オンライン婚活のメリットとデメリット

オンライン婚活のメリットとデメリット

オンライン婚活、使わない手はない。でも甘く見たら時間も感情も持っていかれる

オンラインで何度か話して、

この人、いいかもしれない

と思った。会話も弾むし、写真の印象も悪くない。

なのに実際に会った瞬間、

あれ、なんか違う……

と気持ちが冷めてしまった。

オンライン婚活では、こういうことが本当に起きます。

出会いの可能性が何倍にも広がっている今、オンライン婚活を使わない手はありません。

これは本当です。

便利さの裏にある落とし穴

でも、いい話だけ信じて飛びつくと、時間も感情も、場合によってはお金まで持っていかれます。

便利だからこそ、見落としやすい落とし穴もあるのです。

今日は私、岡田が、結婚相談所の現場で見てきたオンライン婚活のメリットとデメリットを、きれいごと抜きで全部出します。特に最後の「サクラ」の話は、絶対に頭の片隅に置いておいてください。

婚活する人にとって時間は何より大切。それを有効に使えるオンライン婚活は、やらないという選択肢はないと思う。

ただ、便利な仕組みには、必ず抜け穴もあります。

穴があれば、悪い人たちが入り込もうとする。

これも世の常です。

現場で見ているとわかるのですが、良い部分にばかり注目して、結果的に無駄な相手に時間を使ってしまったり、騙されたりしている人も増えています。

テレビやネットの、

便利になりました!

という報道だけを見て飛びついて、後から、

こんなはずじゃなかった

となる人を、私は何人も見てきました。

だからこそ、痛い目にあわないためにも、ちゃんとデメリット部分をわかったうえで始めてほしい。

怖がりすぎる必要はありません。

でも、甘く見るのは危ない。

特に最後のサクラの話だけは、最後まで読んでください。

オンライン婚活のメリット|現場で実感する「効率」以上の価値

メリット1:動画は編集できない。写真詐欺の被害が一気に減る

オンライン婚活の最大のメリットは、これに尽きます。

動画だから、写真ほどはごまかせない!

これが効きます。

出会い系アプリや結婚相談所の悪しき風習である、別人に見えようが面影がなかろうが、とりあえずいい写真を載せて出会いにつなげるということが、オンラインだとあまり通用しません。

従来のお見合いなら、わざわざホテルのラウンジなどまで出向いて、いざ会ってみるとこうなることが多いです。

ぜんぜん写真と違うじゃないか!

男性からすれば、お見合いの時に払うカフェ代が無駄になる。

女性からしても、時間をかけてメイクしてオシャレして、わざわざ出向いたのに騙された気分になる。

いや、本当に、写真の修正は強烈なものがあります。

もちろん、動画でもライトや角度で印象は変わります。

それでも、写真一枚だけよりはずっと現実に近い。

オンラインお見合いなら、自宅で手軽に出来る分、もし盛り写真に騙されたとしても、ショックはいくらかマシになります。これだけでも価値があります。

メリット2:男性のお茶代も、女性のメイク時間も無駄にならない

費用面でもオンラインは強いです。

システムや業者に掛かる費用は同じとしても、お茶代がいらない分、男性側の負担はかなり軽くなります。

女性側も、時間をかけてフルメイクして、電車に乗ってラウンジに着いて、5分で絶望することがありません。

あ、これは違うな

自宅から接続できる分、最悪の場合のダメージが小さいのです。

体型の問題も、オンラインなら少しはカバーできます。

太り過ぎとか痩せすぎとか、上半身だけなので服装である程度カバーできます。

顔の印象も、ライトや角度である程度は整えられます。

歩き方や注文の仕方、会計の仕方などが見られないので、デートの流れにまだ慣れていない人でも、まずは会話に集中しやすい。

最初の一歩のハードルが下がるだけで、出会いの数は変わります。

これは、婚活を始めたばかりの人にとってはかなり大きいです。

メリット3:北海道と沖縄。「会いにくさ」が消えた

これは大きいです。

北海道と沖縄の人のお見合いなど、通常の婚活ではあり得ない出会いがある。

今までなら絶対にマッチングしようがなかった距離の人と、普通に話せます。

女性にとっては以下の点も大きいです。

  • 天候に左右されず、雨の日用の服装や履き物を気にしなくていい
  • 仕事終わりや夜の時間帯でも、安全に会える
  • 日程の調整もスムーズに進む

「会いにくさ」がほぼ消えました。婚活市場全体にとって、大きな前進です。

距離が理由で最初から候補に入らなかった相手とも、まず話してみることができる。

これはオンライン婚活の強烈なメリットです。

メリット4:「オンラインなら受けてみよう」で出会いが広がる

現場で見ていて一番興味深いのが、これです。

オンラインだからお見合いを受けました

という人が、とても多い。

対面なら躊躇する相手でも、「オンラインなら」ということで始まる出会いが増えています。

会話の準備もできます。

話すネタを忘れないように、メモを横に置いておけばいい。

対面のお見合いでは不可能な「カンペを自分で作る」が、オンラインなら堂々とできます。

緊張しやすい人にとって、これはありがたいことです。

何度かオンラインで会った後にリアルで対面することになるので、すでに関係性ができている状態でリアルに進めます。

共通の話題も見つかっているので、初対面の気まずさがありません。

ここまで見ると、オンライン婚活は最高の道具に思えるはずです。実際、使い方を間違えなければかなり強い。ただ、現場で見ていると、この便利さがそのまま落とし穴になることもあります。だからこそ、ここから先のデメリットをちゃんと見ておいてください。

