【婚活中の心のスキルアップ】50年後を見据えた婚活がベスト!

【婚活中の心のスキルアップ】50年後を見据えた婚活がベスト!

「条件のいい人」と結婚したのに3年で孤独になる人がいる

条件はいい人だったはずなのに、結婚して3年で『なんか違う』と感じている。

結婚相談所のカウンセラーを8年やっていると、こういう相談を本人からも、ご友人からも、たびたび受けます。

学歴も年収も申し分ない。

優しいし、家事もする。

傍から見れば「いい結婚」をしたはずなのに、同じ家にいるのに会話が減って、休日に隣にいる時間が一番しんどい、と。

8年見続けてたどり着いた「一つの答え」

一方で、出会った当初は「え、この組み合わせ?」と思った夫婦が、10年経ってみるとお互いを大切にして暮らしている。

そんなケースも何度も見てきました。

この差はどこから来るのか?

8年見続けて、ようやく一つの答えにたどり着きました。

会員様が確実に結果を出せるように、日々「幸せになれる人はどんな人か」を分析しています。

それを8年やってきて出した答えなので、流行りの婚活ノウハウとは少し違う話になります。

そして、ここで知り合いのベテラン女性カウンセラーから聞いた、彼女の過去の体験談を紹介させてください。

彼女もかつて、一番大きな勘違いをしていた当事者でした。

なぜ、プロのカウンセラーである私が、そんな大きな勘違いをしていたのか?

今日は彼女のその恥ずかしい告白から始めさせてください。

恋愛オタクだった彼女が、現場で気づいた「努力の方向違い」

彼女がまだこの仕事を始めたばかりの頃は、「結婚がしたいのにできない」という方に対して、

「努力をすれば必ず結婚できるから、一緒に自分を高める努力をしていきましょう!」

とアドバイスしていたそうです。

今振り返ると、顔から火が出るほど恥ずかしい言葉だと言います。

当時の彼女はまだ独身で、「イイ人と結婚するには自分もイイ女にならなきゃ!」と、外見を磨いたり、小手先の恋愛テクニックを学ぶことが大好きだったそうです。

雑誌のモテ特集を切り抜いたり、モテるための心理学本を片っ端から読んで、デートの返信は何時間あけるとか、初デートで相手のどこを褒めるかとか、そういうことを本気でノートにまとめて実践していたとのことです。

「お見合い成立」と「結婚」を取り違えていた過去

そして、そういったことを会員様にもアドバイスし、お役に立てていただいているつもりになっていたそうです。

「つもりになっていた」のです。

今思えば、彼女がしていたのは「お見合いを成立させる技術」と「3回目までデートをつなげる技術」でしかなかった。その先、結婚して10年20年続く家庭をどう作るかという話は、独身の彼女には何ひとつ語れていなかったと言います。

恋愛学を自分なりに研究し続けるマニアックな恋愛オタクになってしまっていたのです。

恋愛オタクのカウンセラーが、結婚を望む人に恋愛のテクニックを教える。

今考えると、結構な悲劇だと言っていました。

ではなぜ、その努力の方向が違うと気づけたのか?

きっかけは、彼女自身が結婚して、母になってからだったそうです。

妻になり母になって見えた、恋愛と結婚の決定的な違い

それから数年。

結婚して妻になり、子供が生まれ母になって、本当に大切なことが見えてきたそうです。

何が見えたかというと、結婚は「恋愛の延長線」ではなかったということでした。

たとえば、次のような瞬間です。

  • お互いに体調を崩して家中が荒れている日
  • 子供が熱を出して夜中に救急へ走った翌朝
  • 義実家との付き合いで意見が合わず、車の中で30分黙っている時間

こういう瞬間に、隣にいる人をどう感じるか?

恋愛の「好き」では、ここを乗り越えられないんです。

結婚生活に「ごまかし」は通用しない

恋愛では、「好きの感情」だけで、我慢したりイイ女のふりをしたり、『今』を一緒に過ごすためのごまかしがいくらでもできます。

でも結婚生活では、ごまかしきれない。

同じ食卓で、何十年もご飯を食べる相手なんですから。

お互いの親が倒れた時、隣で動いてくれる人。

自分が会社で潰れかけた夜、何も言わずに味噌汁を出してくれる人。

そういう瞬間に「この人でよかった」と思えるかどうかなんです。

結婚とは、

「他人と本物の家族になること」

——なんて言うと綺麗事に聞こえますよね。

だから言い換えます。

結婚とは、お互いの一番不格好なところを、一番近い距離で見続ける関係になることです。

自分の人生を一緒に歩んでもらう、そして相手の人生を一緒に歩んでいく。

好き嫌いの一時的感情でなく、良い時も悪い時も共に歩む人なんだなと思いました。

これからも家族として更に時を重ね、10年後はまた違うものの見方をしているかもしれませんが、今はそう思っています。

そういう考え方の私にとって何より大切なことは、

「信頼できる人柄か?」

という事でした。

スペックではなく、人柄。

お見合いの席で年収や学歴を確認するより、もっと先に確認しなければいけないことがあった。

8年目にしてようやく、それが言葉にできるようになりました。

ここまで読んでくださった方の中には、こう思った方もいるかもしれません。

人柄が大事なのはわかった。でも具体的にどう見抜けばいいの?

