【比較】結婚相談所の婚活中に複数交際はアリ・なし?体験談からみる必勝法

【比較】結婚相談所の婚活中に複数交際はアリ・なし?体験談からみる必勝法

「結婚前提なのに二股では?」と感じるあなたへ|結婚相談所の複数交際の真実

仮交際で他の人とも会っていいと言われた瞬間、「それって二股では?」と感じた人もいると思います。

結婚前提なのに、複数の人と同時にお見合い?はっきり言って二股じゃない?

結婚相談所で働き始める前、私も本気でそう思っていました。

自分のお見合い相手がそんなことをしていたら、正直ドン引きする……そう感じていたんです。

ところが、実際にこの業界に入って驚きました。

みんな、ごく普通に複数交際をしている。

それどころか、正しく使えば、複数交際こそが結婚相談所で婚活する大きなメリットだったのです。

今、複数交際に罪悪感を抱いているあなたへ。

この記事では、私、岡田が実際に出会った2人の婚活体験を比べながら、複数交際をするべきかどうかではなく、

あなたが後悔しない進め方と、決めるタイミング

をお伝えします。

あなたの婚活は、「じっくり一途派」ですか?

それとも「時は金なり!複数交際派」ですか?

結婚相談所では、仮交際中の複数交際は基本的にOKとされています。

ルール上は問題ありません。

けれど、複数交際ってなんだか気が引ける……という人もいらっしゃるでしょう。

今まで、まっとうな恋愛を経験してきた人にとっては、「複数交際」という言葉そのものが信じられないかもしれませんね。

結婚を前提のお付き合いなのに、複数とお見合いするってルール違反じゃないの?
はっきり言って二股じゃない? 自分のお見合い相手がそんなことしてたらドン引くわ……

──冒頭にも書きましたが、結婚相談所で働くまでは、私もまったく同じことを思っていました。

正直、普通の恋愛感覚で見たら「それはちょっとドン引きする」と思う場面もあります。

建前抜きで、本当にそう思っていたんです。

ところが、現場に入って最初に受けた衝撃がこれでした。

これが驚くことに、みんなやっているんですよ、複数交際。

それも、後ろめたそうにこっそりやっているのではなく、カウンセラーに相談しながら堂々と進めている。

罪悪感を覚えるあなたはおかしくありません。

つまり、あなたが今感じているその違和感──「これって二股じゃないの?」という感覚は、ごく普通の感覚です。

むしろ、まっとうに恋愛してきた人ほど抱く感情です。

ただ、その感覚を無理に否定する必要はありません。大事なのは、結婚相談所では普通の恋愛とは少し違う前提で進んでいる、と知っておくことです。なぜなら、複数交際は使い方を間違えなければ、結婚相談所で婚活する大きなメリットになるからです。だからこそ、最初に整理しておきましょう。

仮交際と本交際の違い|なぜ複数交際がOKなのか現場目線で解説

仮交際は、お見合い後に「もう少しこの人を知りたい」とお互いが同意して始まる、いわばお試し期間です。

海外で言うところの「デート期間」に近いもので、まだ正式に付き合っているわけではありません。

だから、同じ時期に他の人ともお見合いしたり、仮交際したりしてOK、というわけです。

一方の本交際は、1人のパートナーに絞り、成婚退会を目指して向き合う段階。

ここに進んだ瞬間に、複数交際もお見合いもストップします。

ルールの話をすれば、これだけです。シンプルです。

ただ、ルールを聞いても気持ちのほうが追いつかない、という方は多い。

私がまさにそうでした。

ルールはわかった。でも感情としては二股だよね

と、内心ずっと思っていたんです。

それが現場でクライアントを担当するうちに、「ああ、これはお互い様の前提で動く期間なんだ」と腑に落ちていきました。

相手も同じように複数の人と会っている可能性がある前提だからこそ、お互いに早く見極められる。

逆に、ここで「私だけは一途に」とやってしまうと、不利益を被るのは自分のほうだったりするんです。

もちろん、複数交際OKだからといって、何をしてもいいわけではありません。本交際のように期待を持たせすぎたり、気持ちがないのにずるずる引き延ばしたりするのは、やはり不誠実です。仮交際は「自由にキープする期間」ではなく、「お互いに結婚相手として見極める期間」だと考えたほうが、気持ちも整理しやすくなります。

