埼玉県の結婚相談所・41歳男性の体験談

カウンセラー自身が結婚についてどのような価値観を持っているかを質問されることをお勧めします

結婚相談所 体験談
【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】
【自分の婚活の点数】★★
【都道府県】埼玉県 【年齢】41歳 【職業】会社員
【活動期間】平成27年1月~平成27年4月
【結婚相談所をどうやって知りましたか?】
Web検索
【無料カウンセリング時の印象】
カウンセラーの女性が対応してくれたのですが、他人の話を丁寧に聞くのが上手な人だなという印象を持ちました。 そして、婚活している人に対して、結婚相談所側の価値観を無理矢理押し付けることはなさそうだという印象を持ちました。
【入会を決めた理由】
成婚データを見せられ、40代前半の人でも十分な成婚実績があることを示してくれたため、期待感を抱いて入会しました。
【退会した理由】
中途退会
【これから婚活をする人へのアドバイス】
無料相談のときに、カウンセラー自身が結婚についてどのような価値観を持っているかを質問されることをお勧めします。 経済的な安定を重視しているのかや、相性を重視しているのかなどを聞いてください。 そして、自分の結婚観と合致するのであれば入会しても問題ありませんが、そうでない場合はそこはやめたほうがいいです。結婚観が一致する相談所で活動したほうが良いです。
【体験談】

私は40代前半の年齢であったため、あらかじめカウンセラーからは「あまり良い条件の女性はご紹介できないことを、ご承知くださいね」と言われたうえで、それを了解して●●に入会しました。

40代では、若い女性を紹介してもらえないことくらいは私も理解していました。

そして実際、私が紹介された女性は、夫との死別を経験したという40歳の女性(B子)でした。

彼女には子供がいなかったため、特に問題は感じず、私はお見合いをすることを承諾しました。

B子とは喫茶店でお見合いをしたのですが、ほぼ同年齢ということもあって会話が弾み、そのまま彼女との交際がスタートしました。

結婚相談所での出会いでは交際において色々とルール化されているところも多く、交際も仮交際→本交際と段階があります。

そのため、お互いのことについて、早い段階で、ズバリ聞きたいことを聞き出さなければなりません。

●●からは、交際期間3ヶ月で結論を出してほしいと言われていました。

何回目からのデートのとき、私はB子に「失礼なことをお聞きしますけど、ご主人は闘病期間は長かったんですか」と尋ねました。

「ご主人は大変だったでしょうけど、B子さんも看病が大変だったでしょうね」と、労わりの言葉も忘れずに添えました。

すると、B子からは意外な言葉が返ってきました。

彼女はなんと「実は、夫は自殺したんですよ」と言うのです。

私は驚いてしまい、思わず「えっ」と言ってしまい、返す言葉が見つかりませんでした。

そのあとの会話は以下の通りです。

B子「夫は元々体が弱くて、会社を休みがちだったんです。休職したあと、とうとう会社を辞めてしまいました。夫はメンタルも弱くて、上司から厳しい言葉を言われ続けて、統合失調症という病気になってしまったんです。神経内科に通うようになったんですけど、急に大声を叫ぶようになったり、2日続けてずっとベッドに横になっていたりすることもあって、大変でした」

私「ご主人は、障害年金は受給しなかったんですか」

B子「病気を発症してから数年間経過しないと、年金事務所から認めてもらえないらしいんです。そこで、夫は会社のパワハラが原因で自分がこうなったのだから、会社を訴えてやると口に出すようになったんです」

私「ご主人は精神的に追い詰められていったんですね」

B子「そうですね。私も追い詰められていきましたよ」

B子「私たち夫婦は共働きで、マンションを買って住宅ローンを返済していたんですけど、私ひとりの収入で住宅ローンを返済しなくてはならなくなり、生活費も私の収入から出さなくてはならなくなって本当に大変だったんです。マンションの名義は私と夫が半分ずつ持っていたんです。だけど、だんだん疲れてしまって。夫が死んでくれれば夫が借りた住宅ローンは団信で返済されるのにって考えるようになってしまったんです」

私は思わず「うーん、そうなりますよね」と同意してしまいました。

B子は、泣きそうな目で私を見ながら話を続けました。

B子「それで、感情的に言ってしまったんです、夫に。夫がベッドで横になっているときに『あなたが死んでくれたら私は楽になれるのよ、どうして私がこんな目にあわなきゃいけないの』と怒鳴っちゃったんですよ。夫は横になりながら返事もしなかったんですけど、次の日の朝、ベランダから飛び降りて自殺してしまったんですよ」

私「そういう事情があったんですか」

B子「だけど、もう大丈夫です。夫の分の住宅ローンはなくなってマンションの名義は100%私のものになりましたから。もし、私と一緒になっていただけるんでしたら、ぜひ私のマンションに住んでくださいね」

彼女は明るい表情でそう言ったので、思わず私は「えっ」と言い、絶句してしまいました。

そして、直感的に、これはヤバいなと感じました。

このデートが終わったあと、●●のカウンセラーにB子についての報告をしました。

すると、カウンセラーは「良かったじゃないですか。B子さんからプロポーズされたんですよ。しかも、経済的にも不安がない相手じゃないですか」と嬉しそうに言うのです。

私に「B子と結婚しろ」と言っているのです。

私は「結婚についての考え方がおかしいんじゃないか」と思い、B子との交際を断り、●●も退会したのでした。

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