平成が終わり、いよいよ新年号『令和(れいわ)』が発表されました。
そんな令和フィーバーが巻き起こる日本で、あらたなワードが注目されたのです。
それが……平成ジャンプ!!
平成ジャンプとは昭和生まれで、平成の間に結婚しなかった独身の人を指しており、『平成の次代をジャンプして飛び越えた』という意味です。
「平成JUMP」という言葉を聞いたことがありますか? 昭和生まれの人が平成の間に結婚しないことを、”平成の時代を飛び越える”意味で、ネット世界で使われる言葉です。多様性の時代の中、あなたはどう思いますか?(動画46秒)http://t.co/OcPc1k2GJ5#nhk_video #平成最後 pic.twitter.com/1eaa6KWMiH
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年12月13日
平成ジャンプやて!なんや失礼やわ〜〜〜
という印象を抱いた人もいるかもしれませんね。
しかし、平成が終わり、令和を迎える現代。
平成ジャンプ・独身・婚活という言葉に対して、ポジティブなイメージを抱いている人が急増しているんだとか。
今日は時代とともに、『結婚』へのイメージが変化しているというお話をします。
令和は婚活・独身がポジティブワードに変化する!?
結婚相談所に訪れる人とお話しているとき、よくでてくるのが……「結婚できず、独身で。結婚相談所で婚活するなんて恥ずかしい」というもの。
婚活をしていることがバレたら恥ずかしい……。
周りから変な目で見られないか心配……。
まだ独身なの!?と、驚かれる。と。
たしかにひと昔前まで、「いつまでも結婚しないでうちの子は……」なんておっしゃる親御さんも多かったです。
婚活はガツガツしている、恥ずかしいなんてイメージを抱いていた人もいました。
しかし、この調査結果を見てください。
平成ジャンプの意味について取り上げていたメデイアがTwitterで調査した結果です。
「独身」「結婚」「婚活」のワードに対するポジティブ/ネガティブな言及の割合を算出しました。その結果、ポジティブな言及が「独身」では66%、「結婚」では72.5%、「婚活」では75%と、総じてポジティブ寄りな結果に。
引用:ねとらぼ
どうでしょう?
今まで『独身』といえば「早く結婚しろと言われる・・・」と思っていたあなた。
『婚活をしている』といえば「モテない・冴えないと思われるかも」と思っていたあなた。
想像よりもワードに対してポジティブなイメージを抱く人が多かったのではないでしょうか?
たしかに近年では多様な生き方が認められ始めました。
性やライフスタイルに対する「こうであるべき」という固定概念も、少しずつ薄れていっているように感じます。
そしてここ10年、婚活市場が拡大していくなか、昔のように婚活はモテない人が行く場所というイメージも払拭しつつあるのです。
今では20代前半の女性もひょっこり婚活を始める時代になりましたからね……。
『婚活をしている=なんだか冴えない』から『婚活をしている=合理的にパートナーを探している・堅実的』というイメージに変わっていっているのです。
それでも結婚できないことに対して、落ち込んでしまった時の対処法
とはいえ、ライフスタイルがいくら変化しようと「小さい頃から結婚がしたかった」「●歳までには結婚したい」そんなふうな結婚願望が消えるわけではありません。
周りにあなたの生き方を否定する権利はないけれど、結婚というあなた自身が望んでいる目標を達成できないと、落ち込んだり、悲しくなったり、不安になったり、焦ったりするのも無理はないのです。
結婚できているなら、婚活なんて始めなかったのに……。
結婚した一心で婚活を始めたのに、いやなことばっかり……。
お見合いを断られたり、交際を断られたりしたとき、自分を全否定されたような気分になって落ち込んでしまいますよね。
付き合ってはみるけれど、「この人と結婚したい」と思えず、このまま一人だったらどうしよう……と悩んでしまいますよね。
結婚できないことに対して、落ち込んでしまったとき、どうすればいいのでしょうか?
