【実録】バツイチ女性が再婚・恋愛をしたいと思った理由やタイミングは?
バツイチ女性が再婚したいと思うタイミングは「年数」では決まらない
離婚して3年。
「もう一生独身でいい」と周りに宣言していた女性が、たまたま誘われたBBQで一人の男性と目が合った瞬間、自分でも驚くほど胸が動いたといいます。

本人いわく、「再婚したいと思ったから出会いを探した」のではなく、「出会ってしまったから、心が後から追いついてきた」のだそうです。
離婚して何年経ったら、また恋愛していいんでしょうか
相談の場でいちばんよく聞かれる質問のひとつです。
ただ、これまで何人ものバツイチ女性と話してきて思うのは、年数で線を引いている人ほど、その年数が来ても動けないということ。
逆に「もう一生独身でいい」と言っていた人が、ある日ふっと心が動いて、自分でも戸惑いながら恋愛に踏み出していくこともあります。
「二度とあんな思いをしたくない」「もう恋愛なんていい」——離婚直後にそう言い切ったはずの女性たちが、いつ、何をきっかけに「もう一度、誰かと生きてもいいかも」と思えたのか。
彼女たちに共通しているのは、「年数が経ったから」ではなく、「自分の中で何かが切り替わった瞬間があった」ということなんです。
半年で動き出す人もいれば、5年、10年経っても気持ちが追いついてこない人もいます。
早いから軽いわけでも、遅いから重いわけでもない。
今回は、年齢も離婚理由も子供の有無もバラバラな5人のバツイチ女性に、再婚したいと思った瞬間と、その理由を聞きました。
あるのは「自分の心が戻ってきたかどうか」、ただそれだけです。
まずは、その「切り替わった瞬間」を本人の言葉で聞いてみてください。
【実録】バツイチ女性5人が「再婚してもいいかも」と思えた瞬間
38歳・離婚3年後、BBQで出会った人にドキッとした瞬間
夫と妊活を頑張っていたのですが、それから夫婦のすれ違いが増え、離婚しました。離婚当初は恋愛すらする気になれませんでしたし、周りにも「もう彼氏も作らない!」と宣言していました。
しかし、離婚から3年が経ったとき、たまたま参加したBBQで「いいなぁ」と思える男性と出会ったんです。そのとき、「また恋愛したいかも……」と思えました。めでたく彼とお付き合いでき、今は再婚に向けて同棲中です。【38歳女性】

「彼氏も作らない」と宣言したのは、強がりではなく、本気でそう思っていたはずです。
それが3年後、BBQで一人の男性に目が止まる。
ここで注目してほしいのは、順番です。
世間ではよく「準備ができた人にいい出会いが訪れる」と言われますが、彼女のケースはまったく逆。
再婚したいから出会いを探しに行ったのではなく、出会いのほうが先回りして、心を引っぱり出してきた。
出会いが先で、心が後から動く——そういう順番の恋愛も、ちゃんとあるんです。
「準備が整ってから」と思っているうちは、たぶん準備は永遠に整いません。
ふいに誰かに目が止まったその瞬間、「あ、また誰かと笑っていいんだ」と思える。
心は理屈で開くのではなく、出会いに揺さぶられて開くものなんです。
43歳・子供が高校を卒業、40歳で「まだまだこれからだ」と思えた日
子供が2歳のときに夫と離婚し、それから子供と2人で生活していました。今まで何もなかったわけではありませんが、気になる男性ができても、子供のこともあって本気で恋愛をしたことはありませんでした。
でも、子供が高校を卒業した頃に「そろそろ第二の人生を楽しむのもアリ?」と思えたんです。子供が18歳を迎えた頃には、同級生の友達もみんな結婚していて。22歳のときの子ですから、当時私は40歳。「まだまだこれからだ!!」と思い、今は飲み会にも率先して参加しています(笑)まだいい人には出会えていませんが(笑)【43歳女性】
22歳で産んだ子と、ふたりきりで18年。
気になる男性がいなかったわけじゃない、でも本気にはなれなかった、というのが切実です。
子供が高校を卒業した瞬間、彼女の中で何かが解けた。
母親であることと、自分の人生を生きることは、本当はずっと両立してよかった。それを我慢することで支えてきた18年だった、というだけの話です。
「まだまだこれからだ!!」という勢いのある言葉の裏側には、18年間ずっと自分自身に「待ってて」と言い続けてきた、長い時間があるんです。
今もまだ「いい人に出会えていない」と笑っていられるのは、結果が出たからではなく、「自分を生きていい」というスイッチが入ったこと自体が、彼女の再出発だったからでしょう。
38歳・息子の「○○くんと結婚しないの?」という一言で固まっていたものが解けた瞬間
シングルマザーとして子育てをしていました。離婚して5年、息子が10歳のときにパートナーができましたが、彼には「結婚する気はない」と伝えて付き合っていました。
