大阪府の結婚相談所・31歳女性の体験談

婚活は妥協することも必要かもしれませんが、自分が生理的に嫌なことだけは、嫌でいいと思います

結婚相談所 体験談
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★
【自分の婚活の点数】★★★★
【都道府県】大阪府 【年齢】31歳 【職業】自営業
【活動期間】平成27年5月~平成27年11月
【結婚相談所をどうやって知りましたか?】
Web検索
【無料カウンセリング時の印象】
代表者から説明を受けたが、調子が良いことばかりを言葉で並べて、こちらの話はあまり聞いていないように感じた。ビルの一室にパイプ椅子と机を並べたようなところで、正直あまり期待を持てなかった。
【入会を決めた理由】
コストが他社と比較して安かったため。
【退会した理由】
結婚相談所以外で相手が見つかったため。
【これから婚活をする人へのアドバイス】
婚活は妥協することも必要かもしれませんが、自分が生理的に嫌なことだけは、嫌でいいと思います。結婚相談所で利用して婚活をするときは、スタッフが親身になってくれるところ、信頼できるところを選ぶことをお勧めします。
【体験談】

●●に入会して4回目のお見合いで、ある男性に出会いました。

その男性(Aさんとします)は、職業・年齢・ルックスともに私の希望していた条件に当てはまっていて、写真を見る限り爽やかな好青年といった感じの人。

過去3回のお見合いが散々な結果だっただけに(話のキャッチボールができない人、一度も目が合わない人、お見合い写真で感心するほど毛量を盛っていた人……と続きました)「今度こそ!」と意気込んで、Aさんとのお見合いに臨みました。

仕事終わりの彼は、細身のスーツを着こなしていて、写真通りの好青年。

会話も弾み、とても楽しい時間を過ごすことができました。

しかも、Aさんは「出会った記念に」と有名パティスリーのクッキーをお土産にくれたのです。

「今までの男性とは雲泥の差!」と私の期待値は爆上がり!

唯一、香水の匂いがちょっときついかなとは思ったのですが、そんなことは些末な問題です。

その時は深く気にすることはなく、帰宅してすぐに「交際希望」の連絡を●●に入れました。

幸い、彼のほうも私との交際を希望してくれたため、以降私たちは仕事終わりにデートを重ねていくことに。

順調に交際が進み、「これはもしかして成婚退会までいけるかも?」と思い始めた頃、「あれ?」と思う出来事が起きたのです。

きっかけは、初めての休日私服デートのときでした。

いつもスーツ姿でかっこよかったAさんなので、当然私服もかっこいいだろうと期待してウキウキと出かけた私は、待ち合わせ場所に現れた彼の出で立ちに、打ちのめされてしまったのです。

彼の格好は、白のTシャツ、その上に黒のベスト、そして薄い色のダメージジーンズ……。

何がいけないの?と思われるかもしれませんが、私、ベストを着た男性が大嫌いなのです!

女性ならわかってくださる方も多いと勝手に思っているのですが……、男性のとんがり靴、シルバーアクセ、そしてベストが苦手・嫌いだっていう女性、結構多いと思うんです。

私の中でももちろん、これらが3大NGアイテム。

百年の恋も冷めるレベルで嫌なのです。

Aさんの黒ベスト姿を見たせいで、浮足立った心が一気に海底まで沈むのを感じた私。

いつもより執拗に距離を縮めようとしてくるAさんをかわしつつ、彼の作ったデートプランを粛々と消化することに専念しました。

しかし、そこにさらなる追い打ちが……。

それはAさんの「におい」でした。

彼は、スーツの時はいつもきつめの香水を付けていました。

ちょっとくさいなと思いつつ、もっと仲良くなったら控えてもらえばいいやと楽観的に考えていたのですが、その日私服のAさんから臭っていたのは、香水ではなく、あるがままの彼の「体臭」……。

香水も嫌だけど、これはまたちょっと生理的に無理かも……ああ、私服デートなんてするんじゃなかった、と、そこからの私にはもうAさんに対して生理的嫌悪と後悔しかありませんでした。

それでも何とか初めての私服デートを気力でこなし、どっと疲れて家に帰った私は、冷静にこれからの彼とのお付き合いを考えることにしました。

黒ベストと体臭以外は、今のところ非の打ちどころがないAさん。

そして、自分は今31歳。

わざわざ結婚相談所にまで入会し、ようやく出会った良さげな彼を、服装と体臭というそれだけの理由で振ってよいものか。

否。これからお付き合いする中でファッションはいくらでも変えられるし、体臭だって、もしかしたら今日たまたま疲れていて臭っただけかもしれない。

その日は「すぐに交際を終了するのは早計だ」と結論付けて、眠りにつきました。

しかしながら、その後も私服デートのたびに彼はベストを着続け、体臭も変わらず……。

頑張ってきた私も、さすがに心が折れそうでした。

そして、とうとう●●のスタッフさんに相談メールを送ったのです。

「Aさんは大変いい方なのですが、ファッションと体臭が生理的に無理な気がしまして……。でも、私は年齢的にそんなにワガママを言ってられないし、彼のファッションなんかも、これから変えられるのではないかと思って迷っています」

数か月の交際で悩み続けてきたことを、つらつらと書き連ねました。

対して、スタッフさんから返ってきた返事は、簡潔かつ明確でした。

「生理的に無理なものは一生無理です。時間の無駄はやめましょう」

あ、そうか。だよね。無理だよね。やっぱり無理でいいんだよね。

きっぱりとした言葉に背中を押された私は、すぐにお断りの連絡を入れました。

その後、結局●●ではいい人に出会えず終いでしたが、Aさんとのお付き合いでは、「時には妥協することも必要だ」と言われる婚活市場の中で、自分の生理的直感だけは信じて貫いていこうと思うことができたので、良い経験になったと思っています。

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