再婚の形が多様化している今。
バツイチ同士で再婚というケースもあれば、相手は初婚というケースも少なくありません。
バツイチと初婚では結婚に対して抱いているイメージが異なります。
そこでこの記事ではバツイチ再婚のお相手が初婚だったときにやっておくべきことをまとめて紹介していきます。
初婚の相手と再婚するとき、結婚する前にやっておくべき5つのこと
「今度こそ、幸せな家庭を築きたい!」と思ったら、どんな点に注意すべきなのでしょうか?
自分は再婚でも、相手にとって結婚は初めてなのですから、バツイチのあなたが率先して相手の不安を取り除き、リードしてあげるのが幸せへの秘訣。
あなたから相手の希望を汲み取ってあげる必要があるということを理解しておきましょう。
その1.離婚原因を共有・説明する
バツイチの人とお付き合いしている人から「相手に離婚の理由を聞けない」という声が挙がることがあります。
お互いバツイチであればまだしも、相手が初婚である場合、あなたが離婚に至った理由を問いただすのに抵抗があると考える人もいるのです。
相手の不安を払拭するためにも、再婚を意識し始めた段階で離婚の原因を簡潔に説明しておく必要があります。
自分に落ち度があって離婚した場合でも、正直に話して「同じ失敗は絶対に繰り返さない」と相手に伝えましょう。
あなたに原因があった場合、相手にショックを与える可能性もありますが、事実を隠したままで再婚すると、相手は疑念を持ち続けることになります。
離婚原因を聞かれていなくても、自分から相手に伝えて、どうすれば同じ過ちを繰り返さないのか、しっかり話あっておきましょう!
その2.結婚式や旅行など、相手の希望を確認する
「再婚だから結婚式なんてやらなくていいや」とあなたは思っていても、相手は初婚です。
子供の頃から抱いている結婚に対する夢も憧れもあるでしょう。それを頭ごなしに否定すると結婚後まで不満を引きずってしまう可能性があります。
あなたが初婚の時のように大々的に結婚式を挙げることができなくても、相手の親族や友人にお披露目する機会を設けたり、フォトウェディングを行うなどして、相手の夢を実現させてあげてください。
全ての希望を飲むことができなくても、相手の希望に耳を傾ける姿勢が重要です。
「私は初婚、夫はバツイチで授かり婚をしました。
前妻はとてもきれいな人で仕事もバリバリしているキャリアウーマン。
子どもができなかったのが離婚の理由と聞きましたが、私とは授かり婚だったせいか結婚式も新婚旅行もなし。
結婚指輪すら買ってもらえていません。
自分は再婚だから、というのが口癖の彼。
子どもを可愛がってくれてはいますが、愛されている実感がもてません。」 (32歳女性)
これは、バツイチ男性と結婚した32歳女性の体験談です。
実際に筆者の周りにはバツイチの方と結婚した友人から、
「結婚式を挙げるとなると参列者に気を遣うけれど…ささやかでもいいから何かしたい!!」
という悩みを打ち明けられたことがあります。
自分は2回目であっても、あなたとお相手が結婚するのは『はじめて』であり、人生の中で二度とない瞬間であることを心に止めておきましょう!
その3.子どもの育て方について話し合っておく
あなたに連れ子がいる場合、最低でも以下の3つのポイントを話あっておく必要があります。
・再婚相手と子どもが養子縁組をするかどうか
・2人の間に子どもが生まれたときも連れ子に変わりなく接してくれるかどうか
相手が初婚ということは、いきなり親になるということ。
あなたが相手を支えながら子育てをしていく必要があります。
特にあなたが男性で連れ子がいるという場合、相手の女性に子育てを丸投げするようなことがあってはいけません。
また、自分が引き取っていない子どもがいる場合、どんな関係であるかということは説明しておきましょう。
養育費を負担している、何カ月かに1回面会しているなど結婚前に説明しておくことで相手は安心するはずです。
前妻との間に子供がいる場合、相続についても話をしておく
バツイチの男性が初婚の女性と再婚する場合、財産の相続についても話をしておく必要があります。
前妻との間に子供がいる場合、当然、前妻との子どもも相続権を持っています。
再婚相手に配慮した相続をしたいなら、万が一のときのときのために遺言書を残しておくのが最善策と言えるでしょう。
「まだまだ財産のことを考えるなんて早い!」と思ってしまうかもしれませんが、相続の問題が浮き彫りになるときは、本人がなくなった時ですから。
その時点ではもう手遅れなのです。再婚相手・前妻との子どもが争いを起こさないためにも、再婚前にしっかり考えておきましょう!