それでも土日は彼と子供と私の3人で出かけるなど、家族のように過ごしていた私たち。2年くらいお付き合いをしたとき、息子が「●●くんと結婚しないの?」と聞いてきたんです。そのとき、「再婚してもいいのかも」と思えました。子供のために再婚したというわけではありませんが、子供が彼のことを認めてくれたから、再婚を決意できたという感じです。【38歳女性】
シングルマザーの恋愛で、いちばん重い荷物は「子供への申し訳なさ」だと、多くの女性が口を揃えます。
彼女も「結婚する気はない」と最初から線を引いていた。
それは、自分が子供から母を奪うわけにはいかない、という気持ちの裏返しです。
その線を、息子のほうから越えてきた。
彼女が動けなかったのは、彼を愛していなかったからじゃない。
「私が望んでいいのか」という問いに、誰も答えてくれなかったからでした。
その問いに、息子が一番ほしかった答えをくれた。
だから、固まっていたものが、ほどけたんです。
57歳・健康診断をきっかけに、老後ひとりの不安が現実になった日
離婚した元夫は亭主関白な人。結婚生活は20年続きましたが、私は自分ひとりで遊びにいくこともなければ、パートすら許してもらえなくて……。DVが決定的な原因となり、離婚したのが今から10年前です。
離婚後は仕事をする楽しさ、友達と好きなときに遊びにいける楽しさを満喫していました。けれど、ある日、健康診断に引っかかったんです(幸いなことにすぐに改善できる体調不良でしたが)。そのとき、もし60代・70代・80代になったとき、ひとりだったら……と考えると不安になったんです。
当初は「50代なんだから、もう恋愛はいいわ」と思っていましたが、今ではバツイチの彼氏と幸せな毎日を送っています。風邪で寝込んだ夜に薬を買ってきてくれたり、病院に行くか迷っているときに電話をくれたり。一人で天井を見つめる夜の不安が、少し軽くなりました。【57歳女性】
20年の結婚生活、DV、ひとりで遊びに行くことすら許されなかった日々。
離婚後の自由がどれほど嬉しかったか、想像に難くありません。
だから「50代なんだから、もう恋愛はいいわ」というのは、強がりではなく、本心だったはずです。
それを揺さぶったのが、健康診断の結果でした。
風邪で寝込んだ夜に薬を買ってきてくれる人がいる。
病院に行くか迷う夜に電話をかけられる人がいる。
それだけのことが、60代・70代・80代を見据えたときに、どれほど大きな意味を持つか。
ときめきより先に、隣に人がいる安心を知った。これは決して妥協ではなく、人生の段階に合わせた、まっとうなパートナー観の変化です。
彼女が選んだのは、もう一度誰かに人生を預けることではなく、ひとりの夜の不安を半分にしてくれる人と並んで歩く、という選択でした。
37歳・シンママ友達の再婚を見て「気にしすぎていた自分」に気づいた瞬間
32歳の時、夫の浮気が原因で離婚しました。5歳と2歳の子供をひとりで育てることに。気持ちの整理もつかず、仕事と育児に追われる日々……。
恋愛なんて考えられませんでしたし、自分の中で「一度失敗しているんだから……」という気持ちもありました。でも、離婚してから5年が過ぎ、ある程度我が子が大きくなった頃、シンママ友達が再婚したんです。最初は「子供はどう思っているんだろう……」とネガティブな印象を抱きましたが、彼女とその子の笑顔を見ると、「もしかすると私は他人の目を気にしすぎなのかも!?」と思えたんです。
自分らしく生きようと思って、今では「絶対恋愛をしない!!」とは思わなくなりました。いい人がいれば、その人と良い関係を築きたいなと考えています。【37歳女性】
最初に友達の再婚を見て「子供はどう思ってるんだろう」とネガティブに反応したのは、たぶん自分の中の声でもあったはずです。
他人を批判する目は、いちばん厳しく自分に向いています。
その目が、友達と子供の笑顔の前でほどけた。
「他人の目を気にしすぎていたのは、誰でもなく自分だった」と気づく瞬間は、どんな出会いより大きな転機になることがあります。
——5人の話には、年齢も離婚理由もバラバラなのに、共通する「動き出しの理由」がありました。
体験談から見えた、バツイチ女性が再婚を考える5つの本当の理由
5人の話を並べて気づくのは、誰一人「寂しいから再婚したい」とは言っていないことです。
寂しさはもっと表層の言葉で、その下にもっと具体的な動きが眠っています。

偶然の出会いが、閉じていた感情を動かす
「再婚したいから探す」ではなく、「出会ってしまったから心が動いた」というケース。
BBQの彼女がそうでした。
意志で恋愛を始めるのではなく、偶然が先回りして気持ちを連れてくる。
準備ができたから恋愛するのではなく、恋愛が準備を引き出すこともあるんです。
