【結婚相談所名】×××× 【結婚相談所の点数】★★★★ 【自分の婚活の点数】★ 【都道府県】静岡県 【年齢】27歳 【職業】公務員 【活動期間】平成27年3月~平成28年3月 |
昨年の3月に●●に入会しました。
当時の私は27歳で、周りの友人や同級生達は徐々に結婚したり、早ければ二児の父という者もいて、3年ほど彼女すらいない私は、強く結婚に対する焦りを感じていました。
大学の教授から聞いた話では、社会に出れば出会いなどいくらでもあると聞いていたのですが、実際はそんなことはありませんでした。
私は市役所に勤務していましたが、女性職員のほとんどは既婚者、ピチピチの女性新入職員に多数の男性職場が群がるという感じです。
入社当時は私には彼女がいて、そんな状況を側から見て小馬鹿にしていましたが、職場に出会いを求められない以上、合コンや友人の紹介を除き、社会での女性との出会いはほとんどありませんでした。
その後彼女にフラれ、ショックを引きずったままいつしか1人の生活に慣れて数年が過ぎ、自分の状況を考えて焦るようになったのです。
入社して5年、普通に生活してきたつもりでしたが、女性との出会いはこれと言ってありませんでした。
これから生活を変えなければ、更にこれからの5年間も出会いは無いんだろうなと悲観するようになりました。
そうした中、職場の同僚が結婚したのですが、聞いたところ結婚相談所を利用したということでした。
それまで私は、一般常識としては結婚相談所の存在は知っていましたが、システムなど詳細については全く把握していませんでした。
しかしその同僚は、結婚ができたのは結婚相談所のおかげとばかり感謝して言うので、私もその結婚相談所の話を聞いて、現状を打破するべく利用することに決めたのです。
最初の相談は無料でできるとのことでしたが、私が説明を聞いての第一印象は、思ったよりも費用がかかるということでした。
●●では入会金に3万円、プロフィールの用意などに3万円、月額で1万円、そして結婚に至れば成功報酬として15万円ほどかかるということで、数字だけ見れば結構な出費だと私には思えましたが、結局その場で入会を申し込みました。
そのまま断ってしまえば何も変わらないだろうと思ったのです。
確か、シングルマザーの方にはお得なコースがあったと思います。
なお、入会時には最終学歴が分かるものや、独身であることが分かるように住民票、また所得証明など色々な書類の提出を求められました。
初めは面倒に感じましたが、手続きをする中で、相談所が顧客の情報を正確に把握しているので、出会い系でありがちなサクラとか、交際相手にすごい嘘をつかれるということは減るのかなと関心しました。
また、私は利用しませんでしたが、セミナーも催されていて、顧客の結婚できない理由を徹底して改善するという姿勢も分かりました。
女性にはメイクや髪型などのセミナーがありました。
入会後、パソコンで女性のプロフィールや写真を見て、気になればお見合いの申請をするようにしていましたが、私には公務員という職業が良かったのか、割と多くお見合いの申請が来ていました。
イケメンでもなければ、人生にモテ期など無かった私には嬉しいことでした。
すぐに相手を確認すると、シングルマザーであったり一回りも年上であったり、写真を見てガッカリするような人ばかりで、そんなに上手い話はないと現実に引き戻されました。
そこで、全く行動せずに相手を待つばかりではなく、私としても何人かには会ってみて経験しないといけないと思い、好みではなくとも普通の女性がいれば会ってみようと決めたのです。
そして、私が最後に会ったのがA子さんでした。
私がプロフィールを見てお見合いを申し込んだ女性で、見た目もそこそこ美人で、職業も普通の会社員だったので、それまで見てきたプロフィールの中でも一番良い条件だったのではないかと思います。
相談所にお見合いをセッティングしてもらい、駅近のカフェで会いました。
お互いの自己紹介をしても、お互いに何で相談所にいるのと言い合うなど、特別違和感を感じなかったのか、終始穏やかな雰囲気で終わりました。
別れた瞬間に思わずガッツポーズしました。
彼女は生保レディで、趣味や乗ってる車も普通でした。
その後、2回3回とデートを重ね、お互いの情報はかなり交換できましたし、デートの場も映画館から動物園へと本格的になっていきました。
そして、クリスマスも一日中ではありませんが、数時間会うことができて、ホテルで一緒に過ごしましたが、その幸せの絶頂の中で「実は打ち明けていないことがある」と涙目に彼女から話されました。
彼女はとある宗教団体の信者で、話としては「結婚を考えると、結婚の時に両親から入信を迫られるかもしれない」という話しで、事前に一緒に団体を見学してくれないかということでした。
私にとってそこそこ衝撃的な話でしたが、それまでのデートの感動や、一緒に過ごした半年ほどの時間を全て否定するほどのものではありませんでした。
そして後日、私は彼女と一緒に団体の活動を見学し(悪い印象は受けませんでした)、彼女と将来の話をしました。
彼女は私との結婚を前向きに考えてくれていました。
なので、私は探偵事務所を訪れて、彼女の素行を調べてもらうことにしたのです。
私も彼女との結婚を意識していたので、それまで私が彼女に感じていた、若干の違和感を解消したかったからです。
彼女とのデートは必ず数時間でした。
一日中や泊まったことはありませんでした。
そして、数時間彼女と連絡が取れなくなることがたまにあったのです。
こちらは結婚相談所の10倍くらいお金がかかりましたが、1ヶ月ほどで結論を出してくれました。
結局彼女は、結婚相談所を利用して宗教団体の信者を獲得するという割と有名な女でした。
私と会う以外の時間のほとんどは、団体の活動か他の獲物と会っていました。
生保レディでもなかったようです。
そのことを彼女に告げると、初めは泣いて懇願してきましたが、話を受け取ってそれほど動揺していなかった様子からして、やっぱり初めてじゃないんだなという印象を受けました。
折角素敵な人に出会えたなと思ったのに…。
私はその件で疲れてしまい、相談所に訳を伝えて退会しました。
他にも数人の女性と会いましたが、その内3割くらいはお金目当てかなというところです。
初婚の人は少ないのではないかと感じました。
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