来るかというと、来ないんですよね。

入口で諦めるわけです。

ちなみに、パートナーエージェントやツヴァイ、オーネットなどもマッチングシステムを持っていますが、月に紹介されるのは5〜6人程度です。

そもそも紹介の仕組みが違います。

数字だけを見ると比較できているように見えますが、実際に婚活をする人にとって大事なのはそこではありません。

その数字の裏で、誰が、どのくらい自分を見てくれるのか――それが重要なのです。

「ルールが多くて窮屈そう」と最初は感じる仕組み。つまり、断る場面、性交渉の禁止、カウンセラーの介在。それらが結局、会員を守る方向に働いている。ここまでは、IBJ加盟店の大きな価値だと言っていい部分です。

ただ、安心の仕組みのすぐ裏側で、加盟店ごとにかなりの落差が生まれているのも事実です。

ここで一度ブレーキを。IBJ加盟=安心、ではありません

ここまでの話を聞いていただくと、「IBJ加盟相談所だから安心!」と思ってしまう方もいるでしょう。

そう感じたあなた、もう少し私の話を聞いてください。IBJ加盟=安心、ではありません。

IBJというシステム自体は非常に優秀で安全です。

しかし、「そのシステムを使っている各相談所のサポート品質」はまったくの別問題なんです。

IBJに加盟するには研修を受ける必要があります。

だから一定のクオリティが保たれている――はずなのですが、そうとも限らないんですよね。

たくさんの相談所があるので、

一つひとつの相談所に本部から目が行き届いているか?

と聞かれると……そうでもありません。

2,000社近い加盟店のサービス品質を本部がリアルタイムで管理するなんて、構造的に無理な話です。

研修はあくまで入口の話であって、入会したあとにカウンセラーがどう動くかは、結局その相談所次第なのです。

大手だから絶対に安全、というわけでもないんです

業界内のニュースとして、ここ数年で大手結婚相談所「パートナーエージェント」がIBJから除名されました。

除名理由については各種報道がありますが、ここで深追いしても婚活者さんには関係のない話なので、事実としてこれだけ覚えておいてください。

「大手でも除名されることはある」

それから2023年3月には、IBJに独占禁止法違反の疑いがあり、公正取引委員会の立ち入り検査を受けたという報道もありました。

報道によれば、複数連盟に加盟している相談所よりも単独加盟店を優遇していた可能性がある、という話です。

私は最初、パートナーエージェントは独自の紹介システムを持っているので、IBJにそこまで依存していないのではないかと思っていました。

でも、この一連の報道を見ていると、やはりIBJの影響力は業界の中ではかなり大きいのだなと肌感覚で感じました。

除名するほうもされるほうも、相応のインパクトがあるということです。

あくまで現在はまだ「疑い」の段階なので、確定したわけではありません。

それに、もし仮にそのようなことが行われていたとしても、これからはもうできなくなるということです。

逆に言えば、心配はいらなくなるという見方もできます。

これからの婚活業界にとっては、プラスの方向へ進むのではないでしょうか。

何が言いたいかというと、IBJという連盟そのものも、加盟店の中身も、完璧に管理された世界ではないということです。「IBJに加盟しているから大丈夫!」なんていう保証はどこにもありません。

加盟は単なる入口です。

中身は自分自身の目で見極めるしかありません。

じゃあ、何を基準に見るのか?

じゃあ何を見ればいい?岡田流・加盟店チェックの軸

「おすすめ結婚相談所」などで検索すると、ヒットするのはだいたい大手の相談所です。

所属している会員さんの数も多く、実績もありますよね。

けれど、目に見える数値だけで判断するのはやめましょう。

会員数や実績よりも、私が現場でいちばん大事だと思っているのは――カウンセラー1人に対して何人の会員を担当しているか、これだけです。

なぜ「カウンセラー1人あたりの担当数」なのか?

カウンセラー1人に対して50人以上の会員をサポートしている……となると、よっぽどの凄腕カウンセラーしか丁寧な対応はできません。

50人の会員それぞれに月1〜2回のお見合いを組み、その前後の相談、プロフィール改善、お断りの取次ぎ、交際中のフォローまで行う。

シンプルに時間が足りないのです。

カウンセラーの役割は、お見合いのセッティングなど業務的なものだけではありません。

会員さんのメンタル的な部分に寄り添い、サポートすることです。

50人を抱えて全員のメンタルに寄り添うのは、人間の物理的な限界を超えています。

私が現場で見てきた限り、「大手だから安心」と思って入会した方が、半年経っても担当者の顔をほとんど覚えていない、なんてケースは珍しくありません。

担当が変わっても気づかない。

お見合いをセッティングして終わりで、断りの連絡だけが来る。

それ以外の接点がほぼない。

これは、会員数に対してスタッフが足りていない相談所で起こりがちな光景です。

口コミに頼りすぎるのも危ないんです

じゃあ、ネットの口コミで評判のいい相談所を選べばいいのでは?

と思いますよね。

ここに落とし穴があります。

これこそ、ネットの口コミだけでは判断できない部分です。

口コミ掲載当時は、カウンセラーが担当する会員さんの人数が少なかったから「きめ細かいサービス」を受けられた、というケースもあるでしょう。

3年前の高評価レビューを書いた人は、カウンセラーが10人を担当していた頃の体験を書いているに過ぎません。

今は同じカウンセラーが60人を抱えているかもしれないのです。

同じ相談所でも、時期が違えばまったくの別物です。

百聞は一見にしかずといいます。口コミは参考程度にとどめ、ジャッジするのは自分自身です。

無料相談で必ず聞いてほしい6つの質問

じゃあ、どう確かめるか?

