結婚相談所のお見合い申し込みが成立する確率は1割ってホント?

結婚相談所のお見合い申し込みが成立する確率は1割ってホント?

美人でも3割、普通の人は1割くらいですよ。10件中1件しか通らなかったのに、その1件で結婚した人もいます

——現役カウンセラーのAさんが、取材中にぽろっとこぼした一言です。

この数字を見て、安心する人より、胸が痛くなる人のほうが多いかもしれません。

結婚相談所でお見合いを申し込んでも、10件中1件も通らない。

自分は婚活市場で相手にされていないんじゃないか

そう感じている人ほど、まずこのAさんの言葉を、何度か読み返してみてください。

この記事は、岡田が、活動地域も所属相談所も異なる現役カウンセラー3名(顔出し・名前出しNGの条件で取材)に、お見合い申し込みが実際に何割成立しているのか直接聞いた記録です。

「顔出し・名前出しNGであれば掲載OK」とのことだったので、Aさん・Bさん・Cさんとさせていただきます。

3人とも在籍する結婚相談所も活動地域も異なります。

つまり、示し合わせて同じ数字を出すことが構造的にありえない3人です。

結論を先に書きます。

お見合い成立率1割は珍しい数字ではありません。ただ、1割で終わる人と、そこから会える人には、はっきりとした違いがあります。

結婚相談所のお見合い申し込みが成立する確率は本当に1割なのか

ネットで「結婚相談所 お見合い 成立率」と検索すると、決まって「1割程度」という数字が出てきます。

本当にそうなのか?それとも、書いた人が適当に並べた数字なのか?

気になって、現場で会員を支えている現役カウンセラー3名に直接お話を伺いました。

先に伝えたいことがあります。

1割という数字を見て、「自分は婚活市場で価値がないんだ」と受け取らないでほしい。

これは数字の話であって、あなたの価値そのものの話ではありません。

Aさんが取材中、何度も口にしていた話があります。

10件の申し込みすべて承諾されたけれど、10件のお見合いでは成婚できない人もいれば、10件中1件しか承諾されなかったけれど、たった1件のお見合いで成婚できた人もいる——。

つまり、お見合いの成立率と、最終的に結婚できるかどうかは、必ずしも比例しないんです。

お見合いの数と成婚率が必ずしも比例するとは限らない。

成立率の数字に潰されて婚活そのものをやめてしまう前に、まず実際の現場の数字を見てもらいたい。

3人がそれぞれ別の角度から教えてくれた、生のデータです。

現役カウンセラー3人が明かすお見合い成立率の生データ

カウンセラーAさんの数字

Aさんはこう言います。

お見合い成功率(承諾率)は、美人・かわいいタイプの女性で3割。見た目も条件も普通で、男女ともに1割くらい。

結局は顔なんじゃないか

と感じるかもしれません。

でもAさんが付け加えていたのは、こういう話でした。

美人でかわいい方は「申し込む」というより、条件や性格もいい男性から「申し込まれて」、お見合いから成婚に至るケースが多い、と。

つまり、見た目や条件で強く選ばれやすい人は、「申し込む側」ではなく「申し込まれる側」になりやすい。

だからこそ、申し込み成立率の話と、実際の婚活の進み方は、別々に見たほうがいい。

しかもAさんは、こんな逆説も話してくれました。

ルックスが良くても、条件が厳しいと、お見合いが何度もできるからこそ目が肥えてしまい、結婚できないリスクもあるんです

と。

お見合いが立て続けに成立する人ほど、決められなくなる。

現場で何百組と見ているAさんだから言える、皮肉な現実です。

カウンセラーBさんの数字

Bさんはもう少し細かく、属性別に教えてくれました。

性別・タイプ 件数 承諾率
ビジュアルが良くて理想が高い女性 5件中2件 40%
ビジュアルが悪くて清潔感なし・理想が高い女性 30件中1件 3%
自分のビジュアルと年収が高い男性 5件中4件 80%
年収が高くてビジュアルが悪い男性 10件中1件 10%
ビジュアルが良くて年収が低い男性 5件中2件 40%

