結婚に向いていない「離婚歴のある男性」を見極める方法
バツ2の彼と入籍する前夜に前妻のSNSを探そうとしてしまう心理
結婚相談所のカウンセラーとして毎日多くの方をサポートしている私、岡田のもとには、バツ2の彼と入籍する前夜、スマホを握りしめて前妻のSNSを探そうとしてしまったという女性からの相談が絶えません。
本当にこの人で大丈夫?

そのお気持ち、痛いほどよくわかります。
手前で止めたそうですが、ご自身でも驚いたと言います。
普段、私が相談所で「相手の過去を詮索しないで」とアドバイスしていることを頭では理解していても、いざ当事者になった瞬間に不安に駆られてしまうものです。
離婚歴があるからダメ、ではありません。見極め方を知らないまま進むことが、危ないのです。
そもそも離婚原因なんて人それぞれで、相性や環境によって起きるもの。
どちらが悪いとは一概に言えません。
だからこそ、離婚歴があるからダメだなんて考え方は時代遅れだと、私は思っています。
そこでこの記事では、恋愛や夫婦関係の専門家である私、岡田が、離婚歴のある男性との婚前に「やっておいてよかった」と多くの女性が実感している3つの確認方法を紹介します。
バツ2の彼と入籍する前夜、「本当に大丈夫?」と眠れなくなる理由
正直に書きます。
彼がバツ2だと知ったとき、頭では「離婚原因なんて当事者にしかわからない」と理解していても、夜になると別人格みたいに不安が湧いてくる女性は少なくありません。

前の結婚で、彼は何をして、何をされたのか。私のときも、同じように去られるんじゃないか。前妻さんは、私のことをどう思うんだろう。
前妻のSNSを探そうとしてしまう夜。
あのとき本当に見たいのは、たぶん前妻ではなく、自分の不安なのだと思います。
誰かに「大丈夫だよ」と言ってほしいだけなのです。
だから、今これを読んでいるあなたが二つの感情で板挟みになっていても、私は変だとは思いません。
彼が好き、でも怖い
むしろ、怖いと感じている自分を責めないでほしい。
怖いのは、あなたがちゃんと結婚を現実として見ているからです。
ただ、不安なまま突っ走ると、後悔の種類が変わります。
「やっぱり怖かったのに、目をつぶった」という後悔は、結婚後にいちばん尾を引きます。
だからまず、避けるべき男性のサインから話させてください。
結婚に向いていない離婚歴のある男性に共通する5つのサイン
ここからは、相談所の現場で実際にあった、危ないサインを5つ挙げます。
一般論ではなく、「交際中はわからなかったのに、生活に入って初めて出てきた」パターンばかりです。

1. 離婚理由を全部、前妻のせいにする
「あいつが浮気して」「向こうの親が口を出してきて」
聞いている分には筋が通っているのに、不思議と自分の話が出てこない。
自分の至らなさを一切語らない人は、再婚しても同じことを繰り返します。
2. お金・養育費・借金の話を曖昧にする
「ちゃんとしてるよ」「大丈夫、心配しないで」
で済まそうとする人。
金額、振込日、いつまで続くか、これを言葉に出せない男性は、結婚後にあなたの家計を不透明にします。
3. DV・モラハラ・酒癖・ギャンブルを軽く扱う
「昔ちょっとね」「今はもうやってないから」
で流す人。
外向きでは感じが良い人なのに、家ではモラハラ・DVっぽかった……なんてケース、相談所で本当にたくさんありますから。
正直なところ、別々に暮らしている交際期間だけでは、お互いの本性を見抜くのは至難の業です。
デートで会う数時間だけの彼を見て「優しい人だから大丈夫」と判断するのは、少し早すぎます。
4. 前妻や子どもの存在を、あなたに対してぼかす
子どもの年齢、会う頻度、養育費の有無。
これを正面から話さない人は、あなたを「結婚後の生活を一緒に作るパートナー」として見ていません。
隠すのは、あなたを家族の輪に入れる気がないか、自分の都合が悪いか、どちらかです。
5. 深い話になると、はぐらかす・怒る・泣く
「その話、もうやめよう」「責めるのか?」
と話を打ち切る人。これがいちばん厄介です。
あなたが「聞いてはいけない領域」を踏むたびに罪悪感を持たされ、結婚後は何も聞けなくなります。
ひとつ、ふたつ当てはまっただけで「彼はダメ」とは言えません。
ただ、3つ以上当てはまるなら、次に紹介する3つの方法で、もう一段深く確かめてください。
離婚歴のある男性を見極める3つの方法|同棲・親族・自然体
ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。
私自身が婚活の専門家として、相談所の会員さまにもアドバイスしているポイントです。