そんなときこそ、自分の心を整える方法を身につけましょう。
婚活には、結婚相談所とか婚活パーティーとか街コンとか。いろんな種類の婚活が存在しています。
どんな婚活をしていても、結婚したい気持ちを抱いたのに、それ相応の成果がでなければ落ち込んでしまうのも無理はありません。
けれど、少し周りを見渡してみてください。
客観的に「婚活がうまくいっているとはいえない」のに、明るい人っていませんか?
不作だった婚活パーティーのあと、ケラケラ笑い飛ばせている友人はいませんか?
たしかに、明るく見えている人も心は『落ち込んで』います。
でも、どうして明るく振る舞えるのか?気持ちを切り替えられるのか?
その理由は心のコントロールが上手だから。
モヤモヤした気持ちを整理して、次に向かっていくことができているからです。
「もともと自信があるだけなんじゃ……」と思うかもしれません。
しかし、自信満々に見える人ほど、過去に自信がなく悩みがちだった人も多いんです。
そう、心を操作できれば、婚活だけじゃなくあらゆる場面でも落ち込んだ時に上手に対処できるようになるのです。
落ち込んだ時に上手に対処できる心の作り方
落ち込んだ心を切り替えられる人になりたい。
ポジティブに捉えて、婚活も頑張りたい!
そんな人におすすめする『心の作り方』のコツは3つ。
- できたを褒めてあげること
- 「もしかして」を考えない
- 自分一人の時間を確保すること
ほかにもたくさんあるけれど、婚活で落ち込んでしまいやすいあなたは、まずこの3つを心がけてください!
その1.前進したことを褒めて自信につなげる
婚活で、お見合いが成立しなかった、カップルになれなかった……。
でも、婚活をはじめたあなたはすごい。
お見合いや交際を申し込んだあなたはすごい。
婚活をはじめる前のあなたからすると、凄まじい成長では?
その2.悪いイメージはもたずに今に集中!
もしかして、振られるかもしれない。結婚できないかもしれない……。
万が一に備えて、ピンチを想定することは悪いことではありません。
けれど、根拠のない「もしかして」はストレスになるケースが多いです。
取越し苦労だなんて言葉があるように、『考えたけれど無駄だった』ことの方が多いでしょう。
それよりも、今目の前の課題に挑戦しましょう。
今、どうするべきか?今、何を頑張るべきか?
予期せぬ未来のリスクヘッジも重要ですが、まずは今に着目してみてください。
その3.客観的に自分を見つめ直す!
休日はすべて婚活にあてよう!最短距離で成婚してやる!!
実際にだらだら婚活を続けるより、期限を決めて婚活をするほうが成婚しやすい……
のですが!!!
自分を追い込みすぎて、一人の時間をまったく確保できていない状態も危険です。
婚活は活動を通して人生のパートナーを見つけることが目的。
しかし、目的はそれだけではありません。
今まで出会ってこなかったようなタイプの異性と関わることで、
自分が気が付いていなかった、気持ちに気が付ける。
また、長所や欠点を再確認できることもあるでしょう。
お見合いをして残念な結果になってしまった。
だからこそ、素早く次のお見合いをしたい!!!
と、焦る気持ちが裏目にでていませんか?
なんだかうまくいっていない……。
行き詰まってしまった……。
そんなときこそ、今の環境から少し離れて、
客観的に自分を見つめ直すことも大切です。
人の体力、気力には限界があります。
たまにはスマホの電源を切って、ひとりきりになってみる。
たまには自分を振り返って、ゆっくり心を休ませてあげる。
これも婚活でストレスを溜めないコツなのです。
いつでもどこでも、人と繋がりをもてる現代だからこそ、
意識的に『休む、ひとりになれる』時間を設けてみましょう。
時代は変わっても、結婚願望は消えない
「独身でも結婚してても、どちらでも幸せになれるわよ」
そんな意見も増えてきた昨今ですが、結局は人生の良し悪しを決めるのは本人。
あなたが結婚願望を抱いている限り「結婚していない事実」に焦りを感じてしまうかもしれません。婚活に行き詰まりを感じてしまうかもしれません。
けれど、そんなときこそ思い出してください。
落ち込んでしまったときの対処法は、あなたの心のなかにあることを。
そして、あなたの幸せはあなた自身が決めるということを。