「結婚相談所に入会して、ほんとうに結婚できるのだろうか?」
半信半疑な思いで結婚相談所のドアをノックした婚活者さんに向けて、
『20代の頃、結婚相談所で結婚できた女性の体験談』をお送りしたいと思います。
婚活の秘訣は?成功の秘訣は?
対象となる20代女性からお話を伺っていると…
- 理想の条件を妥協せず活動した
- とくに条件にはこだわらなかった
という対極的な婚活方法でした。
「こだわりを捨てずに、婚活をしたい!」と思っている人も
「こだわらず、婚活をしたい!」と思っている人も、成婚の秘訣を知るために、参考にしてみませんか?
20代女性の婚活体験談!成功の秘訣はいろんな視点を知ること!
このサイトでは、結婚相談所の仲介人たちの目線でさまざまな記事を公開しています。
けれども仲介人は婚活の魔法使いではありません。
どんなに素晴らしい情報・コツを知ったとしても、それを実践するのはアナタ自身。
ただのノウハウコレクターのままでは、現状は変わらないのです。
また、厳しい・辛いと言われている婚活。努力を重ねているのに、その成果がでないと、
「仲介人は話を聞いてくれるけど、実際に婚活をしたことがないくせに…」
「けっきょく、私の気持ちはわかってもらえないんじゃ…」
と、やりきれない思いが生まれてくるかもしれません。
また、結婚相談所に通っている人は、仲介人や相談所のサイトで成婚した体験談を見かける機会があると思います。
けれど、そこで見かける『体験秘話』は『よかった』ことばかりが掲載され、辛かった心境や、あまり人には打ち明けられない自分の感情までが反映されているとは限りません。
だからこそ、このサイトの体験談はちょっと言いにくいことを、本音で語ってもらいます。
結婚相談所で成婚した20代女性の提言!条件のこだわりはしっかり持とう
今回、体験談を伺った2人の女性は、26歳で結婚相談所に入会し、半年程度で成婚退会されました。
境遇・スタートダッシュもなんとなく似ていますが、『結婚相手への条件』に対する価値観は対極的です。
【体験談1】miyuさん
活動期間 :26歳のときに婚活スタート・半年で成婚
当時の年収:自営業で250万円ほど
婚活の費用:15万円ほど
miyuさんは条件にこだわった婚活で、理想ともいえる夫をゲット。
【体験談2】ポンタさん
活動期間 :26歳のときに婚活スタート・半年で成婚
当時の年収:会社員400万円ほど
婚活の費用:10万円
ポンタさんはとくにこだわりがなかったものの、理想ともいえる夫をゲット。
結婚相手への条件を妥協した人・こだわらなかった人。
miyuさんもポンタさんも、理想の夫さんをゲットしはってんな……
〈体験談1〉26歳で婚活スタート!妥協はしない婚活方法を実践
miyuさん
活動期間 :26歳のときに婚活スタート・半年で成婚
当時の年収:自営業で250万円ほど
婚活の費用:15万円ほど
「婚活するのは早いかも?」と思いつつ、善は急げの精神で26歳のとき結婚相談所へ入会したmiyuさん。
「結婚相談所での活動は向いていないかも…」と不安をいだきつつ、
入会からわずか半年で、学歴から職業まで理想的な人と結婚出来ました。
その秘訣はいったいどこにあるのでしょうか!?
さっそく、体験談を聞いてみましょう。
結婚相談所の口コミを見たけれど…通いやすい立地条件から選択!
「婚活は早いうちに始めた方がいい!」と先輩にすすめられて、結婚相談所を探しはじめました。
選ぶ基準もわからなかったので、最初はインターネットで検索して、口コミの評価が高い結婚相談所をチェックしてみたんです。
けれど口コミだけで判断はできないので、活動内容や費用を比べました。
良い結婚相談所は、
- 今までどれくらいの夫婦が誕生したのか?
