【結婚相談所名】×××× 【結婚相談所の点数】★ 【自分の婚活の点数】★ 【都道府県】大阪府 【年齢】24歳 【職業】会社員 【活動期間】平成29年5月~平成29年10月 |
最初の契約で言われた通り、●●は確かに年会費などは安かったですが、契約後のサポートは本当にほとんどありませんでした。
コンピューターがマッチングさせた相手を紹介してもらうことはありましたが、デートのセッティングなどは自分たちでやり取りしましたし、●●の人がこちらの関係にも一切踏み込んでこないので、良くも悪くも放任主義な相談所だなと感じました。
最初は別にそれでいいやと思っていたのですが、ある時にマッチングしたお相手があまりにも酷かったので、私は●●を退会することに決めました。
その、●●を退会するキッカケとなった彼とのことを書いていきます。
彼とマッチングした当初は「この人と結婚はあんまり考えられないかなあ」と思ったのですが、デートを続けていくうちに意気投合していき、また、彼の細かな気配りや優しさが嬉しくなり、「この人となら本当に結婚を前提にしてもいいかもな~」と思い始めるようになった私。
彼の顔も嫌いではなかったので、デートを重ねていきました。
その頃はまだお互いに「この相手でOK」という確信に欠けていたので、”お付き合い”という形は取らず、ただ会ってデートをする感じだったのですが、そろそろこちらからお付き合いしたいと言い出そうかなと思った頃、彼から「また会いたい」という連絡があり、いつも通りの感覚で会いに行きました。
「もしかしたら、彼のほうから付き合いたいと言ってくれるかな」という期待を抱きつつ、私は彼との待ち合わせ場所へ向かいました。
待ち合わせに指定されたのは普段からよく使っていた喫茶店で、彼は先に店に入っているというので私も店内に入って彼を探しました。
あたりを見回すと彼がいたのですが、なぜか彼は1人ではなかったのです。
彼の隣に見知らぬ男性が座っていました。
この時点で正直「おや?」と思ったのですが、「もしかしたら大切な友人を紹介してくれるのかも」と思い彼と合流。
すると、隣の男性が開口一番に「突然だけど、何か特定の宗教は信じている?」と言ったのです。
「うわ、勧誘だ」と思ったのですが、彼も私がそう思ったことを察したのか「勧誘じゃなくて、俺の宗教のことを話しておこうと思って」と、某宗教団体に属していることをカミングアウトしてきました。
私は特に彼がどういう宗教的思想を持っていたとしても気にしなかったのですが、それはあくまで自分が無関係でいられる場合の話です。
彼の話を聞いていくと、真剣に私との結婚を考えている、でも結婚するとなると、結婚式の様式などは彼の属している宗教に合わせたものにしなければならないなど、結婚のための条件みたいなものを提示してきたのです。
私は、結婚式をするならウェディングドレスを着たいし、披露宴もしたいので「そういう条件なら無理」と言いました。
すると彼は「俺と同じ宗教には入らなくていい。ただ結婚式を我慢するだけでいいんだ」と言い、「俺は君が好きだから結婚したいし、君を離したくない」とも言われました。
しかし、私も自分の理想は譲れませんし、なぜ私だけがやりたいことを我慢して彼に合わせなくてはならないのか訳が分かりませんでした。
彼に「そちらの宗教式の結婚式と、私のやりたい結婚式と2回するのはどうなの?」と聞くと、彼は隣で黙って座っていた人にボソボソと何かを尋ね、そして「それはできないらしい」と私に言いました。
その瞬間に、「この人は結局自分の宗教意識を曲げる気はないのに、私にだけ我慢させるつもりなんだ」と思ったので、「そういうことならこれからも会えない。今までありがとう」と言ってその場を立とうとしたのですが、それまで黙っていた男性から執拗に「話を聞いてくれ」「頼む」と店内に響き渡るくらい大声で懇願され、その場から動けない雰囲気に…。
それからは、私が「分かった、我慢できるよ」と言うまで店内で騒がれ席を立つこともできず、かなりの時間拘束されました。
もう疲れてしまい、トイレに行くと言ってバッグを置いてその場を去り、店員さんにこっそり「宗教勧誘に遭って困っているので、座席から私のカバンを回収してくれませんか」とお願いして、そのまま逃げ帰りました。
後から●●にこの件を連絡すると、なんと彼のほうが先に●●に「宗教的な差別を受けた」と私に対してクレームを入れていたらしく、まるで私が悪いかのように「結婚したいなら視野を広く持って」などと●●の人から言われたので、不快な気持ちになり、その場で●●を退会しました。
今思い出しても嫌な気分の残る体験です。
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