方法1. 期限を決めた同棲
バツがある彼氏と結婚したいんですけど、大丈夫ですか?
そう悩む女性に必ず言っているのが、「同棲してみてください」です。
ただし、ダラダラ同棲ではありません。
- 両親への挨拶を済ませる
- 入籍の期限を決める
- なんなら婚姻届を引き出しに入れておく
そこまでセットで、同棲です。
なぜここまでするかというと、目的が「疑うため」ではなく「生活者としての彼を見るため」だからです。
彼が朝どんな顔で起きるか、疲れた日にあなたに何を求めるか、生活費をどう扱うか。
これは交際中のデートでは絶対に見えません。
実は私、岡田も、若い頃に結婚を前提とした同棲をしたことがあります。
岡田自身の同棲での気づき
そのときは結婚に至らなかったのですが、一緒に暮らさなければわからない部分があり、例えば金銭感覚の違いや休日の過ごし方、家事の分担への意識などがありました。
同棲したからこそ「日々の些細な価値観が違うな」という点に気がつけました。
別れたことよりも、結婚前に気づけたことを、私は今でもラッキーだったと思っています。
あのとき同棲していなかったら、おそらく私はそのまま結婚していたでしょう。
はっきり言いましょう。同棲中にうまくいかなかったら、結婚生活もうまくいく可能性は少ないです。最初にわかっていてラッキーですよ。
方法2. 彼の両親・親族に会う
これは「結婚の許しをもらう」イベントではなく、あなたが将来孤立しないためのリサーチだと思ってください。
結婚相談所では、成婚前にご両親にお会いして了承を得ることをおすすめしているのですが、これは普通恋愛でも同じこと。
離婚原因が、本人ではなく親族側にあるケースは普通にあります。
やたら過保護なお母さん、口を出してくる兄弟、親族間の金銭トラブル、不仲。
これは結婚してから知ると、逃げ場がありません。
彼のご両親や兄弟と、結婚前に一度は食事をしてください
と私はよく言います。
一回会えば、空気は分かります。
彼が家族の前でどう振る舞うか、お母さんが彼にどう接するか、兄弟が彼をどう扱うか。
それと、もうひとつ。
ちなみに彼のご両親やご兄弟を味方につけておくと、これからの結婚生活で何かあっても、よくしてくれますよ。
親族は、怖い存在として見るだけではなく、味方になってくれることも本当にあります。
何かあったとき、パートナーひとりを相手にするのと、味方がひとりでも家族側にいるのとでは、まったく違います。
結婚の際、手放しで祝福されることばかりではありません。反対されたときに「敵だ」と決めつけるのではなく、何を心配されているのかを見ることが大事です。当人同士の熱の中で、大事な違和感を見落とさないよう注意してください。
方法3. 自然体でいられるか
相性の見極め方を一言でいうと、お互いが自然体で居られるかどうかです。
「自然体」って便利すぎる言葉なので、具体的に書きます。
- 彼の機嫌を損ねないように、話題を選んでいないか
- お腹が空いた、疲れた、トイレに行きたい、を素直に言えるか
このどちらかに「ううん、ちょっと違うかも」と感じるなら、「彼の前では言いたいことが言えない」状態に近づいています。
そう感じているならば、まだ結婚を決断するには早いかなと思うのです。
恋人感覚のラブラブモードは、ほんの一瞬(笑)。
結婚生活は24時間・365日・何年・何十年と続いていくんです。
長い時間を共にする相手の前で、あなたが自分でいられないなら、続きません。
3つの方法を実践するには、聞きにくい話を聞く場面が必ず出てきます。
次は、その聞き方です。
聞きにくい話の聞き方|離婚理由・養育費・前妻のこと
ここでいちばん大事なのは、「責めるためではなく、未来のために聞く」という意味づけです。
あなたは尋問官ではありません。

