結婚相談所の成婚退会後、婚約破棄になるカップルはどれくらいいるのだろうか?
交際3ヶ月(6ヶ月)ルールは本当に婚活のメリットとなるの?
そんな不安を解消すべく、さまざまな結婚相談所に直接取材を行う企画も第6弾。
今回は3社の結婚相談所に協力してもらい、それぞれの意見を比較してみようと思います。
比較する3社の結婚相談所を紹介!
今回取材に協力してもらった3社の結婚相談所は以下の通り。
- 婚活を楽しむをモットーとするA社
- 本気の婚活を本気で応援するB社
- アットホームな婚活で話題のC社
大人の事情で結婚相談所の名前は伏せていますが……そのうち公開できたらいいなと思っています!
それではさっそく、成婚退会後に破局するカップルはいるのか?
そもそも3ヶ月ルールのメリット・デメリットを大公開していきましょう。
婚活で出会って成婚。結婚相談所を退会したあとに別れるカップルはいるの?
別れてしまうカップルもゼロではないけど、極めて少ない!
A社「弊社では、成婚退会後に別れてしまったという方はまだいませんね。」
B社「正確には把握していませんが、珍しいかも」
C社「弊社も同じくです。」
・結婚式を挙げ、一緒に住んで数ヶ月、今まで一度も一回も性交渉が出来ていない→その後破局
・どたんばで元カレが現れ、すべてが白紙に→その後破局。
どんなカップルにも何があるかわかりませんから。」
成婚退会後の破局を防ぐために、結婚相談所が行っていることは?
A社「万が一、破局してしまった場合、もう一度ご入会いただける際は初期費用を0円としています。」
C社「当店は成婚退会の条件として、プロポーズ・親の承諾を必ずしてもらっています。プロポーズだけで成婚退会できる相談所もありますが…… ご両親の承諾の有無も重要だと思うんです。この過程があるからこそ、成婚退会の時期がズレたりもしますが、会員さんは『それがいい』とおっしゃってくれていますね。」
B社「婚約破棄の要因には、ご両親との関係があったりもしますから、交際中のご挨拶も重要です。」
交際3ヶ月・6ヶ月ルールはメリットになるのか?結婚相談所、仲介人のホンネ
結婚相談所、独特なルールである『交際3ヶ月・6ヶ月ルール』。
このルールは交際後、3ヶ月(または半年)で結婚の意志を固めましょうというものです。
でも、たった3ヶ月で結婚相手にふさわしいかどうか、判断できるのでしょうか?
結婚相談所で婚活している人に、どんなメリット・デメリットをもたらすのか聞いてみました。
『3ヶ月』は短いけれど、結婚のためには合理的なルールである
A社「ある程度の期限の目安があったほうが、成婚しやすいと思います。」
B社「3ヶ月は短いです。ただ、お互いにチャンスを逃す危険性を避ける。また、見込みなしの方を選別するには良い期間かと。 」
C社「私はデメリットを感じていませんね。さいしょは『早いんじゃ……』と思ってしまうでしょうが。メリハリのある交際をする。自分自身の決断力やけじめ。お相手の決断力を把握するためにはいいシステムかな?と思っています。」
A社「出会いだけを提供し、あとは本人の自由とした場合、『よっぽどお互いが好き』、または『一方が積極的』でないと、自然消滅し、成婚が決まらなかったり、いつまでも待っている姿勢になり、耐え難い気持ちを抱いたりすると思うんです。独特なルールですが、この3ヶ月という期限こそが結婚を後押しするのかなと。」
B社「3ヶ月は短すぎるという場合は、4ヶ月目突入。合計6ヵ月の猶予期間もあります。
・真剣に結婚したいという意志をもっている
・身元(年収・学歴・家族構成)が判明している
・間に相談所が入っていて、仲介してくれる
この条件が揃っているからこそ、3ヶ月ルールと6ヶ月ルールが成り立つんです。
期間を区切ってくれているほうが、ダラダラ交際をしなくて良いとおっしゃる会員さんもいらっしゃいますよ。」
まとめ.結婚相談所のルールは加盟団体によって異なる
と結婚相談所の独特なルールも存在しますが、このルールは相談所が加盟している団体によって異なります。
日本で最大と言われているIBJ(日本結婚相談所連盟)に加入している相談所は、交際3ヶ月・6ヶ月ルールが規定として存在するのです。
とはいえ、厳密な対応は各相談所によってさまざま。
婚活に対して、「どういう考え方をしているのか?」。
この部分も結婚相談所を選ぶうえで重視した方がいいポイントですよね。
協力していただいた相談所のみなさま、ありがとうございました!