ほとんどのカップルが結婚するときは仲良しやわな。
新婚の時も仲良しやろう。
でも、ラブラブ期間が過ぎた後、倦怠期がやってきて、徐々に二人の間に溝ができ始め、お互いの愛情が薄れてくる。
いややな~こういう話。
言葉にするだけで憂鬱になる。
結婚した二人が、最終的に離婚する夫婦にならないためには、二人の関係で、
ここで踏ん張るか、そのままの流れで愛が冷めていくか、っていうポイントがある。
今日はその夫婦の危機ポイントについて話します。
今回はそのポイントのことだけ伝えて、個別の解決策については言うてない。
まずはこういうポイントがあるから、「私のことかも?」「オレもそういうところあるわ」って思う点があるかどうかを気にしてほしい。
思い当たる点があったら、この他の記事や夫婦仲改善の動画を参考にして、自分で修復を試みることをやってみてな。
今後はもっと関係改善の動画を出していくようにします。
婚活中の人にとっても、結婚後の夫婦仲のことは知っていてほしいから、ぜひ最後まで読んでください。
離婚のこと
最近の離婚率は30%もある。
僕は離婚が必要な夫婦もいるので、絶対的に離婚に反対してるわけではない。
でも、出来ることなら、結婚するときは仲が良かった二人なんやから、最後まで仲良し夫婦で居られた方がいいと思う。
夫婦仲はね、良いタイミングで、適切な努力をしていたら離婚という決断にはならんと、ずっと仲良しでいられることも多いねん。
離婚の原因っていうのは、夫婦それぞれによって、本当にまちまちやから、こういう努力をしたら大丈夫、って簡単に言えるもんでもない。
けれど、その良いタイミングはいつ?ってことなら言えるから、今日はそれを言います。
1.会話
会話の内容がネガティブに偏ることが増える
~できない
~好きじゃない
~やりたくない
関係が悪化してしまうと、とにかく全ての会話がネガティブになるんよ。
言い方とか、言葉遣いも含まれる。
たとえば言葉では「いいよ、やるよ」と言ってるのに、言い方が刺々しいとか。
コミュニケーションで気を付けるのは、何を伝えるかではなく、どのように伝えるか?やからね。ここは忘れんといてな。
2.浮気
相手が浮気をしている時。
これが夫婦の危機なのは当然やんな。
でも、もう一つは、あなたが、浮気を考えていたり、浮気をしてしまった時な。
考えるだけで危機やねん。
考えるには理由があるねんから。仲良しの時は考えることもなかったやろ?
不倫してしまうと、結婚関係が回復することは不可能ではないけど、ほんま大変やから。
あなたが浮気を考えた時、もしくは相手が浮気を考えた時。
ここには夫婦仲が昔と違っているって理由が必ずある。
3.表情
私たちが心の中の気持ちで感じていること、頭の中で考えていること、は必ず態度か表情に出ている。
たとえその感情をちょっとの間隠せたとしても、いずれ表面化してくるよ。
優しい表情が減る
悲しい表情が増える
怒りの表情が増える
これはピンチの始まりや。
4.ルームメイト
相手のことを夫婦ではなく、ルームメイトと感じる時。
一緒に旅行に行くとか、家事を手伝い合うとかの、行動がどうこうではなくて、気持ちの問題のこと。
ルームメイトと感じているということは、相手に「好き」「愛してる」という気持ちを伝えあう行為をしていないということや。
相手のことを「好き」ではなく「良い人」となることが危険な兆候。
5.解決できない
お互いの意見の違いの解決方法を知らない時のこと。
夫婦がお互いの意見の違いを知ることは素晴らしいことやねん。夫婦が全く同じ意見っていうことはあり得へんのやから。
しっかり意見を伝えあってるってことはええことな。
でも伝え合うだけでは半人前で、その不和をどうやって妥協点を見つけていくか、お互いの納得のもとに二人の行動に落とし込むかってことまでやらないと夫婦ではない。
僕は今まで、
「問題はわかってるんだけど、解決方法がわからないんです」
という夫婦の声を何度も聞いたことがある。
6.苦しめたい
どちらかが、憤りや失望などのネガティブ感情に基づいて行動し始める時は危険や。
夫婦のように関係が近ければ近いほど、相手にも同じ気持ちを味あわせたいと願うことがあるねん。
自分が感じたのと同じ痛みを感じさせようとするとか。
たいていの場合、一瞬はスカッとするかもしれんけど、最後には自分も傷付く結果になる。
一時の感情に任せた相手への仕返しは、やらん方がイイ。
相手を傷つけたいという感情が増えてきたらヤバイ。
7.外泊
夫婦の意見が食い違ったり、言い争いになったりしたときは、一休みするするのは良い解決でもある。
けれども、その一休みが外泊になったり、1人で旅行に行ったり、共同の生活を放棄することになるのは危険なのよ。
勘違いしたらアカンのは、二人の距離が離れることがいいのではないんやで。
一休みがいいのは、一時熱くなった思考を冷却する時間ってことで、二人の共同生活を否定することではない。
8.子供のため
夫婦が子どもたちのために一緒にいると感じている場合も危険や。
子どもがいようがいまいが、二人の関係だけに焦点を当てて夫婦関係を考えてほしい。
子どものために、というのは、本人たちだけが思ってるかもしれんしな。
僕は、夫婦が一緒にいるかどうかを決めるとき、子どもが決め手になるべきではないと思ってる。
仲の悪い夫婦に育てられることが、子どもに悪影響を与えることもあるから。
夫婦がどんなに幸せを演じていても、ほとんどの子どもは嘘だと見抜いてる。
子どもは二人の関係をしっかり感じ取ってるよ。
子どものために一緒にいる、というベクトルではなくて、その前の段階の、なぜ夫婦仲が冷えたのか?
という原因を探っていくことの方が大事なんや。
以上、8つの夫婦仲が危ないタイミング、を言うた。
こんな兆候が出てきたら、出てきた時点でな、愛を修復することを頑張ってほしい。
こういうサインが出てるってことは、そもそも二人の関係に負の遺産が貯まってるってことやから、簡単に修復ができへんかもしれん。
別れた方が幸せになるカップルもいるだろう。
でもさ、せっかく一緒になった二人やんか。
今一度な、なぜ私はこの人と恋に落ちたのか?
なぜこの人と共に一生を生きていこうと決めたのか?
っていうのを思い出してな、
知り合った時のような愛情を取り戻すことを頑張ってみてほしいねん。
離婚寸前までいった夫婦がさ、お互いに努力した結果、愛情が復活するどころか、出会った頃以上に愛が深まるということも、僕は何人も見てきたから。
夫婦関係改善については、いろいろ動画で話しているので、ぜひ見てみてください。