ただし、相談所や加盟協会によって、多少ルールは異なります。

3ヶ月ルール(仮交際の期限)の有無、お見合い料金の発生条件などは、入会時に必ず確認しておきましょう。

とはいえ、複数交際が万能というわけではありません。

私が実際に出会った2人の婚活を比べてみましょう。

【体験談比較】一途派Aさんと短期決戦派Bさん、成婚に近づいたのはどちらか

私が現場で担当した、対照的な2人の話をさせてください。

Aさん:20代後半。 恋はまっすぐ一途。婚活でも、結婚相談所から紹介してもらった中から「これだ!」と思う1人を選び、お見合いしてデートを重ね、結婚に向けて真剣交際するタイプ。仮交際に入ったら他の人とは会わない、という信念がある人でした。

Bさん:30代前半。 いわゆる行動派の女性で、婚活は短期決戦、時は金なり派。少しでも気になる相手がいれば複数お見合いし、同時交際もいとわない。婚活のモットーは「会ってみなけりゃわからない」。お見合い料金無料の結婚相談所を選び、目標は1年以内の成婚退会。

正反対の2人です。

ここでクイズなんですが、AさんとBさんのうち、念願かなって結婚できたのはどちらだと思いますか?

……答えは、「どちらもまだ結婚できていない」です。

「なんだ、結局どっちもダメなのか」と思われたかもしれません。

でも、これは2人を失敗例として笑う話ではありません。

婚活で誰にでも起こり得る、かなりリアルな落とし穴の話です。

私がこの2人の話をするのは、結婚できなかったからではなく、

結婚できなかった理由がそれぞれ違う

からなんです。

そして、その理由こそが、今これを読んでいるあなたの婚活で一番避けたい落とし穴に直結しています。

まずAさんから見ていきましょう。

一途派Aさんが本命に「付き合っていないのに振られた」理由

Aさんは、恋愛経験が少なく、どちらかというと受け身なタイプ。

婚活でも、複数と付き合うのは面倒だし、1人とじっくり向き合いたい、と話していました。

仮交際に入ってからのAさんは、本当にマメでした。

  • 毎朝の「おはようLINE」を欠かさず送る
  • お見合いやデートが終わったその日のうちにお礼のメッセージを入れる
  • 相手の話した内容は手帳にメモして次のデートで話題に出す

──ここまでやる人は、なかなかいません。

婚活において「複数交際しない派」のメリットは、実は成婚までのスピードが早いことです。

1人としか仮交際していない人は、当たり前ですが1人に多くの時間を使えます。

マメにメッセージできるし、急なデートにも対応できるし、いつ電話がかかってきても慌てることはありません。

何も後ろめたいことなく、結婚に向けて一直線に進めるのです。

Aさんもまさにそのタイプで、相性さえ合えばまわりも驚くスピードで進展できる人でした。

ところが、です。

Aさんは、数か月かけて大事に温めてきた本命の彼とは、本交際に発展しませんでした。

私から見ても「これは進むだろう」と思っていた相手だったので、報告を受けたときは正直ショックでした。

はっきりとはわかりませんが、相手にとって、Aさんは複数交際の相手の1人だったようなんです。

Aさんがマメに連絡を取り、急なデートにも応じ、誠実に向き合ってきた数か月。

その間ずっと、相手は別の人とも会っていて、最終的にそちらを選んだ。

「この人だ!」と信じて仮交際を進めてきたAさんにとっては、まさに付き合っていないのに振られたようなもの。

──これ、当事者じゃないとピンと来ないかもしれませんが、本当にきついんです。

正式に付き合った関係ではないから、周囲にも「失恋した」と言いづらい。

でも本人の中では、れっきとした失恋なんです。

だからこそ、Aさんが深く落ち込んだのは当然でした。

しばらく立ち直れず、Aさんはなかなか次の婚活に踏み出す気力が湧きませんでした。

複数交際は「心を守る余白」になる

複数交際しておくと、「振られてもまだ他がいる」という保険がかけられます。

──こう言うと打算的に聞こえるかもしれませんが、これは相手を軽く見るための保険ではありません。

自分の心を守るための余白です。

現場で見ていると、この余白がメンタルを守るんです。

Aさんを見ていて痛感したのが、まさにここでした。

では反対に、複数交際で精力的に動いていたBさんはどうだったのか?