その4.相手の親に直接、結婚の意思を伝える
初婚の相手と再婚する場合、確実にクリアしておきたいのが相手の両親に対する挨拶です。
自分の娘や息子が初婚なのに、相手が再婚となると心配して色々と勘ぐってしまうのが親心。
まずは相手の口から結婚する相手が再婚だということを両親に伝えておいてもらい、その上で直接、会って結婚の意思を伝えるようにしましょう。
その際、 離婚の原因を簡潔に伝え、再婚したらどんな家庭を築きたいか、相手をどのように支え守っていくつもりかという点も伝えましょう。
離婚原因はあまり詳しく説明する必要はありません。元夫や元妻の悪口を延々と語ると『自分に責任がまったくないと思っているのでは?』とかえって心象を悪くしてしまうので注意してください。
その5.自分の問題点を振り返っておく
再婚する前に自分が結婚に失敗した理由をもう一度、振り返っておきましょう。
一生添い遂げるつもりで選んだ相手と離婚をしているのですから、パートナーの浮気や暴力、借金などが原因だった場合を除き、あなたにも責任の一端があると考えるのが自然です。
「仕事ばかりに没頭して相手を顧みなかった」
「経済的にも精神的にも頼ってばかりで相手の支えになっていなかった」
「家事や育児の分担をまったくしなかった」
なども十分に離婚の理由になり得ます。
離婚の経験があるということは、少なくともあなたは結婚生活を脅かす原因がどんなものであるかわかっているはず。
同じ失敗を繰り返さないためにも、自分の問題点をもう一度振り返っておきましょう。
結婚式はやるべき?やらなくてもいいの?
5つのポイントを挙げてきましたが、この中でも一番難しいのが、やっぱり「結婚式」ですね。
やるべきか?やらないべきか?
もちろん、正解はありません。
大事なのは2人がどうしたいかです。
ただ、片方が挙げたくても、お金がないから言い出せないってこともチラホラあります。
できれば結婚式は挙げたい人側の気持ちを汲んであげたいですよね。
今回は、初婚が女性の場合と男性の場合に分けてご紹介。
初婚が女性だった場合:結婚式を挙げたいはず!
初婚女性はほぼ間違いなく結婚式を挙げたいはずです。
規模はその人次第ですが、2人だけでもいいのでウエディングドレスを着たいはず。
ここで男性が気にしてあげたいのは、以下の2つ。
・お金がないから結婚できない
・片方がバツイチだから気まずい
お金に関してはいくらでも工夫ができます。
2人だけで写真を撮るだけでもいいですし、新婚旅行をかねて海外で2人で挙式という人も増えています。
ドデカい挙式を考える必要はありません。地味な挙式で十分なんです。
なので、お金がないからという雰囲気は作らないようにしてあげてください。
初婚女性にとっては最初で最後のチャンスなのですから。
また、バツイチだから気まずいというのも、本人が思いすぎてるだけです。
ドデカい挙式じゃなくて、地味に挙げるのであれば何も気まずさなんてありません。
初婚が女性の場合には、何らかの形で良いのでウエディングドレスを着させてあげてください!
やっぱり、ウエディングドレスを着たいんです!
初婚が男性だった場合:男性は相手次第!
こっちの場合は微妙ですね。
そもそも男性は結婚式があまり好きじゃないことも多いので。
こればっかりは、相手次第です。
ただし、あなたが挙げたいのであれば、相手も初めてなので無理に反対はしないはず。
新たな人生のスタートという意味で、挙式を挙げましょう。
ここで気にしたいのは、相手が結婚式を挙げたくて、あなたが挙げたくない時。
これはあなたが我慢しましょう!
ドデカい挙式が嫌ならば、相手と相談して、海外挙式で家族だけなどを提案しましょう。
おそらくあなたも会社の同僚などを気にして、挙げたくないだけだと思うので、呼ばなくてよい状態で結婚式ができるなら、良い思い出になりますよ。
子連れ再婚の場合はどうする?