その話を、次でします。

お見合い・仮交際で「信頼できる人柄」を見抜く具体的な視点

「人柄を見ましょう」とだけ言って終わるカウンセラーが多いから、皆さん婚活で迷うんだと思います。

だからここでは、明日のお見合いから使える視点を、具体的にお話しします。

1. 店員さんやタクシー運転手への態度

これは古典ですが、いまだに最強の指標です。

あなたには満点の笑顔を向けている人が、注文を間違えた店員さんに「は?」と言うか、「あ、大丈夫ですよ」と言うか。

立場の弱い人にどう接するかが、その人の素のテンションです。

結婚すれば、いずれあなたも「立場の弱い側」になる瞬間が必ず来ます。

2. 自分の失敗談を笑って話せるか

過去の転職や失恋を聞いた時、すべてを「会社が悪かった」「相手がおかしかった」で説明する人は要注意です。

逆に、「あの時の自分、ほんと未熟でした」と笑える人は、結婚後にトラブルが起きても、まず自分のせいを点検できる人です。

3. 意見が割れた時、どう振る舞うか

仮交際まで進んだら、意図的に小さく意見をぶつけてみてください。

行きたい店、休日の過ごし方、なんでもいい。

違う意見が出た時に、不機嫌になって黙る人なのか、「あ、そう思ってたんだ。じゃあ次はそっちにしようか」と言言葉で動ける人なのか。

これは50年効きます。

4. あなたの「ちょっと嫌だった」を伝えた時の反応

これが一番大事かもしれません。

デート中に少しだけ嫌だったことを、軽く伝えてみる。

「さっきの言い方、ちょっと寂しかったな」くらいで十分です。

そこで「ごめん、そういうつもりじゃなかった」と返せる人と、「考えすぎだよ」「そんなこと言われても」と防御に入る人とでは、結婚後10年でとんでもない差がつきます。

5. お金の話を避けないか

将来の家計、貯蓄、住むエリア。

こういう話を「重い」と笑ってかわす人ではなく、ちゃんと自分の数字を出して話せる人。

これは誠実さの指標です。

正直に言うと、私の会員さんでこんな方がいました。

お見合いの段階で「彼、お店の人にだけ態度が違う気がする」と気づきながら、年収と外見が良かったので進めてしまった。

仮交際で同じ場面が3回あったのに、目をつぶった。

結婚して2年、彼女は今、夫が部下を怒鳴る電話を毎晩聞いています。

あの時、私が止めるべきだったと、今でも思っています。

ここで一つ、勘違いされやすいことを言わせてください。

「相手を受け入れる」と「我慢する」は、まったく違います。

我慢とは「自分の感情を押し殺して耐えること」。

受け入れるとは「違いを認めた上で、どうすり合わせるか対話すること」です。

破滅を招く「勘違い」の正体

現場で見ていると、長く幸せに続いているご夫婦は、ここを取り違えていないんです。

違和感を感じた時に、ちゃんと言葉にして相手に伝えている。

逆に、破談になっていく方々は、「我慢しているだけ」なのに「受け入れているつもり」になっていることが多いです。

彼の機嫌が悪くなるから、これは言わないでおこう

そうして3年続けた会員さんは、お見合いの席では出ていた笑顔が、仮交際の終盤には消えていました。

本人は「相手を受け入れている」と思っていたんですが、実際は自分の声を消しているだけだったんですよね。

これを混同したまま結婚すると、3年で「なんか違う」になります。

スペックで選ぶ婚活が、なぜ50年後に効いてくるのか

ここまでの視点で見抜けず、スペックだけで選んでしまった人がどうなるか?

これは恐怖を煽りたいから書くのではなく、実際に何度も見てきた風景だから書きます。

婚活が長引いたり、将来への不安が募ったりすると、分かりやすい安心材料である「スペック」を求めてしまうお気持ちは、痛いほどよくわかります。

『今』が満たされていない人、自分に自信がない時期は、無意識のうちに相手に全てを求めます。

相手の存在で自分の価値を補おうとしてしまうのです。

有名大学を卒業しているとか、どこに勤めているとか、収入が沢山あるとか。

そういった分かりやすいスペックを重要視して、『こんな凄い人と結婚した私』で、自分の価値を高めようとするのです。

不安な時にそういう選び方をしてしまうのは、仕方がない事だと理解できます。

しかし——その選び方は、結婚後のいくつかの場面で、必ず「負の要素」として効いてきます。

配偶者が大病した時

年収1500万だった夫が、病気で半年休職する。

スペックで選んでいると、この瞬間に「私が選んだ価値」が揺らぎます。

隣で看病できるかどうかは、年収ではなく人柄の問題です。

収入が一時的に半分になることも、長い結婚生活では珍しくありません。

「年収」という札で選ばれた配偶者は、その札が薄くなった時、自分の存在価値ごと薄くなる感覚に襲われます。

親の介護が始まった時

あなたの母親がトイレに間に合わなくなった日、夫がどんな顔をするか?

