【結婚相談所名】×××× 【結婚相談所の点数】★★ 【自分の婚活の点数】★ 【都道府県】北海道 【年齢】37歳 【職業】福祉関係 【活動期間】平成31年10月~平成31年12月 |
私は婚活初心者だったので、
・精査の仕方とか分からない
・シンプルプランだったので会社のフォローも特にない
・月額費はかかっているので、動かなきゃもったいない
という●●で、優しそうな外見の人を選び、マッチングしました。
●●はお互い会った時に発生する「マッチング料」が無料なので(他の相談所はかかるところが多かったです)行動した分だけ得になります。
といっても…結論、得でもなかったと私は感じています。
マッチング料はかかりませんでしたが、私は時間を失い、そして心の傷を負いました。
今回はその体験談について話したいと思います。
マッチングした女性を仮に「K子」とします。
K子は34歳で金髪に近い髪色の女性でした。
私と同じ職業であることと、優しそうな外見だったので親近感がわき、マッチングしました。
なんてことないただの番号交換からでしたが、今までにない体験だったので、不思議とテンションが上がったんです。
「もしかしたら本当に結婚も…」と。
まだK子とは会ってもいない状態なのに、“結婚相談所”という名目がテンションを上げさせているのでしょうか…嫌でも結婚を意識します。
なるほど、これは結婚相談所が流行るわ、と思った瞬間でした。
とにかく私は色々なことを調べました。
K子の住んでいる所から近くの初デートで警戒されない場所、そしてその日話すネタなどを紙に書き出し、思考を整理しました。
飽きれるような事前準備ですが、私は何故かそれだけ本気になっていました。
嫌われたくない、うまくやろうと思っていたのです。
そして、私なりに最適解の場所をみつけ(といってもただのカフェですが)、胸に期待を膨らませ、当日その場へ向かいました。
初顔合わせしたK子は、写真通り、というかかなり美人で、店に入ってからとにかく楽しかったのを覚えています。
私の目にはハートマークが出ていたと思います。
しかし、時々彼女は「私は変われたんだ!」とか「先生を紹介しようか!?」とか、今考えれば「ん?」と違和感しかないワードをしきりに言っていたのを覚えています。
(ちょっと想像していた婚活とは違う…?)と不思議な気持ちになり、その日は2時間程で解散しました。
それからというもの、それこそ夜中の2時とか常識では「あり得ない」と感じる時間帯にK子から頻繁に電話がきました。
話を重ねているうちに、K子の仕事は私と同じ仕事ではなく、自分は「経営者」ということでした。
ちょっと意味が分からなかったので掘り下げて聞いてみると、「みんなで助け合ってやっている仕事」「人を幸せにする仕事」「私は美容担当!」とか、非常に抽象的でフワフワした内容だったのです。
そこで、「収入とかどうしてるの?」と聞くと、「そういう話は先生を通して聞いて!」とのことでした。
経営者なのに先生?
私の頭の中は、???状態。
その状態のまま、K子と次のデートの日を迎えました。
結論からいうと、K子は経営者でもなんでもない、ただのマルチ商法の販売員だったのです。
次のデートで「先生」と呼ばれる男性が同席しているところで気づきました。
「あ、これ勧誘だ。マルチ商法の▲▲の勧誘だ」と。
2回目のデートで先生が登場する時点で、K子の目的は初めから明らかだったと思われますが、
・初めからK子にカモとしか思われてなかったこと
・初デートの前に高揚していた自分の愚かさ
・怪しい感じがしながらも2回目のデートに来てしまったこと
このような事から、私の心は結構キズを負いました。
うさんくさいオッサンだった先生の話はよく聞いてもいませんでしたが、ひたすら「感謝の気持ちが大切!」とか言っていたのは覚えています。
私、あなたに傷つけられてるんですけど、と思いながら。
こういったことがあったので、●●は退会してしまいました。
単純に怖かったのと、カモ扱いされ、男性として否定されている気分になってしまったからです。
●●の事を悪くいうつもりはありません。
何故なら、「結婚はしたい。でもリスクはどこにでもある」…これって結婚相談所でなくとも、そこに人間関係が発生する以上必ず生まれる問題だと思うからです。
今回の事は良い経験として私の中で完結しようと思います。
2024/11/20 更新 |
2023/08/21 更新 |
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