男にとって最高の女性を目指したら爆死する
婚活で言われる「男性が求める女性になりましょう」、本当に合っている?
真面目に努力しているのに、なぜか報われない。
相手に尽くしているのに、最後はいつも上手くいかない。

そんな風に悩んで、婚活に疲れてしまっていませんか?
婚活のアドバイスでよく聞く言葉がありますよね。
男性の求める女性になりましょう!
……でも、これを言っている人の多くは女性です。
男性側からすると、少しニュアンスが違うのです。
わかっていないな、本当の希望はそこじゃないんだよ
男性はこのように感じることが結構あります。
「最高の女性」を目指す努力が裏目に出る理由
正直に言うと、私も昔、「最高の女性」を目指して頑張ってくれている女性を振った経験があります。
当時の彼女は、非常に気を遣ってくれて、私の好みを覚え、文句も言いませんでした。
それなのに、最後はこちらが勝手に冷めてしまったのです。
今思えば申し訳ないことですが、これが男性側の現実です。
真面目に「最高の女性」を目指して頑張っている人ほど、最後には振られたり、関係がおかしくなったりします。
これは決して努力不足ではありません。
目指している方向そのものがズレている
のです。
今回は男性当事者であり、結婚相談所の現場を知る専門家である私、岡田が、なぜ「最高の女性」を目指すと婚活で爆死してしまうのか、本音で解説していきます。
男が本当に欲しいのは「ヒーローにしてくれる女性」
では、男性が本当に求めているものは何でしょうか?
結論から言うと、

自分を必要としてくれる存在として頼られたい
のです。これに尽きます。
どれだけ頼りない男性であっても、自分が愛した女性からは頼られたいものであり、彼女の前だけはヒーローになりたいのが男という生き物です。
普段はダメな部分が多くても、彼女の前だけは少しカッコつけたいのです。
彼女から、
「頼れるね」「あなたがいてよかった」
と言われると、自信がみなぎり、本物のヒーロー並みのパワーを発揮します。
これが男性を動かすエンジンの構造です。
そしてもう一つ、男性には致命的な習性があります。
男性は、完璧な女性が怖いのです。
自分の弱さや器の小ささがバレてしまうからです。
外面では強気に見せていても、中身は臆病です。
これは私個人の話ではなく、ほぼすべての男性に当てはまります。
初期の恋愛において、必要以上に臆病になるのが男性の特徴です。
「振られたらどうしよう」「迷惑がられたらどうしよう」
と、男性は女性が想像する10倍は怯えています。
その結果何が起きるかというと、男性は強そうな女性には近づけません。
結婚相談所などの婚活現場で見ていると、いくら美人でも、隙がなくどこから見ても完璧な女性は、意外と声をかけられなかったりします。
完璧な美人なのに、なぜか婚活で苦戦している人は少なくありません。
本人は、
私が高望みしすぎなのかな?
と悩んでいますが、違います。男性側が怯えて近づけないだけなのです。
逆に、少し頼られた瞬間に、
俺でも役に立てるのではないか?
と勝手に救われます。
男性は本当に単純です。
この女性なら、自分でも受け入れてもらえるかもしれない
と思える相手にしか、男性はアプローチできないのです。
完璧な女性は怖くて声をかけられない。逆に「俺でも役に立てそう」と思わせる女性に、男は勝手に救われて寄ってくる。これが男性心理の基本構造です。
ここまではおわかりいただけたでしょうか? ただし、
では、弱く見せればいいのですね
と思った方は、少し待ってください。
それは半分正解であり、半分は罠なのです。
「弱く見せればモテる」が成立する条件と、3つの落とし穴
弱く見せれば男性は寄ってくる。
これは事実です。

婚活で苦戦している女性の多くは、ここの理解が不足しています。
しかし、この武器は扱いが非常に困難です。
3つの落とし穴が存在します。
落とし穴①:寄ってくる相手を選べない
弱く見せると、確かに男性は寄ってくる。
しかし、寄ってくる男性をこちらから選ぶことはできません。
- 「この女性、俺のことが好きかもしれない」と勘違いするタイプ
- 押せばいけると思って無遠慮に距離を詰めてくるタイプ
- 別れた後も執着するタイプ
適切に対処しなければ、過度に執着されたりストーカーのようになったりと、大変な事態になりかねません。
弱さを見せた相手が誠実な男性なら問題ありません。
しかし、弱さは誰に見せても効果があるため、厄介な男性も同じように引き寄せてしまいます。
婚活において本当に必要なのは「狙った相手にだけ見せる」というコントロール力ですが、これがまた一段と難しいのです。
落とし穴②:演じ続けるのは接客業レベルの技術
弱い女性を演じ続けるのは、本気でしんどいことです。
- 仕事で疲れている日
- 体調が優れない日
- 友人と揉めてイライラしている日
このような日でも、
あなたに頼りたい
という態度を維持し続けなければなりません。
これが非常に難しい技術だからこそ、夜の街の接客業の女性たちは高い報酬を得ているのです。
そう、あれは極めて高度な接客業なのです。
素人が日常の延長で、しかも無償で、365日続けられるものではありません。
ずっとそれができる人がいれば本当の女神ですが、現実にはそんな女神は存在しません。
落とし穴③:男の好みは途中で勝手に変わる
これが最も厄介であり、今回一番説明したい部分です。
最初は弱い女性が好きだった男性が、付き合ってしばらくすると、勝手に好みを変えてしまいます。
これは本当に男性の身勝手な性質であり、女性側からすれば、
どういうこと?
と呆れてしまう部分でしょう。
特にこの3つ目が、本記事の核心です。
次のセクションで、なぜそのようなことが起きるのか、男性側の本音をすべてお話しします。
男が抱える最大の矛盾|最初は弱い女、途中から強い女
ここからが本題です。男性の身勝手さを暴露する時間です。
男性は最初、か弱い女性を好きになりますが、途中からは強い女性、つまりしっかりした女性を求め始めるのです。