彼と家族になる準備をしている人です。
罪悪感は、いりません。
離婚理由を聞くとき
これから一緒に生きていくから聞かせてほしいんだけど、前の結婚で、自分にはどういう至らなさがあったと思ってる?
ポイントは、「何があったの?」ではなく「自分にはどういう至らなさがあったか」を聞くことです。
前者は前妻の悪口で終わりますが、後者は彼自身の自己理解を引き出します。
養育費・前妻・子どものことを聞くとき
前妻との間にお子さんがいらっしゃると、養育費や子供たちとの接し方についても、不安になると思います。
不安になるのは、パートナーとして当然の権利です。
だからこそ、今後の2人のために、ここは勇気を出してクリアにしておきましょう。
責めるためではなく、安心して結婚するために、確認したいのはこのあたりです。
- 養育費の有無と金額
- 現在の支払い状況(滞っていないか)
- 子どもとの面会の頻度
- 前妻との連絡の範囲・手段
- 将来、ご自身たちの家計にどう影響するか
聞き方は、こんな感じで大丈夫です。
子どもさんに、これからも私からも誠実でいたいから、養育費とか面会のこと、ちゃんと教えてほしい
具体的な数字と頻度まで答えられる人は、責任を引き受けています。
返答で見える、彼のタイプ
| 危ない返答 | 誠実な返答 |
|---|---|
| 全部、前妻のせい | 自分にも至らなさがあった |
| もう終わったこと | 今でも考えることがある |
| 心配するな、大丈夫 | 金額と期間を、自分から話す |
| 子どもとは縁を切った | 今も会っている/会いたいと思っている |
完璧な返答である必要はありません。
言葉に詰まりながらも、自分の責任として語ろうとしているか、それだけ見てください。
スラスラ流暢に話す人より、言葉を選びながら話す人のほうが、たいてい誠実です。
ここまで読んで、重く感じたかもしれません。
でも、もう一方の現実もちゃんと書かせてください。
再婚して幸せになっている離婚歴のある男性|相談所で見ている現実
相談所の現場で見ている景色を、正直に書きます。
実は結婚相談所では、バツイチ・バツ2男性にお見合い申し込みが殺到したり、スピード成婚される方もいます。しかもこの傾向は、年代が上がるほど増えていきます。

世の中全体で「離婚しているからダメ」という考え方より、「結婚したことがあるのだから」と、離婚歴をポジティブに捉える方が増えているんです。
実際に現場で、再婚を目指すバツイチ男性と初婚の女性が交際に発展するケースもよく見ます(両親からの理解を得られなくて悩むケースも、もちろんありますが)。
幸せな再婚に至る男性には、共通点があります。
- ひとつは、前の結婚から学んだことを、自分の言葉で話せること。「家事を当たり前だと思っていた」「妻の話を聞いてなかった」と、具体的に言える人は、二度目で同じことを繰り返しません。
- もうひとつは、都合の悪い話を隠さないこと。聞かれる前に、養育費のこと、前妻との関係を自分から話す男性は、あなたを家族として迎える準備ができています。
- それから、あなたの不安を面倒くさがらないこと。「また同じ話?」と言わずに、何度でも答えてくれる人。これは、結婚生活でいちばん効きます。
一度結婚に失敗した人は、結婚を甘く見られません。
それは、初婚の男性にはない強みでもあります。
だからこそ、最後にお伝えしたいのは、バツの数の話ではないということです。
まとめ|バツの数より、今の彼の誠実さを見てほしい
「バツイチだけでも抵抗あるのに、バツ2はさすがに厳しいですよね?」(バツ2と付き合っている女性)
「バツ2ということを、なかなか相手に言えません!」(バツ2男性)
この話、私は本当によく聞かされます。

ここまで読んでくれたあなたなら、もう分かっていると思います。
バツの数を数えても、何も決まりません。
一回目で家庭を壊した人もいれば、二回目で誰よりも誠実な夫になっている人もいます。
相談所で見てきた幸せな夫婦の多くは、後者でした。
(さすがにバツ5とかまであったら、少しおかしいかもしれませんが)
明らかに怪しい人の場合は、大抵、3つの方法を使う前に、すでに怪しさプンプンですよ。少しくらい自分の選択眼を信じましょう!
一緒にいて疲れる、話していて言葉を選んでしまう、説明にどこか辻褄が合わない。
その小さな違和感を、自分で消さないでください。
逆に、3つの方法を通り抜けて、聞きにくい話にも誠実に向き合ってくれた彼なら、バツの数は本当にただの数字です。
いろんな夫婦・カップルを見てきて思うのは、離婚歴・経歴に関わらず、2人の気持ちと価値観が結婚生活の「幸せ」を左右するということ。
反対されようが、賛成されようが、アドバイスをもらおうが、占おうが、夫婦のことはお2人にしかわからないのです。
周りの言葉より、あなたが彼の隣で自然体でいられるかどうか、そこを信じてください。怖がりすぎず、見ることは見る。まずは深呼吸をして、今日お伝えした「3つの方法」のうち、今すぐできることから始めてみてください。あなたの幸せな選択を、専門家の立場からも全力で応援しています!