母親の役割が一段落し、ひとりの女性の時間が戻ってくる
40歳で「まだまだこれからだ」と笑った彼女のように、子供を育て上げた瞬間、自分の人生の続きが目の前に現れる。
母としての18年は、女性としての18年が一時停止していた18年でもありました。
再開ボタンを押せる日が来るというのは、ずっと先延ばしにしていた約束を、自分自身に果たすような感覚なのだと思います。
子供がパートナーを認めてくれることで、固まっていたものが解ける
「●●くんと結婚しないの?」という一言が決定打になったケース。
シングルマザーの恋愛は、自分の意志だけでは前に進めないことがあります。
子供の側から「いいよ」と言ってもらえてはじめて、母親の中で固まっていたものが解ける。
子供のために我慢していたつもりの母親ほど、子供からの一言で動き出せるんです。
老後・健康・孤独への不安が、パートナーの意味を変える
健康診断をきっかけに動いた57歳の彼女のように、若い頃の恋愛と、年を重ねてからの恋愛では、相手に求めるものがまったく違う。
「ときめき」から「ともに老いていける相手」へ。
これは決して妥協ではなく、人生の段階に合わせた、まっとうなパートナー観の変化だと思います。
他人の目より自分の人生を選びたくなる瞬間が来る
「私は他人の目を気にしすぎていたのかも」と気づいた瞬間が、いちばんの転機になるケース。
世間の「こうあるべき」という意見を鵜呑みにし、自分の本音をうやむやにして振り回されないよう注意したいところです。
自分の素直な気持ちに蓋をして、新しい恋愛に踏み出せないのは、もったいないこと。
ただし、再婚したい気持ちが芽生えたからといって、すぐに動き出すのが正解とは限りません。
離婚後の恋愛、踏み出していい時期と「まだ早い」サイン
肯定的な話ばかりしてきましたが、ここは正直に書きます。
気持ちが動いたからといって、必ずしも今が動くべきタイミングとは限らない、ということ。

どんなにスッキリした気持ちで離婚をしたとしても、そのダメージは自分が思っているより大きいものです。
「離婚なんて大したことはなかった」と思っていても、実は本人が自覚していないだけで、心の奥底が深く傷ついている場合も……。
これがいちばんやっかいで、本人が「もう平気」と思っているときほど、危ういサインが隠れていたりします。
ここで一つ、忘れられない女性の話をさせてください。
離婚から1年も経たないうちに、「元夫より絶対に幸せになってやる」と意気込んで、立て続けに婚活パーティーに通い始めた38歳の女性がいました。
会う人ごとに「この人なら勝てる」「この人じゃ見劣りする」という基準で見てしまう。
半年ほど経ったある日、彼女がぽつりと言ったんです。
私、相手のこと、何も見てなかったかもしれない
心がまだ戻ってきていない状態で恋愛を始めると、目の前の相手を見ているようで、実は元夫を見てしまう。
これは、現場で何度も見てきたパターンです。
「あの人より幸せになって見せつけたい」「この年齢で誰からも選ばれないなんて惨めすぎる」——そういう動機で動き始めた恋愛は、相手のことが見えなくなる。
見ているのは、相手ではなく、自分の中の元夫や世間の声だからです。
「私を受け入れてくれる人なら誰でもいい」という自暴自棄も、これと同じ構造です。
本人は前向きに動いているつもりでも、見ているのは相手じゃない。
だからこそ、気持ちが弱っているときの恋愛・再婚は、少しだけ慎重になってほしいんです。
判断基準は、突き詰めれば三つだけだと思っています。
- 元夫を見返したいだけになっていないか
- 寂しさを埋めるためだけに、相手を探していないか
- 相手の人生を、ちゃんと見ようとしているか
難しいのは、「弱っている自分」は本人にいちばん見えにくいということ。
だから、もし今あなたが「早く動かなきゃ」と焦っているなら、その焦りの正体だけは一度、確かめてみてほしいんです。
誰のために、何のために動こうとしているのか。
その答えに「自分のため」がちゃんと入っているなら、それは進んでいい合図です。
自分の気持ちが整ってきたとしても、最後に立ちはだかるのが「罪悪感」です。
シングルマザー・バツイチ女性が恋愛に罪悪感を持たなくていい理由
これも忘れられない話があります。
37歳の女性が、再婚を考え始めたタイミングで実家に帰ったとき、お母さんから「あんたねぇ、子どもがいるのに、もう女として浮かれる年じゃないでしょう」と言われたそうです。

彼女はそのとき、何も言い返せなかったと言っていました。
それから数ヶ月、頭の中でずっとその言葉が回り続けて、せっかく前を向き始めていた気持ちが、また縮こまってしまったと。
私は彼女に聞いてみたんです。
その言葉、本当はあなた自身、どう思ってますか?
