再婚でウエディングドレスはあり?なし?結婚式を挙げるのはあり?なし?
再婚でウエディングドレス、着たいなら着ちゃっていい
もう一度ドレスを着てもいいのかな…
と、心の奥で迷っていませんか?

何らかの理由で1回目の結婚は解消したわけですから、新しい相手との船出をウエディングドレスで飾りたいというのは、女性として当然の願望だと思います。
先に言っておきますが、正解はありません!
ただ、他人の目だけを気にして諦めるのは、もうやめてほしい。
それだけは先にお伝えしておきます。
本当の気持ちにフタをしていませんか
私のまわりでも「再婚だから挙式はあげない」「身内だけでひっそりと」という方が一般的で、再婚で挙式をする人は驚くほど少ないです。
だからこそ、「2回目なのに」「痛い」と思われたくなくて、本当の気持ちにフタをしている女性が多いのです。
クローゼットの奥にしまい込んだ気持ちがある。
新しいパートナーとの結婚が決まって、一瞬「またあのドレスを着られるかも」と心が動いた。
でも次の瞬間、頭の中で誰かの声がする。
「2回目なのに?」「いい年して?」「痛くない?」
その声が大きくなる前に、自分で先回りして「身内だけでひっそりやればいい」「写真だけで十分」と言い聞かせる。
その「自分に言い聞かせる感じ」、痛いほどよくわかります。
本当はもう一度ドレスを着たい。
ただ、そう思っていることすら、誰にも言えない。
カウンセラーとして見ていても、ここで遠慮しすぎる女性は本当に多いです。
この記事で扱うのは5つ。
* 再婚で白いドレスを着ていいのか* 結婚式はどう考えるか* 周囲への配慮はどこまで必要か* 「痛い」と言われないドレスの選び方* 自分が後悔しないための判断軸
結論は先に出しておきます。
着たいなら着ていい。ただし大人なので、押さえるべき条件はあります。
それと、もう一つ早めにお伝えしておきたいことがあります。
男性側の本音は、女性が思っているよりずっと軽いです。意外と男性は「写真だけならOK!」という人が一定数います。
逆に言えば、披露宴はやりたくないということ。妻のドレス姿は写真で残したいけれど、ご祝儀の手配やスピーチは正直しんどい――この温度感の男性、本当に多いんです。
だから「式を挙げないとドレスは着られない」と思い込まなくて大丈夫です。
選択肢はもっと広くあります。
「再婚でドレスはダメ」と言われる理由は、ほぼ崩せる
再婚でウエディングドレスがダメと言われる理由は、突き詰めると3つしかありません。
①「白=純潔」幻想

一つ目は、ウエディングドレス=純白・純潔・清純という幻想。
一度結婚した女性は「もう汚れてしまった」から白を着る資格がない、という理屈です。
いやー、ひどいですよね。
結婚しただけで汚れたわけではありません。
確かに戸籍にバツはついたかもしれませんが、離婚は悪い離婚ばかりではないはずです。
DV、モラハラ、相手の浮気、価値観の致命的なズレ――歯を食いしばって選んだ「終わり」だってある。
そんな心ない言葉に、あなたが縛られる必要はありません。
ウエディングドレス=純白・純潔・清純は、あまりにも時代遅れな価値観です。
この一つ目は、完全に無視してかまいません。
気にする必要は本当にないです。
②年齢と体型の現実
二つ目は、見た目の問題。
これは無視できません。
40代を過ぎてからの結婚だと、体型やお肌のハリなどがウエディングドレスのイメージと合わないことがあります。
特にウエディングドレスはかなり細く作られているので(ぽっちゃり体型用は別)、年齢を重ねた体型になると少し微妙な感じになりがちです。
ただ、これは「だから着るな」という話ではありません。「だから選び方を変えればいい」という話です。具体的な選び方は後で整理します。
③お金と、見せる場所がない
三つ目は、お金の問題。もっと正確に言うと、次のような問いです。
結婚式をやらないなら、ドレスだけ着ても意味があるの?
ウエディングドレスは人に見てもらうから意味がある。
だから披露宴をやらないなら必要ない、という考え方にも一理あります。
ただ、先ほども書いたように、男性側は「写真だけでもOK」という人が多いです。だから「披露宴をやらない=ドレスを諦める」ではありません。フォトウェディングという手があります。
整理すると、一つ目の純潔幻想は無視。
二つ目の体型と三つ目のお金・場所は、向き合えば解決します。
「ダメと言われる理由」は、思っているほど鉄壁ではないんです。
それでも白を着ていい理由
白の意味は、純潔だけではありません。
ウエディングドレスにはもう一つの意味があります。

