【結婚相談所名】×××× 【結婚相談所の点数】★★★★ 【自分の婚活の点数】★★★★ 【都道府県】長野県 【年齢】35歳 【職業】会社員 【活動期間】平成25年7月~平成27年2月 |
大手の婚活サイトとは違い、自治体の行っている結婚相談所や婚活パーティは、比較的親しみやすく登録できました。
私が登録した相談所は、街の役所の別棟の一室を使って結婚相談を受けていました。
婚活サポーターという、「世話役」の人がいます。
一人の婚活希望登録者につき、一人の婚活サポーターがつきます。
婚活サポーターは、地元の有志の方、つまりボランティアで成り立っているという事です。
窓口が開いている曜日は限られていて、時間も13時から16時と限られていました。
私の担当をしてくれた婚活サポーターの人は、60代の気の良いオジサンという感じの人でした。
私がプロフィールを登録すると、「勿体ないねえ。どうしてまた…独身だったの」と言い出しました。
そして勝手に、「いやいや、立ち入った事を聞いてすみませんね。お嬢さんに」と苦笑いしました。
私は失礼と思わず、「気の良さそうなオジサンだな」という感じで好感を持ちました。
田舎にある結婚相談所なので、男性の登録者もそれ程多くありません。
私自身も高望みはしておらず、普通のサラリーマンの男性で、年齢も30~50歳位の男性を希望していました。
背も、顔も、特に普通で良いと思っています。
ただ一つ、真面目で誠実な方が良いです。
男性との出会いの機会が欲しいという意図で登録しました。
これらの条件を、気の良さそうな婚活サポーターのおじさんに伝えて、一応書面に書いて登録しました。
それからが大変でした。
そのサポーターの方のせいで、なかなか出会う事ができないのです。
個人情報の関係から、相手のプロフィールは一部のみ(年齢、仕事などのみ)を見る事ができます。
婚活サポーターの方は、私と相手の男性の両方のプロフィールを見る事ができます。
つまり、そのおじさんに私の相手を選んでもらうような物なのです。
「この男の人は、うーん。顔はまあまあだけどねぇ…」とか、「この人は知り合いなんだよ。あまり良い噂がないね…」とか、「ああ、こういうイケメンはやめた方がいいねぇ…」などなど、とにかくオジサンの意見が多いのです。
結婚相談所に行っても、ほぼオジサンが男性側の登録者名簿とそのプロフィールを見て、私には合わないなど意見を言っていました。
なかなか言い出しづらい雰囲気だったのですが、「あの…私も年齢も年齢ですし、特に相手の方に特別な拘りはありませんが」と言ってみました。
するとコーディネーターのオジサンは困ったように、「いやぁ、それは良くないよ~。今は上手くいかない夫婦も増えてきてね。昔は一生添い遂げるのが普通だったのに…」と長い人生論が始まってしまいました。
正直、良い条件の男性に会えると期待もしていませんし、まあ男性の友人ができて、そこからお付き合い的なものがあったらなというのが私の本音でした。
ですので、コーディネーターの方があまりに真剣に結婚相手を探し始めてしまい、私は引いてしまいました。
「お嬢さんは稼ぎもあるし、ぐうたらな旦那をもらったら使い込まれてしまうよ」とか、「うーん、こんな男じゃ勿体ないなぁ」とか、相談所に行き続けるうちに、そのおじさんがまるで実の親のように思えてきました。
結局、そのオジサンが私に紹介してくれた男性は一人もいませんでした。
その代わりに、地元主催の婚活パーティには2回ほど出席しました。
それなりに楽しめました。
「あれ?なんのために相談所に登録したんだろう」と私自身も思いましたが、オジサンとの会話の中で、様々な「男の悪癖」や、「良い男と悪い男の見分け方」なりを学んだので、良しとしています。
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