これも気にする人がいますが、全然挙式を挙げてしまってかまいませんよ。
子供も含めてのリスタートなわけですし、一緒に結婚式を挙げることを子供にも提案してみましょう。
注意してもらいたいのは、子連れ再婚の場合には、あなたたち2人だけではなく、3人による結婚式と思ってください。
子供も主役です。再婚する場合には子供の気持ちを大切にすることも忘れずに!!
しっかり子供の気持ちを考えられていれば、子連れ結婚式は子供のためにもぜひ挙げましょう!
子連れ再婚で気をつけるべきは、、、
新婚旅行は行ってよし!
これはいいでしょ!挙式はダメでも新婚旅行は行きましょう!
唯一気になるのは、会社など、仕事関係ですね。
前回の結婚からあまり期間が空いてないと「また行くの?」みたいなリアクションもありそうですが。。。
無断欠勤して行くわけではないので、社会人としての当然の権利として、有給を使うのは問題ないはずです。
お子さんが大きい場合には、少し調整が大変ですが、必ず良い思い出になるでしょう!
【注意点】初婚との再婚で必ず起こる問題
最後に、バツイチの人が初婚の相手と再婚する場合に、5つのポイントの他にも心がけておくべきことをご紹介します。
ほぼ必ず発生してしまう注意すべきポイントをステップごとに解説します。
これを乗り切れれば、気持ちよく結婚して、新婚旅行に行けますよ。
Step1:結婚に『不安』は付き物!初婚側の気持ちを優先!
まずは、「相手を不安にさせないようにする」ことです。
これは初婚同士でも発生しますが、バツイチの人と初婚で結婚した人の多くは「前のパートナーへの嫉妬や不安」に悩まされていると言います。
結婚の準備をしているときに「自分は初めてだけど、相手は2度目なんだな」と考える人もいますし、バツイチ男性の持ち家に住むことになって、前妻の存在を意識してしまうという女性もいます。
こんなときにあなたが前のパートナーと再婚相手を比べるような発言をしたり、昔の結婚指輪や前妻がおいていったものなどが出てきたりすると、再婚相手はさらに不安を感じてしまいます。
今度こそ幸せな結婚生活を末長く続けるためにも、相手を不安にさせるような言動は慎み、細かいことでも話し合いをするようにしましょう。
Step2:特に嫉妬には要注意!嫉妬は必ず許してあげる!
先ほどから指摘しているように嫉妬は、初婚が男でも女でも、どっちでも大きな問題になるはずです。
特に、どちらの場合でも、前妻・前夫とおこなった事柄には敏感に反応してしまいます。
結婚には、いろいろな出来事が発生しますが、そのどれもが前妻・前夫と行っています。
嫉妬に対して過剰に防御するとおかしなことになるので、自然に振る舞い、嫉妬されたらひたすら相手の心をケアしましょう。
なぜなら、何をしたって嫉妬をされるからです。
例えば、こんな感じに。
- 同じことをすると怒るけど、同じことをしなくても怒られる
- 内緒にすると怒るけど、事細かに伝えても怒る
ややこしいんですよね、男女の嫉妬は。
行ったことある場所に行っても怒られるし、連れてかなくても怒る。
それを言おうが言うまいが、本人が知った時点で、怒られる。
まあ、何をしても嫉妬は発生します。
Step3:時間をかけて解決!
解決方法はありません、ひたすらに相手の気持ちを受け止め、心のケアをしましょう。
時間が解決してくれるのを待つしかありません。
特に嫉妬が悪化するのが、結婚のタイミングです。
その後は次第に薄れるはずです。
良い意味でも悪い意味でも、愛は薄れていくものです。(永遠の場合ももちろんありますが。。。)
嫉妬も、だいたい3年、長くて5年くらいだと思っていいと思います。
結婚したらいろいろな苦難が待ち受けているでしょうし、日々の生活で忙しくなれば薄れます。
早ければ、1年もしないでなくなるかもしれません。
さらには、無事結婚したことで心配もなくなり、薄れる可能性もあります。
とにかく、時間をかけましょう!
まとめ
再婚相手が初婚だったときに、してくおくべき5つのポイントをまとめてみました。
バツイチ&初婚カップルはどうしても初婚の方が知らずのうちに我慢を強いられがち。
自分は2度目だから気にならないという点も相手はどう感じているか、常に考えながら接していくことが幸せな結婚生活を送る秘訣と言えるでしょう。
まずは5つのポイントをしっかり実践してみましょう。
シングルマザーが再婚するために絶対に実践しておくこと
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