オンライン婚活のデメリット|画面越しでは見抜けない落とし穴

デメリット1:身長、クセ、香り、雰囲気──画面に映らない部分に決め手がある

これは現場で本当によく見ます。

ZOOMやLINEのテレビ電話を利用することになりますが、画面越しでは以下の部分はやはりわかりません。

  • 相手の身長
  • クセ
  • 香り
  • 雰囲気

ものすごく優しい雰囲気の男性が、ズームではまったく人気がない、なんてことが普通にあります。

実際に会うと安心感があるのに、画面越しだと表情が硬く見えたり、声の温度が伝わりにくかったりする。

そういうことがあるのです。

リアルで会ったときの評価と、オンラインで会ったときの評価は、別物だと思っておいた方がいい。

逆もあります。

画面越しでは饒舌で魅力的に見えた人が、リアルで会うと急に静かになることもあります。

人柄の決め手は、画面に映らない部分にある。ここが落とし穴です。

デメリット2:オンラインでよく見えすぎて、対面でガッカリする逆転現象

これが、現場で繰り返し見ている「逆転現象」です。

例えば、婚活で苦戦している男性のサポートを私がするとします。

まずオンライン婚活から始めてもらうことがあります。

なぜなら、断られるリスクが減るからです。

オンラインなら見た目の粗も目立ちにくい。

さらに目線、表情、間の取り方、話す順番──このあたりはオンラインだと修正しやすいので、本人にとっては弱点を補いやすい非常に有利な場になります。

初めて対面で会ったときに、付き合える確率は格段に上がります。

サポートする側としては最高の手札です。けれど、これは逆から見ると、

実物より良く見えている相手

と話している可能性があるということです。

ここで効いてくるのが、心理学でいうコンコルド効果です。

投資した時間が惜しくて、

もう少し続けよう

となる心理です。

これがオンラインで何回も話すと効いてきて、実際に会ってガッカリしても認められなくなる。

ここは、本当に気を付けなければいけません。

だから、オンラインで盛り上がった相手ほど、早めに一度リアルで会って確認した方がいいのです。

画面の中で育った期待が大きいほど、現実とのズレを認めにくくなります。

しかも今のオンライン婚活は、二極化しています。

  • 時間を短縮して、より効率よくオンライン婚活しようとするモチベーション最大の人
  • 気軽に始められるからやってみようかな、という程度で、それほど気持ちの入っていない人

この差は悲しいものです。

本気で結婚したい側が、本気度の違う相手に、知らないうちに時間と感情を使ってしまう構図。

これがオンラインだと起きやすいのです。

デメリット3:便利すぎるから、判断が遅れる

オンラインだと受け取る情報量が少ないので、断る理由になりにくい。

ピンと来ないけど、決め手もない

という状態で、なんとなく続いてしまいます。

結局、最終的に判断するのは対面で会ってから、ということが増えます。

つまり、出会いから結婚に向けてのスケジュールの中に、ワンステップ増えるのです。

便利だけれど、便利すぎるから判断が遅れる。これがオンライン婚活の最大のデメリットです。

オンラインでは毎回話が弾んだのに、実際に会うと沈黙が増えた。

対面を提案すると、毎回理由をつけて先延ばしされた。

こういう小さな違和感は、見逃さない方がいいです。

ここまでは「使い方の問題」です。でも、オンライン婚活には、最初から罠を仕掛けてくる人たちの話があります。これが一番、頭の片隅に置いておいてほしい話です。

オンライン婚活で一番怖いのは「サクラ」と「画面の外」の存在

相手のモニター裏に、誰かいるかもしれない

オンラインは、相手のいる場所が相手の個人的な空間です。

向こうが何をやっているか、こちらには見えません。

相手のモニター裏に誰かいて、

「ここはこう言え」「こんな質問をしなさい」「笑顔、笑顔!」「リラックス、リラックス」

とカンペを出しているかもしれない──そう思うと怖くないですか?