- 毎年の成績や成婚報告ブログ
などが、掲載されているのでそれも見比べてみたんです。
婚活となるとコンスタントに結婚相談所に通わなければならないので、自分の住んでいる場所から近い場所にある結婚相談所を選びました。
これから結婚相談所を選ぶという人に重視してほしいポイントは、入会金が安いことと、サポート体制が充実していること。
結婚相談所の料金体制っていろいろで、中には入会金に何十万とかかる結婚相談所もあるようですが、
どれだけお金をかけても結婚出来ないケースももちろんあります。
成婚料が高いのであれば、まだしも。
入会金が高いと、なんだかもったいないなって思って。自分が納得出来る範囲の入会金が良いと思いました。
2つ目のポイントは、サポート体制が充実していることです。
入会したら自分の力で活動することも必要だけど、せっかく結婚相談所を利用するんですから
それにふさわしいサポートが受けられるというのが私の中で絶対条件でした。
まずは理想の条件を妥協せずに活動!それが幸せの秘訣かもしれない
結婚相談所に登録したら、すぐにプロフィールを作りました。
誰から見ても私のことをイメージしてもらえるように、
- 自分の趣味
- 休みの日の過ごし方
など、とにかく細かい点まで記入したんです。
また、結婚相手に求める理想の条件は妥協しませんでした。
よく『理想が高すぎる人は婚活で失敗する』と言われていますが、これは『現実とかけ離れている条件』である場合です。
私の理想の条件は、お酒を飲みすぎる人・仕事をしていない人は絶対に嫌という部分でしたので、とくにこの部分は念押ししましたよ。
お見合いの打診があっても、事前に「こういう人はムリです!」と伝えておけば、いざお見合いになったとき・仮交際に至ったときの後悔やムダな労力が避けることができるからです。
こういう言い方をすると、引かれちゃうかもしれませんが。
「年収1000万円以上の男性じゃないとムリです」って言っているわけではないので、現実的な条件なら、妥協しなくていいと思います。
「結婚相談所は向いていないかもしれない」と諦めかけた瞬間もあったけれど…
自分の条件に合う人が見つかるまで、「やっぱり結婚相談所は向いていないかも」と、悩んだこともありました。
そんなとき、支えになったのは結婚相談所のサポートサービスです。
中でも店舗限定プランが魅力的で、マリッジコンサルタントの人によく話を聞いてもらいました。
その結果、理想といえる夫に出会えたわけですし…。
今でも、当時のことを思い出すと「自分の力だけでは難しかったかもしれない」と思いますね。
背中を押してくれる人の存在があったからこそ、途中で諦めず、婚活を続けることが出来ました。
だからこそ、結婚相談所で婚活をしようと思っている人は、どんなサポートサービスがあるのか?仲介人・コンサルタントの人は信頼できるのか?
という部分を重視してほしいんです。
婚活婚に後ろめたさはありません!パートナーとのめぐり逢いに感謝
何度かお見合いしたり、仮交際したり…と、色々あった末に出会った今の夫。最初に交わした会話は、趣味や映画の話でした。
というのも、プロフィールで事前に情報を知れたからこそ、趣味の話も弾んだんです。
できれば趣味が合う人がいいなぁと思っていたので、お見合いのときも会話に困ることなく、初対面とは思えないくらい楽しめました。
学歴・職業・趣味の部分まで理想的な人と結婚できた…といっても、身長が低いのでその点は気になりますが、100点満点の人は存在しません。
彼も私に何か不満はあると思いますし(笑)
性格も穏やかだし、音楽の好みや、好きな映画、趣味も私とほとんど同じなので一緒にいても楽しいですよ。
多少口うるさいところもありますが、
これも許容範囲だと考えています。
ケンカになったときは、感情的にならず、話し合いの場を積極的にもってくれるので、手を取りながら結婚生活を送っていける男性です。
パートナーの家族・親族のことを把握できないことは結婚相談所のデメリットかも
結婚相談所には、とてもお世話になったし、感謝もしています。
けれど、結婚相談所での婚活を検討している方に向けて、デメリットを1点だけ。
結婚相談所での婚活って、相手の家族関係までは分からないことがあるんです。
恋愛結婚なら、相手の家族関係について把握出来る期間があると思いますが…結婚相談所の出会いって、把握できる期間が少ないように感じるんです。
「結婚したい」という気持ちが先走りすぎて、周りが見えなくなっている状態だったかもしれません。
実際に私も結婚してから、夫の家族で苦労することがありました。
また、婚活に対するギャップはほとんど感じなかったのですが、相手を見るというより結婚そのものに執着している男性も多かったですね。
きっと女性にも言えることだと思います。
けれどいい男性に巡り合えるかは、恋愛と一緒で『タイミング』と『運』に左右されます。
だからこそ、「婚活だから!」といって、チカラを入れすぎないようにした方がいいかも。
〈体験談2〉先入観をもたない婚活が運命を引き寄せる!条件にはこだわらない!