本当に、呆れるほど身勝手ですよね。
これは、世の中の婚活コラムにはあまり書かれていないことです。
男性は弱い女性が好き
までは書かれています。しかし、
途中から強い女性を求め始める
という時間軸の変化は、ほとんど触れられていません。
男性側からの自爆とも言える告白でしか出てこない情報だからです。
これは、同じ男性として恥ずかしい限りですが……実は私もそうなのです。
少し言い訳をさせてください。
男性は何か重大なことが起きた時に、女性のためにヒーローに変身します。
地球を滅亡させるような大怪獣が現れた時にだけ、命を懸けて女性を助けたいのです。
- 会社をクビになりそう
- 家族が病気になった
- 親が亡くなった
そういう重大な危機において、男性は本気で動きます。
彼女のためなら徹夜で調べ物をしますし、休みを返上して付き添います。
これは嘘ではありません。
ただし、それは「大怪獣」レベルの重大な危機に限った話です。
毎回毎回、小粒の悪役が出てくる度に、
助けて!
と言われたら、しんどいのです。面倒くさいのです。重たいのです。
……男性はそう感じてしまいます。
- 「今日の晩ご飯は何を食べる? 決められない」
- 「上司に怒られたから慰めて」
- 「服はどっちを着ていけばいい?」
一つ一つは些細なことです。
しかし、これが毎日積み重なると、男性は急速に重荷に感じ始めます。
男性は、常に自分の意思で自分の思うように生きていきたい生き物です。
人の気持ちに寄り添って共感したり、細かく話し合って決めていったりするのが苦手なのです。
いくら自分の大事な彼女であっても、人のために頑張り続けることは、非常に疲れる作業なのです。
ここが本当に身勝手なところですが、付き合う前は、
彼女のために何でもしたい
と言っていたくせに、付き合って3ヶ月も過ぎると、
自分の時間がほしい
と言い出します。
女性に様々なことを依存されると、逃げ出したくなるのです。
男性とは、そういうしょうがない生き物なのです。
最初は可愛らしくてか弱い女性が大好物なのですが、一定の恋のドキドキ期間を過ぎてしまうと、自分のことは自分でしっかりやってくれる、自立している女性が大好きになるのです。
言ってみれば、すごく可愛げがあるけれど、芯がしっかりしている女性を求めているわけです。
弱くて頼ってくる女性が好き
という条件と、
自立して放っておいてくれる女性が好き
という条件を同時に要求してきます。
「いい加減にしてよ!」と呆れてしまいますよね。
しかし、これが男性の心の奥底にある本当の願望なのです。
だからこそ、男性が求める「いい女」「可愛い女」「理解ある女」だけを真面目に演じ続けてしまうと、最後に関係がおかしくなり、ある日突然、
ごめん、なんだか冷めた
と言われて破綻してしまいます。
あなたが悪いのではありません。男性のこの矛盾に対して、何の対策もせずに飛び込んでしまったことが原因なのです。
婚活で破綻しないために|頼る場所と頼らない場所を最初に分ける
では、こんな矛盾だらけの男性を相手に、どのように振る舞えばいいのでしょうか?
精神論精神論ではなく、具体的なお話をします。

