【結婚相談所名】×××× 【結婚相談所の点数】★★ 【自分の婚活の点数】★ 【都道府県】東京都 【年齢】24歳 【職業】会社員 【活動期間】平成22年9月~平成22年10月 |
●●に入会した当時、私は恋愛や婚活というものがあまりよくわかっていなかったので、「結婚相談所を利用すれば結婚ができる」と勝手に思い込んでいました。
私は男ばかりの職場におり、また、四六時中に仕事に追われ、残業どころか会社で夜を明かすのが当たり前の日々を送っていたので、とてもじゃありませんが相手を探す時間なんてありませんでした。
給料も今よりかなり低く極貧状態だったので、婚活パーティなどへ何度も参加するのは難しい。
いくらかかるかはわからないが、とりあえず説明を聞きに行こうという、そんな軽い気持ちで●●を訪問しました。
殺風景な事務所に通されるのかと思ったら、●●の事務所は雰囲気があって、とても綺麗だったことにビックリ。
スタッフさんも訪れる相談客たちも皆スーツを着てビシッとキメており、洗練された空気が漂っていたのです。
当時の私は私服OKの会社で働いており、かつスーツなんて買う余裕がなかったので、Tシャツにジーンズというラフな格好をしていました。
ヨレヨレのTシャツにジーンズの私は、完全に浮きまくっていたのです。
受付の女性はそんな私を笑うこともなく、実に優しそうな笑顔で対応してくれ、奥の部屋に私を案内してくれました。
渡されたアンケート用紙に記入をしていると、別の女性スタッフが現れ、結婚相談所の仕組みについて説明してくれたのです。
●●には多くの女性たちが登録しているため、たくさんの出会いがあること。
(サンプル写真やプロフィールを見せてもらい、どういった男性が好まれるかについても詳しく説明をしてもらいました)
さらに、定期的に婚活パーティを開催しているため、そういった場でも出会いを見つけることができること。
マッチング率が高く、今月も結婚が決まっているカップルが何組もいること。
彼女もいない私には、夢のような話が次々と続きました。
「年収が低くても、イケメンでなくても、若くて誠実であれば十分望みがありますよ」と言われ、私はかなりノリ気になっていたのですが、マッチング成功後の成功報酬が二桁万円だったので、そこでかなり気落ちしました……。
「結婚相手は欲しいけど、そんな大金を払うことになるのか……」という私の不安が伝わったのか、女性スタッフは分割支払いについての説明を手早くおこなってくれ、また、現在相談所に来ている女性たちとお見合いの準備をしてくれました。
訪問した当日にお見合いができるとは思っていなかったので、めちゃくちゃ緊張したことを覚えています。
マッチングするまでは無料とのことだったので、清水の舞台から飛び降りるような気持ちでお見合いを開始。
当時、24歳だった私に対し、お見合い相手の女性は20代後半や30代前半。
ちょっと年上ですが、そんなに気にはなりませんでした。
ヨガの先生をしている女性や、ピアノの先生になるのが夢という女性など、計3名の女性とお見合いをしたのですが……正直、私はその日のうちに心が折れてしまったのです……。
お見合いをした女性はどの人も、とびきりの美人とまではいかないまでも顔が整っていて、性格も優しく、私からすれば彼女たちは、普段の生活では絶対に出会えることのない素敵な女性たちばかりでした。
また、彼女たちは最初の挨拶や軽い雑談など、女性慣れしていない私に対して、非常に穏やかに対応をしてくださったのです。
ただ……年収の話を終えると、途端に態度が変わったのです……。
趣味の話や結婚後の生活の話をしていたときは、明るく笑顔を向けてくれていた女性たちが、私の収入が少ないとわかった時点で、明らかに話をしなくなり、そっぽを向き、早々に話を切り上げようとしてきたのです。
あれはダメージ大きかったです……。
自分でも、自分の収入は少なすぎるとわかっていました。
わかってはいたのですが、まさか女性たちの対応があそこまで露骨に変わるとは思っていなかったので、本当に落ち込んでしまいました……。
お見合いが終わった後、●●のスタッフが私にフォローを入れてくださったのですが、それでも私の気持ちは回復することなく、その日はそのまま帰宅。
しばらくして、私は●●にお断りの連絡を入れました。
私には結婚相談所での婚活は向いていないと、そう確信したのです……。
それが私の、最初で最後の結婚相談所の利用でした。
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