平均にすると、女性は8%、男性は35%。

この表で見てほしいポイントは、大きく2つあります。

  • ひとつは、清潔感と理想の高さ
  • もうひとつは、男女で申し込みが集中する相手が違うということ

この表で目を奪われるのは、

「ビジュアルが悪くて清潔感なし・理想が高い女性」3%

という数字です。30件投げて1件。これが現場で実際に起きている。

厳しい言い方になりますが、清潔感が整っていないまま、理想だけ高くなっているケースがあります。

しかも、本人はそのズレに気づいていないことが多い。

気づいていれば直しています。

気づかないまま申し込みボタンを押し続けて、3%の世界から抜け出しにくくなってしまう人が、現場には確実にいる。

だからこそプロフィールと写真の話は、後で必ずします。

そしてもう一つ、男女差。

男性の方が成功率(承諾率)が高いかな?という印象を受けます

とBさんは言います。理由はこうです。

女性は現実的で、結婚に対してシビアと言われていますが、やはり男性より細かい条件を設定されているため、「人気のある男性」に申し込みをする傾向があるからです、と。

要するに、女性の申し込みは条件のいい男性に集中する。

だから女性側から申し込まれる男性の承諾率は跳ね上がり、女性は人気男性に集中するから断られやすい。

需給の構造です。

そしてここが、Bさんが一番強調していた話です。

年下や同世代ばかり狙う女性の確率はだいぶ低くなります。逆に3〜6歳上を狙うと決まりやすいです

、と。これは後でもう一度触れます。

カウンセラーCさんの数字

Cさんは年代別に細かく出してくれました。

「プロフィール写真を綺麗に撮影し、プロフィールをしっかりと書いている」前提での数字、という条件付きです。

男性 承諾率
30代 50%
40代 30%
50代 15%
平均 32%
女性 承諾率
20代 70%
30代前半 35%
30代中 20%
30代後半 10%
40代 5%
平均 28%

20代女性の70%という数字に驚いたかもしれません。

Cさんはこう補足しました。

20代は確かに高いですが、相談所のボリュームゾーンが30代以上なので、全体平均は1〜3割に落ち着くんです

と。

そして女性側には、もう一つの条件補正があります。

この割合は「女性であれば自分より5歳年上」を前提としたものです。

同い年か自分より若い男性だと、マイナス10%と思っていてもよいでしょう

とCさんは言います。

ただ、男性にも色々好みがあるので、一概には言えません!

と言うしかありません(笑)、とCさんは最後に笑っていました。

3人の数字を並べてみる

男性 女性
Aさん 10% 10%
Bさん 35% 8%
Cさん 32% 28%
平均 25% 15%

男性が25%で女性が15%。

なんとなく現場のカウンセラーたちが頭に描いている数字とほぼ一緒、というのが3人の共通した感覚でした。

ただし、この数字には承諾率が高く出やすい20代も含まれています。

30代以降を中心に見ると、やはり10%前後に近づいていきます。

なので、成功率(承諾率)10%はたしかに平均的な数字かも、ということになります。

巷で言われる「1割」は、誇張でも煽りでもなく、現場の体感ともデータとも合っている数字でした。

お見合い申し込みが断られる理由はあなたの魅力不足とは限らない

ここまで読んで、たぶんこう感じている人がいるはずです。

結局、自分の数字は1割以下なんだろうな

と。

でも、現場の3人が口を揃えて言っていたことがあります。

お断りの理由は、あなたじゃない場合がかなりあるんです、と。

どれだけビジュアルが良い美女・美男子だったとしても、どれだけ年収が高かったとしても、断られることは全然あります

——とBさんは言います。

条件の良し悪しだけでは説明できない断りが、実際にはたくさん起きている。

ではなぜ断られるのか?