途中からスタンスを切り替えるのは難しいので、最初から「ここは自分でやる、ここは頼る」と決めておくのです。
これは非常に重要です。
付き合ってから、
最近重いと言われたから自立しよう
と思っても、男性側はすでに「重い女」というラベルを貼ってしまっています。
後からそれを剥がすのは不可能に近いです。
例えば、デートの店選びなどは、
あなたの好きなところに連れて行って
と言えば、男性のヒーロー欲求に直撃します。
俺が楽しませてやった
と勝手に気持ちよくなるので、ここは思い切り頼って構いません。
重い荷物を持つ、夜道を歩く、車の運転、体調が悪い時の通院。
こういう時の男性はしっかり張り切ります。
転職や引越しなど、人生の大きな決断を相談して頼るのも問題ありません。
「大怪獣」案件なので、男性は本気で動きます。
しかし、毎日の、
- 「今日のご飯はどうする?」
- 「私はどうしたらいい?」
- 「私の友達が面倒でさ、ちょっと聞いてよ」
といったことをすべて丸投げしたら、当然男性もしんどくなります。
あなたは彼の母親ではありません。
自分の気持ちを押し殺して、ずっと面倒を見続けるようなことは男性にはできません。
そこは自分で決めなければならない部分です。
ざっくりと分類すると以下のようになります。
- 店選びは頼って構いません。男性はこういう時こそ張り切るので、相手もいい気分になります。
- 重い荷物、夜道、車の運転は頼りましょう。男性のヒーロー欲求を満たす絶好のポイントです。
- 大きな決断(転職、引越し、家族のこと)は相談して問題ありません。大怪獣案件には男性も本気で動きます。
- ただし、毎日の「ご飯はどうする」「服はどちらにする」まで丸投げしてはいけません。小粒の悪役は、彼に頼らず自分でサクッと片付けてしまいましょう。その方があなた自身も気楽なはずです。
- 仕事の愚痴を毎日垂れ流すのも危険です。聞かせるなら週1回までと、自分で線を引いてください。
- メンタルが落ちた時、彼氏は「頼る相手」の選択肢の一つにすぎません。すべてを彼氏に委ねてはいけません。
この線引きは人によって異なります。
仕事の悩みを頼りたい人もいれば、感情のケアを頼りたい人もいます。
正解はありません。
自分が何を頼り、何を自分で行うかを、最初に自分で決めておく
ことが大切なのです。
頼ったことに対しては、思い切り感謝を伝えてください。
「あなたがいてよかった」「助かった」
と言葉にしましょう。この言葉を出し惜しみしてはいけません。
男性のヒーロー欲求は、しっかりと言葉にして返さないと充電されないのです。
そして、頼らない部分はサラッと自分で処理します。
これは自分でやるから大丈夫
という雰囲気を出してください。
男性はそういう女性を見て、
お、しっかりしているな
と勝手に安心します。少ししなやかに、
私はこんなに弱いの。助けてほしい。あなたが必要なの
と見せながらも、裏では、
自分一人でもなんとかやっていける
という強い部分を持っておくことが大切です。
俗に言う、男性を手のひらで転がす女性ですね。
この「賢く振る舞う」ということに拒否反応が出る人もいるかもしれません。
しかし、これは相手を騙すという意味ではありません。
二人の関係を長続きさせるための、賢い防衛術なのです。
自分の人生の主導権を、男性に明け渡さない
という意味です。
男性に頼る部分はしっかり頼り、頼らない部分は自分で立つ。
その両方を持っておく。ただそれだけのことです。
特に婚活においては、頼るだけ、あるいは強いだけといったように、どちらか片方だけでは最後には破綻するということをしっかり意識しておいてください。
100%頼る女性は半年で関係が破綻します。
100%自立した女性は、最初から声をかけられません。
両方の使い分けができることこそが、長期にわたって良好な関係が続く女性の唯一の道なのです。
まとめ|そんな女神は不可能だから!「最高の女性」より「自分を失わない女性」でいい
長々と書いてきましたが、結論はシンプルです。
男性にとっての最高の女性などというものを、完璧に演じる必要はありません。

なぜなら、そんな女神のような存在になるのは不可能だからです!
母親ではないのですから、自分の気持ちを押し殺して相手にずっと奉仕し続けるなど、人間には無理な話です。
もし頑張って女神を演じ切ったとしても、作り物はやはりいずれバレてしまいます。
そして男性は勝手に好みを変えるため、どちらにしても最後は破綻してしまいます。
だからこそ目指すべきは、「最高の女性」ではありません。「自分を失わない女性」でいいのです。
- 頼るところは頼り、頼らないところは自分でやる。
- 男性に振り回されすぎない。
- 男性の矛盾をすべて解決しようとしない。
それで十分なのです。
難しい技術ですが、これが身につけば、一生ずっと男性があなたのために力を注いでくれるようになります。
喜んで力を貸してくれる男性も現れるでしょう。
まずは次のデートで、お店選びや小さな頼み事を一つだけ、彼に任せてみませんか?
あなたのおかげで助かった
と伝えるだけで、彼のヒーロー欲求は満たされるはずです。
最後に、男性代表として一言だけ言わせてください。
最初は弱い女性が好きなのに、付き合い始めると強い女性を求め、そして勝手に冷めて女性のせいにして去っていく。
男性というのは本当に勝手なものです。
あなたがその責任を100%背負う必要などありません。男性のこの矛盾は、あくまで男性側の問題なのですから。
本当に、こんな勝手な男で申し訳ありません。