ポンタさん
活動期間 :26歳のときに婚活スタート・半年で成婚
当時の年収:会社員400万円ほど
婚活の費用:10万円
ポンタさんも26歳で婚活開始と、スタートダッシュが早い経験者です。
婚活をはじめる前から『恋愛が苦手』というタイプではなかったものの、普通恋愛で交際に発展しても、結婚まで発展するケースはありませんでした。
けれど20代で婚活をはじめたお陰で『先入観』をもたず、取り組めたとのこと。
結婚相談所を選んだ理由は「検索上位」だったけれど…
結果としてよかったのですが、私が婚活をしよう!と思って、結婚相談所を選びはじめたとき、とくに何も考えず、『Google検索で上位に出てきた相談所』に決めたんです。
とても良くしてくださったので、問題はなかったけれど、あまり調査せず『知名度』だけで決めてしまいました。
友達からいろんな結婚相談所の話を聞いたりするので、運が悪ければ痛い目に遭っていたのかもしれません。
けれど20代の女性には割引制度があったため、価格面でも悪くなく、初期費用も安かったです。
「まだ婚活は早いかな~」って思っていた私でも、気軽に婚活をスタートできました。
出会いが少なくなってきたかも…そう感じたときが婚活をはじめるタイミング
婚活をはじめる前は普通恋愛でお付き合いした方もいます。けれど、うまくいかず破局してしまって…。
20代といっても社会人ですから、学生のときみたいに新しい出会いがある訳でもないです。
また、元彼と付き合っていた期間に、男友達との疎遠になってしまったり、周りも『特定のお相手がいる友達』が増えてきたり…
「自分から何かしないと出会いすらない」という点に気がついたんです。
「婚活をするのはまだ早いかもしれない。けれど、出会いも少なくなったし」
そう思ったときこそ婚活をはじめるタイミングなのかな?と思いました。
成婚のヒケツは早めの婚活・先入観をもたないこと
とくに深く考えず、早めに婚活を行ったこととで、
どんな人に対しても先入観を持たずに会ったことが成婚した理由だと思っています。
婚活特有の人間関係、ストレスに悩むことはあったけれど、婚活に対して期待していなかったんです。
でも、そのお陰で力まず、楽しんでいたせいか、自分の想像よりも早めに成婚できました。
けれど、やっぱり婚活って独特で、これまでは一人の方とゆっくり向かい合う恋愛をしていたため、短期間で複数の男性に会って、断り断られるのには慣れなかったですね。
結婚に焦るがあまり「とにかく大勢の方と会うことが第一!」とおっしゃる方もいますが、私の性格的にその戦法は向いていませんでした。
断られるのも、断るのも精神的に疲れてしまうし、お見合いを申し込む過程も緊張しますからね。
あえて焦らない。そして、会う人数にはこだわらない。
そのおかげでお見合い相手となった男性と、ある程度しっかり向かい合うことができ、心が納得できる答えを出すことができました。
断られるより、断る方が勇気がいるんですよね。自分から断るプレッシャーに耐える回数も減りましたよ。
断ったり、断られたりすることに抵抗が無いのなら、たくさんの人と出会った方が可能性の母数が増えます。
けれど、婚活は自分に合ったペースを考えるのが、成婚のヒケツです。
そのペースが少しゆっくりでも、きちんと行動しているのなら進展があると思います。
婚活での失敗は、『結婚相談所のシステムを把握していなかった』こと