Bさんが教えてくれた現場の内情はこうでした。

お断りされる理由は、相手が仕事で忙しくてシステムを触っていなかったり、仮交際中でいい感じの人がいたりするからで、断られたからと言って駄目なわけではないです

と。ここ、すごく大事なところです。

申し込みを送った相手が、実はその時期、以下のような状況にいることがあります。

  • 別の人と仮交際の真っ最中で、画面上の他の申し込みすべてに「お断り」を返している
  • 仕事が立て込んでいて、システムにログインする余裕すらなく、機械的に処理されている

そういう「相手側のタイミング」で消えていく申し込みが、実は相当数ある。

これは申込者側からは絶対に見えません。お断り通知だけが届く。

だから「自分が否定された」と受け取ってしまう。

でもカウンセラーの画面では、相手側の事情が見えている。

だから、お見合い申し込みの『タイミングが悪かった』と思ってください

というBさんの言葉は、慰めではなく現場の事実です。

その証拠に、お申し込みを一度断られたとしても、その後、相手側から申請してくるケースも珍しくはありません。

最初に断った相手が、仮交際が破談になった後にこちらへ申し込んでくる。

そういう逆転は、現場ではよくある光景なんだそうです。

断られた1件の裏には、その人にしか見えない事情がある。少なくとも、あなたのプロフィールそのものを否定されたとは限りません。

お見合い承諾率を上げるプロフィールと写真の見直し方

相手の事情はコントロールできません。

でも、自分側で打てる手はあります。

プロフィールと写真です。

申し込みの瞬間、相手の画面に出ているのは、プロフィールに書かれた経歴と、プロフィール写真。

それしかありません。

会話もしていない、声も知らない。

その2つだけで承諾か断りかが決まる。

少し強く言います。——なら、

魅力あるプロフィールにしないで何をするのですか!?!?!?!?

美人やイケメンはいい写真だけ撮っておけばお見合いできるからいいよな

と卑屈になりたくなる気持ちもわかります。

でも!!!顔に自信がなければ、プロフィールの内容で「会ってみたい」と思わせればいいじゃないですか!!

Bさんの表をもう一度思い出してください。

「ビジュアルが悪くて清潔感なし・理想が高い女性」3%。

あれは、現場で実際に観測されている要素なんです。

プロフィールの一行、写真の一枚、清潔感の有無——そういう自分で動かせる部分を雑にしているから、3%に張り付く。

具体例を一つ。

「職業→会社員」と書くより、「職業→会社員(IT関連企業)」と、たったヒトコト添えるだけでも、超具体化されるわけです。

  • 医療関係
  • 教育関係
  • メーカー勤務
  • 人と関わる仕事

そういう一語があるだけでも、相手の受け取り方は変わります。

たった一語です。

でも申し込む側の頭の中で、相手の輪郭が一気に立ち上がる。

「会社員」だけだと無数の中の1人だったのが、「IT関連の会社員」になると、なんとなく職場の雰囲気や働き方が想像できる。

情報が少なすぎる相手には、不安が残ります。

想像できる相手にしか、人は会いたいと思いにくい。

プロフィールが思いつかないなら、こう考えてみてください。

自分がお見合いを申し込んだ人って、何がよくて申し込んだんだっけ?

——その人の写真の表情だったのか、趣味の一行だったのか、職業欄に書かれた具体性だったのか。

自分が誰かに惹かれた理由を逆算すれば、自分のプロフィールに足りないものが見えてきます。

これはカウンセラーが会員に必ずやらせる思考フレームだそうです。

申し込み先を少しずらすだけで成立率は変わる

プロフィールと写真は、入口の改善です。

そこを整えた。

それでも数字が動かない。

そういう人に、もう一つだけ見直してほしい場所があります。

申し込む相手の「狙い方」です。

条件を捨てろ、という話ではありません。

捨てる必要はない。

少しだけ「ずらす」だけでいい。

Bさんがはっきり数字で言っていました。

年下や同世代ばかり狙う女性の確率はだいぶ低くなります。逆に3〜6歳上を狙うと決まりやすい

と。

Cさんも、女性であれば自分より5歳年上を前提とした数字で、同い年か自分より若い男性だと、マイナス10%と思っていてもよい、と話していました。

特に女性の場合、3〜6歳上に視野を広げる。

それだけで承諾率の地形が変わる。

なぜか?

条件が多ければ多くなるほど、対象となる人は減っていきますし、気になる条件をクリアしている異性ほど、ライバルが多いからです。

つまり、需給の話です。

年下・同世代という条件で絞ると、母数が小さくなる上にライバルが増える。

年上に少し広げると、母数が増えて、しかも先方からの承諾率も高い。

「希望の年齢を捨てる」ではなく「視野に少し足す」。これだけです。

それから、もう一つ価値観の話を。

お見合いって、結婚相手を決める場ではありません。

出会いのキッカケです。

ここを勘違いすると、申し込みの段階で条件がどんどん硬くなります。

どんなに条件がいいイケメン・美人でも、実際に会ってみないと、結婚相手になるかどうかなんてわかりません。

だからこそ、ちょっと希望条件とは外れているけれど会ってみようかな?