「まっさらな状態に戻す」という意味です。
1回目の結婚で何があったとしても、そこから一度リセットして、もう一度ゼロから始める――その象徴としての白です。
1回目の結婚で何が起きたのか、他人は知りません。
耐えた時間も、流した涙も、ようやく終わらせた決断の重さも、外からは見えない。
離婚は悪いものばかりではない。
終わらせる勇気を持ったからこそ、今ここに新しい相手と立てている。
それは「汚れた」ではなく、「選び直した」ということです。
白に深い意味を持たせすぎなくて大丈夫です。
ただ、新しい相手との船出を、自分の気持ちの区切りとしたいなら、白を選んでもいい。
それくらいの距離感で十分です。
着たいから着ていいんです!
ためらわずに、着たいなら着てしまいましょう。
控え目な日本人の堅苦しい考え方のせいで、皆さんためらっているだけです。
最近世間をにぎわせていたイギリス王室でも、再婚でウエディングドレスを普通に着ていましたよね?
ただし! 大人なので条件はあります。
次は、痛く見えない選び方を現実的に整理します。
「痛い」と言われないドレスの選び方
ド派手なウエディングドレスはやめましょう!
これに尽きます。

少なくとも、フリフリしたプリンセスラインは避けた方がいいかもしれません。
実際に40代で着ている方を見ると、衣装に着られている印象が強くて……。
デコルテから裾までボリュームたっぷりのチュール、ティアラ、グローブ――この組み合わせは、20代前半の初婚にはよく似合いますが、30代後半以降の再婚で同じことをやると、どうしても浮いてしまいます。
「主張が強すぎるドレス」は、年齢が上がるほどリスクが高くなります。無難にAラインやエンパイアラインを選ぶようにしましょう。
「冒険しないで正解」のライン選び
多くの再婚者が、無難なAラインを着ています。
Aラインはウエストから裾に向かってアルファベットの「A」のように広がるシルエットで、体型を選びません。
エンパイアラインは胸の下に切り替えがあり、お腹周りが気になる人でも自然にカバーできます。
マーメイドラインは体のラインがくっきりと出てしまうので、若い頃の体型を維持していないと、少し厳しいかもしれません。
試着室の鏡で正面だけを見て決めず、必ず横と後ろ姿も撮ってもらってください。
座った時のシワの寄り方も確認しましょう。
正面はOKでも、横はNG
というケースは、現場で本当によくあります。
サイズ展開は豊富にありますが、無理に体型を隠そうとするよりも、今の自分を美しく見せるシルエット選びにこだわった方が、大人の魅力が引き立ちます。
白に強いこだわりがないなら、シャンパンゴールドやライトブルー、ダスティピンクといったカラードレスも選択肢になります。
「再婚で白は気が引ける」と感じる人ほど、カラードレスのほうが堂々と着られたりするものです。
和装も同じで、白無垢に抵抗があるなら色打掛にすればいい。
自分の年齢や体型に合わせて、シンプルで控えめなものを選べば、好感度も上がります。
20代の自分が憧れたドレスではなく、今の自分に似合うドレスを選ぶ――この切り替えができれば、「痛い」とは言われません。
岡田式:再婚の結婚式分類
ドレスが決まっても、もう一つの大問題が残ります。
結婚式そのものをどうするか、です。

ここで多くの人が、「やったほうがいい」「やらなくていい」の理屈を積み上げて迷います。
でも、順番が逆なんです。
つまり、私が言いたいのは、結婚式うんぬんではなく、「ウエディングドレスを着たいかどうか」が先であり、結婚式は二の次だということです。「ウエディングドレス」を主役にして考えた方が、結婚式をどうするかが簡単に見えてくるんですよ。
これ、私が現場で勝手に名付けた「岡田式」なんですが、再婚の結婚式は、ドレスを着たい強さで分けた方がわかりやすいです。
| ドレスを着たい強さ | 現実的な選択 |
|---|---|
| 強く着たい(譲れない) | 結婚式を挙げる(少人数・親族のみでも可) |
| なんとなく着たい(憧れる) | フォトウェディングで十分 |
| 別に着なくていい | 何もしない、または家族・友人との食事会 |
迷ったら、世間体ではなく「自分がどれくらいドレスを着たいか」で分けてください。
ここを誤魔化すと、あとでじわじわと後悔します。
結婚式の現実的な費用と配慮
お互いが再婚で挙式をする人もいますが、割合としては断然少ないです。
多いのはフォトウェディングか、親族だけの食事会+写真の組み合わせ。
フォトウェディングは衣装込みで10万円台から、ロケーション撮影で20〜30万円程度が一つの目安です。
親族だけの少人数婚なら、会場費・料理・衣装込みで50万〜100万円前後の範囲に収まることが多いです。
男性が初婚で女性が再婚のケースでは、まずは相手の意向を聞いてください。
彼の親族にとっては「初めての結婚式」であり、彼自身も自分の結婚式を経験するのはこれが初めてです。
私は2回目だから控えめに
と先回りで決めてしまうと、後で彼や彼の親族の中にしこりが残ることがあります。
再婚かどうかも気にする必要はありません。2人がしたいことをすればいいのです。
周囲への配慮、ここだけは外さない
「自分のしたいように」と「周囲への配慮」は、両立します。
配慮とは、自分の気持ちを諦めることではありません。