失敗したなと思ったことは、深く考えなかったこと。あと、テキトーに結婚相談所を選んだことですかね。
気軽な気持ちで婚活をはじめて、結婚相談所を選んだからこそ、今の成婚があると思いますが、これは結果オーライだから言えるんです。
結婚相談所で婚活をしている人の多くは「本気で結婚したくて」登録しています。
断り、断られ…この繰り返しで精神的に辛くなった頃、はたして私は本当に結婚したいのだろうか?という気持ちになってしまいました。
今の心境のまま本気で将来の伴侶を探している人と、連絡をとったり、実際に会ったりするなんて
相手に失礼ではないか?と申し訳ない気持ちになったのです。
それに私が入会した相談所は、インターネット上で異性を探してメールのようなやりとりをするシステムでした。
てっきり、結婚相談所の仲介人・スタッフさんがオススメのお相手を紹介してくれてくれると思っていたけど、いざ始めてみたら、SNSとかマッチングアプリのような感覚でギャップを感じたんです。
マッチングアプリを利用したことはなかったのですが、「これって出会い系サイトなんじゃ…?」と、びっくりした記憶があります。
学歴・職業・年齢にこだわりをもたない婚活だったけれど…
約半年間の婚活で成婚退会し、現在は兼業主婦となっています。夫は私より5歳年上で物静かなタイプですが、一緒にいて落ち着きます。
相手の年齢や職業、学歴といったスペック面に対して、これといった希望がありませんでした。
好きになった方が年上だろうが年下だろうが、そこに好きという感情があれば、充分に結婚の理由になります。
人の職業や学歴にこだわるくらいなら、自分自身でその望みを叶えればいい話だから。
あまり気になりませんでした。
ただし、自分に似た雰囲気である。そして価値観が近いという部分は大切にしましたよ。
結婚するとほぼ365日、ひとつ屋根の下で過ごすことになるので、一緒にいて息苦しくなく自然体の自分で居られなくちゃと思ったからです。
今、婚活がうまくいかなくて悩んでいる方がいるなら、まずは条件を見直したり、自分にとって本当に大切なポイントはなんだろう?って考えてみてほしいです。
結婚相手への条件を妥協しない・こだわらない。だけど、内面を重視していたからこそ……
結婚相手への条件は妥協しなかったmiyuさん。
年齢などにこだわりをもたず活動したポンタさん。
対極的な2人ともいえますが、
「妥協はしないけれど、トンデモナイ理想は追わない」
「こだわらないけど、価値観は大切にする」
と、スタンス的には似ているのでは?と思いました。
近年、結婚相談所に入会する20代女性が増えていますが、この記事でも紹介したように…
逃げ恥結婚を望む「いきなり婚活女子」が増える理由|ロマンスはハイリスク・安定はノーロマンスな裏話
婚活している20代女性って、理想の条件がそんなに高くないんですよね…。
人それぞれなので、一概には言えませんが、30代・40代の婚活女性よりも、ゆる~い条件を設定しているので、婚活期間も短いのかな?と。
これが何を意味するかというと、なかなか結婚できないと悩んでいる30代・40代・50代の婚活女性は、20代女性に見習って、理想の条件を見直す必要があるということです。
また、これから婚活をはじめようと思っている20代女性は、なるべく早いスタートダッシュをオススメします!
結婚相談所によっては、割引プランもあったりしますよ。