オンラインだと、リアルでは絶対できないズルが、簡単にできる構造なのです。

もちろん、実際にそこまで極端なケースばかりではありません。

絶対にやっている、とも言いません。

けれど、構造的には可能です。

会話に困らない、絶妙な質問が飛んでくる、間が完璧──そういう違和感を覚えたら、画面の外に何かがある可能性を、頭に入れておいた方がいい。

大事なのは、疑いすぎることではありません。違和感を見なかったことにしないことです。

オンラインサクラは、業者にとって「コスパが良すぎる」

これは内情を暴露するというより、業者側の合理性で考えたら自然に出てくる結論だと思って聞いてください。

出会い系アプリでもパーティーでも、出会いには必ず「サクラ」の存在が疑われます。

今までも悪質な業者はやってきたし、もちろん、誠実に運営している業者はそうしたことをしません。

これは昔からの構図です。

リアルのサクラなら、1日1〜2回しか現実的に出来ないでしょう。

移動して、カフェでお茶をして、また移動する。

しかし、オンラインサクラなら以下のようなメリットが業者側にあります。

  • サクラに支払う人件費をかなり安く抑えられる
  • サクラ本人も自宅にいながら仕事がしやすい
  • 1日に何回も面会をこなせる

業者側の経済合理性で考えたら、やる人たちが出てきてもまったく不思議ではありません。

悪質な業者が入り込みやすい構造であることは、十分に警戒しておくべきです。

怖がらせたいわけではありません。ただ、ここを知らずに使うのは危ない。気を付けてください。

健全な業者と、危ない業者を見分ける現実的な視点

では、どう見分けるのか。

完璧な方法はありませんが、現場で怪しいところは大体ここに出ます。

  • 料金体系の透明性:入会金・月会費・成婚料がはっきり書いてあるか。料金表が曖昧なところは、後から不安や焦りにつけ込む形で追加料金を勧めてくることがある。安く見せて、後からオプションで盛るところは特に警戒。
  • 運営会社の情報:会社名、所在地、代表者名、運営年数。当たり前に出ている情報が出ていないところは、それだけで一段階リスクが上がる。
  • 口コミの質:良い口コミばかり並んでいる業者より、賛否ある口コミが両方載っている業者の方が、たいてい誠実です。

ここまで読んで、

じゃあ何に気を付けたらいいの?

となるはずです。

最後に、現場の岡田が一番伝えたい判断軸を渡します。

オンライン婚活で失敗しないための注意点|現場が教える判断軸

早めに一度、対面で会え

これは何度でも言います。

オンライン婚活をするのは良いのですが、出来るだけ早めに、一度リアルで会ってください。

目安はオンラインで2〜3回話したら、対面の提案。これくらいのテンポがちょうどいい。

オンラインだけで5回も6回も重ねると、コンコルド効果でやめられなくなります。

先入観が固まってしまうと、対面で違和感を覚えても認めにくいのです。

対面で会いたい

と提案して、はぐらかされたり、不自然に先延ばしされたりするなら、それ自体が判断材料です。

もちろん、会うなら昼間のカフェや人の多い場所で、最初は短時間で十分です。

無理をして長時間会う必要はありません。

早めに会うというのは、勢いで突っ走るという意味ではありません。画面の中だけで相手を理想化しすぎないために、現実の感覚を早めに確認するということです。

結婚願望の温度感を、最初の数回で確認しろ

岡田がいつも伝えていることです。

婚活で一番大事なものは、結婚願望が本当にある人同士で出会うことです。

厳しく聞こえるかもしれませんが、結婚願望のない人に時間を使うほど、婚活は苦しくなります。

遊び目的の男性に接触してはいけません。

最初の2〜3回で、

いつまでに結婚したい?

と率直に聞いてください。

いきなり詰めるように聞く必要はありません。

私はできれば1〜2年以内に結婚を考えられる人と出会いたいのですが、〇〇さんはどんな温度感ですか?

くらいでいいのです。

遊び目的の人に時間を使わないためにも、ここは避けてはいけません。

逆に言うと、男性はカフェの費用を払って会う、女性はオシャレして時間を掛けて可愛くメイクして会う、これくらいのハードルがある方がちょうどいい。

お互いに本気の人だけが残る、ある種のフィルターだからです。

個人情報・録画リスク──ここだけは守れ

最後に、これだけは守ってください。

  • 本名、住所、勤務先、最寄駅。これは最初に出さない。
  • 背景は無地の壁かバーチャル背景。郵便物、表札、家族の写真、窓の外の景色は意外と漏れる。
  • スクショも録画もできる世界だと思って話す。
  • 違和感があったら、その直感は大体当たっている。

怖がりすぎなくていい。でも無防備はだめです。

オンライン婚活は便利ですが、自分を守る線引きだけは最初から持っておいてください。

まとめ|冷静に使えば最強の武器や

何度も言いますが、オンライン婚活のメリットはものすごく多いです。

でも、そういう時こそ悪い人たちが出てくるから、冷静に活用してほしいと思って、デメリット部分を多めに話しました。

不安にさせたいのではありません。冷静に見極めれば、オンライン婚活は十分に使える武器になるからです。

オンライン婚活が始まって、より多くの人が婚活に興味を持ってくれるようになったことは、本当に嬉しいことです。

喜ばしいことです。

オンライン婚活は冷静に使えば最強の武器です。デメリットを知った上で、早めにリアルで会って、頑張っていきましょう!

結果、出会いのチャンスは確実に増えています。

以下のバランスを持って、婚活を前に進めていきましょう。

  • オンラインは入口としてしっかり使う
  • 画面の中だけで決めきらず、2〜3回話したら対面で確認する
  • 個人情報は守り、結婚願望の温度感も早めに見る
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