複数交際派Bさんが陥った「お見合い病」という現場の落とし穴

Bさんは、恋愛経験は豊富ですが、30代に入り出会いが減ったことから結婚相談所に登録した方でした。

目標は1年以内に成婚退会すること。

そのため、お見合い料金無料の結婚相談所に登録し、精力的にお見合いを繰り返していました。

複数交際することのメリットは、大きく2つあります。

  • 相手を見る目が育つこと
  • 出会いの幅が広がること

いろいろな男性と同時進行で会うことで、お見合い慣れできるので、短い時間で「合う・合わない」が判断できるようになります。

Bさんも、登録したての頃は「お見合いって何を話せばいいかわからない」と緊張していたのに、3ヶ月もすると初対面で相手の本質を読み取れるようになっていました。

これは1人ずつ会っていたら身につかないスピード感です。

また、複数交際なら「ちょっと気になるから会ってみようかな」という程度でも行動できます。

その結果、今まで対象外だったけど意外といいかも!?

という、自分の枠を飛び越えた新しい相手に出会いやすくなる。

Bさんも、最初の希望条件にはなかったタイプの男性と仮交際まで進んだことが何度かありました。

ここまでだけ聞くと、Bさんのほうが圧倒的に有利に見えます。

実際、半年経っても1人と仮交際を続けて振られたAさんと比べたら、Bさんは出会いの数では何倍も上を行っていました。

ところが、1年が近づく頃のBさんは、別人のようになっていました。

最初は前向きだったのに、会えば会うほど迷い、疲れ、決められなくなっていたんです。

「お見合い病」というものが、現場にはあるんです。もちろん正式な病名ではありません。ただ、結婚相談所スタッフがこう呼びたくなるほど、よくある状態です。たくさん会えば会うほど「まだ他にいい人いるんじゃないかな?」と思ってしまい、いつまでも成婚できない。

これ、冗談みたいに聞こえるかもしれませんが、現場では本当に恐ろしい病なんです……!

Bさんは複数交際を長く続けすぎたため、まさにこの状態に入ってしまっていました。

「Aさんもいいけど、もっと条件のいいCさんが現れるかも」「来月のお見合いで運命の人と会えるかも」

──そうやって決断を先送りにしているうちに、目の前にいた良い相手は他の人と本交際に進み、また振り出しに戻る。

さらに、いろいろな相手とデートすることでスケジュールがきつくなり、婚活疲れも同時に感じていました。

Aさんとは違う形で、Bさんもまた、結婚から遠ざかっていったんです。

ではどうすれば、Aさん・Bさんのようにならずに済むのか。

まず人数の話からしましょう。

複数交際は何人まで?現場で見てきた無理のないリアル人数と費用感

複数交際してOKと言われても、何人くらいまでが現実的なの?

──これは私がカウンセラー時代、本当によく聞かれた質問でした。

現場で見てきた肌感覚で言うと、無理なく回せるのは

2〜3人まで

だと思います。

これは厳密なルールではなく、次の3つの観点から導き出した目安です。

  • 体力
  • 費用
  • 記憶管理

初めて複数交際をする人なら、まずは2人まで。婚活に慣れていて体力にも余裕がある人でも、3人までが現実的なラインです。

体力面で言うと、1人と仮交際していても、週1〜2回のデートやLINEのやりとりが発生します。

それが3人になると単純計算で3倍。

土日が全部埋まり、平日の夜もLINEを返し続けることになる。

Bさんを見ていて思ったのは、4人目を入れた瞬間に明らかに笑顔が減ったということでした。

費用面も無視できません。

結婚相談所によってはお見合い1回につき数千円のお見合い料金がかかるところもあるため、金銭的に複数交際が難しい場合もあります。

お見合い料が3,000円〜5,000円の相談所で月に5〜6回お見合いをすると、それだけで2万円前後。

仮交際に進んだらデート代も別途かかってきます。

これが積み重なると、婚活予算をじわじわ圧迫します。

そして一番リアルなのが、

4人以上になると誰に何を話したか混同する

ということ。

あれ、この趣味の話、AさんにしたっけBさんにしたっけ?

となった瞬間、自分の中で管理しきれなくなっているサインです。

同じ話をしてバレた、デートの場所を間違えた、名前を呼び間違えた──こういうミスは、4人目から急増します。

一方で、複数交際の保険機能はやっぱり強い。

1人だけだと、Aさんのように振られたとき立ち直るのに時間がかかる。

2〜3人と仮交際していれば、片方がうまくいかなくても「もう1人いる」という事実がメンタルを支えてくれます。

なので私は、相談を受けたときは「2人を基本に、調子のいいときは3人まで」とお伝えしていました。これが、無理せず、記憶を取り違えず、かつ保険も効く現実的なラインです。

