東京都の結婚相談所・30歳女性の体験談
私のこの経験は本当にまれなケースだと思いますが…
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【結婚相談所名】××××
【結婚相談所の点数】★★★★ 【自分の婚活の点数】★★★★
【都道府県】東京都
【年齢】30歳
【職業】介護職
【活動期間】平成18年1月~平成19年3月
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歴史もあり大手で有名なところなのでまず無料相談に行ってみました。そこでデータマッチングのシミュレーションなどを見せていただき、簡易版ではありますが100名以上の方とマッチングしたということだったので、期待できそうだと思いました。担当の方は40代くらいの女性でとても話しやすく、不安なことなどや疑問点を話しながら、だんだん世間話になっていったり、リラックスして過ごせました。システムもコーディネーターの質も、それなりに入会金、月会費がかかるだけのことはあると納得できました。
ネットの婚活サービスでは何かトラブルにあったときに不安だと感じ、きちんとサポートがありプライバシーも保護される相談所に登録したいと思っていました。無料相談に行ってみて雰囲気が良く期待もできそうだったので入会を決めました。
結婚相談所を通じて出会った人と結婚したため退会しました
私が経験したことは本当にまれなケースだと思いますが、ただ例えバカ正直に容姿を理由に断られるようなことがあっても、「人の気持ちを考えられない人だと早くわかってよかった」と気持ちを切り替えて次にいけば良いと思います。あと写真については、男女とも3割増くらいで普通なので、そんなもんだと思って活動していくことをおすすめします。
私が登録していた●●のようなデータマッチング型の結婚紹介所は、お相手を紹介された時点で希望条件はお互いにクリアしていると判断、あとはプロフィールを見て良ければ連絡をし合う、というシステムであるため、連絡交換をしてからのやりとりや実際に会う手配など、すべてを当人同士で決めて進めていかなければなりません(そこに紹介所からの介入はありません)。
私は自分のペースで婚活を進めたかったので、そのシステムが気に入って入会しました。
入会してから月に2~3人ほど紹介を受け、コンスタントに婚活は続いていきました。
メールのやりとりをしているときに「この人とは合わないな」と感じてお会いしなかったこともありますし、会ってからメールのときとのイメージと違うと感じてお断りさせてもらったこともありました。
そんな感じで数か月が過ぎ、「まあこんなものだろう」と思いながらマイペースに活動を続けていましたが……、4人目に会ったAさんから、私は打ちのめされるような経験を味わわされたのです。
公務員のAさんは、高収入というわけではないけれど仕事は安定していて、中肉中背、写真では穏やかな印象の人でした。
ピンとくるものはないけれど、マイナス面もないというのが彼に対する私の正直な感想でしたが、せっかくのご縁ですから、まずはメールでやりとりをすることに。
彼は、婚活男性によくありがちな「会うことを急かしてくる」ということもなかったため、私は彼に対して好印象を抱き、2週間ほどやりとりをした後に会う約束をしました。
お互いの勤務先が都内で近かったこともあり、「仕事帰りに軽く夕飯を食べに行こう」ということになりました。
初対面時、少し疲れているのかなんとなく写真より老けて見えた彼。
お互いに気を遣いつつの会話だったため、当たり障りのない内容……仕事のことだったり、家族のことだったりといった内容しか話せなかったのですが、特に悪い印象を受けることもなく、可も不可もなくという感じ。
もし彼から2回目のお誘いがあれば、会ってみてもいいかな?と思う程度のものでした。
それでも、初めて会った日以降もメールは続き、再び「仕事帰りに会いましょう」というお誘いをいただいたので、「私を気に入ってくれているんだな」と感じ、2回目会ったときの感覚を頼りに、今後のことを考えようと心に決めて会いました。
しかし、困ったことに2回目もまた、可も不可もなく……な感じで、結婚を考えてお付き合いするような気持ちにはなれなかったのです。
ですから、申し訳ないけれどお断りしようと思い、傷つけないような断り方をあれこれ考えていたところ、翌日にAさんからメールがきたのですが……、その内容に驚愕させられたのです。
要約すると「あなたに会ってみて、正直写真が実物の3割増しになっていると感じました。でも最初に会ったときずっと顔を見ていると可愛いなと思う仕草もあったので、2回目も会うことにしました。ただ2回目に会ったときには写真に比べてがっかりした部分を補える何かを見つけることができなかったので、今回のお話はなかったことにさせていただきます」ということが書かれていました。
最初読んだときは意味がわからず、何回も読み直して理解するとともに、だんだんフツフツと怒りがこみあげてきました。
すぐに怒りの返信をしてやろうと思いましたが、ここは大人の対応をしつつでもチクリと言ってやろうと思い、しばらく気持ちを抑えた後、「正直なお気持ちをお伝えくださり、ありがとうございます。写真についての3割増は私もあなたに同じように感じていました。ただ、結婚相談所の写真なので私はそれが当然だと思って活動しています。今度の健闘をお祈りします」と返事をしました。
お断りの際に、評価内容をそのまま本人に伝える人がいるとは!と、本当に驚愕でした。
同日中に、よいタイミングでアドバイザーさんから「Aさんとどうでしたか?」という連絡があったため、それはもう堰を切ったように愚痴愚痴と顛末を話してしまった私。
すると、アドバイザーさんは大変驚かれ、「私もこの仕事を始めて10年以上経ちますが、それは前代未聞のケースです。大変申し訳ありません。Aさんにもそれとなくお話できれば……」とおっしゃっていました。
アドバイザーさんが悪いわけではありませんし、散々愚痴らせてもらってスッキリしたので、婚活の愚痴を聞いてもらえる相手がいるというのはよいことだなとつくづく感じました。
でも……。
私は万人受けする容姿ではないですし、断られたら「タイプじゃなかったんだな」と思いますが、Aさんにされたように、お断りの際に容姿についてあれこれ言われたことは今まで一度も経験したことがなかったので、それからしばらくは自信をなくし、婚活する意欲も失せてしまいました。
気持ちを切り替えられてからは、新たな人と出会ったときに「私写真が3割増しだって断られたことあるんですよ~。そんなにひどいですか?」とネタにして話せるようになりました。
私のこの経験は本当にまれなケースだと思いますが、こんなこともあるのだなぁと思ったので、この体験談を書きました。
もしも私と同じように、容姿が原因でお相手に断られたという人がいたら、「人の気持ちを考えられない人だと早くわかってよかった」と気持ちを切り替えて次にいけば良いよ!とアドバイスしたいと私は思っています。
このようなSNSで過剰な情報を流して宣伝していたり、一人の仲人が悪目立ちしているような
業者は実態を伴わないかつ、実際にはほとんど意味がないです。
結婚相談所はあくまでも加入している
連盟の利用者同士の見合いの日程調整や
些細な取次だけで、
仲人の影響はほとんど無いです。