彼女は少し考えて、「……私は、別にそう思ってないかもしれないです」と答えました。
本当は自分の声ではなかった言葉が、いつの間にか自分の本音のように聞こえてしまう。これが、罪悪感の正体です。
「母親なのに恋愛なんて」「一度失敗したくせに」「もう若くないから恥ずかしい」——こうした声が頭の中で響くとき、よく耳を澄ませてみてください。
たいていは、自分の声ではなく、誰かに言われた言葉や、世間で見聞きしたフレーズが、自分の声を装って聞こえているだけです。
たしかに、離婚歴に対して悪いイメージを持っている人もいるかもしれません。
でも、その人はあなたの人生を彩ってくれる相手ではありません。
そんな意見は気にしなくていいのです。
これは強がりで言っているのではなく、人生を共にする相手の候補として、最初から外していい、ということ。
あなたの過去を「傷物」扱いするような目で見る人は、未来も同じ目で見ますから。
そして、これも大事な話。
もちろん、愛するパートナーと生きることだけが”幸せ”とは限りませんので、恋愛に対して無頓着であること自体が問題ではありません。
再婚しない選択も、再婚する選択も、どちらも対等です。
「再婚すべき」も「再婚しないべき」も、どちらも他人に決めさせる必要はない。
ひとりで生きていく時間を、自分の意志で選んでいる人は、それだけで十分に自立しています。
選ぶのは、世間でも、両親でも、元夫でも、子供ですらない。
あなた自身です。
離婚という悲しい過去を乗り越えた先にある、新しい恋愛を始める権利は、誰にだってあるのですから。
ここまで読み進めたあなたは、すでに自分の気持ちと向き合い始めています。
まとめ|再婚のタイミングは「心が戻ってきた」と自分でわかったとき
「まだ恋愛する気になれない……」と思っても大丈夫です。
ここまで5人の話と、踏み出すときに気をつけたいこと、罪悪感の正体について書いてきましたが、結局のところ、再婚のタイミングを決められるのは自分だけです。

年数でも、年齢でも、子供の年齢でもない。
「あ、心が戻ってきたな」と、自分でわかる日が来ます。
ゆっくり気持ちを整理して、落ち着いた日常を取り戻したときや、ご縁があったときに、また恋をしたいと思えるはずです。
それが半年後の人もいれば、5年後、10年後の人もいる。
誰かより早くても、誰かより遅くても、それはあなたのペースであって、間違いではありません。
「こうあるべき」や「こうでないとダメ」といった心のリミットを解除して前向きになると、素敵な恋愛ができますよ。
自分自身の気持ちに目を向け、労わってあげることは、自分にしかできません。
その時が来るまでは、無理に動かなくていい。
でも、その時が来たら、ためらわずに動いていい。
そして、もし「心が戻ってきたな」と感じたら、まずは一人で抱え込まず、信頼できる誰かに気持ちを話してみることから始めてみてください。
その小さな一歩が、次の出会いへの入り口になります。
離婚で学んだ教訓を生かして、皆さんが素晴らしいパートナーと出会えますように、心から願っております。