ただ、人数より大事なのが「いつ・どう絞るか」です。

複数交際を「短期決戦」で終わらせる断り方と決断のタイミング

複数交際を続ける期間の目安は、

1〜2ヶ月、あるいはデート3回目まで

これが私の中の鉄則です。

なぜか。

3回会ってもまだ「合うかわからない」相手は、多くの場合、これから先も決め手が出てきません。

逆を言えば、「この人いいかも」と思える相手は、2回目までに何かしら手応えが出ているものです。

見るべきポイントは、次の3つです。

  • 一緒にいて疲れないか
  • 生活の話ができるか
  • また会いたいと思えるか

このあたりが3回目までに見えてこない場合、ずるずる続けても迷いが深くなることが多いんです。

Bさんが陥ったお見合い病は、結局のところ、この見極めのタイミングを過ぎても全員と仮交際を続けてしまったことが原因でした。

判断軸として持っておきたいのが、「自分の譲れない条件に立ち返ること」。

仮交際に入ると、相手の良いところに目が向いて、入会時に書いた譲れない条件をつい忘れがちになります。

「年収より価値観のほうが大事かも」「年齢差は気にしなくていいかも」

とお見合いを重ねるたびにブレてくる。

住む場所、子ども、仕事への理解、金銭感覚、家族との距離感。

何を優先するかは人それぞれですが、この迷いが出てきたら、一度立ち止まって、入会時の自分が何を一番大事にしていたかを思い出してください。

そして問題の、断り方です。

カウンセラー経由で伝えるのが基本ですが、伝言する際の言い回しを3つ用意しておくと、罪悪感が和らぎます。

①真剣に向き合っていただいた相手への一文

真剣に向き合っていただきましたが、生活を共にするイメージで違いを感じました。お時間をいただいたことに感謝しています

「生活のイメージ」という言葉は、相手の人格否定にならず、それでいて理由として納得されやすい表現です。

②早めに決断したことを誠実さとして伝える一文

迷いながら続けるより、早めにお伝えするほうが誠実だと思いました

これは、引き延ばしてしまったときの自分への戒めにもなる言葉です。

③カウンセラーに任せる場合の伝え方

相手の方には『良い方でしたが、ご縁を感じきれませんでした』とお伝えください

とだけ言えば、あとはプロが整えてくれます。直接伝える必要はありません。

ここで一番お伝えしたいのは、

罪悪感で引き延ばすほうが、よっぽど不誠実

だということ。ただ、迷う気持ちはわかります。

「断りづらいから、もう少し様子を見よう」と思ってしまうのは、ある意味では優しさでもあります。

でも、その優しさが結果的に相手の婚活時間を奪ってしまうこともある。

早く断ることは、冷たい行為ではありません。

相手に次のチャンスを返すことでもあります。

これだけは覚えておいてください。

最後に、私が現場で何度も見てきた成婚する人の共通点をお伝えします。

まとめ|複数交際を制すものは婚活を制す|決められる人になるために

AさんとBさん、両極端な2人を見てきました。

となると、結局、複数交際をした方がいいのかどうか、わからなくなってしまいますよね(笑)

でも大丈夫です。

決断できる人は、どちらのスタイルでも成婚に近づけます。

私が現場で何百人と見てきて確信しているのは、最終的に成婚する人に共通するのは、複数交際の有無ではなく

「決められる人」

だということ。

覚えておいてほしいのは、最初から100%パーフェクトな相手なんかいない、ということです。

(いたら私が知りたい)

だからこそ、「完璧な人を探す婚活」から、「自分が大事にしたいものに合う人を選ぶ婚活」へ切り替える必要があります。自分の中で「これだけは譲れない!」という優先順位を決めて、そこにハマる人が現れたら、逃さずキャッチしましょう。

複数交際をするべきか、しないべきかよりも、重要なのは決断力です。

Aさんのように、たったひとりに絞っていても、Bさんのように、いろいろなチャンスに挑戦してみても、決断できなければ、本交際に進むことはできません。

もちろん、出会いのタイミングや運も関係しますが、決断力がなければ成婚は難しいです。

複数交際は、結婚相談所ならではのメリットです。

しかし時として、デメリットにも転じることがあります。

このルールを生かすも殺すもあなた次第。

複数交際のメリットを上手に取り入れながら、自分の決断力を信じる婚活が、成功のカギとなります。

今、仮交際中の相手がいるなら、まずは次の3つを紙に書き出してみてください。

  1. 人数
  2. 期間
  3. 譲れない条件

迷ったときほど、頭の中だけで考えないこと。

見える形にして、自分が何を選ぼうとしているのかを確認する。

それが、決められる婚活の第一歩です。

複数交際を制すものは、婚活を制す。けれど本当に大事なのは、最後に決めきる力です。

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