という気持ちでもいい。

あくまで「お見合いの段階」ですから。

申し込みの段階で結婚相手を見極めようとするから、条件が硬くなる。お見合いは1時間お茶を飲むだけ。会ってみたら全然違った、で全く構わない。そう構えると、申し込み先のリストはぐっと広がります。

成立率1割に折れずに申し込み続けられる人の共通点

ここまで読んでも、申し込みボタンを押すのは、やっぱり怖い。

わかります。

最後に、現場の3人が口を揃えていた話を一つだけ。

数字は目安にはなります。でも、数字だけで結果は決まりません。10%でも100回チャレンジすれば、10回前後は承諾される可能性が出てきます。逆に成功率30%だったとしても、1回しかチャレンジしないなら、1回も承諾されないわけです。

成婚した人と、しなかった人の差。

それは見た目でも年収でもなく、申し込みを続けられたかどうか、です。

Bさんがこう言っていました。

結婚相談所で成婚する人は、無理なく自分のペースで申請を入れ続けます。受け身で申請を待っていたり、傷つきやすい人は立ち直るまでに時間がかかってしまったり——と。

「無理なく自分のペースで」がポイントです。

一日10件送り続けて燃え尽きる人より、週に2件、半年続けた人の方が結果的に成婚しています。

100回続けるとは、1日で100回やるという意味ではありません。

半年・1年かけて積み重ねるということ。

お見合い申し込みは種を撒くようなもの。1粒1粒に一喜一憂せず、淡々と続けていくくらいの感覚で。

それでも、断られた1通1通に心が削られるのが人間です。

凹むのは自然です。

でも、そこで自分の価値まで否定しないでください。

極端な話、「理由を自分の中に探しすぎない」くらいに思いましょう。

運が悪かっただけ。

これは相手のタイミングの問題

と割り切って次に進める人が、最終的に成婚しています。

あなたが断られたのではなく、タイミングが噛み合わなかっただけ。

ほんとそれだけ。

ただ、続けるためには、気合いだけでは足りないこともあります。

一人で数字と向き合い続けるのが本当にきつくなったとき、隣で一緒に数字を見直してくれる人がいるかどうかは、続けられるかどうかを大きく左右します。

申し込み先のリストを担当と一緒に組み直したら、その月から結果が変わった

という会員の話が、3人とも何例も手元にあったこと。

承諾率が動かないとき、自分一人で原因を特定するのはほぼ不可能で、第三者の目が入った瞬間に動き出すケースが多いそうです。

逆に、担当の力量というより、相性や方針が合わないと、せっかくがんばっていても全然成婚まで届かない、というのも3人共通の見解でした。担当者は「いる/いない」ではなく「合う/合わない」で見たほうがいい、ということです。

まとめ:お見合い成立率1割は絶望ではなく戦略の出発点

  • 成功率10%は、現役カウンセラー3人の数字を集計しても平均的。「自分の市場価値がない」という意味ではない
  • 断りの裏には相手側の事情(仮交際中・多忙・未ログイン)が必ず混ざっている
  • プロフィールに「IT関連企業」のヒトコト追加、写真の清潔感、ここで承諾率は動く
  • 申し込み年齢を3〜6歳上に少しずらすだけで、地形が変わる
  • 1日10件で燃え尽きるより、週2件を半年。続けた人が成婚している
  • 担当は「いる/いない」ではなく「合う/合わない」で見る

写真とプロフィールを一行だけ具体的にして、申し込む相手の年齢を少しだけずらして、自分のペースで続ける。

それだけで、1割の景色は変わります。

お見合い申し込みは、断られてもいいし、なんなら断られない人の方が少ない。

だったら申し込めるだけ、申し込んでみる。もしかしたらの可能性にかけてみる。

1割は、あなたが選ばれない証拠ではありません。やり方を見直せば、次の1件につながる数字です。

今日できることから、婚活の動かし方を少しだけ変えてみてください。

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