無料相談に行ったときに、これだけは聞いてください。

  1. カウンセラー1人あたり何人の会員を担当していますか?
  2. 交際中はどれくらいの頻度で相談に乗ってもらえますか?
  3. プロフィール作成や写真撮影のサポートはありますか?
  4. お見合い後にフィードバックや改善提案はもらえますか?
  5. 休会制度や中途解約の違約金ルールはどうなっていますか?
  6. IBJ以外の連盟も併用していますか?

最後の一つが意外と大事で、IBJだけに頼っている相談所と、複数の連盟を使い分けている相談所とでは、紹介の幅がまったく違います。

ここをひととおり聞いて、淀みなく答えてくれるか、具体的な数字で答えてくれるか、それとも曖昧に流されるか――それが加盟店の品質を見るほぼ全てと言っていいでしょう。

とはいえ、そもそもIBJという仕組み自体が自分に合っているのか、という根本の問いも残っています。

IBJが向いている人・向いていない人

向いている人

向いているのは、結婚への本気度が高く、ルールがある環境で安全に進めたい人です。

カウンセラーに介入してもらいながら、断る場面も任せて、感情の消耗を最小限にしたい人。

高い初期費用を払ってでも、半年から1年で結果を出したい人。

こういう方には、IBJの仕組みが強力に効きます。

それから、条件検索をうまく使える人。

先ほどお話しした「難易度の定規」として検索画面を冷静に見られる人は、IBJの強みを最大限に引き出せます。

向いていない人

向いていないのは、自由恋愛の感覚で、自分のペースで距離を縮めたい人です。

第三者に交際の流れを管理されるのが息苦しいと感じる人。

性交渉のタイミングまでルールで決められることに納得できない人。

こういう方は、無理してIBJ加盟店に入会しても、途中で窮屈さに耐えられなくなることが多いです。

逆に、条件検索に振り回されてしまう人にとっても、IBJは苦しい場所になります。

6万人という母数が、選択肢の多さではなく「自分は選ばれていない」という劣等感に変換されてしまう人がいるのです。

これは現場でもわりとよく見かけます。

検索結果に出てくる人数の多寡で一喜一憂するくらいなら、いったん画面を閉じてカウンセラーと話したほうがいいでしょう。

ちなみに業界側がIBJに加盟する本音の理由

ちなみに、私たち結婚相談所業界がIBJに加盟する理由は、検索機能を使って紹介できるからという部分はもちろんなのですが、「ある程度の信頼感」を得られるからというのも大きいです。

名前は聞いたことないけれど、IBJに加盟しているんだ〜

となれば、なんとなく信用できませんか?

コンビニで例えるなら、「岡田商店」という新しいお店より、「○ーソン・岡田店」のほうが信用できるのと同じです。

看板の信頼というのは、業界側にとっても婚活者側にとっても、それなりに意味があるのです。

ただ、看板はあくまで看板です。

中身はまったく別の話になります。

結論:IBJは強力な仕組み。でも結婚相談所は最後まで「人」で選ぶ

私のいち意見を述べさせていただきますと。IBJ加盟店であるなら、断然小〜中規模な結婚相談所がおすすめですね。

なぜなら、婚活で最後に効いてくるのは、システムの大きさではなく、あなたを見てくれる人の目だからです。

会員数より、あなたをどれだけ見てくれるか。

カウンセラー1人あたりの担当人数を確認すべきです。

記事の前半からずっと言ってきたのは、この一点に尽きます。

大規模な結婚相談所が「悪い」というわけではありません。

会員数が多すぎて手が回っていない相談所も実在しますが、もちろん大規模でも、スタッフを上手に配置して丁寧に対応している相談所はあります。

だから「大手=ダメ」なのではなく、

「規模に対してスタッフが足りているか」

が本当に見るべきポイントなのです。

そしていちばん大切なのは……相談所とあなた自身の相性です。

相談所の婚活方針は、カウンセラーの数だけ存在します。

  • 条件を妥協させず、愛あるスパルタカウンセリングをするカウンセラー
  • 条件を妥協させて、なるべく難易度の低い婚活をおすすめするカウンセラー
  • 離婚歴があるカウンセラーが、自身の過去の経験を生かしてカウンセリングするケース

どれが正解というわけではなく、あなたに合うのはどれかという話です。

だからこそ、まずは無料相談を

だからこそ、まずは気軽に無料相談を活用してみてください。

無料相談に行くと強引な勧誘があるのでは……と不安に思っているあなた。

まずはここを突破しなければ「いい婚活」はできません。

無料相談を受けて微妙だと思ったら断る

これも立派な婚活の第一歩です。

断るという経験を、相談所という安全な場所で一回しておく。

それが本番の交際で生きてきます。

断る練習を、費用が発生しない場所で済ませられるのですから、無料相談はむしろお得な機会だと思ってください。

私は、IBJ加盟店を選ぶなら、断然小〜中規模の相談所を見るべきだと思っています。なぜなら、婚活で最後に効くのは、システムの大きさではなく、あなたを見てくれる人の目だからです。

あなたの目で、あなたの肌で、まずは結婚相談所を見てください。

あなたが信じられる場所こそが、あなたに合っている結婚相談所です。

迷ったら、先ほど紹介した「無料相談で必ず聞いてほしい6つの質問」をスマホにメモして持っていってくださいね。

それだけで、相談所選びで失敗する確率はグッと減りますよ。

コメント欄やお問い合わせから、私、岡田に聞きたいことを受付中です。

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