義母の介護方針で意見が割れた時、対話できる人か、不機嫌で黙る人か?

お見合いで店員さんに「は?」と言っていた人が、20年後だけ優しくなる、ということはありません。

容姿や若さが変わった時

お互い、必ず変わります。髪も体型も肌も。

「綺麗な妻」「カッコいい夫」で選んでいると、ここで一気に冷えます。

逆に「この人と話していると気が楽だ」で選んだ夫婦は、見た目が変わっても食卓の温度が変わりません。

50年後、隣にいてほしいのはどんな人か?

お見合いの席で「年収700万以上」と書く前に、一度だけそれを想像してみてほしいんです。

離婚した会員と、今も仲良く続いている夫婦を分けたもの

正直に申し上げると、お世話してきた方の中でもお互いの為に『離婚』という決断をした方もいます。

その方々の全てがそうとまでは言いませんが、未来を見据えた出会いではなかったように思える方が多いです。

例えば——個人が特定されないよう抽象化してお話ししますが、ハイスペック男性と結婚した30代の女性会員様で、ご主人の転職で年収が一時的に下がった瞬間に、関係が崩れていったケースがありました。

これは決して、彼女がお金目当てだったとか、冷たかったというわけではありません。

「お金が減った時に、隣にいる人がどんな顔をするか」「条件が変わった時にどう話し合うか」を、結婚前にすり合わせる機会がなかった。ただ、それだけのことなんです。

別のケースでは、お互いの親の介護方針で意見が割れた時、夫婦のどちらも「自分の意見を言葉で伝える練習」をしたことがなかった。

3ヶ月、家庭内が無言になり、そのまま戻らなかった。

隠したい部分から出せるカップルの強さ

その一方で、現在も結婚生活を続けているご夫婦で、本当に幸せに仲良くやっている方たちは、「自分らしくいられること」が結婚の決め手だった方々ばかりに思えます。

「実は私、朝が本当に弱いんです」「実は片付けが下手で」

お見合いの段階から、こういった隠したい部分から先に出していたカップル。

あれは強いです。

ありのままの「あなたらしさ」を受け入れてくれるお相手と出会えたかどうか?

8年見てきて、私が辿り着いた一つの答えはこれでした。

「全てがそうとまでは言いませんが」を何度も書くのは、私が優等生になりたいからではありません。

例外を私自身が知っているからです。

それでも、傾向としては、はっきり差が出ています。

ここまで読んでくださったあなたに、最後にお伝えしたいことがあります。

まとめ|婚活で本当に磨くべき「心のスキル」とは何か

婚活で磨くべき「心のスキル」は、別人になる努力ではありません。

結婚は、自分を消して相手に合わせ続けることではないんです。

自分らしさを失わずに、相手と暮らしていけるか?

そこを見ないまま条件だけで選ぶと、あとから苦しくなります。

外見や小手先のテクニックを磨くことも第一印象ではとても大切なことですが、人間性を磨く努力は、それ以上に大切です。

「自分らしさ」を大切にすれば運命の人は見つかる

これは8年見てきた範囲での話ですが、自分の素のテンションを隠さず、相手の素のテンションも受け入れられる人は、ちゃんと出会えるはずです。

「自分らしさを受け入れてくれる人」を大切にすることで、必ず運命の相手にめぐり逢えます。

私はそう感じています。

そういう相手にめぐり逢えると、嘘のように孤独感や満たされない気持ちが消えていく方が多いです。

もっと条件のいい人がいたんじゃないか

という疑いに、自分の心が消耗しなくなる。

冗談抜きで、あの有名なドラマの名セリフ『50年後も今と変わらず君を愛している!』が、絵空事ではなくなる結婚もあるんだなと、8年目にしてようやく思えるようになりました。

明日からできることは、たった一つです。次のお見合いの席では、頭の中のスペック表を一度脇に置いて、店員さんへの「ありがとう」の言い方を聞いてみてください。それだけで、見える景色が少し変わります。

別人になる必要はありません。

50年後の自分の隣に、その人がいてほしいかどうか?

それを見抜ける自分になるだけで、十分なんです。

  • 結婚は恋愛の延長線ではなく、「他人と本物の家族になること」
  • スペックではなく「信頼できる人柄か?」を見る
  • 店員さんへの態度、失敗談を笑えるか、意見が割れた時の振る舞い、「ちょっと嫌だった」を伝えた時の反応——明日から見るべきはここ
  • 「受け入れる」と「我慢する」を取り違えない
  • 自分らしさを失わずに暮らせる相手を選ぶ

皆様のお幸せを心より応援しています。

まずは次のお見合いの1時間、お相手の「人柄」にだけ、全神経を集中させてみませんか?