【連載2】結婚相談所を成婚退会した後に破局したらどうなるの?業界人にリアルな話を聞いてみた

結婚相談所
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ごっちんが執筆

結婚相談所のカウンセラー。たまに別のカウンセラーが執筆することもあります。

ごっちんの記事一覧はこちら

結婚相談所の独特なルール。交際3ヶ月ルールと、成婚退会。

このルールについて、結婚相談所の中の人はどう思っているのか?そんな本音を調査する企画第2弾です。

実際に結婚相談所を運営している方から、各結婚相談所の対応・認識について聞いてきました。

今回は結婚相談所B社です。

今回も大人の事情で名前は伏せますが、いずれ公表できたらいいなぁと思っています

それでは、ご紹介しましょう!

▼▼前回の記事はこちら▼▼

【連載1】結婚相談のルールはそれぞれ違う?!中の人に詳しく聞いてみた

結婚相談所は成婚退会後の破局などのトラブルにはどう対応してるの?

今回、取材に答えてもらったのは、少人数制・そして専任カウンセラーが相談に乗ってくれる結婚相談所B社です。

プロフィールの作成から、結婚するまで、会員さんひとりひとりにあった婚活をサポートしてくれます。

それでは早速、B社の中の人に本音インタビューをしていきましょう!

成婚退会後が本当のスタートライン!

成婚退会とは、「この人に決めた!」となったあ後に、お2人が婚活をやめて結婚に向けて交際をはじめるというニュアンス。

なので、成婚退会後、実際に入籍するまでの時間ってカップルによってさまざまなんです。

ではそんな成婚退会にまるわる素朴な疑問。B社はどうお考えなのでしょうか?

結婚相談所を成婚退会した後に破局するカップルは存在する

A.成婚退会後の婚約破棄。これは正確な割合はわからないけれど…。

婚退会後に破局してしまう人の割合は、正確には分かりません。

ただ、たまに弊社にもそのような方がご相談に来られることも。要するに、多くはなくとも少なくないのでは?というのが肌感覚でありますね。

ただこのような事例を防ぐためにも、成婚退会の定義をしっかりと決めています。

成婚退会後の破局を防ぐために真剣交際中の手厚いフォローを心がけている

結婚相談所の手厚いフォロー

まず、ご存知だと思いますが、結婚相談所と結婚情報会社では、成婚の定義が違います。

たとえば、結婚相談所ではプロポーズ終了後(ほぼ婚約状態)に成婚退会になる。一方、結婚情報会社は真剣交際で成婚扱い。

ですので、今回は結婚相談所での成婚退会の場合という定義でお応えさせて頂きます。

結婚相談所と結婚情報会社の違いは?

  • 結婚相談所は仲介人やカウンセラーがいる
  • 結婚情報会社(サービス)は、データマッチング型

結婚情報サービスの方が、会員数が多いが手厚いサポートはない。ただし結婚相談所は、会員数は劣るものの、仲介人がサポートしてくれる。

結婚相談所B社では、成婚退会後に正式入籍できるよう、会員さんと密接な関わりを心がけています。

具体的な心がけとしては、真剣交際中のフォローですね。これからの手順をアドバイスします。

まずは、大まかなタイムスケジュールや結婚までにすべきことなど、

  1. プロポーズ前にお互いの家に軽く遊びに行き、軽く親御さんへ挨拶
  2. そして男性から女性へプロポーズ
  3.  二人の気持ちが固まったら、男性→女性の実家へ正式な挨拶女性→男性の実家へ挨拶
  4. プロポーズ用の指輪&結婚指輪の紹介→購入
  5. 結婚式場の紹介(選び方、気をつける事、見積もりの見方)その他
  6. 両家の食事会の場所の紹介など

だいたい上記のようなお世話をさせて頂いてから、成婚退会の手続きに来て頂いています。

なので、弊社では破局はないと思います。(ただ、正式なデータがないので断言はできません。)

今までの結婚相談所の流れとしては、プロポーズか告白程度で成婚退会手続きを行うのが当たり前でした。

けれど、再婚などでない限り、ほとんどのカップルが成婚退会後にどうすればいいんだろう?と悩むと思うのです。

結婚相談所のカップルだけでなく、普通恋愛で婚約に至ったカップルでも、結婚の段取りで対立して不仲になり、破局するケースがありますからね。

だからこそ、一生に一度。1回きりの結婚を、全力でサポートできるよう、両家のご挨拶・式の段取りまで、アドバイスさせていただいています。

たしかに…。ごっちんの友達カップルも式の段取りで破局の危機やったな…。
ここまで相談できたら安心かも。

結婚相談所の交際3ヶ月・6ヶ月ルールは目安の期間!メリットも多い

結婚相談所の3か月ルール

結婚相談所では「交際3ヶ月ルール」が存在していますが、あのルール、結婚相談所の中の人からみて、どんなメリット・デメリットがあると思いますか?

私はなんだか変なルールやなぁと。3ヶ月で結婚できるかどうか、自分では決められそうにないです。

3ヶ月ルールは目安。けれどもメリットかな?と感じています。

交際3ヶ月ルールについては……『ルールは目安という受け止め方』で説明をしています。
3ヶ月ルールのメリットは

  • 時間を大切にできる
  • 無駄な時間を過ごさないように考えて行動できる
  • ダラダラ交際を防ぐことができる

こんな感じですね。

とくに決断力が足りない人には、タイムリミットがあることで勢いをつけられて、後押しになると思っています。

逆にデメリットとしては、性格によると思いますが、焦りを感じることかもしれませんね。

ただ、当結婚相談所では、その期間で成婚された方が9割以上ですので、あまりデメリットに感じていません。

その代わり、

  • デートでどんなことが起きているか?
  • デートでどんなお話をしているか?
  • どんな気持ちになっているか?
  • 今何回目のデートか?

などなど、会員さんの交際状況についてはかなり細かくお伺いしています。こまめに連絡を取り合い、婚活状況を確認しながら次のアドバイスを送っています。

3か月、6ヶ月ルールの受け止め方。成婚退会の定義は結婚相談所によって異なると思います。

またフォローについても同じですね。

他の相談所様の会員さんと交際に発展した場合、仲介人間で連絡を取り合うのですが、担当仲介人さんに交際状況をお伝えすると、びっくりされることも(笑)

コミュニケーションには自信がありますね。

要は、結婚相談所のフォローと会員様との信頼関係で随分違うのでは?という感じがします。

まとめ.アフターフォローまでしてくれる相談所がおすすめ

3ヶ月ルール・成婚退会。

結婚相談所ならではのルールが存在するものの、それらは結婚相談所によって受け止め方が異なってきます。

成婚退会後のことで不安がある人は、アフターケアまで対応してくれる結婚相談所がおすすめですね。

どんなに評判が良い結婚相談所でも、結局のところ、結婚相談所のメリットを感じるためには、仲介人・カウンセラーの相性が重要ということです。

これから結婚相談所に入会しよう!と思っている人は、この記事を参考に3ヶ月ルールや成婚退会についても質問してみてくださいね☆

↓連載3回目はこちら↓

【連載3】3ヶ月ルールや成婚後の対応は結婚相談所によって違う?!仲介人に裏側を聞いてみた

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