1回目の友人を呼ぶ問題
これが一番悩むところだと思います。
1回目の結婚式にも呼ばれていて、ましてや数年後の再婚となると、友人も少し戸惑ってしまうのが現実です。
友人も心から祝福したい気持ちはある一方で、
「またご祝儀?」「またドレスのお披露目?」
と迷ってしまうのは、ある意味で自然なことです。
この不景気な時代に、ご祝儀だって馬鹿にならないですよね?
1回目に来てくれた友人には、こう声をかける
招待状をいきなり送らず、先にメッセージを一本入れます。
再婚することになった。式は身内中心で考えているけど、もしよかったら写真や近況を送らせてほしい
この温度感です。
来てもらうことを前提にしません。
相手から「行きたい」と言ってくれたら、改めて声をかける。
これだけで、相手の心理的負担はかなり違います。
ご祝儀辞退で相手の気持ちはぐっと軽くなる
ご祝儀を辞退するだけで、呼ばれる側の気持ちはかなり軽くなります。
ご祝儀の負担はやはり大きいですから。
具体的には、以下のいずれかにします。
- 会費制(一律の会費にする)
- 結婚パーティー形式
- ご祝儀辞退+引出物豪華
「お祝いの場」として呼ばれるのと、「またご祝儀が必要な場」として呼ばれるのは、まったく別の体験です。
親族には派手さより節度
親族、特に相手側の親族とは、初対面に近いことが多いものです。
ここで奇抜なドレスや派手な演出をすると、長い目で見て損をします。
シンプル・上品・節度――この三点で揃えれば、まず外しません。
子連れ再婚なら、子どもを置き去りにしない
子どもがいる再婚なら、当日のフォーメーションを必ず考えてください。
- リングボーイ・リングガールとして役割を作る
- 新郎新婦と一緒に入場する
- 家族写真を必ず撮る
「ママのドレス姿」を見ながら、自分はどこにいればいいかわからない子どもを作らないこと。
これは絶対に外してはいけません。
陰口ゼロより、後悔ゼロ
配慮は最大限します。
でも、誰の陰口もゼロにすることはできません。
陰口を完全に消そうとすると、自分のしたいことは何一つできなくなります。
目指すのは陰口ゼロではなく、後悔ゼロ。
やれる配慮は全部やった、その上で着たいから着た――この順番なら、後で何を言われても揺らぎません。
まとめ|結婚は何回目だって、すべて1回目
判断軸は、シンプルに戻して大丈夫です。
2人がウエディングドレスを着たいと思うのであれば、着ましょう。

そこまで着たくはないけれど、「結婚するんだから着るべき!?」と悩むくらいなら、着るべきではありません。
「周りの人から嫌われたくない、引かれたくないから、ウエディングドレスは着ない」、これだけはやめましょう。
これは婚活すべてに言えることですが、「他人にどう思われるか」ではなく、「自分がどうしたいか」で決めてください。
離婚の原因が相手の浮気や暴力などだったのなら、すべてを忘れて乗り越えるために着てしまいましょう。
2回目とはいえ、今回が最後の結婚です!
(ですよね?)
結婚は何回目だって、すべて1回目だと思ってのぞんでください。
前の結婚で身につけた諦めや遠慮を、新しい船出に持ち込まなくていいんです。
ウエディングドレス=真っ新な再スタート。
着たいなら、着てください。
まずは、パートナーに相談する前に、カタログやSNSで今の自分に似合いそうなドレスを探すところから始めてみませんか?






