大阪府の結婚相談所・29歳女性の体験談

写真が悪くても、会ってみると良かった人もいますし、動きや声・雰囲気は大切ですから積極的に会ってみてください

結婚相談所 体験談
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★
【自分の婚活の点数】★★
【都道府県】大阪府 【年齢】29歳 【職業】編集プロダクション外部スタッフ・家庭教師
【活動期間】平成18年5月~平成19年2月
【結婚相談所をどうやって知りましたか?】
いつも電車から相談所の看板が見えていたから。
【無料カウンセリング時の印象】
仲人さんは初老の優しい女性でした。 以前、地元の仲人で強引な人がいて大変だったので、安心感が得られました。 年齢的にまだ若いから大丈夫と励まされました。
【入会を決めた理由】
母の勧め。もう今を逃してはあなたは結婚出来ない、とせっつかれたのです。
【退会した理由】
中途退会(お見合いに疲れてしまったため)
【これから婚活をする人へのアドバイス】
私は母が介入していなければ結婚相談所でのお見合いをもっと続けていたと思います。そして条件はもちろん大切ですが、写真は参考程度で。写真が悪くても、会ってみると良かった人もいますし、動きや声・雰囲気は大切です。やはりどんどん積極的に会うことが大事です。
【体験談】

ギリギリ20代だった私は、入会当初からまあまあのお申し込みがありましたが、母が「相手の学歴は有名私立か、国公立卒以上」というとてもハードルの高い条件を設定した為、会える人が限られていました。

その中で「国立○○大学卒・公務員・端整な顔立ち・身長175センチ」という、非の打ち所のない彼から、なんと私に申し込みがありました。

年齢は七歳ぐらい上でした。

長男ではありますが、末っ子の私にはあまり関係の無いことで、喜んでお引き受けしました。

ただ、気になることが……。

それは男前過ぎることです。

NHKの朝ドラの、ヒロインの相手役みたいな正統派男前。

「イケメン」という軽い言葉を使ってはいけないような男前。

私はワクワクするというより、ドキドキハラハラしていました。

嫌われないかな。会って断られたらショックだな。最初のお見合いはもっと普通の人が良かったかも…と。

私は母の期待を背負いつつ、お見合いの場所である●●のロビーへと向かいました。

仲人さんも同席してくれる予定なので、仲人さんを探しましたが、まだいません。

すると、こちらをチラチラ見ている、猫背のねずみ男風の男性がいました。

遠くて顔があまり見えませんでしたが、明らかに私を見ている。

嫌な予感がしました。

そう、その彼がお見合い相手だったのです。

確かに…確かにあの男前と思った顔でした。

パーツは同じです。

ですが、猫背でセカンドバックを前に出して持っている、斜め下から怪しげな目つきでじっと見つめてくるその彼は、別者でした。

何だろう。動きが変なのですかね。

まるで、某アニメの怪しいキャラの様なオーラを背負ったそのネズミ男さんを、仲人さんに紹介され喫茶店へ行きました。

お相手は、無言です……。

私がリードするしかなく、いくつか質問を投げかけますが、その間ずーっと下向き加減で私を見つめています。

本当にずーっとです。

そして質問に対する答えは一言、二言。

仲人さんは5分で席を外しました。

「助けて~、お母さん助けて~」っとこの時ばかりは、母に心の中で助けを求めてしまいました。

ですが、仲人さんが立ってすぐに「すみません、お手洗い」と言って、彼はトイレへ。

5分後に彼が戻り、私しゃべる、10分後、彼はトイレへ。という風に、喫茶店で彼は合計2回トイレへ行かれました。

お腹が冷えたのかな?と気になりましたが、まあその場は気にせず。

その後、なんと彼に「このまま映画を観ませんか?」と誘われました。

初めてのお見合いだし、大人しいだけで良い人なのかもしれないと思い、映画へ行くことに。

観た映画は、洋画の恋愛ものでした。

キツイ、キツイ。

しかも、また彼は映画館でもトイレに立ったのです。

その数は3回を超えていました。

一体、何をしてたのでしょうか。

お母さんに報告の電話を入れていた?

本当にトイレ?

まあ、映画なので話さないで良いので、ラブシーンの気まずさだけを我慢すればなんとかなりました。

映画が終わって、もう一度お茶に誘われ、また彼のトイレ付き・私からの質問コーナーのような時間を過ごし、その日は別れました。

帰り道に私は、「ムリムリムリ……」と思い、仲人さんに電話をしようとしたのですが、

なんと母が、「一回じゃ分からない。もう一回会いなさい」と勝手にOKの電話を入れてしまいました。

ですが、翌日に仲人さんからの電話がありました。

「今回はご縁が無かったということで……。」と相手からお断りされました。

ホッとはしましたが、なんだか敗北感が残りました……。

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